ソフトウェア-利用全般

BitLocker の利便性とトラブルへの備え

BitLockerBitLocker のイメージが掴めていなかったのでまとめてみました。

詳細は Zenn をどうぞ

Windows 11 導入

メイン PC を Windows 11 にした。

Explorer Patcher for Windows 11今まで Windows 10 のままだったのは、Windows 11 のタスクバーが退化しすぎて使い物にならなかったからだが、Explorer Patcher for Windows 11 により Windows 10 と同等の機能を使えることがわかったので、導入に踏み切った。

Explorer Patcher for Windows 11、UI がちょっと変わっていて、どこが反応する部分なのかが今ひとつ分かりづらいものの、機能は十分。
  • タスクバーのアイコンにラベル表示
  • タスクバーの高さを 2 段に
  • タスクトレイ(システムトレイ)にすべてのアイコンを表示
  • タスクトレイの左側にデスクトップメニューの追加
などができる。

また、エクスプローラーの右クリックメニューも Windows 10 と同等にできる。

クリーンインストールしたので、70 GB くらいしか空いていなかった C ドライブの空き容量が 370 GB まで回復。

すっきりとパソコンを使えるようになった。

Demucs Windows アプリ

Demucs とは

楽曲音源をパートごとに分離し、ボーカル抽出・ドラム抽出などができるツール「Demucs」。

AI(機械学習)による分離を行うため、従来型のソフトよりも圧倒的にきれいに分離できます。また、AI 分離ツールで有名な Spleeter よりもさらに一歩進んだ技術を用いています。

本家 Demucs は使い方が難しいのですが、現在は簡単に使える Windows GUI アプリがあります。

(補足)
インストール不要の Web サービス型 Demucs(ブラウザで使える Demucs)もありますが、現時点ではサイト負荷が高いのかアクセスできません。
Google Colab 内で動作させることもできます。Colab がお好きな方はそちらをどうぞ。

インストール

本家で紹介されている CarlGao4 氏のアプリをインストールします。

Downloadダウンロードページには Windows アプリが 2 種類(Demucs GUI CPU Windows 64-bit / Demucs GUI CUDA Windows 64-bit)用意されています。CUDA 版は GeForce 系 GPU を活用して高速に処理ができます。CUDA 版は CPU 処理もできるので、よく分からない場合は CUDA 版をダウンロードしておけば良いのではないでしょうか。

ダウンロードしたファイル(Demucs-GUI_0.1_CUDA_Release_Win_x64.7z)は 7z 形式で圧縮されており、Windows の標準機能では展開(解凍)できません。7-Zip などのソフトを使って展開してください。

展開できたらそれでインストール完了です。

使い方

Launch2展開したファイル Demucs-GUI.exe をダブルクリックして起動します。

「Load model」ボタンをクリックします。

Deviceウィンドウが大きくなります。

「Device」で処理ハードウェアを選べます。GeForce 系の新しめの GPU がある場合は CUDA が選択されているはずです。高速処理が可能なので、そのままにしておきます。CUDA が使えない場合は CPU が選択されているはずです。

Running2「Browse File to Separate」ボタンをクリックして分離したい楽曲ファイルを選ぶと、分離が行われます。

左下の進捗数値が最大まですすみ、右下の MEM 等が変動しなくなれば分離完了です。楽曲ファイルは WAVE にしているのですが「Failed to write with soundfile, using wave instead」というエラーが表示されてしまいます。しかし、分離自体はできているようです。

「vocals.wav」がボーカル抽出音源、「bass.wav」「drums.wav」「other.wav」がその他の音源です。

私の環境では、Load model に 7 秒かかり、その後 5 分 26 秒の楽曲を分離するのにかかった時間を加えると、
  • GPU (CUDA) で分離 ➡ 1 分 22 秒
  • CPU で分離 ➡ 8 分 47 秒
の時間がかかりました。

なお、出力される WAVE ファイルのサンプリングレートは 44.1 kHz になります(元が 48 kHz でも強制リサンプリングされます)。

オフボーカル合成

Demucs ではオフボーカル音源が「bass.wav」「drums.wav」「other.wav」の 3 つに分離されてしまうので、この 3 つを合成する必要があります。

RadioLineFree合成は RadioLine Free を使うと簡単です。

3 つのファイルをそれぞれ、RadioLine Free のウィンドウの左側にあるコントロールパネルにドロップします(波形領域にドロップするとスタート位置が 0 秒にならずにズレてしまいますので注意)。

その後、[ファイル → 音声ファイルとして全体を保存]メニューで保存すると、オフボーカルの WAVE ファイルが作れます。

(補足)
合成はマルチトラックを扱えるソフトならどれでもできますが、動画編集ソフトを使う場合は、音声トラックにデフォルトでイコライザやエフェクトなどが入り、音声が変質してしまうケースがあるので注意してください。

感想

使い始めたばかりの第一印象ですが、Spleeter よりもさらに一段ときれいに分離できています。

本家の解説によれば、Spleeter がスペクトル(波長ごとの強度分布)の情報だけを使用しているのに対し、Demucs はスペクトルに加えて波形も使用したハイブリッドシステムなので精度が高いとのことです。

Spleeter ではコーラスはカットできないことも多少あるのですが、Demucs はコーラスもかなりカットするようです。Spleeter のクセである歌い始めのボーカル残りも Demucs にはありません。

Spleeter ではオフボーカル音源がたまにシャリシャリすることがあるのですが、Demucs はそれに比べるとシャリシャリ感は抑えられているように感じられます。

一方で、オフボーカル音源の音欠けは Demucs のほうが多少気になることが多いかもしれません。とはいえ、トータルの精度では Demucs が優位です。

精度が高い反面、処理時間は Demucs のほうが遅いです。CUDA でも 5 倍、CPU だと 30 倍以上かかります。

また、分離方法を選べないのも難点です。Spleeter は 2~5 の範囲で分離ファイル数を選べるのでボーカルカットも簡単なのですが、Demucs はボーカル以外が強制的に「ベース」「ドラム」「その他」の 3 つに分離されてしまうので、ボーカルカット音源を作るためにはそれら 3 つを別途合成する手間が発生します。とはいえ、バージョンアップでこの辺りは改善されるかもしれません。

関連記事

更新履歴

  • 2022/09/10 初版。
  • 2022/09/11 オフボーカル合成を記載。
  • 2023/05/22 関連記事を追記。




Spleeter Windows アプリ

Spleeter とは

楽曲音源をパートごとに分離し、ボーカル抽出・ボーカルカット(オフボーカル音源作成)などができるツール「Spleeter」(発音は「スプリーター」であって「スプリッター」ではないと思われます)。

AI(機械学習)による分離を行うため、従来型のボーカルカットソフトよりも圧倒的にきれいに分離できます。

本家 Spleeter は使い方が難しいのですが、現在は簡単に使える Windows GUI アプリがあります。

(補足)
以前はインストール不要の Web サービス型 Spleeter(ブラウザで使える Spleeter)があったのですが、現在は見当たらないようです。Web サービス型は現れては消え、安定していないイメージがあります。

インストール

Spleeter アプリはいくつかありますが、使いやすいのは Makenweb のアプリ(SpleeterGUI)だと思います。

DownloadMakenweb のサイトからアプリをダウンロードします。ページ中程にある「Download installer MSI file」をクリックします。

