NTT docomo 2013 夏モデルの AQUOS PAD(SH-08E)が、IIJmio の SIM で動作した。IIJ の動作確認済み端末に掲載されていなかったのでちょっと心配だったが(今は更新されて掲載されている)、無事に動いて一安心。
AQUOS PAD は白ロムで 45,000 円ほどだった。Nexus 7 (2013) が思いの外高い値段で売り出されたので(4 万円)、それならあと 5,000 円足して IGZO でも買ってみるか、という感じ。防水だし。
最初、SIM を挿しても認識されなくて、初期不良かと思ったらそんなことはなくて、SIM の向きが逆だった。なんとこの機種、SIM の切り欠きが「手前」に来る状態(金色が上面)で差し込む。切り欠きは奥のイメージなんだけど、もしかしてこういう機種って多いのかな?
残念ながら、テザリングは利用不可。テザリングしようとすると、LTE が切れてしまう。
今まで使っていた、通信機能無しの Nexus 7 (2012) と比べると、通信する分、バッテリーがかなり減る印象。FOMA ハイスピード(HSPA)圏内で 7 時間半放置したところ、バッテリーが 5% 減っていた(83%→78%、1 時間当たり 0.7%)。
MVNO SIM だとセルスタンバイ問題でバッテリーが異常消費されるケースがあるが、圏外時間が 0 秒なので、セルスタンバイ問題は発生してないと見て良いだろう(てくろぐによれば、セルスタンバイ問題が発生すると通信できていても圏外表示となる)。
逆に、使用中のバッテリーの減りは Nexus 7 より少ないかもしれない(まだ使い始めたばかりなのでよく分からないが)。
バッテリー消費に関連しそうな主な設定は以下のようになっている。
ファームアップは、IIJ の SIM を挿した状態で、Wi-Fi 経由で行った。docomo の一部機種では、MVNO SIM だとファームアップできない(docomo SIM を挿しておかなければならない)ことがあるようだが、SH-08E は大丈夫だった。
自宅にて IIJmio のスピード測定を行った。結果は驚異の 28.62Mbps。
まさか MVNO SIM でこれだけの速度が出るとは……。
間違って Wi-Fi 接続にしてしまっているのかとアンテナピクトを 2 度見したが、ちゃんと LTE 接続だった。
何かの間違いかと再度測定しても 24Mbps 程度出ていたので、本当にこれくらいのスピードが出ているのだろう。
とはいえ、うちの電波状況が特別良いというだけのようで、出先で何回かスピード測定したら、2~5Mbps 程度のことが多かった。
RBB TODAY の測定では、速度が出るほどパケット通信量が多い印象。自宅での測定だと、1 回の測定で 10MB 程度もパケットを使ってしまった。500MB クーポンの身としてはつらい……。
クーポン OFF にすると、0.39Mbps(399Kbps)。
公称の 200Kbps よりだいぶ速い。
格安 MVNO は数多くあるが、インフラは信頼感が第一と言うことで、IIJmio か OCN モバイル ONE(旧称 OCN モバイルエントリー d 980)のどちらかにしようと思っていた。
パケットプランとしては、1 日ごとに使用量がリセットされる OCN の方が良いなと思ったが、MVNO としての歴史の長さを考えて IIJmio にした。
IIJmio ウェルカムパック for BIC SIM にしたので、街中の Wi-Fi スポットも無料で利用できる。IIJ のプランはミニマムスタートプラン(月額 945 円)。
信頼性についてはしばらく使わないと実感できないが、ひとまず、予想外の高速性というサプライズがあって良かった。
ただ、IIJ で不満なのは、ユーザー登録時のパスワード文字数が 8 桁までしか登録できないこと。
大手サイトのチェックをした時にも書いたが、8 文字のパスワードは 15 時間で解読されてしまうとのことで、長い文字数を登録できるようにして欲しい。
なお、AQUOS PAD の初期設定では、スリープ時は Wi-Fi が自動的にオフとなる。仮に自宅の Wi-Fi 圏内だったとしても、バックグラウンド通信が LTE 経由となり、IIJmio のクーポンを消費してしまうので、大量の通信が行われないか注意が必要だ。
【更新情報】
AQUOS PAD は白ロムで 45,000 円ほどだった。Nexus 7 (2013) が思いの外高い値段で売り出されたので(4 万円)、それならあと 5,000 円足して IGZO でも買ってみるか、という感じ。防水だし。
最初、SIM を挿しても認識されなくて、初期不良かと思ったらそんなことはなくて、SIM の向きが逆だった。なんとこの機種、SIM の切り欠きが「手前」に来る状態(金色が上面)で差し込む。切り欠きは奥のイメージなんだけど、もしかしてこういう機種って多いのかな?
