異常発生
4 年ほど前に購入した USB 3.0 外付け HDD ユニット「My Book Duo」(型番:WDBLWE0080JCH-JESN、4TB+4TB = 8TB)に不穏な赤ランプが点灯。電源ランプが赤く点滅するととともに、HDD 1 のランプも赤い。
また、ユニットの電源をいったんオフにしたところ、赤ランプの表示は出なくなってしまったが、専用ユーティリティで簡易チェックすると不合格となった。
HDD 調達
ところが Western Digital の公式サイトを確認すると、WD Red に 4TB のラインナップが無い(WD Red Pro にはあるが)。しかも「NAS 向け」の位置づけになっているのでターゲットがちょっと違う。
秋葉原にはまだ WD Red の 4TB は売っていて(恐らく少し古いモデル?)、価格は税込で約 15,000 円。
正統な後継が無いことや、そのうち HDD ユニット自体を(もっと容量の多いものに)買い換える可能性も考慮し、かつ、価格面も加味して、デスクトップ向けモデルの WD Blue を購入。ドスパラにて、4TB で税込 7,810 円。キャッシュレス支払い(クレジットカード)で即時割り引き 5% となり、7,420 円まで下がった。
HDD 交換
マニュアルに従って HDD を交換。
上部カバーを開いた後、手で回せるネジで留められている内側の網を外す。
新しい HDD にタブを取り付けてからユニットに差し込む。
RAID 再構築
新品の HDD1 と、生き残っていてデータもある HDD2 の内容が不整合になっているので、PC に接続するとその旨の警告が表示される(この状態でも PC からは正常な HDD として利用可能)。
RAID の再構築にはかなり時間がかかり、6 時間半経過時点で進捗は 74%。完了までに 9 時間近くかかる計算。
翌日起床した際には、無事に再構築が完了し、RAID 1 本来の状態での稼働となっていた。
CrystalDiskInfo では HDD 1 の情報が表示されるようで、交換後は電源投入回数・使用時間が新品のデータになっている(交換前は電源投入 256 回、使用時間 36,222 時間)。