Installダウンロードした MSI ファイル(SpleeterGUI_V2.9.2.msi)をダブルクリックするとインストーラーが起動します。しばらく待っていると「Next」ボタンが押せるようになるので、先に進めていくことでインストールが完了します。管理者権限が必要です。

使い方

Langスタートメニューから SpleeterGUI を起動します。

Language メニューから日本語を選ぶことで日本語画面になります。

(補足)
日本語表記がちょっと微妙なので、修正版を開発者の方にお送りしました。
ソースコードにはマージされたのですが、残念ながら、まだリリースアプリには反映されていないようで、微妙なままです。

App「分離するパーツ」で音源を何種類に分離するかを選べます。「二」でボーカル+オフボーカルです。「五」にするとドラムなどさらに細かく分離できます。

曲の長さが 10 分を越える場合は、「曲の最大長」を増やします。

「に保存」ボタンをクリックして、分離後のファイルを出力するフォルダーを選びます。

Workingここまでの準備を終えたら、楽曲ファイルをドラッグ&ドロップすると分離が行われます。

楽曲ファイルのフォーマットは
  • WAVE
  • FLAC
  • MP3
  • OGG
  • M4A
  • WMA
に対応しているようです。

完了音が鳴ると、分離された音源ファイルが、出力先フォルダーに保存されています。

「vocals.wav」がボーカル抽出音源、「accompaniment.wav」がボーカルカット(オフボーカル)音源です。

私の環境では、5 分 26 秒の楽曲を分離するのに約 15 秒~16 秒ほどかかりました。

なお、出力される WAVE ファイルのサンプリングレートは 44.1 kHz になります(元が 48 kHz でも強制リサンプリングされます)。

感想

個人の主観ですが、従来型のボーカルカットソフトとは比べものにならないほど高精度でボーカルカットできます。異次元と言っても良いと思っています。

従来は、ボーカルのパンが中央であることが多いことを利用して、パンが中央のものを中心にカットしていました。このため、ボーカルが左右にあるとうまくカットできませんし、そもそも中央でも今ひとつだったりしました。

Spleeter は AI で人間の声そのものを認識してカットしているので、ボーカルが中央かどうかに関わらず安定してカットできます。

メインボーカルはほとんどカットできますし、コーラスもカットされることが多いです。

Spleeter のクセとしては、歌唱が始まった直後の部分は、ボーカルがカットされずに少し残る場合があります。「うさぎおいし」の「う」が割と強めに残り、「さ」がうっすらと残り、「ぎ」以降がきれいにカットされる、というような感じです。とはいえ、いつもこうなるわけではなく、ほとんどはちゃんとカットされます。

関連記事


更新履歴

  • 2022/09/10 初版。
  • 2022/09/10 関連記事記載。
  • 2023/05/22 関連記事追記。






ニコカラ動画のご紹介(3800 突破記念)

Nkm2カラオケ字幕付き動画を手軽に作れるツール「ニコカラメーカー 2」および「初代ニコカラメーカー」を活用して作成された動画の数が、3800 を超えました。

Nkm1コンテンツツリーに登録されたニコカラの中から、いくつかピックアップしてご紹介させていただきます。

また、ささやかながら、ニコニ広告で広告させていただきました。

Nkm3850すべての一覧は、以下のリンクからご覧になれます。


ニコカラメーカー簡易説明書動画_010_サムネイル(お願い)
ニコカラメーカー 2 や、初代ニコカラメーカーで製作した動画をニコニコ動画に投稿した場合は、sm28311188(ニコカラメーカー 簡易説明書動画) をコンテンツツリーにご登録お願いします。
コンテンツツリーランキングに載りたいので、ご協力お願いします!
登録方法はニコニ・コモンズのサイトをご覧ください。正しく登録されると、上記リンクにニコカラ動画が追加されます。

ご紹介

らくさんのニコカラ。まだβ版のニコカラメーカー 2 を上手く活用されており、アイコンもしっかり付いています。


naoya K さんのニコカラ。IA 曲です。字幕の文字サイズが大きめになっているので、ディスプレイが小さい場合でも歌いやすそうです。


ぽぎーさんのニコカラ。ウナ曲です。製作ペースがとても速いと思います。


Kanon さんの動画。MMD 動画がニコカラを兼ねています。神秘的な雰囲気です。


古明地雪斗さんのニコカラ。こちらは東方曲ですが、他にもパチンコ曲など様々な楽曲のニコカラを作成されています。


猫、、、さんのニコカラ。可愛いイラストのアニソンニコカラを多数作成されています。


佐藤さんのニコカラ。ミク曲です。キー変更版も作成されています。


やきじゃけさんのニコカラ。v flower 曲です。オフボーカル版は、カットアップ(間奏の音声)有・無の両方があります。


はやしさんのニコカラ。きれいな曲にきれいな配色の字幕。ニコカラメーカー 2 製です。


青海 アクアさんのニコカラ。ミク曲です。歌詞の繰り返し部分をワイプ巻き戻しで表現していてすごいです。



*****

これからもどんどんニコカラが増えていくのを楽しみにしています。なお、当サイトでのご紹介をご希望されない場合は、ご連絡頂ければ個別に対応いたします。

ニコカラメーカー 2 で製作された動画をご紹介

ニコカラメーカー 2 は現在開発途上ですが、4 月に α 版を公開して以来、既にいくつものニコカラがニコカラメーカー 2 で製作されています。

ニコカラメーカー簡易説明書動画(sm28311188)のコンテンツツリーを登録いただいた動画のうち、ニコカラメーカー 2 で製作されていると思われる動画をご紹介します。同じ製作者が複数のニコカラを製作している場合は、いずれか 1 つをご紹介しています。

(補足)
ニコカラメーカー 2 または、初代ニコカラメーカーで製作した動画をニコニコ動画に投稿した場合は、sm28311188 をコンテンツツリーにご登録お願いします。
コンテンツツリーランキングに載りたいので、ご協力お願いします!

Raildex(現) さんのニコカラ。ニコカラメーカー 2 Ver 1.00 α の登場後すぐに製作されたニコカラです。


はやしさんのニコカラ。複数の字幕設定やアクションを活用されています。


Kazupen さんのニコカラ。LIVE 映像を活用されたニコカラです。

ミスターさんのニコカラ。テクスチャーや字幕アクションなど 2 の新機能を活用されています。


青海 アクアさんのニコカラ。ルビ途中のタイムタグ打ちもされているニコカラです。


銀狼さんの動画。ニコカラメーカー 2 のプレビュー画面の様子をキャプチャーされています。


SHINTA のニコカラ。各種ニコカラメーカー 2 の機能を盛り込んでいます。


※ニコカラメーカー 2 で製作されたと「思われる」ニコカラをご紹介しています。もし初代ニコカラメーカーで製作されていたらすみません。
sm28311188 のコンテンツツリーを登録頂いたのに見逃している場合がありましたらすみません。
※ご紹介が不都合な場合はご連絡ください。

1 つの mp4 動画に複数の音声トラックを結合する方法

便利なマルチトラック動画(複数の音声トラックを持つ動画)の作り方についてまとめました。

縮小表示されている画像は、クリックすると元のサイズで表示されます。

目次

マルチトラックのメリット

ニコカラ(カラオケ字幕動画)を例にすると、同じ曲でも「オンボーカル(オンボ):元の音声付き楽曲」「オフボーカル(オフボ):カラオケ音源」の 2 つの動画があります。

