WiMAX

IIJmio LTE vs WiMAX スピードテスト

以前に IIJmio のスピードテストをした際は、LTE 区間で平均 1 Mbps ちょっとしかスピードが出なかったので、「格安 MVNO SIM はスピードは遅いのだなぁ」などと思っていたが、最近、だいぶスピードが上がってきたと感じている。

そこで、再度、スピードテストをしてみた。

ついでに、WiMAX とも比較してみた。

結果は以下の通り。

IIJvsWiMAX

テストは、docomo 向け 7 インチタブレット、AQUOS PAD(SH-08E)を用い、RBB TODAY SPEED TEST にて通信速度を測定。測定時間帯は、土曜日の昼頃。

MVNO LTE の測定時は、AQUOS PAD に IIJmio の SIM を挿して LTE 通信。

WiMAX の測定時は、URoad-Aero で WiMAX の電波を受信し、Wi-Fi で AQUOS PAD と通信。

スピードテストはそれぞれ 3 回ずつ行い、その平均値を表にしている。

LTE体感通り、IIJmio の通信速度は以前よりも大幅に向上している。下り平均 13Mbps の速度は快適だ。

月額 1,000 円弱でこの速度は素晴らしい。さらに、4 月からはバンドルクーポン(無料高速通信)の量が 1GB へと引き上げられる(クーポンを使い切ると 200kbps に速度制限)。

WiMAX一方の WiMAX も、下り平均 9Mbps 弱と、実用十分。IIJmio の LTE よりは遅いが、これだけ出れば通常は問題ない。PING が遅いのは残念だがしかたない。

WiMAX の魅力は速度ではなく、ノーリミット。月額は 4,000 円弱と高いが、高速通信が無制限にできる。特にパソコンを持ち歩いてネットするなら、事実上 WiMAX 一択と言って良い。



WiMAX 2+ 続報、エリアなど公開

WiMAX2Plusサービス概要下り最大 110Mbps の高速モバイル通信 WiMAX 2+。

7/29 のニュースリリースのみで詳細が不明だったが、9/2 に開催された MVNO(回線業者)向けの資料が公開されたことで、詳細が見えてきた。

サービス提供開始は 10/31。当初のカバーエリアは、東京の環状七号線の内側(山手線を含むエリア)だ。2013 年度内に、東名阪に基地局を 7,000 局開設する。

既報の通り、現行 WiMAX と互換性があり、WiMAX 2+ エリア内では WiMAX 2+ 接続、エリア外では現行 WiMAX と接続する。

オプションで FD-LTE の提供を検討中とあるので、恐らく、現行の WiMAX+au サービスと似たイメージで、KDDI の LTE がセットになったプランが登場するのだろう。

1 つ大きな注意点としては、利用制限(大量通信による速度制限)を検討中とのこと。現行 WiMAX の大きなメリットの 1 つとして利用制限ナシが掲げられており、他社のモバイルサービスとの差別化につながっていたのだが、WiMAX 2+ でこれが覆されてしまうのだろうか。

気になる料金はまだ発表されていないが、大胆に推測するならば、

定額プラン(期間縛りナシ)月額 5,500 円程度
定額プラン(2 年縛り)月額 4,500 円程度

といったところか。というのも、現行 WiMAX では、MVNO 向け卸価格が期間縛りナシ/ありでそれぞれ 3,300 円/2,720 円なのに対し、ユーザー向け価格は 4,480 円/3,880 円。それぞれ 1,180 円/1,160 円のアップだ。今回発表された WiMAX 2+ の MVNO 向け料金がそれぞれ 4,220 円/3,220 円なので、同程度のアップだとすると、上記の表のようになる。

ただ、キャンペーン価格が設けられていることから、実際にはもっと安い価格で登場する可能性もある。

具体的な端末情報を含むさらなる続報に期待したい。


WiMAX 2+ に見る WiMAX のこれまでとこれから

WiMAX を提供する UQ コミュニケーションズが、新たな 2.5GHz 帯の電波を獲得した。

審査結果限りある資源である電波帯域は国からの割り当てによって事業者に配分されており、新しい 2.5GHz 帯の割り当てには、KDDI 系の UQ とソフトバンク系の WCP が獲得に名乗りを上げていた。7 つの基準による電波監理審議会・総務省の審査の結果、3 対 1 で UQ が勝ち、7 月 26 日、UQ への電波割り当てが認定された

認可を受けて UQ は、下り 110Mbps の WiMAX 2+ を 2013 年 10 月末にサービスインするとしている。

競争に負けたソフトバンクは怒り心頭で大暴れの様相を呈しているが、UQ 勝利は前評判通りで、携帯三社への電波割り当て状況を鑑みても妥当なところと言えるだろう。

ここで、WiMAX のこれまでの動きを振り返ってみよう。

400万契約突破下り 40Mbps、上り 15.4Mbps(以前は 10Mbps)の高速無線通信サービス「UQ WiMAX」は、2009 年 7 月に正式サービスを開始。2013 年 2 月に契約数が 400 万を突破するなど、ゼロからスタートした新参サービスとしてはかなり急速に普及してきている。

利用可能エリアは、サービス開始当初は首都圏・京阪神・名古屋地区のみだったが、2012 年 6 月には主要都市で 99% を超え、全国平均でも 90% となっている。

プロバイダ満足度ランキング2012顧客満足度も高く、価格.com のプロバイダ満足度ランキング 2012 において 1 位、MMD 研究所の調査でも 1 位となっているなど、各種調査で好評価を獲得している。

WiMAX の特徴の 1 つとして、オープンなビジネスモデルを採用していることが挙げられる。携帯電話の場合、回線や端末をキャリア(サービス提供会社)が統制しているので、docomo から KDDI に乗り換えると端末は使えなくなってしまう。

WiMAXプロバイダ一覧WiMAX の場合は、本家 UQ の他に、MVNO と呼ばれるサービス提供会社が多数あるが、利用者はどの会社と回線契約を結んでも良い。回線契約を乗り換えても端末は使い回せる(一部の MVNO は自社専用端末を提供しているので注意)ので自由度が高い。また、端末も、WiMAX 機能を内蔵したパソコン(WiMAX PC/すぐネットパソコン)の他に、ルータータイプ(WiMAX Speed Wi-Fi)、USB タイプなどさまざまなものが、さまざまな会社から発売されており、どれでも好きなものを使える。

実際俺も、WiMAX プロバイダをワイヤレスゲート(ヨドバシ)→BIGLOBE→@Nifty と変えているし、端末も Let's note J10、WM3600RURoad-Aero を使っているが、どれも問題なく使えている。

WiMAX の競合サービスとしては、携帯各社が提供する LTE がある。LTE の詳細は各社によって少しずつ異なるが、WiMAX と LTE の特徴を比較すると、

WiMAX比較項目LTE

下り 40Mbps、上り 15.4Mbps
通信速度△~○
下り 37.5~112.5Mbps、上り 12.5~25 Mbps(docomo)
下り 75Mbps、上り 25Mbps(KDDI)
下り 76Mbps、上り 10Mbps(ソフトバンク)
下り 37.5~75Mbps、上り 12.5~25Mbps(EMOBILE)
×
100ms 程度
遅延
数十 ms 程度
×
つながりにくい
屋内利用
つながりやすい

無し
通信制限×
有り(一定以上の通信で激遅になる)

月額 3,880 円
利用料金×
6,000~7,000 円程度(一般的なスマホの場合)

2012/11 - 94%
エリア(人口カバー率)×~○
2013/03 - 75%(docomo)
2013/05 - 1~97%(KDDI)
2013/06 - 192%(ソフトバンク)
2013/02 - 94%(EMOBILE)

