Wi-Fi

ルーター換えたら DHCP 接続にするのがいいのね

無線 LAN ルーターを買い換えたくなったので、早速購入。これまでの 11n AtermWR8370N(STモデル) から、11ac AtermWG1200HP へ。

Atermサイズ比較パッケージを開けて、筐体サイズの小ささにびっくり。右の写真で白いのが昔の WR8370N、黒いのが新しい WG1200HP。

Aterm 同士のリプレースだから、何の問題もなく行けるだろうと思ったら、そうでもなかった。

Wi-Fi はすぐに繋げたが、なぜか有線 LAN が全然繋がらない。有線でつないだ PC から aterm.me にすらアクセスできない。

普段、有線 LAN は固定 IP アドレスで運用しているが、DHCP にしたら繋がるようになった。今まで IP アドレスは 192.168.1.x だったが、WG1200HP のデフォルトは 192.168.10.x になっていたのが原因。WR8370N 時代からデフォルトは 10.x だったのかもしれないが。

無線 LAN では、AQUOS PAD が無事に IEEE802.11ac で接続できて、リンク速度がこれまでの 65Mbps から 390Mbps に大幅アップ。


無線 LAN ルーター買い換えようか(11ac に)

Wi-Fi ルーターを買い換えようか考え中。11ac にしようかなと。

現在使用している無線 LAN ルーターは NEC の AtermWR8370N(STモデル)。IEEE802.11n 対応(2.4GHz 帯のみサポート)の最大 300Mbps 通信。パターン別のリンク速度は以下のようになるはず。

MIMO ストリーム数\チャネル幅20MHz40MHz(デュアルチャネル)
1 ストリーム72Mbps150Mbps
2 ストリーム144Mbps300Mbps

主な無線 LAN 子機は、使用頻度順に、AQUOS PAD SH-08E(タブレット)、PowerShot S120(デジカメ)、Let's note J10(ノートパソコン)。以前の実験結果からの推測を含むそれぞれの無線 LAN スペックは、

【AQUOS PAD】
  • 802.11n / ac 対応(2.4GHz/5GHz、詳細不明)
  • 11n 接続時は、MIMO 1 ストリーム、チャネル幅 20MHz?
  • 実際の 11n 接続時のリンク速度は常に 65Mbps

【PowerShot S120】
  • 802.11n 対応(2.4GHz 帯のみ、詳細不明)

【Let's note J10】
  • 802.11n 対応(Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250、2.4GHz/5GHz)
  • 11n 接続時は MIMO 2 ストリーム、チャネル幅 40MHz
  • 実際の 11n 接続時のリンク速度は最大 300Mbps(以前はシングルチャネル設定になっていたのを修正)

というわけで、11ac の恩恵を受けるのは AQUOS PAD だけではあるのだが、一番 Wi-Fi を使うのに遅いので、これだけでも改善されるなら、いいかもしれないと思って。

11ac では MIMO 1 ストリームの場合のリンク速度は以下のようだ。

20MHz40MHz80MHz
リンク速度104Mbps?200Mbps433Mbps

11n ではチャネル幅のサポートは 20MHz のみが必須だったが、11ac は 80MHz まで必須となるので、リンク速度が一気に 433Mbps にアップする可能性があり、一気に 7 倍近い速度に。もちろん実際の電波状況によるが……。

というわけで、11ac のルータを買う方向で検討中。

【参考リンク】

無線 LAN が遅いと思ったら、Android の SMB だった

タブレット(ファイル転送AQUOS PAD)を使い始めて以来、我が家の無線 LAN(Wi-Fi)稼働率が大幅に向上。

しかし、どうにも速度が遅い。AQUOS PAD とパソコンの間でファイルをやり取りしているのだが、転送速度が 8Mbps 前後しか出ていない。

何が原因でこんなに遅いのか。ちょっと調べてみた。

ネットワーク構成我が家のネットワーク構成は、大まかに右のようになっている。

ルーター配下に 3 台のデバイスがある。デスクトップパソコン(メインマシン)は有線 LAN(1Gbps)で接続されており、ノートパソコンと AQUOS PAD は無線 LAN で接続されている。

ルーターは NEC の AtermWR8370N(ST モデル)。2.4GHz 帯のみのサポートで、802.11n デュアルチャネルで 300Mbps、シングルチャネルで 130Mbps のリンク速度をサポート。

