カラオケ字幕動画ファイル(ニコカラ)作成 Tips です。
デュエット曲など複数名で歌う曲の場合、「誰が歌う歌詞なのか」を分かりやすく表示すると、歌いやすいニコカラになります。「パート分け」などと呼ばれる手法について、ニコカラメーカー 2 で実現する方法をこの記事でまとめました。
ニコカラメーカー 2 にはパート分けをするための機能が多数あります。とても簡単にパート分けできるもの、こだわりのパート分けができるもの、など、用途に合わせてお使い頂けます。
なお、縮小表示されている画像はクリックすると拡大できます。
コーラスパート分け
RhythmicaLyrics などで歌詞ファイル(.lrc)をを作成する際、コーラス部分の歌詞を丸括弧()で囲んでおくだけです。丸括弧は全角でも半角でも構いません。
例えば、歌詞ファイルを以下のようにします。
[00:03:00]いい子にしててね(は~い)[00:06:00]
ニコカラメーカー 2 は、丸括弧で囲まれた部分を自動的にコーラスと認識して色を変えますので、とても手軽にパート分けをすることができます。
メイン歌手とコーラスのワイプタイミングは同時でも問題ありません。
[00:03:00]いい子にしててね[00:06:00][00:03:00](は~い)[00:06:00]
丸括弧で囲まれた部分をコーラスと認識して色分けする機能は「コーラス自動色分け」といいます。コーラス自動色分けの詳細については、ニコカラメーカー 2 ヘルプをご覧ください。
コーラス独立表示
その場合は、メイン歌手とコーラスの歌詞ファイルを分け、2 つの歌詞ファイルにすると簡単に独立表示できます。
メイン歌手の歌詞ファイルを以下のようにします。
[00:03:00]からあげおいしいよ~[00:06:00]
[00:07:00]とってもおいしいよ~[00:10:00]
コーラスの歌詞ファイルを以下のようにします。
[00:05:00]Uh~[00:08:00]
ニコカラメーカー 2 の歌詞編集タブには子タブが複数ありますが、子タブ「メイン」の歌詞ファイルにメイン歌手の歌詞ファイルを指定し、子タブ「コーラス 1」にコーラスの歌詞ファイルを指定すると、コーラスが独立表示されます。
この方法はニコカラメーカー 2 のチュートリアルでも紹介していますので参考にしてください。
歌詞編集タブでのフォント指定
フォントを選択すると、その行のフォントを変更できます。
複数行のフォントを一括で変更したい場合は、変更したい行の左側のチェックボックスにチェックを入れてからどこかの行でフォントを変更すると、チェックされた行のフォントが一括で変更されます。
行全体ではなく一部の文字だけフォントを変更したい場合は、変更したい文字をマウスで選択してからフォントを選びます。
歌詞編集タブの詳細についてはニコカラメーカー 2 ヘルプをご覧ください。
この方法はシンプルで分かりやすい反面、手間がかかります。
100 行のフォントを変更したい場合、100 行にチェックを入れなければなりません。
また、「自動でフォントを設定」機能を使うと、この方法で手動設定したフォントはリセットされますし、歌詞ファイルが更新された場合もリセットされる場合があるため、ニコカラを試行錯誤しながら作り込んでいく場合はさらに手間が増えてしまいます。
パート自動色分け(アイコン付き)
アイコンを付けるには、歌詞ファイルを以下のようにします。アイコンを付けたい位置に目印を付け、@Emoji タグで目印の詳細を記載します。
[00:02:00]【男】[00:02:00]俺はきのこが好きなんだ[00:05:00]
[00:06:00]【女】[00:06:00]私はたけのこが好きなのよ[00:09:00]@Emoji=【男】,絵文字_男性.png,,NoDecor,MarginRight=7
@Emoji=【女】,絵文字_女性.png,,NoDecor,MarginRight=7
「絵文字_男性.png」の後ろのカンマは 2 つ続けることに注意してください。
「絵文字_男性.png」と「絵文字_女性.png」がアイコンとなる画像ファイルで、歌詞ファイルと同じフォルダーに保存しておきます。
すると、「【男】」という歌詞の箇所がアイコン画像ファイルに置き換わって表示されます。
さらに、フォント設定タブで、フォント設定 1 の名称を「【男】」、フォント設定 2 の名称を「【女】」にします。その後、歌詞編集タブで「自動でフォントを設定」すると、アイコンに続く歌詞のフォントが自動的に変更されます。この方法は歌詞ファイルを準備する段階では少し大変ですが、アイコン付きで分かりやすくなり、また、フォントの指定が自動的に行われるのもメリットです。
パート自動色分け(アイコン付き)についての詳細は、ニコカラメーカー 2 ヘルプをご覧ください。
パート自動色分け(アイコン無し)
パート自動色分けしたいけどパートの先頭にアイコンは付けたくない、と言う場合は、パート自動色分け(アイコン無し)のやり方を応用します。基本的にはアイコン付きと同じやり方ですが、画像を横 1 ピクセルの透明画像にします。「すごく横幅の狭い透明画像を表示」すると、結果的にアイコンの無い状態に見せることができます。
[00:02:00]【男】[00:02:00]俺はきのこが好きなんだ[00:05:00]
[00:06:00]【女】[00:06:00]私はたけのこが好きなのよ[00:09:00]
@Emoji=【男】,透明画像.png,,NoDecor
@Emoji=【女】,透明画像.png,,NoDecor
横 1 ピクセルの透明画像はニコカラメーカー 2 のサンプルフォルダーに置いてあります。
パート自動色分け(アイコン無し)についての詳細は、ニコカラメーカー 2 ヘルプをご覧ください。
アイコン無しでのパート分けをする場合、個人的には、歌詞編集タブでフォント指定を手動でやるのではなく、この方法で自動色分けすることをオススメします。
ニコカラを試行錯誤しながら作り込んでいく場合に、「自動でフォントを設定」するだけで自動色分けされるため手間がかからず、一部分だけフォントを変更し忘れるというミスも防げます。