自由
乗り換え×
制限有り(MNP で乗り換えても原則として端末は使い回せない)

となる。いろんな意味で自由度の高い WiMAX であるが、LTE と比べると速度が遅いのが欠点だった。

そんな中での WiMAX 2+ である。ここからは WiMAX 2+ について見ていこう。

WiMAX2フィールドテスト通信速度の問題については UQ も早くから取り組んでおり、2011 年 7 月には WiMAX 2 のフィールドテストを公開。カタログスペック 165Mbps の WiMAX 2 において、実効速度で 150Mbps という驚異の記録を達成した。

しかし、WiMAX 2 には大きな問題があった。世界的な流れとして WiMAX ではなく LTE がブーム。世界規模で見ると WiMAX から撤退する事業者が増えており、WiMAX がガラパゴス化する危険があった。

そこで WiMAX 陣営が編み出した苦肉の策が WiMAX Release 2.1 規格。初代 WiMAX および WiMAX 2 に加えて、LTE(TD-LTE)を包含する。WiMAX の名を冠してはいるが、事実上の LTE 化と言えるだろう。これにより LTE の潮流に乗ることができるようになり、端末や基地局設備などを安価に調達できる見込みがたった。

今回 UQ が発表した WiMAX 2+ も、WiMAX Release 2.1 規格をベースにしている。WiMAX 2+ の「プラス」の部分に、LTE 互換という意味を込めているのだろう。

1GbpsOverWiMAX 2+ は最初に述べたように下り 110Mbps の速度となる(上りはまだ公表されていない)。docomo 以外の 3 社の LTE の速度を追い越し、docomo と肩を並べるトップクラスの速度だ。単に速度が向上するだけではなく、新幹線などの高速移動にも対応する。これまでの WiMAX も新幹線の中で通信できたものの、実効速度が数百 kbps 程度とかなり遅かったが(繋がるだけでもすごいのだが)、これが改善されるだろう。プレスリリースでは明言されていないが、遅延(レイテンシ)も改善されると思われる。

WiMAX 2+ は初代 WiMAX を包含するので、これまでの WiMAX も問題なく使える。もちろん速度は最大 40Mbps のままだが、初代 WiMAX ユーザーが WiMAX 2+ に移行していくにつれて電波利用効率が高まるので、初代 WiMAX も実効速度が上がるかもしれない。

ただし、WiMAX 2+ になっても、屋内(建物内)の繋がりにくさは改善されない。WiMAX/WiMAX 2+ が使用している 2.5GHz 帯の電波は反射しやすいため、壁に当たると跳ね返ってしまって屋内に届きにくい。一方、LTE の携帯各社はプラチナバンドと呼ばれる 800MHz 帯の電波を保有しており、屋内にも電波が届く。この点については、親会社の KDDI の電波を使わせてもらうなどの抜本的な対策をしない限り、現状のままとなる。

WiMAX 2+ は、7 月末の電波認定からわずか 3 ヶ月でサービス開始となる。これまでの UQ の準備が着実に行われていた証といえよう。端末や料金などの詳細はまだ発表されていないので、早めの発表を期待したい。TD-LTE 互換であることから、次期 iPhone で WiMAX 2+ が使えるかもしれないという噂をちらほら見かけるが、単に規格上の互換性だけで実際に使用可能になるのかはまだ分からない。

110Mbps でのスタートとなる WiMAX 2+ だが、2017 年には下り 1Gbps オーバーを狙っていく構想のようだ。将来的にサービスを高度化していくためにも、まずは足元のサービス固めが重要になるだろう。


※本記事の写真は、リンク先からの引用です。


URoad-Aero WiMAX ルーターの設定

URoad-Aeroシンセイコーポレーションのモバイル WiMAX ルーター(WiMAX Speed Wi-Fi)「URoad-Aero」をゲット。

USB メモリよりも薄く、それでいて 12 時間駆動が可能というすぐれもの。シースルークレードルも素敵。

早速設定。


電池を入れる


URoad-Aero_電池カバーURoad-Aero 購入時、電池は本体に差し込まれていないので、まずは電池を本体に入れる。URoad-Aero の設定の中で、これが一番難関かも。本体が薄いので、電池カバーも華奢でやりづらい。

URoad-Aero と書いてある面の上部に切り欠きがあるので、爪を入れてカバーを引き上げる。

説明書を見る限りでは引き上げればカパッと開きそうに見えるが、実際は、本体横側にもツメがあって引き上げられない。強引に引き上げるとカバーが折れそうな気がする。

指を入れる隙間を確保した後は、指を横滑りさせて、本体横側(左右とも)のツメを外す方が良いのではと思う。

URoad-Aero_オープンカバーを外したら、電池を入れて、カバーを閉める。

初回起動


30 分ほど充電してから(充電しながらでも大丈夫な気はするが、説明書にそう書いてあるので)、URoad-Aero の電源を入れる。電源ボタンは本体横にある。

しばらく待って、4 つある LED のうちの真ん中 2 つが赤点滅になったら起動完了。

既に WiMAX プロバイダーとの契約が終わっている場合は、両側 2 つの LED が付く。

WiFi接続パソコンなど、手持ちの機器から、URoad-Aero に接続する。Windows 7 の場合は、タスクトレイにある無線接続のアイコン(無線アイコン)をクリックして、接続先(URoad-なんちゃら)を選ぶ。接続に必要な SSID と暗号化キーは、添付のシールに書いてあるほか、電池を入れたところの上部にも記載がある。

WiMAX プロバイダーとの契約が完了している場合は、URoad-Aero と接続できた段階で、既にインターネットが使える状態になっている。

WiMAX統合ポータルWiMAX プロバイダーとの契約が無い場合は、ブラウザを起動して適当なサイトを見ようとすると、自動的に契約ページに転送されるので、手続きをする。契約はしているが機器登録がまだの場合は、契約ページのプロバイダー一覧から契約したプロバイダーを選び、機器登録・切替などのメニューを選ぶ。

URoad-Aero の設定


URoad-Aero_システム管理既にインターネットに接続できるが、必要に応じて URoad-Aero の設定を行う。

ブラウザで http://uroad.aero/ もしくは http://192.168.100.254/ にアクセスすると、URoad-Aero の設定画面になる。

特に設定しなければいけない項目もないので、基本的には設定を変更せずに使えば良いと思う。

ただ、ワイヤレス設定を行う場合は、[システム管理→システム設定]で USB 接続を「有効」に変更してから、無線ではなく USB で URoad-Aero に接続するほうが安定する。設定を変更すると URoad-Aero は自動的に再起動されるが、無線接続だと、しばらく繋がらないことがあった。

電源 ON/OFF とスリープ


URoad-Aero を使い終わったら、スリープボタン(表面のくぼみ)を長押しすると、URoad-Aero がスリープモードになる。再度スリープボタンを押せばすばやく復帰する。

ずっと使わない場合は、本体横の電源ボタン長押しで電源 OFF にすると良い。再度電源ボタン長押しで再び電源を入れることができる。


WiMAX プロバイダ比較(キャッシュバックや落とし穴など多角的に)

LTE より WiMAX が優れている点の一つとして、プロバイダの多彩さが挙げられる。同じ回線という安心感もありつつ、各社が提供するいろんなサービスの中から好きなものを選べる。

