2011年06月

R1/Alpha 3 は

R1/Alpha 2 とくらべてこの辺が変わりました、みたいなまとめってあるのかな? 数多すぎて書ききれないとは思うけど、トピック的なところが欲しい気が。

時間ができたらいろいろ起動してみたい。

Haiku R1/Alpha 3 リリース

ついに、Haiku マイルストーン第 3 弾、R1/Alpha 3 がリリース!

ダウンロードなぅ。

GUI なデバッガー?

r42255 など、最近の Haiku のコミットには、デバッガー関連が割と多い。

フォルダ名に GUI とか○○ウィンドウとか、GUI を示唆するような文字列が入っているのだけど、これって、bdb の後継となる GUI デバッガーが入るってことなのかな?

お手軽に PHP+SQL サーバーを立てる

PHP+MySQL なプログラミングをしてみんとす。

最終的にはレンタルサーバーを借りてそこで PHP スクリプトを動かすのだが、最初からサーバー上でプログラムを動かしながら開発するのは効率が悪いので、ローカル環境に PHP+SQL サーバーを立てたい。なるべくお手軽に。ちなみに、Linux、Apache、MySQL、PHP を合わせて LAMP と呼ぶそうだ(PHPMyAdmin も合わせると LAMPP)。

Windows 環境に PHP をインストールするのは何かとトラブルがおきそうなので、仮想マシン上(VMWare)に Linux をインストールしてサーバーを立て、ネットワークでつなぐことにした。

Linux は Ubuntu 11.04 をチョイス。CentOS も評判だが、Ubuntu の方が手軽らしい。Ubuntu はサーバー版というのがあるが、これは本格的にサーバーを立てる人向けで、GUI すら無い玄人向け。なので Ubuntu のデスクトップ版をチョイス。

仮想マシン設定VMWare の仮想マシン設定は、HDD 15GB、メモリ 512MB、ネットワークアダプタはブリッジ。仮想マシン名は「LAMP-VM」にしておいた。

CD から Ubuntu を起動してインストール。キーボードレイアウトは OADG 109A を選択。インストール後の初回起動時に「It seems that~」のエラーメッセージが表示されるが、特に問題なく起動できる。

端末アイコンの作成利便性のため、Ubuntu のデスクトップにアイコンを作成。[Ubuntu メニュー⇒アプリケーション⇒アクセサリ⇒端末]で右クリックし、「このランチャをデスクトップへ追加」を選択。また、エクスプローラー(Ubuntu では nautilus と言う)で /usr/bin を開き、nautilus のアイコンをデスクトップにドラッグ&ドロップ、マウスを離す際に Alt キーを押して「ここへリンクを作る」を選択。

続いてサーバー類のインストール。端末上で
sudo apt-get install apache2 php5 php5-gd mysql-server php5-mysql phpmyadmin
localhostと入力。HTTP サーバーの選択画面では Apache を選択(スペースキーを押す)。「phpmyadmin のデータベースを dbconfig-common で設定しますか?」の問いには「はい」で回答。パスワードの設定を何回か求められるので設定する。インストール後、ブラウザで localhost にアクセスしてインストールの成功を確認する。

Apache(Apache 2)が表示するドキュメントは /var/www にあるが、ここのファイルは root 権限でしか編集できない。これでは不便なので、
sudo chmod -R 777 /var/www
として、一般ユーザーでも編集できるようにする。あくまでも開発環境で、インターネットに公開する訳では無いので(ネット越しの仮想マシンへのアクセスはルーターで遮断する)、セキュリティは気にしない。

テキストエディタ(gedit)を起動し、/var/www 内に、test.php というファイル名で
<?php print_r (phpinfo()); ?>
という内容のファイルを保存する。ブラウザで localhost/test.php にアクセスし、PHP が動作していることを確認する。

AutoEth0の編集続いて、/var/www に Windows ファイル共有でアクセスできるようにする。まず、仮想マシンに固定 IP アドレスを割り当てる。[Ubuntu メニュー⇒システム⇒設定⇒ネットワーク接続]を開き、「有線」タブの  Auto eth0 を編集する。方式を「手動」にして、固定 IP アドレスを割り振る。ネットマスクは「24」にする。

smbconfnautilus(エクスプローラー)上で /var/www を右クリックして「共有のオプション」を選び、フォルダを共有しようとすると、「共有サービスがインストールされていません」と怒られるので、「サービスのインストール」を実行。