オンボとオフボを別々の動画にしておくと、それぞれの動画に「映像+音声」がありますが、映像(字幕)はどちらも同じなのでディスク容量の無駄になります。1 つの動画に「映像+オンボ音声+オフボ音声」を同居させるマルチトラック動画にすれば、映像 1 つ分のディスク容量が節約できます。

例えば、映像のビットレートが 2 Mbps の 5 分間の動画の場合、75 MB の容量を節約できます。

また、マルチトラック動画にすると、再生中にオンボとオフボを切り替えられるのも大きなメリットです。

必要なツール

マルチトラック動画の作成に必要なツールは、Yamb と MP4Box の 2 つです。私たちは Yamb を使い、Yamb が MP4Box を使います。

Yamb はこちらのサイトから最新の zip 版(2023 年 5 月現在は Yamb-2.1.0.0_beta2.zip)またはインストーラー版をダウンロードします。PC の好きなフォルダーに zip を解凍しておきます。

MP4Box はこちらのサイトから GPAC の最新インストーラー(2023 年 5 月現在、64 ビット Windows 用は gpac-2.2.1-rev0-gb34e3851-release-2.2-x64.exe)をダウンロードします。exe を実行し、指示に従って GPAC をインストールすると、インストールしたフォルダーに MP4Box.exe が入ります。

GPAC のインストール先をデフォルトの Program Files 配下にするとうまくインストールできないようです。別の場所(例:C:\App)にインストールすると良いでしょう。

なお、Yamb のインストーラー版には MP4Box.exe が同梱されていますが、古いので使わないでください(例えば HEVC の処理ができません)。必ず GPAC の MP4Box.exe を使うようにします。

Yamb の設定

YambYamb が MP4Box を使えるように設定します。

Yamb を起動し、左側のアイコンから「Settings」をクリック、右側の「Advanced Settings~」をダブルクリックします。

Yamb2Advanced Settings 画面になるので、左側から「MP4Box」をクリックし、Location のフォルダーアイコンをクリックして、前章でインストールした GPAC に含まれている MP4Box.exe の場所を指定します。

指定を終えたら「Next」をクリックして設定完了です。

結合作業

マルチトラック動画を作るために、映像や音声を結合します。

Yamb3Yamb を起動し、左側のアイコンから「Editing」をクリック、右側の「Click to join~」をダブルクリックします。

「Concatenation of Files」の画面になるので、エクスプローラーからオンボ動画(映像+オンボ音声)または元の PV 動画(オンボ音声のもの)をドラッグ&ドロップします。

(補足)
PV 動画とオンボニコカラ動画の 2 つがある場合、可能であれば PV 動画を使う方が良いです。オンボニコカラ動画の音声部分は PV 動画の再エンコのため、音質が下がっていることが多いです。
その後、オフボ動画(映像+オフボ音声)もドラッグ&ドロップします。

Yamb4aドロップした動画のトラックが一覧表示されます。通常は上から順に、PV(オンボ)の映像、PV(オンボ)の音声、オフボの映像、オフボの音声、となります。

一番上、PV(オンボ)の映像は不要なので、チェックを外します。

Yamb5上から 2 番目、PV(オンボ)の音声トラックをクリックして選択してから、右側の「Properties」ボタンをクリックすると、音声トラックの情報を設定する Properties ウィンドウが開きます。

「Language」は必須ではありませんが、「Japanese」を選択すると良いでしょう。また、「Track Name」に「On Vocal」と入力します(日本語ではなく英語で入力するほうがトラブルが少ないです)。

Ok ボタンをクリックすると Concatenation of Files ウィンドウに戻ります。

Yamb6同じように、一番下、オフボの音声トラックをクリックしてから Properties ウィンドウを開きます。

オフボの場合は言語は関係ありませんから、「Language」はデフォルトのまま「Unspecified」で良いでしょう。「Track Name」に「Off Vocal」と入力して Ok します。

Concatenation of Files ウィンドウに戻ったら、「Output」に出力動画ファイル名を入力します(デフォルトではドロップした動画のファイル名になっていますので、変更しないと上書きされてしまいます)。

ファイル名は、オンボとオフボの両方が含まれることが分かるように付けると良いでしょう。

例)
楽曲名_歌手名(On-Off).mp4
千本桜_初音ミク(On-Off).mp4

Yamb7これまでの作業内容をまとめると右の図のようになります。

すべての入力を終えたら、「Next」ボタンをクリックします。マルチトラック動画が生成されます。

再生

【Windows Media Player での再生】

マルチトラック動画は、通常の動画と同じように Windows Media Player で再生できます。

音声を切り替えたい場合は、ウィンドウ右上にある「ライブラリに切り替え」ボタン(LibChange)をクリックします。

WMPMenu画面が切り替わり、メニューバーが表示されるので(メニューバーが非表示になっている場合は、ウィンドウタイトルバーの少し下を右クリックするとメニューが表示されます)、メニューから[再生→オーディオおよび言語トラック→再生したい音声トラック]をクリックすると音声が切り替わります。

【MPC-HC / MPC-BE での再生】

Windows Media Player で音声を切り替えるのは手順が多く面倒なので、MPC-HC または MPC-BE で動画を再生するほうが簡単です。

これらのプレーヤーの場合、動画再生中に「A」キーを押すことで音声を切り替えられます。

MPCMenuメニューから切り替える場合は、[再生→音声トラック→再生したい音声トラック]です。メニューに「On Vocal」など Yamb で設定したトラック名が表示されるので分かりやすいです。

おまけ


更新履歴

  • 2019/10/04 初版。
  • 2023/05/14 GPAC について追記。



PetitKara インストールメモ

  • balenaEtcher は管理者権限で起動した方がいいかも
  • 初回起動時、自動的にパーティションサイズを MicroSD サイズに変更してから再起動される
  • 再起動後に OS の設定画面となる。アカウントパスワードは無しにする。Wi-Fi は接続する。
  • Wi-Fi の接続は、OS の設定画面を閉じてしまった場合は、デスクトップ右上の Wi-Fi アイコンで設定できる。
  • Terminal でスクリプト実行。実行後は自動的に再起動され、PetitKara が起動する。

ゆかりのセットリストを見やすく公開する方法

List持ち込みカラオケを行う際に、カラオケ動画をブラウザ上でリクエストをするためツール「ゆかり」には、歌われた曲の一覧(セットリスト)を出力する機能があります。セットリストを Google スプレッドシート(エクセルのような編集を Web 上で行うツール)で見やすく公開するやり方を以下に整理しました。

※縮小されている画像は、クリックすると原寸大で表示されます。

リストを出力する

CSVDLゆかりの機材 PC などで「予約一覧」画面を開き、一番下にある「リクエストリスト (CSV) のダウンロード」ボタンをクリックし、リストを保存します。

ファイル名は、ゆかりの設定画面の「動作設定→DB ファイル名」で指定したファイル名に、「list_」および拡張子「.csv」が付与されたファイル名となります。

例えば、DB ファイル名を「request_2017_10_21.db」にした場合は、リストファイル名は「list_request_2017_10_21.db.csv」となります。