とはいえ、選ぶのも一苦労。自分もそろそろ乗り換え時期なので、分かる範囲で調べてみた。

今回比較したのは、気になった以下のプラン。

まず、結果を一覧表にすると以下のようになる

プロバイダ月額費用キャッシュバック縛り期間途中解約金白黒ロムオプションサービス
初年度
(名目)
13 ヶ月目
解約想定
2 年間
(名目)
金額時期機器追加無料 Wi-Fi
GMO
(WM3800R)
798 円2,278 円2,234 円30,800 円12 ヶ月後2 年16,380 円(最初の 2 年間)
0 円(2 年経過後)
×黒ロム××
So-net
(SS10)
850 円2,231 円2,325 円31,600 円12 ヶ月後2 年15,000 円(最初の 2 年間)に加えて UQ 解除料
つまり、24,975 円(1 年目)、15,000 円(1 年目の更新月)、20,250 円(2 年目)、以降は UQ 解除料のみ
○白ロム××
@Nifty
(WMX-GWMR)
2,366 円2,481 円3,110 円14,000 円9 ヶ月後1 年UQ 解除料
9,975 円(1 年目、更新月以外)
5,250 円(2 年目以降、更新月以外)
×黒ロム△優先順位設定不可、月 210 円○UQ Wi-Fi、Wi2 300
Biglobe
(WM3800R)
2,068 円2,970 円2,934 円7,000 円
10,000 円
4 ヶ月後
21 ヶ月後
1 年(2 年)UQ 解除料
9,975 円(1 年目、更新月以外)
5,250 円(2 年目以降、更新月以外)
○白ロム××
本家 UQ
(URoad-8000)
4,143 円4,122 円4,011 円0 円-1 年UQ 解除料
9,975 円(1 年目、更新月以外)
5,250 円(2 年目以降、更新月以外)
○白ロム○(可能)、月 200 円○UQ Wi-Fi、Wi2 300

表の見方だが、初年度(名目)と 2 年間(名目)は、価格.com の計算式に当てはめた金額。初期費用、月額費用、各種割引(キャッシュバックなど)を織り込んでいる。しかし、途中解約時の違約金は考慮されていない。

たいていの場合、途中解約するとしたら、解除料のかからない 13 ヶ月目(更新月)だろう。そこで、13 ヶ月目に解約するとしたら、1 ヶ月当たりいくらになるのかを計算したのが、「13 ヶ月目解約想定」の欄。

こうしてみると、激安に見える GMO と So-net が、実はそこまで安くないことがわかるが、それでも最安値ではある。また、GMO と So-net の安値ランキングが逆転して、So-net がわずかばかり安くなる。

So-net、GMO の安値軍団を僅差で追うのが @Nifty、そこから少し離れて Biglobe となる。UQ 本家は高い(月額 3,880 円に初期費用が乗るため)。

次にキャッシュバックについて。

安値軍団の GMO と So-net は(当然ながら)キャッシュバック金額が大きい。しかし、もらえる時期が 12 ヶ月後と遅いのが落とし穴。11 ヶ月目に忘れずにしっかりと手続きをしなければならない。@Nifty は金額が少し減る代わりに、もらえる時期も少し早くなる。

特徴的なのは Biglobe。キャッシュバックが 4 ヶ月と 21 ヶ月に分かれているので、13 ヶ月目で解約すると、後半のキャッシュバックはもらえない。また、4 ヶ月のキャッシュバックは、Web アンケートへの回答が必要だ。ただし、アンケートは回線申し込み後すぐにできるので、忘れることは少ないだろう。アンケートに回答してしまえば、振替払出証書が郵送されてくるので、もらいそびれが無い。21 ヶ月のほうは、何もしなくても自動的に郵送されるので、住所の間違いなどが無い限り絶対にもらえる。Web アンケートという一手間はあるものの、着実にキャッシュバックをもらえる仕組みは好感度が高い。

縛り期間については、安値軍団が 2 年、それ以外は 1 年。Biglobe は解除料の観点から 1 年に分類しているが、先述の通り、後半のキャッシュバックはもらえなくなる点には留意すべき。

解除料については、安値軍団が独自解除料、それ以外は UQ 本家の解除料に準じている。注意すべき落とし穴は So-net で、1 年目の更新月以外に解除するととても高い解除料が必要になる。

白ロムか黒ロムか、というのは、キャンペーンでもらった WiMAX 端末を、将来別のプロバイダに乗り換えたときに使い回せるかどうか。白ロムならば、別のプロバイダでも使い回せるが、黒ロムはプロバイダ専用なので使い回せないのが落とし穴。

注意すべきは GMO で、もらう端末が黒ロムというだけではなく、もらった黒ロムでないと GMO に接続できない。2 年間の間にもっと魅力的な端末が登場したり、別の端末を入手することがあったとしても、それらは使えない。WiMAX パソコンをすでに持っていたとしても諦めるしかない。また、もらった端末が故障してしまったら……というリスクがある。

オプションサービスを見てみると、本家 UQ 以外は @Nifty のみがオプションサービスをサポートしている。機器追加が△になっているのは、優先順位が指定できないため。1 人で運用する分には問題ないが、家族と共用する場合、自分が使っているのにいきなり切断されるなどのリスクがある。Wi-Fi は UQ 本家と同等で、UQ Wi-Fi と Wi2 300(ワイヤ・アンド・ワイヤレス)の全国 7,000 アクセスポイントを利用可能。価格.com のページを見ると Wi-Fi 不可と書いてあるが、こちらには利用可能と書いてあり、サポートに問い合わせたところ価格.com から申し込んでも利用可能とのこと。

以上、気になる 5 つのプランに絞っても、これだけの違いがある。

結局、どれを選べば良いのか?

WiMAX が初めての場合は、使ってみて気に入らない可能性があることを考慮すると、1 年未満に解約しても違約金の少ないプロバイダが良いのではないか。具体的には Biglobe がオススメとなる。Biglobe は、上述の専用ページから申し込まないと特典が付かないので注意。@Nifty はもらえる端末の性能が悪いので、初めてのプロバイダとしては向かないだろう(最新機種のプランも別途あるが値段は高くなる)。

WiMAX 経験者であれば、So-net か @Nifty。オプション不要であれば So-net、必要なら @Nifty。@Nifty の場合は、もらえる黒ロムは無視して、手持ちの高性能ルーターを使うことが前提となる。また、黒ロムしか使えないリスクを飲めるのであれば、GMO も選択肢になる。

UQ 本家は安心感が高くサービスも充実しているが、いかんせん値段も高い。値段を飲めるなら、ビックカメラやヨドバシカメラ(ワイヤレスゲート)といった量販店系プロバイダと合わせて再検討する方がよいと思う。

なお、プランの内容は 2013/02/03 時点のものなので、今後変更される可能性がある。ただ、これまでの動向を見ていると、価格や付属ルーターが変わっても、サービスの内容が変わることは比較的少ない。



WiMAX は将来どうなるんだろ?