/etc/samba/smb.conf を gedit で開き、[global] セクション内に
usershare owner only = false
Windowsファイル共有の一文を追加する。再び nautilus で /var/www を共有しようとすると、今度は共有できる。これで、Windows 側から /var/www にアクセスできるようになったので、使い慣れた Windows アプリで HTML/PHP ファイルを作成できる。Windows のエクスプローラーで、ネットワーク⇒仮想マシン名(LAMP-VM)⇒www でドキュメントにアクセスできる。

WindowsIE また、この時点で、Windows 側からブラウザ経由でもドキュメントを表示できるようになっている。Windows 側のブラウザで、仮想マシンに割り振った IP アドレスにアクセスすると、Ubuntu 上で localhost にアクセスした時と同じドキュメントが表示される。

MySQL が動作しているかどうかは、次のスクリプトを作成・閲覧すれば良い。
<?php
mysqli_connect("localhost","root",[インストール時に指定したパスワード]) or die("Error");
echo "Success";
?>
以上により、仮想マシンを起動しておけば、Windows 上で HTML/PHP ファイルの作成と閲覧、MySQL データベースの利用ができるようになった。

LAMP設定後

AMD の新型 CPU A8-3850(Llano)の情報が出てきた

AMD は 7 月 3 日に新型 CPU「AMD A-Series APU」を発売する。CPU と GPU を統合した最近のプロセッサのことを、AMD では APU(Accelerated Processing Unit)と呼んでいる。

A-Series 上位の「A8-3850」のスペックは、CPU 部が 4 コア、2.9GHz、L2 キャッシュ 4MB、内蔵 GPU が Radeon HD 6550D、400sp、600MHz で、TDP は 100W。

対する Intel の Core i7-2600 は、CPU 部が 4 コア 8 スレッド、3.4GHz、L2 キャッシュ 1MB、L3 キャッシュ 8MB、内蔵 GPU は HD3000、800MHz で、TDP は 95W。

CPU スペックの割には TDP が高いと思ったけど、A-Series は GPU に力を入れているようだ。ベンチマーク結果によれば、A8-3850 の 3DMark Vantage スコアは、Core i5-2500K のスコアの 2 倍。

「どうせ GPU は別挿しにするから、内蔵 GPU いらないもんなぁ」と思ったけど、考えてみれば、今のマシンの GPU は Radeon HD 5570。A-Series の内蔵 GPU Radeon HD 6550D であれば、たぶんこのくらいの性能は持っている気がする。

TDP で考えても、今のマシンの TDP は CPU が 82W、GPU が 42.7W の合計 124.7W なので、今後は GPU 内蔵一筋、ってのもいい気がしてきた。

なお、A8-3850 は従来の CPU コア(K10)をベースにした製品。アーキテクチャ一新の Bulldozer ベースの CPU は 2012 年の Trinity まで待つ必要がある。

うたりす進捗状況

うたりすをバージョンアップして、UTAU Mode 2 用のピッチエディット機能(ピッチエディタ)を搭載する件の進捗。

ひとまず、音符とピッチを描画するところまで。

うたりす進捗_2011_06_14


うたりすをいじっている中で、Lib UTAU の修正が必要な箇所を発見。後ほど Lib UTAU をバージョンアップする予定。

ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う(設定編)

※この日記は「ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う」の続きです。

Let's note J10 と極小 USB 無線 LAN の WLI-UC-GNM において、ノート PC を無線 LAN ルーター化する際の設定についてまとめ。

  1. WLI-UC-GNM の付属 CD またはバッファローのサポートサイトからダウンロードしたインストーラーで、 WLI-UC-GNM のドライバーをインストール。
  2. ソフトウェアルーター設定ツールを起動する(管理者権限が必要)と、タスクトレイに常駐する。
  3. タスクトレイのアイコンを右クリックして「ソフトウェアルーターの開始」を選択する。
  4. WAN 側ネットワークの選択画面になるので、WiMAX 回線を選択する。WiMAX 回線は「ローカルエリア接続」として認識されている模様。「ワイヤレスネットワーク接続」は Intel チップセットの無線 LAN と思われる。WLI-UC-GNM_WAN選択
  5. OK をクリックすると、WLI-UC-GNM が親機として動作するようになる。WLI-UC-GNM_親機モード
  6. タスクトレイのアイコンをダブルクリックすると、親機としての動作状況が表示される。AOSS ボタンを押して子機側の AOSS を待てば、子機を繋げるようになる。WLI-UC-GNM_Status