Google スプレッドシートに取り込む

Google スプレッドシートの利用には Google アカウントが必要ですので、アカウントを持っていない場合は作成しておきます。

PlusIconアカウント作成後、Google スプレッドシートのサイトを開き、右下の赤い「+」ボタンをクリックします。

ImportGoogle スプレッドシートの新規画面が開きますので、メニューから[ファイル→インポート]をクリックします。

Uploadファイルをインポートするダイアログが開くので、「アップロード」をクリックします。

「ここにファイルをドラッグ」と書かれているエリアに、先ほどダウンロードしたリストファイル(list_request_2017_10_21.db.csv)をドラッグ&ドロップします。

Import2リストファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルをインポートする画面が変わりますので、「インポート」ボタンをクリックします。

AfterImportGoogle スプレッドシートにリストが取り込まれました。

List取り込まれたままの状態だと少し見づらいところがありますので、見やすいように修正します。
  • タイトル(左上に表示されている「無題のスプレッドシート」)をクリックして編集する
  • セルの幅を調整する
  • 先頭行などに色を付けて見やすくする

セットリストを公開する

Google スプレッドシートで作成したセットリストを、参加者が閲覧できるように公開します。

ShareGoogle スプレッドシートのメニューで[ファイル→共有]をクリックします。

Share2「他のユーザーと共有」ダイアログが開くので、右上の「共有可能なリンクを取得」をクリックします。

LinkCopyセットリスト共有用の URL が作成され、クリップボードにコピーされます。

クリップボードにコピーされた URL を、メール等で参加者に伝えることにより、参加者もセットリストを閲覧できるようになります。

後から再度共有用 URL を確認したい場合は、[ファイル→共有]メニューで表示される「他のユーザーと共有」ダイアログの「リンクのコピー」をクリックすることで、再度 URL を取得できます。

おまけ:シートを追加する

1 つの Google スプレッドシートに別のセットリストを追加したい場合は、シートを追加すれば大丈夫です。例えば、2017 年用の Google スプレッドシートを作成し、「1 月定例会」「2 月定例会」といった会のセットリストを、シートを追加して作成することが可能です。

シートを追加したい場合は、既にセットリストが作成されている Google スプレッドシートで、[ファイル→インポート]メニューをクリックし、セットリストをアップロードします。

Add「ファイルをインポート」ダイアログで、「インポート操作」を「新しいシートを挿入する」にしてから「インポート」ボタンをクリックすることで、シートを追加してセットリストを増やすことができます。

※本記事で使用しているゆかりのバージョンは「v0.09.9-alpha-33-g3f5cbdf」、Google スプレッドシートは 2017/10/23 現在のものです。バージョンが変わると、画面が変わる場合があります。









タイムタグ規格ルビ拡張規格

目次

タイムタグ規格とは

 みなさんはカラオケに行ったことがありますよね? カラオケでは、あたりまえですが、曲と同時に歌詞が表示されます。

 「タイムタグ」とは MP3 などの曲を演奏するときに、歌詞を曲と同期して表示させるための時間設定のことです。歌詞にタイムタグをつけておけば、カラオケのように、曲の進行に合わせて、歌詞を表示することができるのです。

 タイムタグの記述方法については、駄歌詞屋本舗さんがとりまとめて仕様書を公開されており、これが事実上の標準となっています。これをタイムタグ規格と呼びます。

ルビ拡張規格の必要性

 再びカラオケを思い浮かべて下さい。表示されている歌詞のうち、難しい漢字や、外国語などにはルビ(読みがな)が振ってありますよね? また、例えば、「時間」を「とき」と読ませるような、特殊な読み方をする場合にもルビは必要です。

 残念ながら、タイムタグ規格には現在のところ、ルビに関する定めがありません。ルビを振ることができないので、多くの場合、「薔薇(ばら)」のように、括弧付きでルビを表記するなどの代替策が取られているようです。

 しかしせっかくなら、ルビはルビとして定め、カラオケのように漢字の上に表示される方が読みやすいでしょう。ルビを指定するためには、タイムタグ規格を少し拡張する必要があります。2008 年時点で私が探した限りでは、ルビに関するタイムタグ規格の拡張規格はこれまでに公開されていないようでした。そこで、ここにルビ拡張規格を定め、公開いたします。

 タイムタグ規格準拠のアプリケーションを開発されており、ルビ表示機能を付けようと考えている開発者の方がいらっしゃいましたら、本拡張規格をご検討いただきますようお願いします。賛同していただけるのであれば、本拡張規格に準拠したルビ機能を開発していただくことにより、拡張規格の乱立による混乱が防げ、利用者の方々にとっても、1 つの歌詞ファイルが様々なアプリケーションで利用できるので便利になると思います。

ルビ拡張規格

◆ ルビの記述方法

 大前提として、ルビ以外の部分についてはタイムタグ規格に準拠します。ルビの部分のみを拡張します。

 ルビは @ タグで指定します。書式は次の通りです。

書式@RubyX=ルビ対象(漢字等),ルビ(読みがな)【省略可】,適用開始時刻【省略可】,適用終了時刻【省略可】
  • X は 1 から始まる連番で、@Ruby1、@Ruby2……のように @Ruby タグを指定することにより、複数のルビを定義することができます。タイムタグ規格において、同じ @ タグを複数指定することはできないので、連番を振ることにより重複を避けています。
  • 連番は途中で飛んではいけません。例えば、@Ruby10 の次が @Ruby12 となっている定義は規格違反です。プレイヤーによっては、@Ruby12 が読み込まれない場合があります。
  • X の上限は無いので、いくつでもルビを定義することができます。
  • ルビ対象(「親文字」と呼称される場合もあります)には、ルビを振りたい漢字や英語などを指定します。
  • ルビには、漢字や英語などの読みがなを指定します。ルビを省略した場合は、ルビ対象に対応するルビを取り消すことになります。ルビを省略し、適用開始時刻や適用終了時刻を付与する場合、区切りのカンマは省略できません。
  • 適用開始時刻はタイムタグで指定し、この時刻以降(この時刻を含む)に登場するルビ対象に対してルビを振るものとします。タイムタグは秒単位タイムタグ、拡張タイムタグのどちらでも構いません。適用開始時刻を省略した場合は、[00:00:00] が指定されたものとします。適用開始時刻を省略し、適用終了時刻を付与する場合、区切りのカンマは省略できません。
  • 適用終了時刻はタイムタグで指定し、この時刻以前(この時刻を含む)に登場するルビ対象に対してルビを振るものとします。タイムタグは秒単位タイムタグ、拡張タイムタグのどちらでも構いません。適用終了時刻を省略した場合は、[99:59:99] が指定されたものとします。
  • 適用開始時刻・適用終了時刻は、歌詞に付与されているタイムタグと同様、@TimeRatio や @Offset の補正を受けるものとします。
  • 区切りのカンマは必ず半角でなくてはなりません。

◆ ルビの記述例

@Ruby1=為替,かわせ,,[01:00:00]
@Ruby2=為替,カワセ,[01:00:00],[02:00:00]
@Ruby3=為替,,[02:00:00]
  • 曲頭から 1 分以前に表示される「為替」に対し、「かわせ」というルビを振ります。
  • 1 分以降 2 分以前に表示される「為替」に対し、「カワセ」というルビを振ります。
  • 2 分以降に表示される「為替」に対しては、ルビは振りません。

◆ プレーヤーでの表示方法

 指定されたルビを実際にどのように表示するかは、本拡張規格では定義せずに、個々のプレーヤーに任せるものとします。

 とはいえ、一般的には、通常のカラオケと同じように表示するのが自然でしょう。すなわち、漢字(などのルビ対象)の真上に、漢字よりも小さい文字でルビを振ります。ルビのワイプは、漢字と同じタイミングで行います。例として、以下の歌詞ファイルでのルビ表示を考えてみます。