いつでもどこでもインターネットができる WiMAX。

契約してかれこれ 3 年目になろうとしているが、ここにきて WiMAX の将来に暗雲が立ちこめている気がする。

勿論原因は LTE。速度だけの問題ならまだしも、世の中総 LTE 的な雰囲気になっているのが気がかりだ。

そもそも、WiMAX の何が好きかというと、
  • 安くて(月々 3,880 円程度、キャンペーン次第でもっと安く)
  • 実用十分なスピードで(5~15Mbps くらい)
  • 帯域制限が無く(真の意味でのパケホーダイ)
  • 縛りが緩い(いろんなプロバイダ&機器を選べる)

というようなメリットがあるから。安くて自由に使える広域無線は WiMAX しかない。


一方の LTE、特に日本で流行り始めている携帯各社の LTE は、速度が速い代わりに、

  • 高くて(月々 5,000~6,000 円くらい)
  • 帯域制限があって
  • 縛りだらけ(キャリア代えたら機器使い回せない、そもそも携帯電話という端末がほとんど)

と、デメリットが大きい。


携帯 LTE に押されて、WiMAX が無くなってしまったら……というのは心配だ。


WiMAX の次の手としては、WiMAX 2+ がある。


単に高速になるだけではなく、LTE 規格を一部取り込むことで、量産効果のある LTE の恩恵を受けてコストダウンに繋げるらしい。サービスインまでは遠そうだが……。


個人的には、WiMAX という規格自体にはこだわりはないので、最初の 4 つのメリットを実現してくれるなら、LTE で全く問題ない。ただ、携帯各社のサービスである限り、その実現はないので、UQ が LTE をやってくれたら面白いのでは、と思う。


まだ見ぬ WiMAX 2 を主体にした WiMAX 2+ ではなく、LTE の中に過去の WiMAX 1 も収容しますよ、という LTE+ の方がわくわくする感じ(技術的に実現できるのかは知らないけど)。


3 規格(WiMAX 1/2/LTE)を扱うよりもコストダウンできそうだし、LTE ならいろんな半導体会社がチップ作っているので、WiMAX 2 PC よりも LTE PC(LTE 内蔵 PC)の方が実現しやすそう。


便利で快適なモバイルライフが送れますように!








京王八王子駅バスターミナルで WiMAX

WiMAX エリアレポート。

調査場所

京王八王子駅バスターミナル京王線京王八王子駅のバスターミナル、4 番乗り場

半屋内となっているバスターミナルで、一番奥に位置する乗り場です。アンテナ 5 本と電波状況は良好。

このバスターミナル、少し前に、電光掲示板によるリアルタイムバス運行状況が表示されるようになり、便利になりました。

測定速度

10Mbps 以上(下り 13.4Mbps、上り 2.01Mbps)

WiMAX にしてよかった!ここがすごい!と思うこと

いつでもどこでも、すぐにインターネットが使えるのが WiMAX の良いところです。

バスターミナルでの待ち時間にベンチに座りながらネットが使えるだけではなく、バス乗車中、八王子インターチェンジ付近のバス停(左入)まで移動している間、ほぼずっとネットが使えました。

利用しているノートパソコンが Let's note J10(WiMAX 内蔵)であることも、利便性向上につながっています。パソコンの電源を入れるだけですぐにネットに繋がり、起動時間はわずか 15 秒、スリープなら一瞬で復帰します。バッテリーもカタログスペックで 12 時間とかなりの容量があり、ずっとネットをしていても安心です。

WiMAX 内蔵パソコンとルーターで速度比較

WiMAX 通信機能を内蔵している「WiMAX パソコン」(最近は「すぐネット PC」とも呼んでいるようだ)と、ルーター(WiMAX Speed Wi-Fi)とでは、どちらが高速に WiMAX 通信ができるのか、比較してみた。

★ 使用機器

  • WiMAX パソコン:Panasonic Let's note J10(2011 年春モデル:CF-J10QYBHR)
  • モバイル WiMAX ルーター:NEC アクセステクニカ AtermWM3600R(PA-WM3600R)

WiMAX の通信速度は下り最大 40Mbps、上り最大 15.4Mbps だが、WiMAX パソコンの場合は下り最大 28Mbps、上り最大 8Mbps までしか対応していない。また、WiMAX パソコンのチップは 2 種類あるが、Let's note は TAS 機能無しなので、仕様上、上りの速度が出にくい。


モバイルルーターの WM3600R は、WiMAX ハイパワーに対応しており、電波が微弱な環境でも通信を行いやすい。下り速度は最大 40Mbps(仕様上記載が無いが商品説明において記載あり)で、上り速度は仕様上明示されていないものの、前機種の WM3500R が上り高速化対応なので、当然後継の WM3600R も 15.4Mbps 対応と考えて良いだろう。ただし、ルーターとパソコン間の通信を Wi-Fi(無線 LAN)で行う場合は、WiMAX←→Wi-Fi の変換がどのくらい速度に影響するのかは気になるところだ。


WM3600R で WiMAX 通信を行う場合、速度測定は WiMAX を無効にした Let's note で行っている。従って、WiMAX 通信以外の環境は Let's note で揃えられており、純粋に WiMAX パソコンとモバイルルーターの WiMAX 速度比較を行える環境と考えられる。


★ 測定結果

測定場所Let's noteWM3600R(USB 接続)WM3600R(Wi-Fi 接続)
下り速度上り速度下り速度上り速度下り速度上り速度
川崎市内 屋内20.6 Mbps2.91 Mbps17.8 Mbps2.84 Mbps12.3 Mbps2.36 Mbps
京王線 高幡不動駅
18.2 Mbps2.84 Mbps16.7 Mbps3.41 Mbps-
-
JR 中央線 立川駅
15.7 Mbps4.19 Mbps17.1 Mbps3.62 Mbps--
JR 南武線 谷保駅14.1 Mbps2.77 Mbps12.4 Mbps2.48 Mbps11.2 Mbps3.14 Mbps
府中市内 屋内
8.46 Mbps1.95 Mbps7.92 Mbps1.29 Mbps8.08 Mbps1.15 Mbps
立川ルミネ 9F
2.46 Mbps0.22 Mbps1.01 Mbps0.19 Mbps-
-

Let's note にインストールしてある WiMAX ソフトウェアのバージョンは 6.5。

WM3600R は、パソコンと USB で接続することもできるし、Wi-Fi(無線 LAN)で接続することもできるので、(時間の都合上すべてではないが)極力両方を測定するようにした。

測定は、安定して測定を行えるブロードバンドスピードテストで行っている。時間のある時は部分的に他のサイトでも測定しているが、異常値を除けば傾向はおおむね同じだった。

★ 考察

まず、WM3600R の USB 接続と Wi-Fi 接続を比べてみる。

有線である USB 接続の方がスピードが出るものだと考えていたが、思ったほど差は無い。川崎では結構な差があるが、他は誤差の範囲内だ。

とはいえ、Wi-Fi は無線なので不安定な面もあり、パソコンとルーターが近すぎると速度が出ないことがあった。ルーターを胸ポケット(低温火傷注意)に入れた時の方がスピードが出た。

しかし、利便性は Wi-Fi の方が高いので、通常は Wi-Fi で運用する方が良いのではないかと思う。

そして今回の本題である WiMAX パソコンとルーターの比較であるが、意外なことに、(WiMAX 的な意味で)カタログスペックの低い WiMAX パソコンの方がスピードが出ている。下り速度は全体的に、1 割程度、WiMAX パソコンの方が速い。電波の弱いルミネなら、WiMAX ハイパワー対応のルーターが勝つかと思ったが、そんなことはなかった。

Let's note のホームページを見ると、自社開発の高感度アンテナを 2 つ自動切り替えして電波を受信するとある。2 本のアンテナで同時に電波を受信する MIMO 技術とどのように併存しているのかは分からないが、長年モバイルノートパソコンを作ってきたノウハウによって、最大数値では測れないところで性能を高めているのかもしれない。最新技術を導入したルーターを超える性能を持つとは驚きだ。

このように WiMAX パソコン優位な結果がでると、「大手メーカーではない安価な WiMAX パソコンだとどうなるか?」は気になる。

★ TCP Monitor Plus

ファイルダウンロード時の速度を TCP Monitor Plus で見てみると、また面白い結果になった。測定場所は府中市内の屋内。ブロードバンドスピードテストでは Let's note と WM3600R でほとんど違いが無かったが、TCP Monitor Plus で継続して測定すると違いが出てきた。