残念ながら、テザリングは利用不可。テザリングしようとすると、LTE が切れてしまう。
今まで使っていた、通信機能無しの Nexus 7 (2012) と比べると、通信する分、バッテリーがかなり減る印象。FOMA ハイスピード(HSPA)圏内で 7 時間半放置したところ、バッテリーが 5% 減っていた(83%→78%、1 時間当たり 0.7%)。
MVNO SIM だとセルスタンバイ問題でバッテリーが異常消費されるケースがあるが、圏外時間が 0 秒なので、セルスタンバイ問題は発生してないと見て良いだろう(てくろぐによれば、セルスタンバイ問題が発生すると通信できていても圏外表示となる)。
逆に、使用中のバッテリーの減りは Nexus 7 より少ないかもしれない(まだ使い始めたばかりなのでよく分からないが)。
バッテリー消費に関連しそうな主な設定は以下のようになっている。
- 画面の明るさ
- アウトドアビュー:OFF
- 明るさを自動調整:ON
- エコバックライトコントロール:ON
- バックライト点灯時間:2 分
- エコ技設定:標準
- Wi-Fi:スリープ時自動 OFF
- Bluetooth:OFF
- NFC:OFF
- 同期:Gmail、アプリデータ、連絡先のみ
ファームアップは、IIJ の SIM を挿した状態で、Wi-Fi 経由で行った。docomo の一部機種では、MVNO SIM だとファームアップできない(docomo SIM を挿しておかなければならない)ことがあるようだが、SH-08E は大丈夫だった。
自宅にて IIJmio のスピード測定を行った。結果は驚異の 28.62Mbps。
まさか MVNO SIM でこれだけの速度が出るとは……。
間違って Wi-Fi 接続にしてしまっているのかとアンテナピクトを 2 度見したが、ちゃんと LTE 接続だった。
何かの間違いかと再度測定しても 24Mbps 程度出ていたので、本当にこれくらいのスピードが出ているのだろう。
とはいえ、うちの電波状況が特別良いというだけのようで、出先で何回かスピード測定したら、2~5Mbps 程度のことが多かった。
RBB TODAY の測定では、速度が出るほどパケット通信量が多い印象。自宅での測定だと、1 回の測定で 10MB 程度もパケットを使ってしまった。500MB クーポンの身としてはつらい……。
クーポン OFF にすると、0.39Mbps(399Kbps)。
公称の 200Kbps よりだいぶ速い。
格安 MVNO は数多くあるが、インフラは信頼感が第一と言うことで、IIJmio か OCN モバイル ONE(旧称 OCN モバイルエントリー d 980)のどちらかにしようと思っていた。
パケットプランとしては、1 日ごとに使用量がリセットされる OCN の方が良いなと思ったが、MVNO としての歴史の長さを考えて IIJmio にした。
IIJmio ウェルカムパック for BIC SIM にしたので、街中の Wi-Fi スポットも無料で利用できる。IIJ のプランはミニマムスタートプラン(月額 945 円)。
信頼性についてはしばらく使わないと実感できないが、ひとまず、予想外の高速性というサプライズがあって良かった。
ただ、IIJ で不満なのは、ユーザー登録時のパスワード文字数が 8 桁までしか登録できないこと。
大手サイトのチェックをした時にも書いたが、8 文字のパスワードは 15 時間で解読されてしまうとのことで、長い文字数を登録できるようにして欲しい。
なお、AQUOS PAD の初期設定では、スリープ時は Wi-Fi が自動的にオフとなる。仮に自宅の Wi-Fi 圏内だったとしても、バックグラウンド通信が LTE 経由となり、IIJmio のクーポンを消費してしまうので、大量の通信が行われないか注意が必要だ。
【更新情報】
- 2013/11/02 スリープ時の Wi-Fi 自動 OFF について言及