バッテリー急減最近、AQUOS PAD(SH08E)のバッテリーがやたら減るようになっていた。

何も操作せずに放置しているだけで、バッテリーが 1 時間当たり 2% 程度減っていく。

今までとは明らかに違う消費量で、何かがおかしい。

アプリ別の消費量を見てみると、トップは Android OS。そのときそのときで割合は変わるが、50% を越えることもある。これは今まではなかった現象だ。今までは、ディスプレイやパズドラが消費電力の大半を占めていた。

Android OS は何故そんなに電池を食うのか? 詳細を見ても、非スリープモードの時間が表示されるだけで、手がかりはない。

よく分からないので、セルスタンバイ問題かと思った。今までよりも圏外時間が多くなっている気がしたからだ。これまでは幸い、セルスタンバイ問題は発生していないと考えられたが、何らかの原因で、セルスタンバイ問題が発生するようになったのだろうか……。

しかし、実行中のアプリ一覧を再確認したときに犯人が発覚。

起動していないはずの File Manager for WG-C20 が勝手に動いている!

WG-C20 は、SONY のポータブルワイヤレスサーバー。無線 LAN 接続の SD カードリーダーだ。File Manager は、スマホやタブレットから WG-C20 にアクセスする(SD カードに読み書きする)ためのアプリ。

タスクマネージャーから殺しても、ゾンビのように生き返る File Manager。やむなくアンインストールした。

バッテリー良好すると、バッテリーの状態が改善。1 時間当たり 0.2% 程度の消費となり、10 分の 1 の消費量になった。

厳密に言えば、File Manager のアンインストールと一緒に、お天気ウィジェットも無効化しているので、その効果もあるかもしれない。しかし、お天気ウィジェットは AQUOS PAD 購入当初から動いていて、今までバッテリーが異常に減っていたわけではないので、やはり主犯は File Manager であろう。

結果的に、アプリ別の消費量グラフで主犯となっていた「Android OS」とは全く別のところに原因があったことになり、原因を突き止めるのに時間がかかった。

バックグラウンドで動いている必要性があるのか、SONY File Manager……。