デバイス側の性能は、ノートパソコンが 802.11n(恐らく 2,4GHz 帯のみのサポート、最大速度不明)、AQUOS PAD は 802.11ac も 5GHz 帯もサポートしているが、うちのルーターとは 802.11n 2.4GHz 帯でしか接続できない(その場合の最大速度は恐らく 65Mbps)。

まずはリファレンスとなる転送速度の測定と言うことで、デスクトップパソコンとノートパソコンの間の転送速度を測定。Wi-Fi のリンク速度は 130Mbps。

デスクトップパソコンで FTP サーバー(FileZilla Server)を立てて、ノートパソコンの FTP クライアント(FFFTP)から接続。640MB のファイルを転送したところ、下り 60.3Mbps、上り 56.3Mbps の速度が出た。FTP クライアントを Web ブラウザ(Firefox)にしてもだいたい似たような結果。

ちなみに、無線 LAN ルーターの設定で、使用チャネルは自動にしているが、空いてそうなチャネルを使用すれば速度が上がるのかと、固定チャネルにしたが、誤差程度の速度差しかなかったため、以降も自動チャネルで使用している。

続いて、Windows 共有(SMB/Samba)のテスト。デスクトップパソコンの共有フォルダに、ノートパソコンからアクセスしてみた。

結果は、下り 70.2Mbps。SMB は遅いイメージがあったが、意外にも FTP より速い。

デスクトップ←→ノートの FTP 速度を見る限り、無線 LAN 環境自体はそこそこ良好で、SMB にも問題が無い。

環境の測定ができたところで、いよいよ AQUOS PAD での測定。AQUOS PAD の無線 LAN リンク速度は 65Mbps となっており、ノーパソの半分だ。

ブラウザ(Chrome)で FTP アクセスすると、下り 32.0Mbps の速度が出た。リンク速度がノーパソの半分なので、実行速度もノーパソのおよそ半分というのは、納得のいく数値だ。

では、Windows 共有(SMB/Samba)はどうか。ES ファイルエクスプローラーでデスクトップパソコンの共有フォルダにアクセスしてみたところ、下り 7.0Mbps しか出ない。

4 パターンの測定結果を整理すると、以下のようになる。

測定結果

AQUOS PAD の SMB だけが異常に遅いことがわかった。

SMB が遅い原因が、Android 側にあるのか、それとも、アプリの ES ファイルエクスプローラー固有のものなのかは、今後追加検証が必要。

Wi-Fi 内蔵 SD カード「FlashAir」を使ってみた

FlashAir8Gオープンソースカンファレンス(OSC)に行ったら、FlashAir(8GB)をもらえた。表面の絵柄は OSC 販促専用だと思う。

FlashAir とは、無線アクセス機能を内蔵した SD カード(SDHC カード)。

通常、デジカメで撮影した写真をパソコンに取り込むには、デジカメから SD カードを取り出して、パソコンのカードリーダーに挿さなければならない。SD カードスロットが無いスマホだとお手上げだ。

しかし FlashAir なら、デジカメに挿したままで、無線 LAN 経由でパソコンに写真を取り込める。Wi-Fi だからスマホやタブレットでもアクセスでき、写真を撮ったその場でみんなのスマホ/タブレットに共有することも可能。

なんとも夢の広がる SD カードである。

……が、実際に使ってみた感想としては、「う~ん、今ひとつ」というところ。

今回は、キヤノンのデジカメ PowerShot S90 で試してみた。S90 の SD カードとして FlashAir を使い、撮影した写真を Wi-Fi で転送する、という使い方だ。

FlashAirSSIDタブレット(Android)からのアクセスは簡単。

デジカメの電源を予め入れておき、タブレットに FlashAir アプリをインストールして起動。SSID の選択画面が現れる。

FlashAir が Wi-Fi のアクセスポイントになっており、flashair_ で始まる SSID を提供しているので、それを選択してパスワード(初期値は 12345678)を入れると FlashAir に接続できる。

FlashAirFiles接続すると、SD カード(FlashAir)内のファイルを閲覧できる。DCIM フォルダをタップすれば、撮影した写真の一覧が表示される。欲しい写真を選択してダウンロードすれば、タブレットの中に写真が転送される、という仕組みだ。

しかしなんとなく、FlashAir アプリの使い勝手が良くない気がする。写真をダウンロードした後に外部アプリで写真を見ることが出来るのだが、FlashAir アプリに戻ると、FlashAir との接続が切られている。他の写真を見ようと思うと、接続からやり直し。

