List持ち込みカラオケを行う際に、カラオケ動画をブラウザ上でリクエストをするためツール「ゆかり」には、歌われた曲の一覧(セットリスト)を出力する機能があります。セットリストを Google スプレッドシート(エクセルのような編集を Web 上で行うツール)で見やすく公開するやり方を以下に整理しました。

※縮小されている画像は、クリックすると原寸大で表示されます。

リストを出力する

CSVDLゆかりの機材 PC などで「予約一覧」画面を開き、一番下にある「リクエストリスト (CSV) のダウンロード」ボタンをクリックし、リストを保存します。

ファイル名は、ゆかりの設定画面の「動作設定→DB ファイル名」で指定したファイル名に、「list_」および拡張子「.csv」が付与されたファイル名となります。

例えば、DB ファイル名を「request_2017_10_21.db」にした場合は、リストファイル名は「list_request_2017_10_21.db.csv」となります。

Google スプレッドシートに取り込む

Google スプレッドシートの利用には Google アカウントが必要ですので、アカウントを持っていない場合は作成しておきます。

PlusIconアカウント作成後、Google スプレッドシートのサイトを開き、右下の赤い「+」ボタンをクリックします。

ImportGoogle スプレッドシートの新規画面が開きますので、メニューから[ファイル→インポート]をクリックします。

Uploadファイルをインポートするダイアログが開くので、「アップロード」をクリックします。

「ここにファイルをドラッグ」と書かれているエリアに、先ほどダウンロードしたリストファイル(list_request_2017_10_21.db.csv)をドラッグ&ドロップします。

Import2リストファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルをインポートする画面が変わりますので、「インポート」ボタンをクリックします。

AfterImportGoogle スプレッドシートにリストが取り込まれました。

List取り込まれたままの状態だと少し見づらいところがありますので、見やすいように修正します。
  • タイトル(左上に表示されている「無題のスプレッドシート」)をクリックして編集する
  • セルの幅を調整する
  • 先頭行などに色を付けて見やすくする

セットリストを公開する

Google スプレッドシートで作成したセットリストを、参加者が閲覧できるように公開します。

ShareGoogle スプレッドシートのメニューで[ファイル→共有]をクリックします。

Share2「他のユーザーと共有」ダイアログが開くので、右上の「共有可能なリンクを取得」をクリックします。

LinkCopyセットリスト共有用の URL が作成され、クリップボードにコピーされます。

クリップボードにコピーされた URL を、メール等で参加者に伝えることにより、参加者もセットリストを閲覧できるようになります。

後から再度共有用 URL を確認したい場合は、[ファイル→共有]メニューで表示される「他のユーザーと共有」ダイアログの「リンクのコピー」をクリックすることで、再度 URL を取得できます。

おまけ:シートを追加する

1 つの Google スプレッドシートに別のセットリストを追加したい場合は、シートを追加すれば大丈夫です。例えば、2017 年用の Google スプレッドシートを作成し、「1 月定例会」「2 月定例会」といった会のセットリストを、シートを追加して作成することが可能です。

シートを追加したい場合は、既にセットリストが作成されている Google スプレッドシートで、[ファイル→インポート]メニューをクリックし、セットリストをアップロードします。

Add「ファイルをインポート」ダイアログで、「インポート操作」を「新しいシートを挿入する」にしてから「インポート」ボタンをクリックすることで、シートを追加してセットリストを増やすことができます。

※本記事で使用しているゆかりのバージョンは「v0.09.9-alpha-33-g3f5cbdf」、Google スプレッドシートは 2017/10/23 現在のものです。バージョンが変わると、画面が変わる場合があります。