NTT docomo 向け SHARP 製タブレット、AQUOS PAD の新型(SH-06F)が発表された。
現在分かっている情報で、現行 AQUOS PAD(SH-08E)と比べてどこが進化しているか確認してみた。
一番の違いは、画面サイズを変えないまま、本体サイズが小さく軽くなったことだろう。
右の写真は今俺が使っている現行機種で、緑の枠のサイズだ。これが新型になると、およそ赤枠くらいまで小さくなる。横幅はもともとほぼ縁なしだったのであまり変わらないが、長さがかなり短くなり、3 辺縁なしとなった。
液晶ディスプレイバックライトの省電力化が図られたのも嬉しい。もともと AQUOS PAD のバッテリーの持ちは良いが、さらに伸びるのに越したことはない。
CPU も順当に強化。現行機種も十分すぎるほど強力な CPU を積んでいるが、さらに高速化されている。
クアルコムの CPU(Snapdragon)は、型番 800 番台がプレミアム向けクラスのハイパフォーマンス CPU、型番 600 番台がミドルレンジとなっている。現行機種が採用する 600 は一世代前のミドルレンジ、新型が採用する 801 はハイパフォーマンスの最新世代だ。
おサイフケータイが搭載された点も歓迎だ。
一方で、退化した部分もある。
防塵がなくなり、クレードルでの充電もできなくなった。
現行機種のクレードルは、置きづらい(滑りやすい)という欠点はあったものの、USB ケーブルを挿すよりははるかに便利だっただけに、クレードル充電がなくなってしまったのは残念。
その他の懸念点としては、現行機種は、一部の液晶保護シート・ケースと相性が悪く、タッチに不具合が生じることがあったが、新型では解消されているのかが気になるところ。
以上、一部に気になるところはあるものの、優秀な機種な予感がする。
現在分かっている情報で、現行 AQUOS PAD(SH-08E)と比べてどこが進化しているか確認してみた。
項目 | 現行(SH-08E) | 新型(SH-06F) | 差異 |
---|---|---|---|
サイズ | 高さ 190mm × 幅 107mm × 厚さ 9.9mm(最厚部 10mm) | 高さ 175mm × 幅 106mm × 厚さ 8.4mm(最厚部 8.8mm) | 短く薄くなった |
質量 | 288g | 233g | 55g(19%)軽くなった |
連続通話時間 | 3G:1,210 分/GSM:1,220 分 | 不明 | |
実使用時間 | 81.3 時間 | 不明 | |
連続待受時間(静止時) | LTE:750 時間/3G:850 時間/GSM:750 時間 | 不明 | |
バッテリー容量 | 4,200mAh | 4,200mAh | |
ディスプレイ | 7.0インチ IGZO(1,200×1,920ドット WUXGA) | 7.0インチ IGZO(1,200×1,920ドット WUXGA) | バックライトの改善で省電力化 |
カメラ(外側/内側) | 800/200 万画素 CMOS | 810/210 万画素 CMOS 裏面照射型 | 暗所でも綺麗に撮影可能と思われる |
CPU | Snapdragon 600 APQ8064T 1.7GHz(クアッドコア) | Snapdragon 801 MSM8974AB 2.3GHz(クアッドコア) | 2014 年発表の新型 CPU を採用 |
OS | Android 4.2 | Android 4.4.2 | KitKat を採用 |
メモリ(RAM/ストレージ) | 2GB/32GB | 2GB/32GB | |
microSDHC/SDXC | ○/○(64GB まで) | ○/○(128GB まで) | 対応容量がアップ |
LTE 通信速度 | Xi 下り 100/上り 37.5 Mbps | Xi 下り 150/上り 50 Mbps | 高速化された |
Wi-Fi(無線 LAN) | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | |
おサイフケータイ/NFC | ×/○ | ○/○ | おサイフケータイに対応 |
ワンセグ/フルセグ/NOTTV | ○/○/○ | ○/○/○ | |
防水/防塵 | ○/○ | ○/× | 防塵ではなくなった |
クレードル充電 | ○ | × | スタンドで充電はできない |

右の写真は今俺が使っている現行機種で、緑の枠のサイズだ。これが新型になると、およそ赤枠くらいまで小さくなる。横幅はもともとほぼ縁なしだったのであまり変わらないが、長さがかなり短くなり、3 辺縁なしとなった。
液晶ディスプレイバックライトの省電力化が図られたのも嬉しい。もともと AQUOS PAD のバッテリーの持ちは良いが、さらに伸びるのに越したことはない。
CPU も順当に強化。現行機種も十分すぎるほど強力な CPU を積んでいるが、さらに高速化されている。
クアルコムの CPU(Snapdragon)は、型番 800 番台がプレミアム向けクラスのハイパフォーマンス CPU、型番 600 番台がミドルレンジとなっている。現行機種が採用する 600 は一世代前のミドルレンジ、新型が採用する 801 はハイパフォーマンスの最新世代だ。
おサイフケータイが搭載された点も歓迎だ。
一方で、退化した部分もある。
防塵がなくなり、クレードルでの充電もできなくなった。
現行機種のクレードルは、置きづらい(滑りやすい)という欠点はあったものの、USB ケーブルを挿すよりははるかに便利だっただけに、クレードル充電がなくなってしまったのは残念。
その他の懸念点としては、現行機種は、一部の液晶保護シート・ケースと相性が悪く、タッチに不具合が生じることがあったが、新型では解消されているのかが気になるところ。
以上、一部に気になるところはあるものの、優秀な機種な予感がする。