湖畔おとぎ話の世界観で街を開拓する「Fabledom」を堪能。

木を切って家を建て、畑を耕して食料を得て、だんだんと村を発展させていく、という開拓シムの基本を抑えつつ、ビジュアルやイベントにおとぎ話要素が入ってくる。

おとぎ話魔女にいたずらされて住民がドクロになってしまったり、ドラゴンの脅威におびえたり。

でっかいカボチャのオブジェを置けたりもする。

豚舎システム面では、移民到着時に住居を割り当てるのだが、住居によって身分(小作人、平民、貴族)が決まる。身分によって就ける職業が異なり(豚舎は小作人しか働けないなど)、かつ、職住接近してないと効率が下がるため、住居の割り当ては非常に大事になる。

市民の家しかも、市民が小作人を嫌っており、小作人の家付近に市民の家を建てると幸福度が下がってしまう。

幸福度は労働効率に直結しているので、小作人ゾーンと市民ゾーンは分離する必要がある。

アグネスと結婚不足する物資は近隣諸国と交易することも可能。

近隣諸国の統治者との恋愛イベントを進めていくと結婚となり、エンディングを迎える(その後も開拓は継続可能)。

おとぎ話の世界観にマッチしたグラフィックとともに楽しめる開拓シムだった。

難易度も標準(クラシック)であれば詰むことはない。

丘の上の宮殿クリア後はクリエイティブモードで気ままに遊んでみた。丘の上に宮殿を建てると楽しい。

とはいえ、宮殿や付属物は 1 つしか建てられてないという制約は残っており、すべてが自由というわけではない。

改善を希望する点としては、

・途中でセーブデータの順番がめちゃめちゃになる(のでロードしづらい)
・住民を引越させられるようにしてほしい
・イベントがほとんど悪い内容なので、もっと良いイベントも発生してほしい

といったところ。


公式サイトSteam
定価2,400 円
購入時価格1,200 円
セーブデータ保存場所%UserProfile%\AppData\LocalLow\Grenaa Games\Fabledom\SaveData
ハッシュタグ#Fabledom
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