そもそも、FlashAir は独自規格(専用 API)でアプリと通信する。独自規格ではなく、Windows 共有をサポートしてくれていれば、普段使っている ES ファイルエクスプローラでサクサク閲覧・転送できるのに……。

また、デジカメはしばらく操作しないと省エネのために電源が切れるが、そうすると当然、FlashAir から切断されてしまう。切断されないようにするには、デジカメの何かのボタンを一定間隔で押さなければならず、これが結構面倒くさい。

続いて、Wi-Fi を内蔵していないデスクトップ PC からのアクセス。

これをするには、FlashAir をステーションモードにする必要がある。やり方はここに載っている。

ブラウザ経由でコマンドを送ってもできるらしいが、今回は、一度デジカメから FlashAir を抜いて、PC のカードリーダーに挿し、直接、設定ファイルを書き換えた。

ここで問題が発生し、設定ファイルにアクセスしようとしても、アクセスが完了せず、カードリーダーのアクセスランプが付きっぱなしになった。PC 再起動で設定ファイルの書き換えが可能になったが……。

ともあれ、設定ファイルを書き換てステーションモードにすれば、PC からブラウザでアクセスできるようになった。

しかしである。ステーションモードだと、出先でみんなで写真を共有する最初の方法が使えなくなってしまう。このへんがイマイチ。

ステーションモードで起動して、自宅の Wi-Fi に繋げなかったら自動的にアクセスポイントモードに戻るくらいの配慮は欲しかった。

というわけで、ちっこい SD カードに機能が凝縮されてすごいシロモノなんだけど、実用まではあと一歩。

FlashAir 用のアプリの作り方はここで公開されているので、積極的にアプリを作っていけば、ある程度状況は改善されるかもしれない。




Android ←→ PC のファイル送受信(共有)に便利な wifi file transfer

Android 端末とパソコン間でデータをやり取りする方法はいくつかある。

パソコン内のファイルを、Android 側から読み書きするには、パソコン上で Windows 共有フォルダ(SMB)の設定をしておき、Android から ES ファイルエクスプローラー(無料)などのファイラーでアクセスすれば良い。

今回試したのはその逆。Android 端末内のファイルを、パソコン側から読み書きする方法。

Android アプリの wifi file transfer(無料)を使えば簡単にできる。手順は以下の通り。

  1. あらかじめ、Android 端末とパソコンを同じネットワーク内につないでおく(同じ無線 LAN ルーターに接続する)。
  2. WifiFileTransfer_起動Android 側で、wifi file transfer を起動する。

  3. WifiFileTransfer_URL_Windowwifi file transfer の start ボタンをタップすると、URL が表示される。

  4. WifiFileTransfer_ファイル一覧パソコン側でブラウザを起動し、wifi file transfer に表示されている URL を表示すると、Android 内のファイルを一覧できる。

  5. WifiFileTransfer_ダウンロード一覧表示されているファイル名の隣に表示されている「download」リンクをクリックすると、Android 内のファイルをパソコン側にダウンロード(受信)できる。

  6. WifiFileTransfer_アップロード逆に、パソコン内のファイルを Android 側へアップロード(送信)したい場合は、ブラウザ右側の「Transfer files to device」にある「select files...」をクリックして、アップロードしたいファイルを選択したのちに、「Start upload」をクリックすれば、アップロードできる。
  7. Android 内には書き込み禁止(アップロード不可)のフォルダがある。アップロードできない場合は、別のフォルダに移動してから再度試してみよう。
というわけで、パソコン側からはブラウザで簡単に転送の操作ができる。

注意点としては、Android 内のすべてのファイルが丸見えになってしまうこと。同じネットワークにいる端末なら誰でもアクセスできてしまう。

WifiFileTransfer_Settingswifi file transfer の Settings 画面で、Access Password を設定しておけば、ブラウザでのアクセスの際にパスワードが必要になる。

WifiFileTransfer_ログインこれで、パスワードを知っている人しかアクセスできなくなる。


Haiku R1/Alpha 4.1 で無線 LAN が使えたり使えなかったり

先日リリースされた Haiku R1/Alpha 4.1(rev 44702)を USB メモリにいれ、Let's note J10(CF-J10QYBHR)で起動してみた。

