天和もはや麻雀「ではない」ローグライト麻雀「黄泉に落ちても麻雀」をクリア。

麻雀牌で麻雀っぽいことをするのですが、ルールがかなりぶっ飛んでいます。

4牌捨てまず、

・ツモは 4 牌同時、捨てるのも 4 牌同時
・アガってもゲーム続行、何回もアガれる

となっていて、基本ルールからして意味不明です。麻雀を知っている場合、麻雀の常識は一度捨てないと混乱します。

スキル万貫そのうえで、

・自分が使える「スキル」(例:手牌をマンズに変化させる)
・サポートしてくれる相棒「霊俑」(例:風牌のどれでもアガれるようになる)
・強化アイテム「遺物」(例:牌点が増える)
・麻雀牌「デッキ」(例:透過する代わりに飜数が増える)

などのファンタジー要素が加わってきます。牌変化などで牌が増えるので、5 枚や 6 枚でカンする「カカン」なる妙語も登場します。

チュートリアル要素はモリモリながら、チュートリアルがあるので徐々に理解していくことができます。

1 度負けてもステージを進められるので(初期 HP が 2 あるため)、幸運もあって初回でゲームをクリアできました。

「ローグライク」ゲームなので、クリア後も何度も楽しめます。

育成クリアすると使えるキャラが増えていきます。キャラごとにスキルが異なっていて、初期キャラはマンズが得意ですが、逆にピンズが得意なキャラもいます。ポンなどで鳴いた牌を手牌に戻せるキャラもいて、普通の麻雀ならめったにアガれない四暗刻(スウアンコウ)も乱発されます。

クリア時にもらえるボーナスでキャラの強化(育成)もできます。

才能育成はキャラ毎に別々でリセットもできませんが、キャラ間共通でいつでもリセットできる強化「才能」もあります。

HP や MP(スキル使用に必要)を増やしたりできます。

一方で、だんだんと高い難易度に挑戦できます。敵の得点が高くなるだけではなく、デッキなどにデバフがかかるようになります。

枝また、ローグライトなので敵が出てくる順番や手に入れられる霊俑などはランダムです。

閻魔キャラごとに異なる戦略を楽しめるので、何回もゲームを楽しむことができました。麻雀であって麻雀でない、新たな境地を開いたゲームなのではないかと思います。

逆に、普通の麻雀だと思ってプレイするとたぶん怒りたくなってしまうので、無我の境地でスタートするのが良いかと思います。

公式サイトSteam
定価1,900 円
購入時価格(フレンドからのプレゼント)
セーブデータ保存場所Steam userdata 配下の 3444020\remote
ハッシュタグ#黄泉に落ちても麻雀
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