【ボーパラ・UTA パラ等のイベントでクレカ販売する方法まとめ】
Coiney の加盟店審査を無事に通過し、メール便でカードリーダーが送られてきたら、早速試してみよう。
まずは、「スマホをレジにする」ためのアプリをインストールする。Android と iOS それぞれにアプリが用意されているので、自分の端末に合ったアプリをインストールしよう。
俺の場合は、所持している端末が SHARP のタブレット(AQUOS PAD SH-08E)なので、Android 用のアプリをインストール。
早速、カードをこする練習をしよう。アプリ初回起動時は自動的に練習モードになったと記憶している。レジ画面(電卓のような画面)が表示されている場合は本番モードなので、画面左上の辺りをタップしてメニューを表示させ、「読み取り練習」を選ぶ。
練習モードの指示に従い、送付されてきた小型のカードリーダーをイヤホンジャックに挿す。挿した後、ボリュームは最大にしておこう。
画面の指示に従ってクレジットカードをこする。カードの上下、裏表を間違えないようにしよう。クレジットカード表面に記載されている「▶」という方向指示マークが、Coiney カードリーダーの「C」から入っていくような感じだ。
やってみると、(俺が不器用なだけなのかもしれないが)最初はなかなかうまく認識してくれない。成功率が高まるまで繰り返そう。
俺の場合は、自分がイメージしていたのよりもだいぶ速いスピードでこするとうまくいった。カードが通過し終わるまでカードとカードリーダーの溝がきちんと接触していることも重要だ。
つまり、自分のクレジットカードで、自分にお金を支払うということである。コイニーは最低 100 円で決済できる。100 円支払って後で戻ってくるお金は(手数料で 3 円ほど取られるので)97 円になるが、体感には 3 円以上の価値はあると思う。練習モードではカードのこすり方しか練習できないが、実際に決済すれば、その前後の処理も学べる。ある意味必要経費だ。
メニューから「カード決済」を選ぶと、電卓のようなレジが表示される。
電卓に商品の金額(ここでは 100)を入力する。このままでも決済は可能だが、必要に応じて、商品名も入力できる。下段の小さい方の文字の 100 をタップすると、編集ボタンが表示されるので、ここをタップすると、商品名を入力できる。
入力し終えたら、カードをこすって決済。さきほどの練習の成果を試すときだ。
うまく認識できたら、サイン。今度はお客さん役として、自分の名前をスマホに指でなぞってサインしよう。
サインが終わると決済完了だ。
リザルト画面の一番下に、メールアドレスを入力する欄がある。レシートが欲しいお客さんには、ここにメールアドレスを入れてもらうと、そのメールアドレス宛にレシートメールが送られる。これもせっかくだから試してみて、どんなレシートメールが来るのか、確認しよう。
一部の設定は、アプリから行える。すべての設定は、コイニーのホームページにログインして変更可能だ。
設定は好みによる部分も大きいので、これが正解というのはないが、サインレスは検討に値すると思う。スマホやタブレットに指でサインするというのはなかなか大変なものだ。サインレスになれば、お客さんの負担は減るし、決済速度も速くなる。
レシートの内容も変更できる。決めゼリフやオススメ商品の PR など、自分好みにしてみよう。
その前に、あらかじめ、ホームページなどでクレジットカードが使えることを告知しておこう。多くのお客さんは現金でしか払えないと思い込んでいる。クレジットカードが使える先進的なお店であることを PR すべし。
当日も告知は重要。
コイニーからもらった「カードご利用いただけます」の立て札を立てるとともに、口頭でもお伝えしよう。
イベントも後半になってくると、お客さんも軍資金が尽きてくる。クレジットカードであれば手元現金の有無にかかわらず購入可能なので、クレジットカード利用可能というのが効果を発揮するところ。
実際にクレジットカードで購入頂けたら、練習でやった通りに落ち着いて処理しよう。うまくカードがこすれなかったりしたら、「こんな小さなリーダーでカード決済できるんですよ」などと説明すれば、イライラするよりもむしろ興味を持ってくれるかもしれない。
入金手続きは、月 6 回の締め日(入金カレンダーにて確認可能)以降に行う。コイニーのホームページにログインし、「引き出し」ページで手続きをすると、1~2 営業日で振り込まれる。
なお、残高が 1,000 円以上にならないと引き出せないので注意。
俺自身についていえば、この仕組みを活用できる機会は少ないかもしれない。
しかし、よくイベントに出展されている皆様にとっては、大きな力になってくれるのではないだろうか。
個人など門前払いに等しかったクレジットカード業界において、スマホ決済の仕組みはイノベーションであると感じる。この仕組みを活用して楽しいイベントライフを過ごせる人が、一人でも多く増えることを願っている。
なお、本稿を動画にまとめたので、そちらも参照されたい。
アプリの準備
前回までで、クレジットカード決済のメリット・デメリットと、スマホ決済を提供しているサービス各社の特徴を紹介し、Coiney を例に申し込みのやり方を紹介した。Coiney の加盟店審査を無事に通過し、メール便でカードリーダーが送られてきたら、早速試してみよう。
まずは、「スマホをレジにする」ためのアプリをインストールする。Android と iOS それぞれにアプリが用意されているので、自分の端末に合ったアプリをインストールしよう。