今回一番気になっていたのは無線 LAN 周り。Alpha 3 までは WPA/WPA2 に非対応だったため、我が家の無線 LAN は使えなかったのだが、Alpha 4 は WPA/WPA2 に対応したとのことである。

結果は、「無線 LAN が使えたり使えなかったり」。

NetworkStatusPopup我が家には、普通のホームルーターと、WiMAX ルーターの 2 つのルーターがある。Deskbar の NetworkStatus アイコンをクリックすると、両方のアクセスポイント名(SSID)が一覧に表示された。

ホームルーター(NEC Aterm WR8370N)は 1 回も使えなかった。

ConnectWirelessNetwork一覧からホームルーターのアクセスポイント名を選択すると、Connect Wireless Network のダイアログが表示されるので、パスワードを入力。

すると、無事に接続完了するのだが、実際にウェブサイトを見ようとすると閲覧できない。DHCP の設定がうまくいっていないのかと思って手動で IP アドレスを設定してもダメ。

もう 1 つの WiMAX ルーター(NEC Aterm WM3600R)は、使えたり使えなかったり。

1ホームルーターと同様の手順で接続したところ、無事に Google 検索に成功。

よかったよかったと思って、ホームルーターの接続に挑戦した後、再度 WiMAX ルーターに接続しようとしたところ、ホームルーターと同様、接続完了にはなるのに実際にはインターネットに接続できないという状況になった。

WiMAX ルーターが省エネモードになっていたから使えないのか? しかし接続まではできているし……。うーむ。

それぞれのルーターの設定と利用可能状況をまとめると以下のようになる。

ホームルーター (Aterm WR8370N)WiMAX ルーター (Aterm WM3600R)
暗号化モードWPA/WPA2-PSK(AES)WPA/WPA2-PSK(AES)
SSID の隠蔽しないしない
MAC アドレスフィルタリングする(Let's note 登録済み)しない
利用可能×

2 つのルーターは同じ会社の製品だし、設定の違いも MAC アドレスフィルタリングくらいしか思い当たらないのだが、なぜ利用状況に違いが出るのだろうか。

Windows からは当然ホームルーターに繋げているので、MAC アドレスの設定は合っている(再度確認もしている)。

Haiku の WPA/WPA2 対応は大きな前進だが、まだ道のりは遠いようだ。

その他に気になった点は、
  • SSID の更新が遅い(もしくはうまく更新できない)。再起動しないと SSID が表示されないことがあった他、突然 SSID が消えてしまうことも。
  • ルーター側が SSID を隠蔽していると接続しに行けないのでは?
  • 接続のたびに毎回パスワードを入れる必要があるのは面倒くさい。接続に成功した時のパスワードを覚えておいて欲しい。
バッテリー情報無線 LAN 以外では、バッテリー状況はうまく拾えるようになっていたのが大きな前進か。残量や充電中かどうかだけではなく、かなり細かい情報が拾えているようだ。

充電中かどうかがアイコンで分かるようにはなって欲しい。

バッテリー情報も含め、かなり細かいところまで日本語化されているのも嬉しいポイント。

Lets' note J10 の変則画面サイズ(1366×768)に対応していないのは相変わらず。


WM3600R WiMAX ルーターの設定

WM3600RNEC アクセステクニカの WiMAX ルーター(WiMAX Speed Wi-Fi)、WM3600R をゲット。4/1 までなら、専用ホームページから BIGLOBE WiMAX に申し込むことで、WM3600R が無料+最大 12,000 円のキャッシュバックとお得だ(よく似た通常のページから申し込むとキャッシュバックされないので注意)。

WM3600R はとても薄く、携帯電話のおよそ半分。面積も名刺より少し大きい程度と、非常にコンパクトだ。

早速設定……と言っても、とても簡単。

初回起動

  1. WM3600R初回起動AC アダプタに接続して少し充電しながら、電源ボタンを長押しする。
  2. しばらくあちこちのランプが点滅するので、放置する(5 分くらい)。
  3. 電源ランプ(一番左のランプ)が緑色に常時点灯したら起動完了。プロバイダ経由で申し込んだ場合は、この時点で WM3600R のプロバイダ認証が完了している。
  4. なお、起動に 5 分を要するのは初回のみで、通常は 1 分くらいで起動する。

WM3600R を USB 接続

WM3600R は、パソコン(などの子機)と、USB 接続することもできるし、無線 LAN(Wi-Fi)接続することもできる(クレードルがあれば有線 LAN もできるようだ)。