TCPMonExcel10 秒ごとの平均ダウンロード速度(KB/s)をグラフにしたのが右。ほとんどの時点で、WM3600R の方がスピードが出ている。全期間の平均を取ると、Let's note が 1,239 KB/s、WM3600R が 1,311 KB/s となり、5% 程度 WM3600R の方が速い結果となった。3 分ほど継続して測定した上での 5% 差なので、誤差ではなく、WM3600R が速いと言って良いのではないだろうか。

ブロードバンドスピードテストでの測定だと WiMAX パソコンが速いことが多く、TCP Monitor Plus だとルーターの方が速い結果となり、一概にどちらが良いのか分からなくなってきたが、電波強度・状況に応じて得意不得意があるのかもしれない。

TCPMon6250TCP Monitor Plus の画面でリアルタイムの受信速度を見てみるとまた面白い。

Let's note の受信速度は非常に安定している。もちろんずっと平らなわけではなく、10 秒単位では少しずつ上下するが、瞬間瞬間だとあまり変動しない。

TCPMonWM3600R一方で、WM3600R は速度が上下している。

無線通信である WiMAX の受信速度の推移なので、どちらかといえば WM3600R の動きが通常で、Let's note の安定度がすごすぎると言える。

最新のルーターに匹敵する速度と言い、安定した通信と言い、Let's note の完成度は高いと感じた。

★ 測定結果の登録

今回測定した結果のうち、駅での測定結果のいくつかは、WiMAX 鉄道スピードテストに登録してある。

皆様も是非、ご登録お願いします。

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WM3600R WiMAX ルーターの設定

WM3600RNEC アクセステクニカの WiMAX ルーター(WiMAX Speed Wi-Fi)、WM3600R をゲット。4/1 までなら、専用ホームページから BIGLOBE WiMAX に申し込むことで、WM3600R が無料+最大 12,000 円のキャッシュバックとお得だ(よく似た通常のページから申し込むとキャッシュバックされないので注意)。

WM3600R はとても薄く、携帯電話のおよそ半分。面積も名刺より少し大きい程度と、非常にコンパクトだ。

早速設定……と言っても、とても簡単。

初回起動

  1. WM3600R初回起動AC アダプタに接続して少し充電しながら、電源ボタンを長押しする。
  2. しばらくあちこちのランプが点滅するので、放置する(5 分くらい)。
  3. 電源ランプ(一番左のランプ)が緑色に常時点灯したら起動完了。プロバイダ経由で申し込んだ場合は、この時点で WM3600R のプロバイダ認証が完了している。
  4. なお、起動に 5 分を要するのは初回のみで、通常は 1 分くらいで起動する。

WM3600R を USB 接続

WM3600R は、パソコン(などの子機)と、USB 接続することもできるし、無線 LAN(Wi-Fi)接続することもできる(クレードルがあれば有線 LAN もできるようだ)。

USB と無線の両方で接続する予定がある場合は、最初に USB で接続して、いろいろな設定を済ませてしまう方が良い。無線 LAN 経由だと、設定変更時に接続が切れる場合がある。
  1. ネットワークと共有センター付属の USB ケーブルで、WM3600R とパソコンをつなぐ。それだけで自動認識される(Windows 7/Vista の場合)。XP の場合はドライバのインストールが必要なようだ。
  2. Windows にネットワークの種類を聞かれたら、とりあえずホームネットワークにしておけば良い。
  3. コントロールパネルのネットワークと共有センターを開くと、インターネットに接続できているのが分かる。家のアイコンをクリックすると、設定名を変更できるので、「WM3600R」などの分かりやすい名前にしておくと良いだろう。
  4. ブラウザ等で普通にインターネットができるようになった。

WM3600R の設定

既にインターネットに接続できるが、必要に応じて WM3600R の設定を行う。
  1. ブラウザで http://aterm.me/ もしくは http://192.168.0.1/ にアクセスすると、WM3600R の設定画面になる。
  2. 最初に WM3600R の管理者パスワードを設定する。
  3. セカンダリSSIDWM3600R には子機をつながせるためのアクセスポイントが 2 つある。強力な暗号化で守られているメインと、事実上無防備(WEP 方式)なセカンダリの 2 つ。ネットワーク分離機能があるのでセカンダリに侵入されても大丈夫とは思うが、通常は無効にしておく方が良いだろう(Nintendo DS などの WEP しか使えない子機を使う予定があるなら有効のままにしておく)。「無線 LAN 設定」メニューの「対象ネットワークを選択」で「セカンダリ SSID」を選択して「選択」ボタンをクリックし、「無線機能」の「使用する」のチェックを外す。その後、一番下にある「設定」ボタンをクリック。

  4. WPS設定WPS の PIN 認証も攻撃される温床になるので、使う予定が無いなら無効にしておく。「WPS 設定」メニューで「PIN 方式」の「使用する」のチェックを外す。その後、「設定」ボタンをクリック。

  5. その他、必要に応じて、いたわり充電などの設定を行う。
  6. 設定が終わったら、左上にある「保存」ボタンをクリックする。これをしないと、設定が保存されず元に戻ってしまうので注意。保存すると、自動的に WM3600R が再起動される。

WM3600R を無線 LAN 接続

  1. Windows タスクトレイにある無線接続のアイコン(無線アイコン)をクリックすると、アクセスポイントとして WM3600R が表示されるので(初期設定のままであれば Aterm- なんちゃら)、選択して接続ボタンをクリックする。末尾が -g で終わるのがメイン、-gw で終わるのがセカンダリ。
  2. パスワード入力欄に、WM3600R の背面に記載されている暗号化キーを入力する。メインにつなぐのであれば「暗号化キー(AES )」、セカンダリにつなぐのであれば「暗号化キー(128WEP)」。
  3. ブラウザ等で普通にインターネットができるようになった。

以上でおしまい。非常に簡単だ。


【 WM3600R 】

【 クレードル 】

東海道本線の WiMAX 速度を地図で視覚化

東京~神戸を結ぶ JR の遠距離路線、東海道本線でどのくらい WiMAX が使えるかの測定結果をビジュアル化。

測定条件などが異なるので一概には言えないが、西高東低の傾向有り。

詳しくは、WiMAX 鉄道スピードテストのビジュアルマップを参照。

中間の熱海~名古屋~大阪の登録がまだ無いので、是非、ご登録をお願いします。

山手線・総武線における WiMAX 速度を地図上で視覚化

VisualMapYamanoteMini WiMAX 鉄道スピードテスト(WiMAX レール)に寄せられたデータ活用の一環として、駅や駅間の速度を地図上にプロットし、視覚化してみた。

低速エリアは赤で、早くなるにつれて、黄色、緑という色分けにしてある。

元のサイズの画像や解説など、詳しくは WiMAX レールのビジュアルマップをご覧ください。

スピードテストマニアックス~測定サイト比較

ブロードバンド回線の実効速度を測定してくれるスピードテストサイトはたくさんあり、どれを使えば良いのだろう? と思ったので、各種サイトの測定結果や使い勝手を比べてみた。


★ 測定結果:固定回線(光)