サンプル@Ruby1=為替,かわせ
[00:01:00]本日の[00:10:00]為替[00:12:00]レート[00:20:00]
 ルビを均等割り付けすることにすると、「本日の為替レート」という歌詞のうち、「為替」の真上にルビである「かわせ」を均等に配置します。「か」を「為」の上あたり、「わ」を「為」と「替」の間、「せ」を「替」の上あたりに配置します。

 ワイプは、10 秒の時点から「為」のワイプが始まり、同時にルビの「か」のワイプも始まります。11 秒の時点では、「為」のワイプがちょうど終わったところで、ルビの方は、「か」のワイプが終わり、「わ」のワイプが半分終わったところになります。12 秒の時点で、「替」のワイプが終わり、ルビの方は「わ」の残り半分と「せ」のワイプが終わります。

◆ ルビへのタイムタグの埋め込み

 本規格では、ルビにタイムタグを埋め込むことも可能とします。これにより、より細かなワイプの制御が可能です。

 ルビに埋め込まれたタイムタグは、歌詞中で指定されている時刻からの相対時刻とし、歌詞中で指定されている時刻との逆転現象を発生させないように指定するものとします。時刻の逆転現象が発生した場合のプレーヤーの動作は不定です。

 例として、以下の歌詞ファイルでのルビ表示を考えてみます。先ほどの例とほとんど同じですが、ルビにタイムタグが埋め込まれています。

サンプル@Ruby1=為替,か[00:00:50]わ[00:01:00]せ
[00:01:00]本日の[00:10:00]為替[00:12:00]レート[00:20:00]
 ワイプは、10 秒の時点から「為」のワイプが始まり、同時にルビの「か」のワイプも始まります。今回はルビにタイムタグが埋め込まれているので、「か」のワイプが始まってから [00:00:50] 秒後、すなわち、10.50 秒の時点で「か」のワイプが終わります。一般的なプレーヤーでは、ルビと漢字のワイプ位置は揃えられていますから、10.50 秒の時点では、漢字の方は「為」の途中までワイプが終わっていることでしょう。同様にして、11 秒の時点で「わ」のワイプが終わり、12 秒の時点で「せ」のワイプが終わります。「かわ」が早くワイプされ、「せ」が遅くワイプされる感じですね。

 ここで例えば、ルビ中のタイムタグを「か[00:00:50]わ[00:03:00]せ」のように指定してしまうと、ルビのワイプとしては 13 秒の時点でようやく「せ」のワイプが始まるのに対し、歌詞は次の「レート」のワイプが 12 秒の時点で始まり、逆転現象が発生します。逆転現象が発生するようなタイムタグの埋め込みは行わないで下さい。

◆ 必須部分とオプション部分

 以上がルビ拡張規格の内容ですが、ルビ拡張規格を「必須部分」と「オプション部分」に区別することとします。

 「必須部分」は、ルビ拡張規格に対応するプレーヤーを開発する際に、必ずサポートしなければならない部分です。「必須部分」は次の部分です。

  • 「ルビ対象(漢字等)」の指定。
  • 「ルビ(読みがな)」の指定。ルビ中のタイムタグ埋め込みは必須としないが、埋め込まれているタイムタグを正しく無視できるようにすること。
 「オプション部分」は、ルビ拡張規格に対応するプレーヤーを開発する際に、必ずしもサポートしなくても良い部分です。もちろん、サポートが可能であれば、積極的にサポートして下さい。「オプション部分」は次の部分です。
  • 「適用開始時刻」「適用終了時刻」の指定。
  • ルビへのタイムタグの埋め込み。

本拡張規格の特徴

 ルビ拡張規格の策定に当たり、いくつかの方式を検討しましたが、最終的に上記の仕様といたしました。ここでは、備忘録の意味も込め、本拡張規格の策定経緯や、本拡張規格の利点などを記します。

 まず、ルビを @ タグで指定するようにしたのは、ルビの指定による副作用を排除するためです。

 一般的にルビを表記する方法として用いられている、括弧でルビを指定するという仕様も検討しました。「本日の為替(かわせ)レート」というように、歌詞に直接ルビを書き込む表記です。この方法は一般的なので、歌詞ファイルの流用がしやすい(修正しなくてもルビ表示ができる)という利点があります。しかし例えば、コーラスを括弧でくくる場合もあるなど、括弧はよく使われる文字なので、ルビ以外の文字もルビとして扱われてしまうという副作用があり、悪影響もまた大きくなります。それと、ルビ対象の文字がどこなのかが特定しづらいという問題もあります。このため、採用を見送りました。

 それでは括弧よりも使用頻度の少ない文字で、ルビ対象もきちんと表記すればどうかということで、「本日の{為替|かわせ}レート」のような仕様も検討しました。しかしこの方法ですと、ルビ非対応のプレーヤーで表示した場合に、{} などがそのまま表示されてしまい、使用頻度が少ないだけに違和感のある表示となってしまいます。

 @ タグで指定することにすれば、ルビ非対応プレーヤーにおいては、@ タグが無視されるだけで、悪影響はありません。また、ルビ対応プレーヤーにおいても、ルビとルビ以外を混同する恐れがありません。ルビ対応プレーヤー開発時の手間という観点から見ても、歌詞解析ルーチンについては既存のものをそのまま使用できるという利点があります。

 @Ruby タグで適用開始時刻・適用終了時刻を指定できるようにしたのは、同じ漢字に複数のルビを振れるようにするためです。例えば、歌詞の 1 番では「時間」を「じかん」と読ませ、歌詞の 2 番では「時間」を「とき」と読ませるような歌詞に対応します。

 適用開始時刻・適用終了時刻なんていう遠回しな指定方法ではなく、単純に、ルビが出てくる回数だけルビを指定すればよい、という考え方もあります。しかし例えば、歌詞の 1 番に「時間」が 10 回出てくる場合、@Ruby1~@Ruby10 まで 10 回も書くのは面倒ですし、@Ruby10 から 2 番なのか @Ruby11 から 2 番なのか、そのうち数え間違えたりします。その点、適用開始時刻・適用終了時刻をタイムタグで指定する方式であれば、漢字の近くにタイムタグがあるわけですから、間違えずに済みます。

 本拡張規格は、シンプルであることも利点の 1 つです。歌詞部分は通常通りで、簡単な @ タグのみでルビを指定できます。適用開始時刻などはオプションなので、基本的には漢字とルビを指定するだけです。ルビの表示方法を各プレーヤーに任せることで、細かなオプションが不要となり、同時に、各プレーヤーにむやみな制約を課すことを防いでいます。

仕様書

 上記の内容のうち、仕様に関する部分のみを、仕様書としてまとめて配布します。

ルビ拡張規格に対応したソフトウェア

 ここでは、本拡張規格に対応したソフトウェアを紹介します。また、本拡張規格に対応したソフトウェアを開発された方は、ご連絡を頂ければ、ここに掲載させて頂きます。(順不同・敬称略)

