前回の三國志シリーズは 11 を 2012 年にプレイしているので、実に 9 年振り。
まずはチュートリアルをやって雰囲気を掴んでから、いよいよシナリオ開始。劉備プレイにしようかと思ったけど、前半のシナリオの劉備コメントが軒並み「まずは生き残ることから始めよう」だったので、日和って曹操にした。パワーアップキット専用シナリオ「二袁の思惑」(191 年 10 月)。
三國志 11 と同じく 3D 1 枚マップだが、11 と異なりマップ上には軍事施設のみが配置され、内政施設は登場しない。マップが軍事重視になり、弓櫓や落とし穴などを建設しておくことで戦いが有利になる。
自軍が行軍した軌跡はそのマスを占有してこととなり、スネークゲームのようにマップが自軍の色(曹操は青)に染まる。占有が兵站を兼ねている。敵軍に色を上書きされ、自分の城と自軍のマップが色で繋がらなくなると兵站が切られ、部隊は大混乱に陥る。
城の周辺には衛星都市(地域)があり、これを占有していると自軍に支援がかかる。地域で内政をすると周辺の占有が進むので、地域を無視して(占有せずに)進むと、内政ターンで軌跡を敵に占有されて兵站を切られてしまうことがある(最初これに気付かず、なんで兵站が切られたのか分からなかった)。
内政ターンで目的地を設定しておくと、その後の 10 日間で自軍が動き、接敵すると自動で戦闘となる。
シナリオ開始時、曹操の領地は陳留のみ。空白地の許昌は速攻で押さえた方がいいだろうと、兵力的にちょっと無理して領地を広げた。案の定というか、陳留側は劉岱、許昌側は袁術に攻められ、かなりつらい。しかも劉岱配下には程昱。お前、なぜそっちにいる……!
程昱は戦える軍師。統率がそこそこ高いうえに、防御力の高い方円陣形を使えるので、危険な城攻めも任せられる。
程昱が城を混乱に陥れている間に歴戦の武将で城の兵力を削っていけば、味方の損害を抑えられる。以降、多くの戦いに程昱を連れて行った。……年齢 55 だったんだな。
程昱が城を混乱に陥れている間に歴戦の武将で城の兵力を削っていけば、味方の損害を抑えられる。以降、多くの戦いに程昱を連れて行った。……年齢 55 だったんだな。
旗のフチの色が異なっているのは COM 委任(軍団)。内政を完全にやろうとすると地域の数プラス 2 の武将が必要になるが、そんなに武将はいないし、内政担当官の任免でも命令数は消費するので、重要度の高くない領地は武将数を減らした上で COM に委任するほうが良い。国力が勝手に上がってくので、資材が増えたら前線に輸送する。
呂布を滅ぼしたが配下にならず、袁術の配下になってしまい再度呂布と戦うことになった。呂布は統率が高いのでユニットとしても手強いし、すぐに一騎打ちを仕掛けてきて、当然こちらが負ける。厄介この上ない。正直処断しておけば良かった……。あるいは虚報を活用すればよかったのかもしれない。
順調に黄河の北側全域を制したが、張魯の漢中を制圧した直後から、劉瑁(劉焉の後継)に漢中を狙われる。漢中は天然の要害だが、裏を返せば隣接地域からの補給がしづらいということ。制圧直後で物資が乏しい中、大軍に攻められて苦戦した。
一方で、国力全体は上がり、船の研究も MAX になった段階で、いよいよ南方へ進出。反曹操連合に加わっていた厳白虎を討伐後、同盟が切れたタイミングで劉表攻め。渡河時に攻撃されてもいいように水戦持ちを中心とする呉武将で攻めたのだが、迎撃もなくあっさり制圧。
南方は勢力的には弱いが、城と城との距離が長いので攻めるのに時間がかかる。出陣時は 5 ターンあれば到着するとのことだったのに、実際には 9 ターン経っても到着しない。遠方ほど兵糧を多く消費し、かつ、南方の小さな城に溜めておける兵糧は少ないので、隣接地域からひっきりなしにピストン輸送で兵糧を補給する必要がある。敵よりも兵糧と戦う感じ。
クリア後に無料の DLC(ライザのアトリエとコラボした武将など)がある事に気付いたが、今更であった。
三國志 14 では、軍師は自勢力で 1 人しか任命できない。知力よりも施政の都合で陳羣(知力 75)を軍師にしていたが、郭嘉(知力 100)がいつも「軍師でありたかった」とぼやいていた。すまんな郭嘉。