サイト名下り速度上り速度所要時間再測定手順
ブロードバンドスピードテスト
(bspeedtest.jp)
75.3 Mbps48.1 Mbps14 秒再度「測定開始」をクリック
77.8 Mbps51.9 Mbps15 秒
76.5 Mbps49.8 Mbps14 秒
速度測定スピードテスト
(speedtest.jp)
8.123 Mbps(機能無し)16 秒ブラウザの戻るボタンで再測定開始
8.201 Mbps17 秒
6.76 Mbps17 秒
価格.com
(ブロードバンドスピードテスト)
76.4 Mbps73.6 Mbps50 秒ブラウザの戻るボタンで再測定開始
81.3 Mbps89.9 Mbps32 秒
74.2 Mbps89.9 Mbps1 分 9 秒
BNR スピードテスト
(musen-lan.com)
40.07 Mbps(未測定)36 秒再度「測定開始」をクリック
0 Mbps43 秒
0 Mbps44 秒
Radish Network Speed Testing
(studio-radish.com)
75.65 Mbps40.99 Mbps1 分 6 秒ブラウザの戻るボタン+再度「測定開始」クリック
58.47 Mbps27.64 Mbps1 分 30 秒
79.32 Mbps36.24 Mbps1 分 37 秒
RBB TODAY
(スピードテスト)
79.66 Mbps63.77 Mbps15 秒ブラウザの戻るボタン+再度「計測開始」クリック
78.26 Mbps42.02 Mbps14 秒
80.97 Mbps81.87 Mbps16 秒
Speedtest.net
(東京サーバー)
88.72 Mbps48.38 Mbps28 秒再度「TRY AGAIN」をクリック
75.06 Mbps45.37 Mbps28 秒
88.08 Mbps43.40 Mbps28 秒
Speedtest.net
(名古屋サーバー)
80.00 Mbps19.69 Mbps25 秒再度「TRY AGAIN」をクリック
77.35 Mbps19.38 Mbps26 秒
78.01 Mbps19.78 Mbps25 秒

★ 測定結果:モバイル回線(WiMAX)

サイト名下り速度上り速度所要時間再測定手順
ブロードバンドスピードテスト
(bspeedtest.jp)
4.78 Mbps6.14 Mbps33 秒再度「測定開始」をクリック
5.33 Mbps3.85 Mbps
6.00 Mbps3.53 Mbps
速度測定スピードテスト
(speedtest.jp)
6.152 Mbps(機能無し)12 秒ブラウザの戻るボタンで再測定開始
3.196 Mbps
5.078 Mbps
価格.com
(ブロードバンドスピードテスト)
5.0 Mbps1.9 Mbps53 秒ブラウザの戻るボタンで再測定開始
4.9 Mbps1.2 Mbps
5.6 Mbps1.1 Mbps
BNR スピードテスト
(musen-lan.com)
8.56 Mbps(未測定)41 秒再度「測定開始」をクリック
8.49 Mbps
17.77 Mbps
Radish Network Speed Testing
(studio-radish.com)
5.845 Mbps3.178 Mbps1 分 10 秒ブラウザの戻るボタン+再度「測定開始」クリック
5.505 Mbps3.476 Mbps
5.103 Mbps2.940 Mbps
Speedtest.net
(東京サーバー)
10.35 Mbps3.77 Mbps49 秒再度「TRY AGAIN」をクリック
0.55 Mbps3.66 Mbps
5.16 Mbps4.05 Mbps
Speedtest.net
(名古屋サーバー)
8.67 Mbps3.80 Mbps24 秒再度「TRY AGAIN」をクリック
7.69 Mbps3.37 Mbps
7.88 Mbps3.89 Mbps

★ 前提条件

固定回線の速度測定は、自宅の光回線で行った。au のギガ得プラン。回線速度の理論値が 1Gbps で、LAN も GbE なのだが、回線終端装置が 100Mbps までしか処理できないので、回線の理論上の最高速度は 100Mbps となる。

TCPMonHikari実際の速度だが、ブラウザで巨大ファイルのダウンロードをしている際に TCP Monitor Plus で転送量を見てみると、90Mbps となっている。TCP Monitor Plus は 50ms ごとに転送量をグラフ化してくれるツールで、普通はグラフが山あり谷ありになるのだが、さすが光回線、驚きの安定度を見せている。こんなにも平坦になるのか。

TCPMonSampleちなみに、普通の Web ブラウジングだとデータを取得したりやめたりしてるので、グラフは右のようになる。これを見ると、上のグラフがいかに安定しているかが実感できるのでは。

モバイル回線は WiMAX で、JR 南武線の谷保駅で測定した。モバイル回線は速度が不安定だが、ブラウザで巨大ファイルのダウンロードをしている際は、およそ 5~6 Mbps 前後をうろうろしていた。

モバイル回線の測定時、測定所用時間を測定していなかったので、所要時間のみ後で計り直している。

速度計測は、1 つのサイトで集中して 3 回行うのでは無く、ブロードバンドスピードテスト→速度測定→……のように順繰りに測定する、というのを 3 回繰り返している。

スピードテストサイトの設定についてだが、Radish は東京サーバー、精度高、圧縮効率低を用いている。

RBB TODAY は郵便番号の入力が必須だったが、モバイル回線の場合は測定場所の郵便番号が分からなかったので測定していない。しかし考えてみれば、どこの郵便番号を入力するという指定はなかったので、とくにこだわらずに入力すればよかったのかもしれない。

USENUSEN のスピードテストは、何度試してもエラーになってしまったので、測定していない。goo スピードテストはサービスを終了している。

なお、上り速度については、見本となる速度が無いので考察対象外とし、下り速度のみ考察する。

★ 考察

bspeed【ブロードバンドスピードテスト】

固定回線について、下り 76Mbps 前後の安定した測定結果を返してきている。TCP Monitor Plus の 90Mbps と比べると少し少ないが、安定しているのは安心できる(TCP Monitor Plus の数値は恐らく訂正符号等込みなので、実効速度はそれより少ないとは想定される)。測定に要する時間が短いのも嬉しい。全サイト中最速の 14 秒で測定を終えている。

モバイル回線についても、妥当な速度と、(最速とはいかないまでも)高速な測定時間を実現している。速度が多少ばらついているのは、そもそも回線自体の速度にムラがあるからで、値自体は妥当なところと言える。

再測定がボタン 1 つと簡単なのも良い。モバイル回線の測定で移動しながら測定を繰り返す際に便利だ。

欠点は、アダルトな広告が出ることで、人がそばに居るとちょっと恥ずかしい。

速度測定【速度測定スピードテスト】

光回線の結果が明らかにおかしい。単位が表記されていないので Mbps ではなく MB/s なのかとも思ったが、アンケートページに遷移すると Mbps と表記されていたので、やはり 3~6Mbps という測定結果のようだ。

6Mbps で「宇宙船級」というコメントが出てくることから、だいぶ昔の回線測定向けなのだろう。残念ながら現代では使えない。

3Mbps で頭打ちになることもあるので、モバイル回線の測定にも使えない。測定時間は短いので、1Mbps 以下の回線向けとしてならよいかもしれない。

Kakaku【価格.com】

固定回線について、77Mbps 前後の安定した結果を返してきている。

しかし、測定に時間がかかるのが欠点。待ち人数が多い場合は 1 分以上かかっている。

モバイル回線についても同様。速度は安定しているが、時間がかかる。

BNR【BNR スピードテスト】

固定回線は 3 回中 2 回測定に失敗しており、また、成功した時も 40Mbps と、実態と違う結果になっている。光の速度には対応していないのかもしれない。

モバイル回線については、光回線ほど変な結果ではないものの、18Mbps の結果を返すことが 1 度あり、ややばらつきのある結果と言えるだろう。

Radish【Radish Network Speed Testing】

固定回線について、1 度 58Mbps と診断しており、やや精度に難がある。また、所要時間はダントツで遅い。

モバイル回線は、相変わらず所要時間が遅いものの、測定結果はとても安定しており、かつ、速度も妥当。

個人的には、Radish というサイト名の響きが好きだ。

RBB【RBB TODAY】

固定回線について、速度が安定しており、かつ、測定時間も短い。全サイトの中で、最も良い結果と言えるかもしれない。

モバイルを測定していたらどうなったか、気になるところだ。

欠点は、郵便番号必須なのをはじめ、測定までの入力項目が多いこと。

SpeedtestNet2【Speedtest.net】

固定回線について、東京サーバーが、全サイトの中で 90Mbps に一番近い 88Mbps をたたき出している。名古屋サーバーも良好な結果。また、測定時間も比較的短い。