名称作者対応 OS概要
waku-WAK KARAOKE PlayerSHINTAHaikuカラオケ歌詞作成・表示機能付きのメディアプレーヤー。音楽だけではなく、動画(ムービー)に歌詞を合わせることも可能。カラオケタグエディタは歌詞のワイプ(色替え)をマウスで指定でき、タイミングを取りやすい。
ニコカラメーカーSHINTAWindowsニコカラ(カラオケ字幕付きの楽曲動画)を手軽に作ることができるツール。プレビューでビジュアルに出来映えを確認しながら、ニコカラを作成できる。
ニコカラメーカー 2
SHINTAWindowsニコカラメーカーの後継ツール。ニコカラメーカー同様、簡単にニコカラを作成でき、かつ、機能が豊富になっている。
RhythmicaLyrics MIZUSHIKIWindowsリズムゲーム感覚でリズミカルにタイムタグ付き歌詞が作成できるタイムタグエディタ。

サンプルデータ

  • ニコカラメーカー 2 に、タイムタグ規格ルビ拡張規格に準拠した「故郷」の歌詞ファイルが同梱されているのでご参照ください。

終わりに

 最後までお読みいただきありがとうございました。ご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡ください。

 また、よりよい規格のご提案や、実装時のテクニックなどございましたら、こちらもお寄せいただければと思います。

更新履歴

2009/03/14 初版。
2011/03/19 サンプルデータを記載。
2016/02/13 適用終了時刻を記載。
2016/03/21 仕様書部分を独立して公開。
2017/01/09 アドレス(URL)変更:内容は変更無し。
2020/06/28 ソフトウェアにニコカラメーカー 2 追記。サンプルデータを更新。
2020/11/22 適用終了時刻の定義を「未満」から「以前」に変更。経緯はこちら

ニコカラ動画のご紹介(300 突破記念)

Nkm304カラオケ字幕付き動画を手軽に作れるツール「ニコカラメーカー」を活用して作成された動画の数が、300 を超えました。

最近投稿されたニコカラの中から、いくつかピックアップしてご紹介させていただきます。

すべての一覧は、以下のリンクからご覧になれます。
ニコカラメーカーを使用して作成した動画をニコニコ動画にアップロードした場合、ニコカラメーカー 簡易説明書動画をコンテンツツリーの親にご登録お願いします。上記リンクに反映されます。

雨夜(のりさん)

切なかっこいい初音ミク曲のニコカラです。

のりさんは動画の雰囲気に合わせてカラオケ字幕の配色を毎回チョイスされています。今回は、渋めの青を基調としたグラデーション。

字幕ワイプのタイミングも毎回きっちりと作り込まれていて、歌いやすいです。



死奏憐音、玲瓏ノ終(Raildex さん)

東方アレンジ曲のニコカラです。

Raildex さんは数多くの東方ニコカラを投稿されており、東方ニコカラのプロと言っても過言ではありません。

今回の曲は合唱なのですが、しっかりとパート分けがされており、完成度の高いニコカラです。



リップサービス(青海明空さん)

リズム感ある GUMI 曲のニコカラです。

青海明空さんも毎回完成度の高いニコカラを投稿されています。

ニコカラメーカーでは、字幕を自動配置する際に 2 段組になるように配置します。今回の曲は途中に歌詞が速く流れる箇所があるのですが、手動配置で 4 段組にして見やすくするなど、手間暇かけて丁寧に作られています。



モノノ怪ストリップ(埋庫(micra)さん)

軽快なモノノ怪ソングのニコカラです。

埋庫さんもニコカラ動画の常連さんで、字幕は爽やかな青グラデーション。

状況に応じて歌詞を 3 段組にするなど、見やすいニコカラに仕上がっています。



リフレインボーイ / ALL OFF(訓子府先輩 810 さん)

アニメ「モブサイコ 100」エンディング曲のニコカラです。

訓子府先輩 810 さんも数多くのニコカラを投稿されていますが、アニメ曲に強い投稿者です。前後にアニメの CM が入っている動画もあります。



命を繋ぐもの(Ticona さん)

東北ずん子曲のニコカラです。

字幕が立体的になっています。ニコカラメーカーで作成後、さらに動画編集ソフトで加工しているとのことです。

Ticona さんも多くのニコカラを投稿されていますが、配色をワインレッドと紫に統一しているため、動画を見ると Ticona さんのニコカラだとすぐにわかります。



未熟 DREAMER(Mr.H さん)

ラブライブ!曲のニコカラです。

ボーカル別に字幕も色分けされており、合唱部分はグラデーションとなっています。

この他にも、多数のラブライブ!曲のニコカラを投稿されています。



歌に形はないけれど ボサノバっぽくアレンジ(京夜さん)

doriko さんの名曲「歌に形はないけれど」をボサノバっぽくアレンジしたバージョンのニコカラです。

字幕の下の方で少し色が変わるオシャレなグラデーションとなっています。



かぜみやび(ちおんさん)

KAITO の中の人である風雅なおとさんがボーカルを務めている曲のニコカラです。

原曲の動画製作担当者であるちおんさん自らがニコカラを作成されています。

少し前までは、ニコカラ専門の方がニコカラを作るケースがほとんどでしたが、最近はいろいろな立場の方がニコカラ作りを始めており、すそ野が広がってきていて嬉しい限りです。



フォビア(香乃さん)

UTAU 音源「朱賀かのこ」の配布動画で使われている曲のニコカラです。

朱賀かのこの中の人である香乃さん自らがニコカラを作成されています。

UTAU オリジナル曲のニコカラも少しずつ増えてきています。



Sanctuary(柿食けーこさん)

味わい深い初音ミク曲のニコカラです。

作詞作曲者である柿食けーこさん自らがニコカラを作成されています。


求血姫のジルバ(SHINTA)

最後に手前味噌ですが私のニコカラを。

血を求めて彷徨うさとうささら曲のニコカラです。

カラオケ配信プログラム(カラプロ)という仕組みを活用して、現在 JOYSOUND で配信されており、全国のカラオケボックス(JOYSOUND MAX / JOYSOUND f1 設置店)で歌うことが可能です。



これからもどんどんニコカラが増えていくのを楽しみにしています。


メインマシンの Windows 10 化を決定

次のパソコンをどんなのにしようか考えていたら、Windows 7 のサポート終了である 2020 年 1 月までに新しいパソコンを買わない可能性が出てきた。

次のパソコンの CPU は FIVR(統合電圧レギュレーター)搭載のものがいいと思っているけど、そうなると最速で 2018 年の Icelake 世代。しかし、いいのが出なかったり、スケジュールがずれたりしたら、2020 年を越えてしまう可能性は十分にある。そのときは今のマシンを Windows 10 にする必要がでてくるが、それなら無償の今 Win10 にするほうがいいでしょ。

というわけで現行マシンの Windows 10 化の検討を実施。ハードとソフト、それぞれが Win10 に対応しているかを確認。

本体

パーツ型番Windows 10 対応
マザーボードASUS P8H77-V○ 公式対応
CPUIntel Core i7-3770S
○ 使用レポートあり
(NX を有効にする)
SSDPLEXTOR M5 Pro
△ 公式対応リストに明記無し
光学ドライブ
アイ・オー・データ機器 DVR-SN24GE
△ 公式対応リストに無し
ビデオカードSAPPHIRE HD5570 1G DDR3 PCI-E HDMI/DVI-I/VGA
○ 公式対応


