Windows 10 Mobile を搭載した Windows Phone がついに発売された。
発売済み、および発売予定の 12 機種について、現時点で判明している部分を整理して比較表にまとめてみた。Microsoft 謹製の Windows Phone は日本では発売されないとのことなので、グレーアウトし除外している。
下の表は、クリックすると拡大する。
HD ディスプレイ、メモリ 2GB、ストレージ 32GB を備える。全体的なスペックはミドルレンジながら、直近で発売される Windows Phone の中では最も高スペックな機種。その代わり、約 43,000 円(税込)と価格も一番高い。
驚くべきはその価格。当初は 2 万円程度が見込まれていたが、一気に値下げし、14,000 円に。この価格で買えるスマホは、Android 機でもそうそう無いのではないだろうか。
スペックは、CPU が Snapdragon 210、メモリ 1GB、ストレージ 8GB。ディスプレイは 4.5 インチ 854×480 ピクセル。ローエンドであるが、実用に耐えるレベルで動作するようである。
KATANA 01 はすでに発売されたが、上位機種の KATANA 02 は来年 1 月発売予定。HD ディスプレイと 2GB メモリ、ストレージ 16GB と、ミドルレンジの性能になるようである。
スペック的には、メモリやストレージがローエンド、CPU やディスプレイはミドルレンジな感じだ。
Q501A が通常モデル、Q501AO は Office 365 付属モデル。
Q501A/AO よりも大きなサイズのスマホも登場するという話であるが、こちらについては詳細情報が無い。
LTE のサポート状況も上々。docomo のトリプルバンドをサポートしているので、docomo 系 MVNO の SIM を使えば、全国どこでも繋がりやすい(docomo のバンドについてはこちらの記事を参照)。
M330 の価格はユーロベースを単純に為替換算しているが、日本での正式価格は不明だ。
まだ市場に出回っていない新 CPU「Snapdragon 617」(8 コア)を搭載する予定。まだ不明な点も多いが、ミドルレンジ~ハイエンドの性能になりそうだ。
Lumia 950 と 950XL は 2560×1460 ピクセルのディスプレイを備えるハイスペックスマホ。明示的には記載されていないものの、下位の 550 が LTE をサポートしていることから考えても、当然 LTE はサポートであろう。
最上位の 950XL が搭載する CPU は Snapdragon 810 で、発熱に問題のある CPU だが、水冷で対応するとのことなので、発熱問題もクリアしてくる可能性がある。
発売済み、および発売予定の 12 機種について、現時点で判明している部分を整理して比較表にまとめてみた。Microsoft 謹製の Windows Phone は日本では発売されないとのことなので、グレーアウトし除外している。
下の表は、クリックすると拡大する。
EveryPhone(ヤマダ電機)
突如登場し、日本での Windows Phone 発売第一号の座をさらった。HD ディスプレイ、メモリ 2GB、ストレージ 32GB を備える。全体的なスペックはミドルレンジながら、直近で発売される Windows Phone の中では最も高スペックな機種。その代わり、約 43,000 円(税込)と価格も一番高い。
KATANA 01/02(FREETEL)
発売第二号は、FREETEL の KATANA 01。驚くべきはその価格。当初は 2 万円程度が見込まれていたが、一気に値下げし、14,000 円に。この価格で買えるスマホは、Android 機でもそうそう無いのではないだろうか。
スペックは、CPU が Snapdragon 210、メモリ 1GB、ストレージ 8GB。ディスプレイは 4.5 インチ 854×480 ピクセル。ローエンドであるが、実用に耐えるレベルで動作するようである。
KATANA 01 はすでに発売されたが、上位機種の KATANA 02 は来年 1 月発売予定。HD ディスプレイと 2GB メモリ、ストレージ 16GB と、ミドルレンジの性能になるようである。
MADOSMA Q501A/Q501AO(マウスコンピューター)
既存の(Windows 8.1 の)Windows Phone を Windows 10 に進化させたもの。スペック的には、メモリやストレージがローエンド、CPU やディスプレイはミドルレンジな感じだ。
Q501A が通常モデル、Q501AO は Office 365 付属モデル。
Q501A/AO よりも大きなサイズのスマホも登場するという話であるが、こちらについては詳細情報が無い。
Diginnos Mobile DG-W10M(サードウェーブデジノス)
ドスパラの DG-W10M は、クアッドコア CPU 搭載。CPU 型番は不明ながらも、プレスリリースに「お求めになりやすい価格」と書かれていることから、ハイクラスの CPU ではなさそう。価格を 2~3 万円程度に抑えるつもりなのだろう。LTE のサポート状況も上々。docomo のトリプルバンドをサポートしているので、docomo 系 MVNO の SIM を使えば、全国どこでも繋がりやすい(docomo のバンドについてはこちらの記事を参照)。
Liquid M330/M320(日本エイサー)
日本エイサー の Liquid M330/M320 は、CPU 型番が明確になっている。MSM 8909 と 8209 の違いがよく分からないが、統合モデムが LTE か 3G かというだけで、CPU コアは一緒かもしれない。M330 の価格はユーロベースを単純に為替換算しているが、日本での正式価格は不明だ。
Jade Primo(日本エイサー)
日本エイサーのハイエンドモデル。フル HD ディスプレイとヘキサコア CPU を搭載。その他もハイスペックだが、まだ不明な点も多い。NuAns NEO(トリニティ)
デザイン性の高いスマホ。まだ市場に出回っていない新 CPU「Snapdragon 617」(8 コア)を搭載する予定。まだ不明な点も多いが、ミドルレンジ~ハイエンドの性能になりそうだ。
WPJ40-10(geanee)
geanee の WPJ40-10 は、判明している中では最もディスプレイのサイズがコンパクト。スペックも全体的に低めなので、買いやすい価格になるのではないだろうか。VAIO
VAIO については情報が全くない。機種名すら不明。ハイスペックな機種を出してきたりすると面白いのだが。(番外)Lumia 550/950/950XL
日本では発売されない Lumia シリーズについても一応。Lumia 950 と 950XL は 2560×1460 ピクセルのディスプレイを備えるハイスペックスマホ。明示的には記載されていないものの、下位の 550 が LTE をサポートしていることから考えても、当然 LTE はサポートであろう。
最上位の 950XL が搭載する CPU は Snapdragon 810 で、発熱に問題のある CPU だが、水冷で対応するとのことなので、発熱問題もクリアしてくる可能性がある。
参考リンク
- EveryPhone
- Diginnos Mobile DG-W10M:開発中のWindows 10 Mobile 搭載スマートフォンについて、スペック等 続報をお届けいたします
- KATANA 01/02:Windows Phone KATANA
- Liquid M330/M320:Acer Reveals New Range of Android and Windows Smartphones at IFA
- WPJ40-10
- Microsoft Lumia 950 XL
- MicrosoftがWindows 10 Mobile搭載フラグシップモデル「Lumia 950/950 XL」を発表
- MADOSMA
- MADOSMA:Windows 10搭載の次期『MADOSMA』計画中。5〜7型と4〜5型の大小2サイズ展開
- トリニティ、Windows 10 Mobileスマホ「NuAns NEO」2016年1月発売