SIM フリースマホと格安 SIM(MVNO)を使おうという時などに気になるのが、docomo の電波が使用している LTE バンド。簡単に整理してみた。
docomo のバンドは、カバーエリア(繋がりやすさ)重視の band 1/19 と、通信速度重視の band 3/21 に大別される。
Xi のサービス全体としては 300Mbps などの高速通信が可能だが、これは複数のバンドを同時に利用する CA(キャリアアグリゲーション)で実現している。
都市部を中心として広いエリアで使える周波数帯だ。都市部でのスマホ利用を考えているなら、この band 1 をサポートしているスマホを選ぶと良いのではないか。
東京・名古屋・大阪圏限定ながら、最高速で通信可能なバンド。これらの地域に住んでいるならば、band 3 対応のスマホで快適に通信が行える。
逆に、三大都市圏以外では、まったく役に立たない。
800MHz 帯はいわゆる「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯で、屋内や山間部でも電波が入りやすい。
田舎では band 19 のみ使用可の場合も多いので、田舎でスマホを使いたいなら、band 19 対応のスマホが必須となる。
最近は、都市部でも band 19 が使えるところが広がってきている。
高速通信が可能。
以前は、東名阪のみ遅かったが、現在は解消され、全国的に 112.5Mbps での通信が可能となっている。とはいえ、比較的後発のバンドであり、実際のカバーエリアは、まださほど広くないと推測される。
2015 年サービスインという話もあったが、後ろ倒しとなり、導入時期未定となっている。
docomo のバンドは、カバーエリア(繋がりやすさ)重視の band 1/19 と、通信速度重視の band 3/21 に大別される。
Xi のサービス全体としては 300Mbps などの高速通信が可能だが、これは複数のバンドを同時に利用する CA(キャリアアグリゲーション)で実現している。
band 1:下り 2110 MHz~2170 MHz、上り 1920MHz~1980MHz
LTE(サービス名は Xi(クロッシイ))開始時から使用されているバンド。下り周波数の 2100MHz 帯と呼ばれたり、ざっくり 2GHz 帯と呼ばれたりする。都市部を中心として広いエリアで使える周波数帯だ。都市部でのスマホ利用を考えているなら、この band 1 をサポートしているスマホを選ぶと良いのではないか。
band 3:下り 1805 MHz~1880 MHz、上り 1710MHz~1785MHz
1800MHz 帯、あるいは 1.7GHz 帯とよばれるバンド。東京・名古屋・大阪圏限定ながら、最高速で通信可能なバンド。これらの地域に住んでいるならば、band 3 対応のスマホで快適に通信が行える。
逆に、三大都市圏以外では、まったく役に立たない。
band 19:下り 875MHz~890MHz、上り 830MHz~845MHz
郊外を中心として広いエリアで使える周波数帯。800MHz 帯はいわゆる「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯で、屋内や山間部でも電波が入りやすい。
田舎では band 19 のみ使用可の場合も多いので、田舎でスマホを使いたいなら、band 19 対応のスマホが必須となる。
最近は、都市部でも band 19 が使えるところが広がってきている。
band 21:下り 1495.9MHz~1510.9MHz、上り 1447.9MHz~1462.9MHz
1500MHz 帯、あるいは 1.5GHz 帯と呼ばれるバンド。高速通信が可能。
以前は、東名阪のみ遅かったが、現在は解消され、全国的に 112.5Mbps での通信が可能となっている。とはいえ、比較的後発のバンドであり、実際のカバーエリアは、まださほど広くないと推測される。
band 28:下り 758 MHz~803MHz、上り 703 MHz~748MHz
将来的にサービス開始される予定だが、現在はまだ利用できない。2015 年サービスインという話もあったが、後ろ倒しとなり、導入時期未定となっている。