
これまで、Haiku のメイン環境は実機に置いてきたが、今回は、VMWare 上に構築。普段の生活を Windows でやっているので、マシンの再起動が必要になる実機環境よりも、VMWare の方が便利そうなので。ただ、Haiku 内での操作性は悪くなるので、様子を見て元に戻すかも。
仮想マシンの環境は以下。
- CPU:2 コア割り当て
- メモリ:1GB 割り当て
- ディスク
- プライマリーマスター:Haiku システムドライブ(10GB)
- プライマリースレーブ:Haiku データドライブ(10GB)
- セカンダリーマスター:過去の BFS データ(仮接続)
- セカンダリースレーブ:DVD-ROM ドライブ
ローカライズはだいぶ進んでいる印象。
abi-compliance-checker は、開発者によって有用そうな雰囲気が感じられるが、具体的に何をするのか&使い方がわからない……。
Be Book は、2008/10/26 付けのものがインストールされた。
beoscompatibility は、インストールすると BeOS 互換のシンボリックリンクを作成します、ってことなのかな?
BeZilla は、ビルド日は 2012/04/02 だが、バージョン的には 2.0.0.22pre。
demopackage_* で音声やら各種データやらのサンプルファイルを入手できるようになったのは便利。動作検証に役立つ。
マザーボード(ASUS P7P55D-E)のオンボードサウンドは、VMWare を通すと Haiku には ES1371 として認識され、音が鳴る(OpenSound 入れた状態)。
Tracker が落ちた時、Haiku メニューに「Tracker を再起動」が表示されるのは便利。自動で再起動してくれても良い気もするが……。
問題点&不便な点
- VirtualMemory(スワップ)を使わない設定にしても、スワップファイルがディスク上に残ってディスク容量を消費する。初期状態で 2GB ほどディスクが無駄になっていた。
- optional 配下にある canna へのリンクを home/config 配下に作成しても、canna が有効にならないのはなんで?(コピーだと有効になる)
- WebPositive がまだまだ(Flash 見られないし、マウスジェスチャーも無い)。
- Windows 共有ってできなかったんだっけ?
- gcc をコマンドラインから使おうとするとライブラリパスが通ってないらしくリンクできない(Paladin ならビルドできる)。
- USB オーディオ(Sound Blaster Digital Music Premium HD)が使えない。
また、ノーパソ実機でも Haiku を起動してみた。リビジョンはちょっとだけ違う hrev44270。無線 LAN のデスクトレイから WPA/WPA2 の設定ができるようになっていて、「おぉ!?」と思ったが、接続は完了するのだが実際には使えなかった(ping も wget も動作せず)。