ドライブ系が公式対応ではないが、特に問題なく動くと予想される。

周辺機器

パーツ型番Windows 10 対応
外付け HDDWestern Digital My Book Duo WDBLWE0080JCH-JESN
△ 公式対応リストに明記無し
サウンドカードCreative Sound Blaster Digital Music Premium HD
○ 公式対応
ディスプレイ21.5 インチワイド液晶、IO DATA LCD-MF223XS
△ 不明
ゲームコントローラーLogicool F310r○ F310 の使用レポートあり


ディスプレイが公式対応ではないが、特に問題なく動くと予想される。

主要ソフトウェア

ソフトウェアWindows 10 対応
ATOK 2016
○ 公式対応
Daemon Tools Lite○ 対応情報あり
DATARAM○ 公式対応
Dropbox○ 公式対応
ebi BookReader○ 公式対応が前提の表現
Firefox○ 公式対応
Kaspersky Internet Security○ 公式対応
Movie Studio Platinum 12△~× 更新インストールで非動作
Microsoft Office 2010○ 公式対応
Reaper○ 公式対応
Visual Studio 2015○ 公式対応
VMWare Player○ 公式対応
Windows SDK(Platform SDK)○ 公式対応
秀丸○ 公式対応

Movie Studio が非対応の恐れあり。Ver 13 は対応済みなので、うまく動かなかったら 13 を買う必要がある。

というわけで、大筋で、Windows 10 にしても問題ないようなので、Windows 10 にアップグレードすることに決定。

USB Sound Blaster のサラウンド機能が良い件

出音をいじるのはあまり好きではないので、普段はエフェクト系は使わないのだが……。

Sound Blaster Digital Music Premium HD(SB-DM-PHD)のサラウンド機能は、音がちゃんと広がってくれる。ものによってはスピーカーよりも外側から聞こえてくる感じがすることがあり、外で物音がしたのかと、思わず外を見てしまったほど。気になる副作用も無く、良い感じに使える。

USB Sound Blaster はだいぶ前から使っているが、サラウンド機能の良さに気づいたのはつい最近。サラウンドは THX というエフェクトカテゴリに分類されているが、USB Sound Blaster においてプッシュされているエフェクトは EAX。

EAX を有効にすると、円形劇場などいくつかの場所にいるような音響を使うことが出来るが、どれもわんわん響いてしまってとても使う気になれない。そっとプロパティウィンドウを閉じてしまったので、今まで THX に気づかなかった。

スピーカーのプロパティTHX の設定は、EAX と同じく、スピーカーのプロパティから行える。

Sound Blaster タブにある設定ボタンをクリックすると、オーディオコントロールパネルが開く。

オーディオコントロールパネルオーディオコントロールパネルに THX TruStudio Pro というタブがあり、それが THX の設定。

Surround を有効にするのチェックボックスにチェックを入れるだけの簡単設定。

THX には、サラウンドの他にもいくつかの効果がある。

Crystalizer は、圧縮音楽で失われた音をくっきりさせる効果のようだ。ただ、これを有効にすると、ボーカルの破擦音(「つ」など)が強調されすぎてノイズになりやすくなってしまう。

Speaker は名称から効果が推測しづらいが、低音強調。

Smart Volume は、曲毎のボリュームのばらつきを抑えてくれる機能とのこと。

Dialog Plus は、会話強調機能。人の声がはっきり聞こえるようになる。ただし、音楽再生だとオケの品質が下がる。

加工音が好きでは無いので、サラウンド以外は無効にしてあるが、逆に言えば、それでもサラウンドだけはオンにしたくなるほど、サラウンドが良いということだ。



関連記事:Sound Blaster Digital Music Premium HD のドライバの場所

Sim City 2013 が RADEON 5570 で動作

タイトルの通りだけど、シムシティ(2013 年版)が、ミドルローレンジのビデオカード RADEON HD 5570 で動作(うちの PC の詳しいスペックはこちらを参照)。

GeForce 系の動作報告が多く、RADEON の動作報告があまりなくて、ドキドキしながら購入したが、無事に動いて良かった。

SimCity_グラフィックス設定普段使っているグラフィックス設定は、1366×768 ウィンドウモードで、ほとんどの設定が「高」。

SimCity には FPS 表示機能などは無いので、客観的にどれくらい遊べるかというのは示せないが、個人的な感触としては、まぁ実用レベルと言えると思う。

人口 10 万人弱の都市でも操作が可能。

SimCity_昼ただし、快適とは言いがたい。

ズームをしていると、建物が密集しているところではスクロールがもたつく。

また、車がフレームスキップをして、瞬間移動することがある。

解像度を広くして、1920×1080 フルスクリーンにしたら、だいぶ重くなった。このサイズでプレイするとなると、画面クオリティをもっと下げないとダメだろう。

SimCity2013_Town2SimCity.exe プロセスのグラフィックス以外のリソース使用量を見てみると、CPU(Core i7-3770S 8 スレッド)の使用率は 10% 前後、メインメモリは 1.1~1.3GB 程度を消費している。

発売日当日はサーバーがすべて落ちるなどのトラブルに見舞われており、かなり叩かれていたが、3/10 以降は復帰している。普段は北米西部 4 サーバーでプレイしているが、たまに接続解除されるものの、すぐに再接続されるため、特に問題なく遊べている。

SimCityUpdateDownloadプログラムなどのアップデートを行うサーバーも快適で、およそ 75Mbps(9588KB/s)のスピードでダウンロードできた。

プレイ記はこちらから。


三國志 11 を Windows 7 の 64 ビット版にインストール

コーエーテクモゲームス(旧光栄)の三國志シリーズは、V を最後にやっていなかったが、久しぶりにやってみたくなった。

Wikipedia でシリーズの情報を見てみたところ、3D 1 枚マップシステムを採用した 11 が面白そうだったので買ってみた。

世間評価的に、三國志 11 本体のみだとクソゲーで、パワーアップキット(PK)を導入すると楽しめるようになるらしい(それもどうかと思うが……)。

三國志11三國志 11 本体は、ソースネクストから安価なものがでているのだが、店頭で価格を見てみたところ、本家版の方が安かったので(ラス 1 だったので在庫処分?)、本家本体と PK を別パッケージで同時購入。およそ 8,000 円弱。ちなみに、with PK は 1 万円以上だった。
  • 本体をインストール
  • PK をインストール
  • PK のアップデータ(Ver.1.1.1)を適用

の手順で、無事に Windows 7(64 ビット版)にインストール完了。


注意点としては、ゲーム起動(インストールはもちろんだが、プレイも)は管理者権限で行う必要がある。ユーザー権限だと、メニュー画面から先に進まない。


また、フルスクリーンモードだとムービーが再生されない。公式サイトには視覚テーマを無効にすれば不具合を回避できるとあるが、回避できなかった。


CDManipulatorOptionPK の CD-ROM を毎回ドライブに入れるのは面倒くさいが、CD Manipulator で仮想化したものを Daemon Tools でマウントしておけば手間が無くなる。


仮想化の際はエラーを無視する必要がある。



Sound Blaster Digital Music Premium HD のドライバの場所

製品選択Creative の USB オーディオ「Sound Blaster Digital Music Premium HD」(SB-DM-PHD)だが、ぱっと見、Web 上に Windows 7 64 ビット版のドライバが公開されていない。

DMPHDCreative のサポートダウンロードページで SB-DM-PHD の Windows 7 64 bit ドライバを選択しても表示されない。「優先言語として英語を選択して下さい」と出るが、英語は選択できない。

XPx64……が、実は、OS として Win XP Pro x64 Edition を選べば良い。XP x64 を選んだ時に表示されるドライバの注意書きに、Win 7 対応と書いてある。

EnglishSiteそうとは気づかず、頑張ってサイト全体を英語にしてドライバをダウンロードしてしまった……。

ダウンロード後は、「SB-DM-PHD を USB ポートに挿してから」インストーラーを起動すれば無事にインストールできる。

SB-DM-PHD ってイヤホンジャックがずいぶん大きくて、ポータブル用のイヤホンとかヘッドホンを挿そうと思うと、変換アダプタが必要なところが、個人的にはちょっとマイナスポイント。全体的には気に入ってるけどね。

TYPINGMANIA で mp4 が使えた

TYPINGMANIA の自作データ製作において、マニュアル(interval.pdf)には、「video 設定では FLV ファイルを指定して下さい」とあるので、FLV しか使えないと思っていた。

TypingManiaSplashところが、TYPINGMANIA の画面左下に、「H.264 & HE-AAC READY」と書いてあるのに気づいた。ん、これってもしかして、mp4 使えるのでは?