USB と無線の両方で接続する予定がある場合は、最初に USB で接続して、いろいろな設定を済ませてしまう方が良い。無線 LAN 経由だと、設定変更時に接続が切れる場合がある。
  1. ネットワークと共有センター付属の USB ケーブルで、WM3600R とパソコンをつなぐ。それだけで自動認識される(Windows 7/Vista の場合)。XP の場合はドライバのインストールが必要なようだ。
  2. Windows にネットワークの種類を聞かれたら、とりあえずホームネットワークにしておけば良い。
  3. コントロールパネルのネットワークと共有センターを開くと、インターネットに接続できているのが分かる。家のアイコンをクリックすると、設定名を変更できるので、「WM3600R」などの分かりやすい名前にしておくと良いだろう。
  4. ブラウザ等で普通にインターネットができるようになった。

WM3600R の設定

既にインターネットに接続できるが、必要に応じて WM3600R の設定を行う。
  1. ブラウザで http://aterm.me/ もしくは http://192.168.0.1/ にアクセスすると、WM3600R の設定画面になる。
  2. 最初に WM3600R の管理者パスワードを設定する。
  3. セカンダリSSIDWM3600R には子機をつながせるためのアクセスポイントが 2 つある。強力な暗号化で守られているメインと、事実上無防備(WEP 方式)なセカンダリの 2 つ。ネットワーク分離機能があるのでセカンダリに侵入されても大丈夫とは思うが、通常は無効にしておく方が良いだろう(Nintendo DS などの WEP しか使えない子機を使う予定があるなら有効のままにしておく)。「無線 LAN 設定」メニューの「対象ネットワークを選択」で「セカンダリ SSID」を選択して「選択」ボタンをクリックし、「無線機能」の「使用する」のチェックを外す。その後、一番下にある「設定」ボタンをクリック。

  4. WPS設定WPS の PIN 認証も攻撃される温床になるので、使う予定が無いなら無効にしておく。「WPS 設定」メニューで「PIN 方式」の「使用する」のチェックを外す。その後、「設定」ボタンをクリック。

  5. その他、必要に応じて、いたわり充電などの設定を行う。
  6. 設定が終わったら、左上にある「保存」ボタンをクリックする。これをしないと、設定が保存されず元に戻ってしまうので注意。保存すると、自動的に WM3600R が再起動される。

WM3600R を無線 LAN 接続

  1. Windows タスクトレイにある無線接続のアイコン(無線アイコン)をクリックすると、アクセスポイントとして WM3600R が表示されるので(初期設定のままであれば Aterm- なんちゃら)、選択して接続ボタンをクリックする。末尾が -g で終わるのがメイン、-gw で終わるのがセカンダリ。
  2. パスワード入力欄に、WM3600R の背面に記載されている暗号化キーを入力する。メインにつなぐのであれば「暗号化キー(AES )」、セカンダリにつなぐのであれば「暗号化キー(128WEP)」。
  3. ブラウザ等で普通にインターネットができるようになった。

以上でおしまい。非常に簡単だ。


【 WM3600R 】

【 クレードル 】

WiMAX 6150 / 6250 チップの違いについて(再)

前回の記事に貴重なコメントをいただいたので、それも含め、改めて整理してみる。

WiMAX 内蔵 PC(WiMAX パソコン)で使われているチップセットは主に、「Intel Centrino Wireless-N + WiMAX 6150」「Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250」の 2 種類。

6250 が先に登場した上位製品、6150 が後から発売された廉価版。いずれも、WiMAX と Wi-Fi(無線 LAN)の機能を併せ持っている。

それぞれの特徴をまとめると、下の表のようになる。

61506250
WiMAX下り速度最大 28Mbps
上り速度最大 8Mbps
MIMO 設定1x2(送信 1、受信 2)
Transmit Antenna Selection (TAS)○ 搭載× 非搭載
Wi-Fi受信速度 (Rx)最大 300Mbps
送信速度 (Tx)最大 150Mbps最大 300Mbps
MIMO 設定1x2(送信 1、受信 2)2x2(送信 2、受信 2)
周波数帯2.4GHz2.4/5.0GHz
物理アンテナ数2(WiMAX/Wi-Fi 兼用、送受信兼用)
その他vPro× 非搭載○ 搭載

