自分の金で初めて購入した PC が日本ゲートウェイの GP6-400。
性能の割に安いと当時話題になっており、友人に連れられて秋葉原の直営ショップに行き、BTO パーツを見繕ってもらった記憶がある。牛柄のパッケージが印象的だった。
購入時期は 1999 年 1 月頃だったようだ。当時の日記によるとスペックは
CPU | Intel Pentium II 400 MHz |
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チップセット | Intel 440BX |
メモリ | 128 MB |
HDD | 10 GB |
ビデオカード | STB Systems Velocity 4400 (NVIDIA Riva TNT) 16 MB |
サウンドカード | Creative Sound BLASTER PCI 64 (Ensoniq1373) |
これに I/O データ製モデム DFML-560 を繋いでインターネットに接続していた。
もはや発売元が存在しない(エイサーに買収された)ので公式サイトもないが、PC Watch によれば価格帯は 30 万円前後だったようだ。メモリ 64 MB、HDD 5 GB、グラボ 128ZX のモデルで 275,800 円とのことなので、スペックアップしたら 30 万円台になりそうだが、記憶だと 20 万円台だったような気がしなくもない。記憶が違うのか、たまたま店頭セールだったのか。
現代感覚だと 30 万円のパソコンはハイエンドだが、当時はこれでも他社製パソコンよりは安価だった。
安かろう悪かろう的な部分もあって、今まで使っていた NEC の PC-98 シリーズよりも音がうるさかったり、ディスプレイが粗かったりもした。
とはいえやはり新しいパソコンというものはいいものである。ケースを開けると、ファミコンカセットのお化けのような Pentium II が鎮座していて、「ペンツーかっこいい」などと思ったりしたものだ。
Windows と BeOS のデュアルブートで使用していた。