ところが、モバイル回線となると、東京サーバーは一転して悪い結果に。0.6~10Mbps というとてつもないばらつきを見せている。測定時間も少し長くなっている。

一方、名古屋サーバーはモバイル回線でも安定した結果を出している。測定時間も短い。ただ、実態よりも少し速めの速度になっているかもしれない。

再測定は、ボタンクリックだけで簡単。

Speedtest.net には、表には出てこない便利な機能がいくつかある。

1390278242まず 1 つが測定結果の共有機能。結果画面で URL を共有するボタンをクリックすると、結果画像の URL が発行される。その URL にアクセスすれば、いつでも結果を見ることができる。測定結果の文字列を選択してコピーする他のサイトよりもスマートだし、生成される結果画像の見た目もカッコイイ。

上下速度に加えて、PING(ネットワーク遅延)も測定できるのも特徴。光回線は 10ms 以下の遅延だが、モバイルだと場合によっては 100ms 以上のこともあり、光回線の優位性は速度だけではないことがわかる。

スマートフォン(スマホ)や iPod 向けに、Speedtest.net のアプリも公開されている。

★ まとめ

測定速度の安定性&妥当性から見ると、
  1. RBB
  2. 価格.com
  3. ブロードバンドスピードテスト
  4. Speedtest.net(ただし名古屋サーバーに限る)
の 4 つがオススメと言える。

一方、所要時間、再測定、その他の使い勝手から見ると、
  1. Speedtest.net
  2. ブロードバンドスピードテスト
  3. RBB
の順にオススメとなる。

RBB のモバイル回線適応度が分からないので何とも言えない部分もあるが、総合的には、Speedtest.net(ただし名古屋サーバーに限る)とブロードバンドスピードテストが良いのではないだろうか。

鉄道(駅や駅間)での WiMAX 速度測定結果を共有する WiMAX 鉄道スピードテストでは、Speedtest.net を推奨測定サイトとしているが、名古屋サーバーに限定する措置を取ろう……。


京王相模原線の全駅&全駅間で WiMAX の速度を測定

下り最大 40Mbps のワイヤレスブロードバンド網「WiMAX」の実効速度を、京王相模原線(調布~橋本)の全駅&全駅間で測定した。

測定機器は WiMAX 内蔵パソコンである Let's note J10、測定サイトは Speedtest.net

結果の詳細はすべて「WiMAX 鉄道スピードテスト」(WiMAX レール)の京王相模原線ページに登録してあるので、そちらを参照しながら以下をご覧ください(駅名をクリックすると詳細な測定情報が見られます)。

全 27 件のスピード測定結果を総合すると、
WiMAXSpeedtest_KeioSagami
のようになり、下り速度の平均は 6.88Mbps(8/4 現在の登録結果平均、接続路線含む)。

以前に測定した山手線(5.39Mbps)と比べると平均で約 1.5Mbps も速く、なかなかの路線と言える。しかし、山手線の時に定めた期待値(12Mbps)と比べると、まだ半分ちょっとなので、引き続き速度向上に期待したい。

特筆すべきはなんと言っても、京王多摩センター駅~京王堀之内駅間の 26.49Mbps だろう。移動中という不安定な条件の中で、WiMAX パソコンの上限速度(28Mbps)に肉薄する速度を叩きだしたのは驚異だ。さすがに、京王堀之内駅直前にあるトンネルでは接続が一瞬切れたが、その他ではアンテナ 5 本中 5 本をキープしていた。

他にも、京王稲田堤駅~京王よみうりランド駅の 13.92Mbps、稲城駅~若葉台駅の 8.94Mbps など、高速な駅間が散見される。

また、京王永山駅~若葉台駅も 7.95Mbps となかなか速いが、速さよりも驚きなのは、永山付近のトンネルでネットができたこと。アンテナ 0 本と電波状況は悪いながらも、テキスト主体のホームページは閲覧可能だった。

一方で、駅で高速なのは、多摩境駅の 11.08Mbps と京王永山駅の 10.77Mbps。いずれも 10Mbps オーバー。また、乗換駅の調布と京王多摩センターで 8Mbps 程度を出しているのも利便性が高いと言える。

逆に残念なのは、橋本駅の 2.78Mbps。JR 線との乗換駅で、乗降客数も調布に次いで多い駅(1 日約 9 万人)なので、快適にネットができるようになるようにして欲しい。

以上、現在の登録結果の雑感。ただし、ばらつきの多い無線環境の速度測定において、1 駅あたりほぼ 1 件という測定結果の数は決して十分ではない。WiMAX ユーザーの方は、WiMAX 鉄道スピードテストに追加登録をお願いします。

WiMAX 6150 / 6250 チップの違いについて(再)

前回の記事に貴重なコメントをいただいたので、それも含め、改めて整理してみる。

WiMAX 内蔵 PC(WiMAX パソコン)で使われているチップセットは主に、「Intel Centrino Wireless-N + WiMAX 6150」「Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250」の 2 種類。

6250 が先に登場した上位製品、6150 が後から発売された廉価版。いずれも、WiMAX と Wi-Fi(無線 LAN)の機能を併せ持っている。

それぞれの特徴をまとめると、下の表のようになる。

61506250
WiMAX下り速度最大 28Mbps
上り速度最大 8Mbps
MIMO 設定1x2(送信 1、受信 2)
Transmit Antenna Selection (TAS)○ 搭載× 非搭載
Wi-Fi受信速度 (Rx)最大 300Mbps
送信速度 (Tx)最大 150Mbps最大 300Mbps
MIMO 設定1x2(送信 1、受信 2)2x2(送信 2、受信 2)
周波数帯2.4GHz2.4/5.0GHz
物理アンテナ数2(WiMAX/Wi-Fi 兼用、送受信兼用)
その他vPro× 非搭載○ 搭載

当然ながら、全体的には、上位の 6250 の方が高機能である(Wi-Fi の送信が 300Mbps など)。

しかし、WiMAX に限って言えば、廉価版である 6150 の方が機能が多く、TAS 機能を搭載している。6150 も 6250 も 2 本のアンテナのうちの 1 本のみで WiMAX の送信を行うが、6250 が既定の 1 本で送信するのに対し、6150 は 2 本のうち電波状態がよい方のアンテナをダイナミックに選択してデータ送信してくれる。

したがって、WiMAX メインで使うのであれば、送信の実効速度が出やすい 6150 の方が良いことになる。

なお、6150 も 6250 も、WiMAX と Wi-Fi を同時に使用することはできない(アンテナを共用しているからだと思われる)。このため、WiMAX パソコンを無線 LAN ルーターとして使うためには、小型アダプタを使うなどの対策が必要となる。

銀座で飲みながら WiMAX PC ルーターで遊ぶ

Wi-Fi デバイスがいくつか集まる機会があったので、以前にルーター化した WiMAX 内蔵パソコンの実力を測ってみた。

SpeedtestNet_1410458257WiMAX パソコンは Let's note J10 で、飲み屋の店内での WiMAX 受信速度は 5~7Mbps 程度をうろうろしていた。