当然ながら、全体的には、上位の 6250 の方が高機能である(Wi-Fi の送信が 300Mbps など)。

しかし、WiMAX に限って言えば、廉価版である 6150 の方が機能が多く、TAS 機能を搭載している。6150 も 6250 も 2 本のアンテナのうちの 1 本のみで WiMAX の送信を行うが、6250 が既定の 1 本で送信するのに対し、6150 は 2 本のうち電波状態がよい方のアンテナをダイナミックに選択してデータ送信してくれる。

したがって、WiMAX メインで使うのであれば、送信の実効速度が出やすい 6150 の方が良いことになる。

なお、6150 も 6250 も、WiMAX と Wi-Fi を同時に使用することはできない(アンテナを共用しているからだと思われる)。このため、WiMAX パソコンを無線 LAN ルーターとして使うためには、小型アダプタを使うなどの対策が必要となる。

WiMAX 6150 / 6250 チップの違いについて

※再度まとめなおしました。こちらの記事をご覧ください。

最近の WiMAX 内蔵 PC(WiMAX パソコン)において、WiMAX 通信機能を担っているのは、Intel のチップセット「Intel Centrino Wireless-N + WiMAX 6150」か「Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250」のどちらかであることが多い。

では、6150 と 6250 は何が違うのか?

調べてみようと思ったきっかけは、マイコミジャーナルの記事。6150 の方が性能が良いと紹介されている。しかし通常は、型番の数値が大きい方が性能が良いものだ。しかも、6250 は名前に「Advanced」を冠していて上位っぽいのだが。

結論から言うと、「WiMAX に関しては」6150 の方が高性能ということのようだ。

製品の世代としては、PC Watch の記事にあるように、6250 の方が先に発売されたものだ。6150 は 6250 の廉価版として後から発売されている。

6150 の製品概要6250 の製品概要(いずれも英語の PDF)を見比べてみよう。

WiMAX の速度スペックとしては、6150/6250 とも、下り最大 28Mbps、上り最大 8Mpbs となっており、違いは無い(余談だが、UQ WiMAX の速度スペックは下り最大 40Mbps、上り最大 10Mbps なので、WiMAX パソコンだと、WiMAX の速度を活かし切れないことになる)。

違うのは、マイコミジャーナルの記事にあるように、6150 のみ、Transmit Antenna Selection (TAS) 機能がついており、2 つのアンテナのうち電波状態がよいアンテナをダイナミックに選択してデータ送信してくれる。後発製品ならではの進化点だろう。

ではなぜ 6150 の方が廉価版なのかというと、PC Watch の記事にあるように、6250 はアンテナ構成が 2x2(送信 2、受信 2)なのに対し、6150 は 1x2(送信 1、受信 2)と、送信が 1 つ少なくなっている。

製品概要 PDF を見る限りでは、送信のアンテナの数の違いは WiMAX ではなく Wi-Fi に影響するようだ。6250 の Wi-Fi スペックは Tx(送信)も Rx(受信)も 300Mbps なのに対し、6150 は Tx 150Mbps、Rx 300Mbps と、送信速度が半分になっている。

つまり、Wi-Fi も含めた総合機能としては 6250 の方が高性能なので、6250 の方が上位に位置づけられているものの、6150 は WiMX 的オマケ機能が付いたので、WiMAX に限って言えば、6150 の方が快適に利用できる、という理解でいいようだ。

ただ、謎なのは、スペック上、6150 は送信アンテナが 1 つなのに、なんで TAS 機能を搭載できるのか、というところだ。

1x2 というのはあくまでも Wi-Fi 用のアンテナで、WiMAX 用のアンテナは別な構成になっているということなのだろうか。でも Wi-Fi と WiMAX のアンテナが別なら、Wi-Fi と WiMAX を同時利用できてもいいと思うから、やっぱり Wi-Fi と WiMAX のアンテナは同じなんだろうねぇ……。うーむ。

※再度まとめなおしました。こちらの記事をご覧ください。

ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う(設定編)

※この日記は「ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う」の続きです。

Let's note J10 と極小 USB 無線 LAN の WLI-UC-GNM において、ノート PC を無線 LAN ルーター化する際の設定についてまとめ。

