前回土地が完成したので、今回は街づくりをします。
街づくりのやり方は大きく 2 種類あります。1 つは通常のゲームモードと同じ操作での街づくり、もう 1 つがマップコンストラクション専用メニュー「個別編集」での街づくりです。
地形に準ずる建造物(湖や川など)も個別編集です。
一方で、鉄道やバスに関すること(線路敷設等)は通常のゲームモードと同じ操作で行います。
本記事では、主に個別編集について説明します。
河川と湖
街づくりで一番最初にやるべきことは、河川と湖の作成だと思います。河川等を最初につくったほうが住宅等もイメージしやすくなるというのもありますが、特に河川は思いも寄らないマスに生成されて付近の住宅等を破壊してしまうので、後から作るとかなり手間が増えてしまいます。
[個別編集 → 自然 → 加工]メニューに河川があります。
マップコンストラクションの操作性は全体的に悪いのですが、中でも河川敷設は筆頭クラスと言えるでしょう。
湖については素直に配置していくだけで自動的に接続されます。
ランダム配置
河川を筆頭にイラッとする操作性のマップコンストラクションですが、もちろん良いところもあります。
山などに範囲指定でランダム森林を配置すると、さまざまな森林を一瞬で植えることができます。同じ位置に何度も配置すると、森林の成長度合いが変化します。
[個別編集 → 住宅 →一般住宅3]にある住宅のランダムは道の両側に家を配置するときに便利です。
その他の施設
建造物がジャンル毎に分かれているのは便利です。例えば、娯楽は「海浜系」「市街系」「自然系」などと分かれていて、自然系からキャンプ場やバーベキュー場などが配置できます。
一方で、1 つ 1 つ丁寧に配置したい場合は慣れが必要です。配置したい場所とずれた場所に配置してしまった場合、少しずらして再度クリックして配置すると、元の場所が整地されてしまいます。間違えた場所に配置してしまった場合は、元に戻す(もしくは右クリック)してから、正しい場所に配置しなおします。しかし、配置前のプレビューで表示されているのか、すでに配置されているのかが分かりづらく、右クリックしすぎると個別編集モードから抜けてしまいますし、何とも使いづらい操作性です。
建物の回転は、右上の回転ボタンで行います。また、タイプ(建物の色や看板)は一定時間ごとにローテーションしますので、目的のタイプが表示されたタイミングでクリックするとそのタイプが配置されます。
操作に慣れない場合は、一般の子会社であれば通常のゲームモードの子会社建設で行うこともできます。ただし、自社子会社になってしまうので、他社にしたい場合は、後ほど売却(即時処分)が必要です。
観光碑
[個別編集 → 公共 → 保存施設]メニューに観光碑があります。観光碑は、配置することで観光地になる特別な目印です。これにより、城、古民家集落、山、桜など、そのままでは観光地にならないものを観光地のように扱うことができるようになります。
観光碑は 1~3 まであり、それぞれ集客力が 2、3、5 となっていますが、実際に配置すると、集客力が下回る場合もあります。周囲との関係性によって、最大で 2、3、5 ということのようです。
観光碑または、観光地になる子会社(スタジアムなど)を 1 つ以上作成しておくのがセオリーと言えるでしょう。どの子会社が観光地になるのかは、wiki にまとめられています。観光地子会社は、自社子会社であれば、子会社メニューから名前を付けることができます。他社子会社の場合は名前を付けられません(自社子会社で名前を付けてから売却しても「スタジアム1」とかに戻ってしまいます)。
駅名など
公式シナリオでは、
- 駅 → 末尾に「駅」を付ける(例:奈桜駅)
- バス停留所 → 末尾に「停留所」は付けない(例:奈桜駅前)
- トラック駐車場 → 末尾に「駐車場」を付ける(例:瀬塚駐車場)
となっているようです(例外もあります)。公式シナリオの命名規則に合わせておくほうが自然な感じになるかと思います。
列車など
最初にプランの列車開発などで開発します(通常のゲームモードとは異なり、即時に開発完了します)。
開発後に購入・配置します。
次:ゲーム基本設定編
はじまるA列車 自作シナリオ作成方法 まとめ(全 9 回)
更新履歴
- 2022/04/30 初版。
- 2022/05/04 駅名などを記載。
- 2022/05/05 列車などを記載。
- 2022/05/07 シリーズインデックス作成。