飲み会などの幹事が「割り勘」費用をみんなから現金で集めるのはかなり気を使う作業ですが、個人間支払いアプリ「Kyash」を使えばスマホで簡単に集金できます。現金を扱わない(支払う側はクレカで払う)ことによる様々なメリットが享受できます。
なお、クレカ番号は幹事には伝わらないので安心です。
以下の手順で、Kyash アプリのインストール・設定を行います。
現金として引き出すことはできません。
シェア画面(請求リンクの URL が表示される画面)に最初から QR コードを表示しておいてくれるといいんだけどな……。
なお、クレカ番号は幹事には伝わらないので安心です。
幹事側のメリット
- 釣り銭のやり取りが不要になる
- やたら小銭が貯まる、という事態を避けられる
- 「払った」「払ってない」のもめ事から解放される(もらった人が一覧される)
- みんなが Kyash で払うとスピーディーに集金が完了する
支払う側のメリット
- クレジットカードのポイントが貯まる
- 「1 万円札しかないからガムでも買ってくずそう」という必要が無くなる
- 「払った」「払ってない」のもめ事から解放される(送金履歴が残る)
- みんなが Kyash で払うと待ち時間が短くなる
- お小遣い制のパパにも優しいかもしれない
準備
しかし、類似のサービスでは必要となる身分確認が Kyash は不要なので、お手軽さは随一だと思います。
なお、うたい文句ではアプリ不要のように言っていますが、少なくとも私が試した限りでは、実際には「アプリが必要です」と表示されました。
以下の手順で、Kyash アプリのインストール・設定を行います。
- Google Play / App Store で Kyash アプリを検索・インストールします。
- アプリを起動して「Facebook で始める」「メールアドレスで始める」のいずれかを選び、会員情報を登録します。姓名両方を入力する必要があるようです。
- クレジットカードの情報も登録します。支払時は、登録したクレジットカードから引き落とされます。
- 安全のために、アカウント→セキュリティでパスコードを設定しておくと良いでしょう(設定しなくても集金・支払いは可能)。
集金手順
集金相手を選ぶ方法はいくつかありますが、飲み会の会費徴収のように「複数人から同じ金額を集金する」場合は、請求リンクを使う方法が一番簡単だと思います。- Kyash アプリを起動し、ホーム画面右下の「+」(プラス)マークをタップし、続いて「請求」をタップします。
- 「相手を選ぶ」をタップします。
- 「請求リンクを作成」をタップします。
- 画面が戻り、「相手を選ぶ」が「請求リンクを送る」に変化します。
- 「¥0」をタップし、1 人当たりの集金金額を入力します。電卓になっているので、総額と人数の割り算もこの画面で行えます。
- 必要に応じてメッセージを入力してから、「確認画面へ」をタップします。
- 集金内容を確認し、「リンクを作成」をタップします。
- https://kyash.me/payments/ で始まる URL が作成されます。この URL をメール・SNS の DM 等、何らかの手段で相手に送ります。その場にいる複数人に手早く送るには QR コードがラクだと思いますので、ここでは QR コードの方法を説明します。
- 「その他の方法」をタップして、アプリ選択画面で QR コードアプリを選択します。
- 請求 URL が QR コードとして表示されるので、支払ってもらうみなさんに QR コードを読み込んでもらいます。
支払い手順
- 幹事から請求リンクを受け取ります。QR コードの場合は、QR コードアプリで QR コードを読み込みます。
- 請求リンクをタップすると、ブラウザに請求内容が表示されますので、内容を確認の上、「Kyash アプリで支払う」をタップします。
- Kyash アプリが起動するので、画面の指示に従ってスワイプすることで、支払いが完了します。
補足
幹事側は、集金した金額をオンラインショッピングのクレジットカード払いなどで使うことができます。また、他の飲み会で支払う側になった時は、集金した金額の中から支払うことができます。現金として引き出すことはできません。
シェア画面(請求リンクの URL が表示される画面)に最初から QR コードを表示しておいてくれるといいんだけどな……。