RhythmicaLyrics は基本的に、すべての歌詞の文字にチェック(タイムタグを打つ位置を示す白い三角)を入れてくれています。
母音(あいうえお)のうち、強調して発音されない母音(母音にアクセントが乗っていない場合)も、チェックを外した方が歌詞のワイプが滑らかになります。
歌詞の行末と、次の行の先頭がタイミング的にすぐの場合は、行末のチェックを外すと、行末と次の行頭のタイムタグが一致して滑らかに次の行に遷移する感覚になります。


メニューの[ルビ→ルビを表示する]にチェックを入れます。すべての文字の上に、ルビが表示されます。
カーソルキーで緑色のカーソルを動かして、ルビが間違っている箇所を指定し、メニューの[ルビ→ルビを編集](または F2 キー)でルビを編集できます。
普通の漢字は、「暗(くら)闇(やみ)」のように、漢字の文字数が複数でも、どの漢字にどのルビが対応するかが分かれています。
アルファベットにルビを振る場合も、全角プラス記号が便利です。
アルファベットの途中のワイプ速度を調整したい場合は、文字の下の白いマークを調整した上で、全角プラスを活用してルビを振ります。










これだけでも青と赤のグラデーションになるのですが、グラデーションの傾斜を急にしたかったので、マーカーを追加しました。右の図を見ていただくと、追加マーカーなし(左)・あり(右)でのグラデーションの違いがわかるかと思います。






ただし、そのままでは、歌詞表示タイミングなどがずれてしまいます。「字幕スタイル適用」タブを開き、「自動で区切りを挿入」ボタンと「自動でスタイルを設定」ボタンをクリックし、タイミングを自動調整しましょう(表示されるダイアログはそのまま OK で構いません)。

動画を再生しながら(必ず再生して下さい)、Chrome ウィンドウ右上にある動画ゲッターのアイコン(右図のオレンジ矢印)をクリックします。動画ゲッターのサイトが開きます。
ニコニコ動画サイトで元動画を開きます。Chrome ウィンドウ右上にあるニコニコ動画ダウンローダのアイコン(右図のオレンジ矢印)をクリックします。


例えば、ガーディアンエンジェルの出だしは「光を浴びて」ですが、初期状態では、「光」の左下に緑色のカーソル(矢印)があります。緑カーソルはこれから作業する位置を表しています。
音楽を再生すると、緑のカーソルが赤に変化し、スペースを押すごとにカーソルの位置が進んでいきます。「ひかり~」と聞こえたら、それに合わせてスペースキーを押しましょう。