  1. WLI-UC-GNM の付属 CD またはバッファローのサポートサイトからダウンロードしたインストーラーで、 WLI-UC-GNM のドライバーをインストール。
  2. ソフトウェアルーター設定ツールを起動する(管理者権限が必要)と、タスクトレイに常駐する。
  3. タスクトレイのアイコンを右クリックして「ソフトウェアルーターの開始」を選択する。
  4. WAN 側ネットワークの選択画面になるので、WiMAX 回線を選択する。WiMAX 回線は「ローカルエリア接続」として認識されている模様。「ワイヤレスネットワーク接続」は Intel チップセットの無線 LAN と思われる。WLI-UC-GNM_WAN選択
  5. OK をクリックすると、WLI-UC-GNM が親機として動作するようになる。WLI-UC-GNM_親機モード
  6. タスクトレイのアイコンをダブルクリックすると、親機としての動作状況が表示される。AOSS ボタンを押して子機側の AOSS を待てば、子機を繋げるようになる。WLI-UC-GNM_Status

WLI-UC-GNM_Prefsなお、標準設定では、WPA-PSK/AES 暗号化に設定されているが、暗号化方式を変更したい場合や、SSID(アクセスポイント名)を変更したい場合は、タスクトレイ右クリックメニューから「オプション」を選べば良い。

使用したい暗号化方式を選び、その右側に SSID を入力する。キー(パスワード)は「事前共有キー」の右側に入力する。

もちろん、設定を変更したら、子機側の設定も変更する必要がある。

親機モードに変更する際、「インターネット接続共有中にエラーが発生しました。インターネット接続共有をOFFにしてもう一度やり直してください。」というエラーメッセージが発生した場合は、こちらのサポートサイトの手順に従って設定を行うと良いようだ。

ただし、自分の場合は、上記サイトの手順の途中で、共有を「オン」にした段階で、なぜか繋がってしまった。

WLI-UC-GNM の欠点は、挿した状態で無効にできないこと。Windows のデバイスマネージャから無効かするのは面倒くさい。タスクトレイから親機、子機、無効の 3 状態を簡単に選べるといいのだけど。

# Windows が音引きルールを変えたからそれに合わせて末尾を伸ばすようにしてみたけど、なかなか慣れないな。

※パフォーマンステストの結果をこちらの記事でまとめています。

ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う

現在使っている WiMAX 対応ノートパソコン「Let's note J10」は、手軽に WiMAX が使えて、ヘビーに使ってもバッテリーが長持ちするので良い。

 WiMAX 電波受信の主流はポータブル WiMAX ルーター(WiMAX Speed Wi-Fi)だけど、WiMAX 内蔵のノーパソはいくつかの点でルーターよりも使い勝手が良い。
  • ノーパソだけ持ち歩けば良いので荷物が少なくなる
  • 電源 ON/OFF とバッテリーの管理もノーパソだけで良いので、気を遣う箇所が減る
  • 起動が速い:J10 は 15 秒で起動するが、ルーターはだいたい起動に 1 分くらいかかる
 ただし欠点は、速度が遅いこと。WiMAX の最大速度が 40Mbps/10Mbps なのに対し、ノーパソが内蔵している WiMAX チップセット(Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250)の最大速度は 28Mbps/8Mbps に過ぎないので、WiMAX のポテンシャルを最大限には活用できないことになる。

 とはいえ、WiMAX 理論値の 40Mbps 出る場所はあまりないというのと、28Mbps 出れば通常は十分なので、速度面では、実用上困らない。

 それよりも残念なのは、WiMAX と Wi-Fi(無線 LAN)が同時に使えない点。同時に使えれば、ノーパソを WiMAX ルーターとして使えるのに。これもチップセットの仕様上の問題らしい。

 そこで、極小の無線 LAN アダプタを買ってみた。バッファローの WLI-UC-GNM。


 USB タイプの無線 LAN アダプタで、PC からわずか 8mm しかはみ出さないので、挿しっぱなしでも違和感が無い。ソフトウェアアクセスポイントモードを搭載しており、無線 LAN 親機としても使える。つまり、「インターネット→WiMAX→ノーパソ→アダプタ→無線子機」というようにして、ノーパソをルーター化した。

 早速ネットブック(Acer Aspire One)を Wi-Fi で J10 につないでみたところ、ばっちり接続できた。ただし、スピードはあんまり出ない。自宅では WiMAX のスループットは 5Mbps ほどだが、ネットブックでスピードテストしたら 1.5Mbps ほどだった。

 ソフトウェア AP だから性能が低いのか、それとも、ネットブックが数年前のものだからか、それは不明。機会があったら他の機器も繋げてみよう。

※設定方法については「ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う(設定編)」をご覧ください。

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