暑い夏。それは、HDD がお亡くなりになりやすい夏。というわけで、ちょっとストレージとバックアップについて現状をまとめて整理。

【 わが家のストレージ 】
  • メインマシン……SSD: 128GB
    • Windows システム
    • Haiku システム
    • Haiku データ
  • ノーパソ……SSD: 128GB
    • Windows システム
    • Windows データ(外付け HDD からの持ち出し)
  • 外付け HDD(eSATA)…… HDD: 1TB×3、RAID 5、実効 2TB
    • Windows データ
  • NAS……HDD: 2TB
    • Windows データ
【 運用 】

作業の大部分はメインマシンの Windows 上で行っている。

メインマシンは外付け HDD と接続してあり、データは全てそこに保存している。外付け HDD は RAID 5 なので、3 つの HDD のうち 1 つが逝っても大丈夫。ちなみに速度も内蔵 HDD と同程度出るので、安全性と共に快適さも兼ね備えている。

外付け HDD に保存されているデータの内重要なものについては、日次で NAS にバックアップを取っている(BunBackup を自動起動)。特に重要なデータについては、世代管理付きバックアップとなっている。

NAS には、外付け HDD からのバックアップデータの他、重要度の低いデータを保存している。万が一 NAS が逝った場合、重要度の低いデータは消滅する。

ノーパソには、原則として固有のデータは保存しない。出かける前に外付け HDD から手動でコピーして、帰ってきたら外付け HDD に書き戻す。万が一ノーパソの SSD が逝ったら、1 日分の作業がパーになる。

【 課題 】

主要部分については問題ないと思う。何せ、RAID による冗長化+NAS へのバックアップと、二重の保険がかかっているのだから、個人として手厚いデータ保護だと思う。

しかし、細かく見ていくと、いくつか課題がある。
  • 外付け HDD の RAID の方式が RAID 5 であること。導入当時は RAID 5 は容量的に効率的と思ったが、仕組みが単純な RAID 1 の方が信頼性が高い。
  • 外付け HDD のロットが同じかもしれない。導入当時はそこまで気にしなかったのだが、3 台の HDD のロットが同じだと、壊れる時期も似てくるので、一気に全部逝ってしまう危険性がある。
  • NAS にバックアップするべきファイルに漏れがある。一部のアプリの設定は SSD に保存されている可能性があるが、それをバックアップしていない。他にも漏れているのがありそう。
  • Haiku のデータのバックアップを手動に頼っている。手動は良くない。
今すぐ改善、というわけにもいかない問題もあるが、次に買い換える時には気をつけよう。