WLI-UC-GNM_Prefsなお、標準設定では、WPA-PSK/AES 暗号化に設定されているが、暗号化方式を変更したい場合や、SSID(アクセスポイント名)を変更したい場合は、タスクトレイ右クリックメニューから「オプション」を選べば良い。

使用したい暗号化方式を選び、その右側に SSID を入力する。キー(パスワード)は「事前共有キー」の右側に入力する。

もちろん、設定を変更したら、子機側の設定も変更する必要がある。

親機モードに変更する際、「インターネット接続共有中にエラーが発生しました。インターネット接続共有をOFFにしてもう一度やり直してください。」というエラーメッセージが発生した場合は、こちらのサポートサイトの手順に従って設定を行うと良いようだ。

ただし、自分の場合は、上記サイトの手順の途中で、共有を「オン」にした段階で、なぜか繋がってしまった。

WLI-UC-GNM の欠点は、挿した状態で無効にできないこと。Windows のデバイスマネージャから無効かするのは面倒くさい。タスクトレイから親機、子機、無効の 3 状態を簡単に選べるといいのだけど。

# Windows が音引きルールを変えたからそれに合わせて末尾を伸ばすようにしてみたけど、なかなか慣れないな。

※パフォーマンステストの結果をこちらの記事でまとめています。

Haiku のイメージファイルサイズが 700MB に増加

Anyboot690MBこれまで、Haiku の Nightly Build のイメージファイルサイズは 500MB 程だったけど、最近の(haiku-r1a3-rc-r42061-anyboot)は 700MB 程に増加している。ちょうど CD に焼けるサイズということなのかな。

ディスク容量は増えたものの、残念ながら空き領域は増えていない。空き領域が無いと、アプリの追加インストールとかを気軽にできないから不便なんだよね。

まぁそれだけ機能が増えたと言うことなのだろうけど。

ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う

現在使っている WiMAX 対応ノートパソコン「Let's note J10」は、手軽に WiMAX が使えて、ヘビーに使ってもバッテリーが長持ちするので良い。

 WiMAX 電波受信の主流はポータブル WiMAX ルーター(WiMAX Speed Wi-Fi)だけど、WiMAX 内蔵のノーパソはいくつかの点でルーターよりも使い勝手が良い。
  • ノーパソだけ持ち歩けば良いので荷物が少なくなる
  • 電源 ON/OFF とバッテリーの管理もノーパソだけで良いので、気を遣う箇所が減る
  • 起動が速い:J10 は 15 秒で起動するが、ルーターはだいたい起動に 1 分くらいかかる
 ただし欠点は、速度が遅いこと。WiMAX の最大速度が 40Mbps/10Mbps なのに対し、ノーパソが内蔵している WiMAX チップセット(Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250)の最大速度は 28Mbps/8Mbps に過ぎないので、WiMAX のポテンシャルを最大限には活用できないことになる。

 とはいえ、WiMAX 理論値の 40Mbps 出る場所はあまりないというのと、28Mbps 出れば通常は十分なので、速度面では、実用上困らない。

 それよりも残念なのは、WiMAX と Wi-Fi(無線 LAN)が同時に使えない点。同時に使えれば、ノーパソを WiMAX ルーターとして使えるのに。これもチップセットの仕様上の問題らしい。

 そこで、極小の無線 LAN アダプタを買ってみた。バッファローの WLI-UC-GNM。


 USB タイプの無線 LAN アダプタで、PC からわずか 8mm しかはみ出さないので、挿しっぱなしでも違和感が無い。ソフトウェアアクセスポイントモードを搭載しており、無線 LAN 親機としても使える。つまり、「インターネット→WiMAX→ノーパソ→アダプタ→無線子機」というようにして、ノーパソをルーター化した。

 早速ネットブック(Acer Aspire One)を Wi-Fi で J10 につないでみたところ、ばっちり接続できた。ただし、スピードはあんまり出ない。自宅では WiMAX のスループットは 5Mbps ほどだが、ネットブックでスピードテストしたら 1.5Mbps ほどだった。

 ソフトウェア AP だから性能が低いのか、それとも、ネットブックが数年前のものだからか、それは不明。機会があったら他の機器も繋げてみよう。

※設定方法については「ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う(設定編)」をご覧ください。

当ブログの説明

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翔星 Be ランドのコンテンツのうち、日記「白 Be(はくび)」だけレンタルブログにしました。 今後、日記はこちらに書いていきますので、よろしくお願いします。
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