
NTT docomo 2013 夏モデルの AQUOS PAD(SH-08E)を使い始めて 3 週間ほどになるが、かなり良いタブレットだ。
AQUOS PAD のスペックは
こちらにまとめられているが、主なところは
- 7.0 インチ IGZO ディスプレイ(1920×1200)
- CPU:Snapdragon 600(APQ8064T)1.7GHz(クアッドコア)
- メモリ:2GB
- 重量:288g
- 防水
という感じ。

AQUOS PAD に触れてまず感じるのは、そのコンパクトさ。今まで 7 インチタブレットの Nexus 7(2012)を使っていたが、横幅がスリムになると共に、重量も軽くなった。
IGZO 液晶は鮮やかな発色で綺麗だ。鮮やかすぎて多少きつい感じがすることもあるが、写真を見るときなどは良く見える。

手書き関連が充実しているのも良い。
画面下(他の端末だと戻るなど 3 つのアイコンが並んでいるところ)に鉛筆のアイコンがあり、ここをクリックすると、メモモードになる。手書きで画面上に落書きできる。
画面と落書きは合わせて保存でき、専用アプリの「書」ノートで後から参照することができる。
落書きはもちろん指でも可能だが、AQUOS PAD 本体に収納されているタッチペンを使うとさらに書きやすい。

カメラの画質も実用レベル。Nexus 7 のひどい画質と比べたら雲泥の差。
タブレット自体に通信機能(LTE)が内蔵されているというのは、想像以上に便利だ。電源を入れてすぐにインターネットに繋がる。Nexus 7 は Wi-Fi のみだったため、WiMAX ルーターと併用していたが、ルーターの起動を待ったり、ルーターのバッテリー管理をしたりと、手間が多かった。AQUOS PAD はそういう手間が無く、使いやすい。
バッテリーの持ちはなかなかだと思う。今まで使っていた Nexus 7(LTE 無し)と比べると、LTE が付いているため放置しているだけでバッテリーが減っていく。しかし、実際に使っている時のバッテリーの減りは、Nexus 7 よりも少ない印象だ。
充電はクレードルでできる。接触型ではあるが、USB ケーブルを挿さずに充電できるというのは便利だ。

以上を含め、AQUOS PAD の良いところをまとめると、
- コンパクト(細い、薄い)で軽い
- IGZO 液晶がきれい
- 手書き画面メモが使いやすい
- タッチペン内蔵
- カメラの画質もほどほど良い
- LTE 対応
- バッテリーがなかなか持つ
- クレードル付属
- microSD カード対応

逆に、不満なところは、
- クレードルのハマりが悪い(かなり慎重に本体を挿さないと滑って落ちる)
- 本体がツルツルしているので手から落としてしまいそうになる
- タッチが誤動作する(ファームを 03 にしてもまだ変、ちょっと画面が汚れるとダメな感じ)
- 傾きセンサーに敏感に反応しすぎて、すぐに画面の縦横が回転してしまう
- しばらく使っていると温度が上昇して警告が表示される
- Wi-Fi ダイレクトの対応がイマイチな感じ(Wi-Fi ルーターとの接続が切れてしまう、Nexus 7 と通信できない)
- フルセグが邪魔(TV 見ないので、アンテナのスペースをバッテリーにするなり、コストカットするなりして欲しい)
- おサイフケータイ非対応(NFC には対応している)
- スクリーンショットを撮るときの音が下品(Nexus 7 はもっと上品な音だった。というかそもそも、スクリーンショットで音を出すのは誤解の元なのでやめて欲しい)
不満なところもいろいろあるが、全体としてみればかなり良いタブレットで、気に入っている。
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