俺の場合は、所持している端末が SHARP のタブレット(AQUOS PAD SH-08E)なので、Android 用のアプリをインストール。
練習
アプリを起動するとオープニング画面が表示されるので、右下のログインをタップ。申し込みの際に登録したアカウント情報(メールアドレスとパスワードでログインする)。早速、カードをこする練習をしよう。アプリ初回起動時は自動的に練習モードになったと記憶している。レジ画面(電卓のような画面)が表示されている場合は本番モードなので、画面左上の辺りをタップしてメニューを表示させ、「読み取り練習」を選ぶ。
練習モードの指示に従い、送付されてきた小型のカードリーダーをイヤホンジャックに挿す。挿した後、ボリュームは最大にしておこう。
画面の指示に従ってクレジットカードをこする。カードの上下、裏表を間違えないようにしよう。クレジットカード表面に記載されている「▶」という方向指示マークが、Coiney カードリーダーの「C」から入っていくような感じだ。
やってみると、(俺が不器用なだけなのかもしれないが)最初はなかなかうまく認識してくれない。成功率が高まるまで繰り返そう。
俺の場合は、自分がイメージしていたのよりもだいぶ速いスピードでこするとうまくいった。カードが通過し終わるまでカードとカードリーダーの溝がきちんと接触していることも重要だ。
練習その 2
練習モードで上達したらそこで終わりにしてもよいのだが、せっかくだから、本当に決済してみて、実際の決済を体感すると良いのではないか。つまり、自分のクレジットカードで、自分にお金を支払うということである。コイニーは最低 100 円で決済できる。100 円支払って後で戻ってくるお金は(手数料で 3 円ほど取られるので)97 円になるが、体感には 3 円以上の価値はあると思う。練習モードではカードのこすり方しか練習できないが、実際に決済すれば、その前後の処理も学べる。ある意味必要経費だ。
メニューから「カード決済」を選ぶと、電卓のようなレジが表示される。
電卓に商品の金額(ここでは 100)を入力する。このままでも決済は可能だが、必要に応じて、商品名も入力できる。下段の小さい方の文字の 100 をタップすると、編集ボタンが表示されるので、ここをタップすると、商品名を入力できる。
入力し終えたら、カードをこすって決済。さきほどの練習の成果を試すときだ。
うまく認識できたら、サイン。今度はお客さん役として、自分の名前をスマホに指でなぞってサインしよう。
サインが終わると決済完了だ。
リザルト画面の一番下に、メールアドレスを入力する欄がある。レシートが欲しいお客さんには、ここにメールアドレスを入れてもらうと、そのメールアドレス宛にレシートメールが送られる。これもせっかくだから試してみて、どんなレシートメールが来るのか、確認しよう。
サインレスなどの設定
一通りのやり方がわかったら、各種設定を見直しておくのも良い。一部の設定は、アプリから行える。すべての設定は、コイニーのホームページにログインして変更可能だ。
設定は好みによる部分も大きいので、これが正解というのはないが、サインレスは検討に値すると思う。スマホやタブレットに指でサインするというのはなかなか大変なものだ。サインレスになれば、お客さんの負担は減るし、決済速度も速くなる。
レシートの内容も変更できる。決めゼリフやオススメ商品の PR など、自分好みにしてみよう。
現地での販売
準備が整ったら、いよいよクレジットカードでの販売を開始。その前に、あらかじめ、ホームページなどでクレジットカードが使えることを告知しておこう。多くのお客さんは現金でしか払えないと思い込んでいる。クレジットカードが使える先進的なお店であることを PR すべし。
当日も告知は重要。
コイニーからもらった「カードご利用いただけます」の立て札を立てるとともに、口頭でもお伝えしよう。
イベントも後半になってくると、お客さんも軍資金が尽きてくる。クレジットカードであれば手元現金の有無にかかわらず購入可能なので、クレジットカード利用可能というのが効果を発揮するところ。
実際にクレジットカードで購入頂けたら、練習でやった通りに落ち着いて処理しよう。うまくカードがこすれなかったりしたら、「こんな小さなリーダーでカード決済できるんですよ」などと説明すれば、イライラするよりもむしろ興味を持ってくれるかもしれない。
入金
イベント当日の売上は、後日入金手続きをすることにより、自分の銀行口座に入金される。入金手続きは、月 6 回の締め日(入金カレンダーにて確認可能)以降に行う。コイニーのホームページにログインし、「引き出し」ページで手続きをすると、1~2 営業日で振り込まれる。
なお、残高が 1,000 円以上にならないと引き出せないので注意。
おわりに
スマホによるモバイルクレジットカード決済について、一連の流れを追ってみたが、いかがだろうか。俺自身についていえば、この仕組みを活用できる機会は少ないかもしれない。
しかし、よくイベントに出展されている皆様にとっては、大きな力になってくれるのではないだろうか。
個人など門前払いに等しかったクレジットカード業界において、スマホ決済の仕組みはイノベーションであると感じる。この仕組みを活用して楽しいイベントライフを過ごせる人が、一人でも多く増えることを願っている。
なお、本稿を動画にまとめたので、そちらも参照されたい。