というわけで試してみたら、あっさりと使えてしまった。試した範囲では、以下の形式が使えた。
  • 映像:H.264 Baseline/Main
  • 音声:LC-AAC/HE-AAC
  • コンテナ:mp4

HE-AAC 限定かと思いきや、普通に LC-AAC も使えたので良かった。エンコードは MediaCoder の 64 ビット版で行っている。


ネットで検索してみると、どうやら、mp4 使える情報は、TYPINGMANIA wiki に記載されていたらしい。しかし残念なことに、現在は TYPINGMANIA wiki が存在していないようだ。


やはり FLV(Sorenson H.263)よりも mp4(H.264)の方が画質が良い。


FLV(ビットレート 780kbps)の 1 コマ。真ん中にいるテトの茶色い服の部分を拡大したのが右側の写真(クリックで拡大)。

WingNotesFLV WingNotesFLVZoom

下が mp4(ビットレートは同じく 780kbps)。

WingNotesMP4 WingNotesMP4Zoom


全体的に mp4 の方がにじみやノイズが少ない。FLV では、茶色い服のフチの部分が、髪の毛の青の影響を受けているが、mp4 の方は綺麗だ。


DVD から mp4 に変換するメモ

いつも忘れてしまうのでメモっておく。
  1. DVD Decrypter で IFO 形式に変換。
  2. VOBUtils で.vob 形式に変換。
  3. MediaCoder 32 ビット版で、すべての .vob を登録し、グループ化してからエンコード
MediaCoder 64 ビット版は未確認。


Firefox のツールバーの印象が変わった

Firefox 12 になって、ツールバーの UI がちょっとだけ変わった。

まず、今までの UI。タイトルバーとメニューバーが半透明で、アドレスバーとブックマークツールバーが不透明。

FirefoxOld

下が Ver 12 の UI。

Firefox12

アドレスバーも半透明になった。

ほんのささいな違いなのだが、最初見た時、体感的には結構違う印象を受けた。

スクリーンショットは、後ろのウィンドウが白い状態で撮影しているが、実際には、いろんな色が背景になる。黒っぽい背景だと、UI にもっと大きく違いが出て、アドレスバーとブックマークツールバーの色の違いが顕著になる。

どちらが良い悪いというのでもないが、慣れるまでに少し時間が必要。

Minecraft でシングルプレイのデータをマルチプレイに引き継ぐ

サバイバルしながらブロックで物作りをしていく Minecraft(マイクラ)にハマってしまった。

まだ開拓をしてあまり経っていないけど、それでもマイハウスや攻略中のダンジョンはある。せっかくだから友達をマイマップに呼んで一緒に探検しようと思ったんだけど、マルチプレイを始めるとマップがリセットされてしまってあれ? ってなったので、シングルプレイのマップデータをマルチプレイに引き継ぐやり方をまとめておく。

バージョン

今回動作確認をしたバージョンは、
  • Minecraft for Windows 1.1
  • Minecraft Server EXE 版 1.1
OS は Windows 7。

概要

やり方はいたって簡単。シングルプレイのデータが
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\.minecraft\saves\(ワールド名)
に保存されているので、
(Minecraft Server のあるフォルダ)\(ワールド名)
にコピーして、server.properties の level-name を
level-name=(ワールド名)
とするだけ。

手順

Minecraft のマルチプレイは、専用のサーバーソフトを起動しておき、そこに参加者(自分含む)が接続しに行く方法を採用している。したがって、サーバーを立てる人は、サーバーとクライアント(通常の Minecraft ソフト)の 2 つを起動することになる、というのが前提知識。手順は以下。

  1. Minecraft の公式サイトからサーバー(Minecraft_Server.exe)をダウンロードし、適当なフォルダに保存する。
  2. サーバーを起動。ウィンドウの右ペインにいろいろメッセージが表示されるが、一段落して Done と表示されたら、一旦終了する。
  3. シングルプレイのデータをサーバーにコピーする。
    • シングルプレイのデータは、
      C:\Users\(Windows ユーザー名)\AppData\Roaming\.minecraft\saves\(ワールド名)
      に保存されている。例えば、Windows にログオンする時のユーザー名(Minecraft でのユーザー名ではない)が tori で、Minecraft のワールド名が karaage の場合は、
      C:\Users\tori\AppData\Roaming\.minecraft\saves\karaage
      に保存されている。
    • シングルプレーのデータをフォルダごと、サーバーを保存したフォルダに保存する。
    • サーバーを
      C:\Minecraft
      に保存している場合は、
      C:\Minecraft\karaage
      に保存する。
  4. サーバーの設定ファイル server.properties を書き換える。
    • 先ほどサーバーを起動した際に、サーバーと同じフォルダに server.properties が生成されているので開く。
    • 5 行目くらいに level-name= で始まる行があり、これがワールド名を指定している行なので、イコールの右側(最初は world になっているはず)をワールド名にする。
    • level-name=karaage
    • 変更した server.properties を保存する。
  5. サーバーを再度起動する。サーバーは基本的に起動しておくだけ。特に操作はしない。
  6. 通常の Minecraft も起動する。
  7. マルチプレイを選び、「ダイレクト接続」で「サーバーアドレス」に
    localhost
    と入力すると、自分のワールドにログインできる。
    • 最初にスポーンした地点からのスタートとなる。
    • スポーン地点周辺 16 マス程度の地形は変えられない(設定により変更可)ので注意。
    • シングルプレイの時に携帯していた道具類はからっぽになってしまう。予めシングルプレイを終える直前に、スポーン地点付近のチェストに保存しておくと良い。
  8. 他人に自分のサーバーに接続してもらうには、自分の IP アドレスを教えて、「マルチプレイ」→「ダイレクト接続」→「サーバーアドレス」に IP アドレス(DDNS 等を利用している場合は http:// 抜きのホストアドレスでも可)を入力してもらう。ルーター使用時はポートの解放が必要なことに注意。他人も自分と同じ場所にスポーンする。
  9. マルチプレイしたデータをシングルプレイの保存場所に書き戻せば、再びシングルプレイにデータを引き継げる。ただし、この時も、手持ちの道具類は失われる。

マルチプレイそのものについてのやり方・サーバーの設定・注意点などは、Minecraft Japan Wiki に詳しく記載されている。

手持ちの道具の引き継ぎ方をご存じの方、教えて下さい。

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