したがって、Let's note を無線 LAN ルーター親機として各種 Wi-Fi デバイスをぶら下げた場合、各種 Wi-Fi デバイスも 5~7Mbps 程度の受信速度が出ることが期待されるが、果たしてどうなるか。

結論から言うと、子機によって速度にばらつきがあった。

WiMAXSpeedWiFi_XperiaAcro一番調子が良かったのは、au のスマホ、Xperia Acro。およそ 5.2Mbps の速度が出ており、WiMAX の回線速度そのままの速度で通信できていると言える。

WiMAXSpeedWiFi_IS04同じく au のスマホである REGZA Phone こと IS04 は、速度が半分。2.9Mbps であった。

WiMAXSpeedWiFi_iPodTouch僅差で後を追うのが iPod Touch。2.3Mbps。

以上が、速度にばらつきがあるとはいえ、実用範囲の結果。

WiMAXSpeedWiFi_XperiaArcしかし、激しく遅い端末が 1 つあった。DoCoMo のスマホ、Xperia Arc だ。なんとたったの 0.1Mbps に満たない速度しか出ていない。

おかしいと思って再度測定しても、だいたい似たような速度だった。

また、Speedtest.net の速度測定アプリのダウンロードにもやたら時間がかかったので、やはりその程度の速度しか出ていないのだと思う。

以上のように、ばらつきの出る結果となった(もちろん、スピードテストは子機 1 つずつ行っている)。各 Wi-Fi 端末とも、5~7Mbps くらいの速度を処理する能力はあると思われるので、WiMAX パソコンに装着した無線 LAN アダプタ(バッファロー WLI-UC-GNM)との相性のようなものがあるのかもしれない。

ちなみに、以前に自宅(WiMAX 速度 5Mbps 程度)で、子機としてネットブックを使った場合は、1.5Mbps 程の速度だった。

WiMAX レールのモバイル登録用サイトを公開

WiMAX 鉄道スピードテスト(WiMAX レール)にモバイル(携帯や iPod など)から測定結果を登録できるよう、モバイル用の測定結果登録ページを新設。

WiMAX 鉄道スピードテスト公開直後にご要望をいただいたので、急ぎ製作。

モバイルデバイスは画面が狭く、入力欄の右側に解説を書くことができないので、脚注風に書くようにした。

動作確認は、imode シミュレーターで行っている。imode は JavaScript でアラートウィンドウが出ないのだろうか。現在はそのままにしているが、実機でも出ないようであれば、何か対策を考えないと。

デザインは全く行わず、ごくシンプルな画面にしたので、JavaScript さえ解釈できれば、たいていのモバイル機器で使えるのでは無いかな~と思っているけど、どうなんだろ。

聖蹟桜ヶ丘~府中の WiMAX 速度を連続計測

京王線の聖蹟桜ヶ丘駅~府中駅間で、WiMAX のダウンロード速度をずっと計測し続けてみた。

先日、山手線の全駅&全駅間で WiMAX の速度を測定したが、その記事へのコメントで、たむねこさんから TCP Monitor Plus を紹介して頂いた。TCP Monitor Plus はデータの送受信を継続的に測定し、CSV にも出力が可能なツール。

自宅(光回線)サーバーにデータを置いておき、WiMAX パソコン(Let's note J10)のブラウザ(Firefox)でそのデータをダウンロード(HTTP 経由)。ダウンロード時のデータ受信量を TCP Monitor Plus で 10 秒ごとに記録し、10 秒間の平均ダウンロード速度をグラフ化したのが以下。

WiMAXMonitor_Seiseki_Fuchu
TCP Monitor Plus は自動記録だが、通過などの諸時刻は手で記録しているので、点 1 つ分くらいの誤差がある可能性をご承知いただきたい。

最初は聖蹟桜ヶ丘のホーム(京王八王子寄りのベンチ)からスタート。速度の安定感はさすが静止時というべきで、コンスタントに 7Mbps 程度を記録している。

電車到着の際、ホーム上を移動しているが、その際は少し速度が上がっている。電車に乗車(準特急新宿行き、最後尾車両、椅子に座れた)すると5Mbps 程度まで速度が落ちており、やはり車内は外に比べると少し条件が悪いようだ。

聖蹟桜ヶ丘駅を発車すると、一旦速度がほぼゼロまで落ちる。恐らく、聖蹟桜ヶ丘駅構内の新宿寄りか、あるいは、聖蹟桜ヶ丘駅を出た辺りだろう。これまでの経験上、聖蹟桜ヶ丘駅は新宿寄りに電波が弱いところがあり、また、駅周辺はみんなでつくる UQ WiMAX マップを見てもかなり電波状況が悪い。その傾向と一致しており、納得のいく結果。

その後、橋にさしかかると急速に速度が上がる。障害物が無く電波が届きやすいのだろうか。

通過中の中河原駅では、速度はそこそこで 5Mbps 前後。

分倍河原駅では 10Mbps 前後。これまでの経験だと、分倍河原駅は京王線ホームよりも南武線ホームの方が電波状況が良い。駅の手前でグラフが跳ね上がっているが、南武線をまたいだ時の数値だと考えれば納得がいく。

府中駅の手前に不感地帯があるようだ。速度がゼロになっている。府中駅も速度が低く見えるが、これは、不感地帯との平均であるため。グラフには現れていないが、府中駅に到着後は 7~8Mbps で推移している。

以上、連続的に速度を見てみることで、電波状況が詳細に分かり面白い。

一方で、これまで通り Speedtest.net による速度測定は手軽かつ一目で分かりやすいツールとして、これからも活用していく。それぞれの長所を活かして使い分けたり併用したりしていくのが良いだろう。

山手線の全駅&全駅間で WiMAX の速度を測定

下り最大 40Mbps の WiMAX の実際のスピードはどれほどか、山手線の全駅および走行中の駅間でスピードテストを実施。WiMAX 内蔵パソコンの Let's note J10 にて測定。

結果の詳細はすべて「WiMAX 鉄道スピードテスト」の山手線ページに登録してあるので、そちらを参照しながら以下をご覧ください(駅名をクリックすると詳細な測定情報が見られます)。

全 87 件のスピード測定結果を総合すると、
WiMAXYamanote
のようになり、下り速度の平均は 5.39Mbps(7/26 現在の登録結果平均、接続路線含む)。

理論値はあくまでも理論値であって実際に 40Mbps 出るわけでは無いが(そもそも WiMAX 内蔵パソコンの場合は理論上も 28Mbps までしか受信できない)、5Mbps 少々というのは、さすがにだいぶ遅く感じる。

現実的な期待値を考えてみると、無線 LAN の実効速度が理論値の半分~1/3 であることを考えると、WiMAX も 13~20Mbps くらいの速度が出れば御の字と言える。また、5.39Mbps という平均速度は、静止よりも条件の悪い移動中(電車走行中)も含んでいる。移動中は静止時のさらに半分くらいの速度になると考えると、6.5~10Mbps が期待値。静止と移動の平均ということならば、12Mbps くらいが期待値だろうか。

もっとも、12Mbps と比較しても 5Mbps 少々というのは遅いので、もうちょっと早くなって欲しい。

測定結果をもう少し詳しく見ていくと、新宿(1.61Mbps)、池袋(0.49Mbps)、東京(2.45Mbps)、渋谷(1.63Mbps)といった大きな駅で速度が遅いのが気になる。ユーザーが多くて回線が詰まってしまっているのだと思うが、これが平均速度を落とすことになっている。

一方で、成績の悪い新宿と池袋に挟まれた駅および駅間は、高田馬場の 12.19Mbps を筆頭に 7Mbps 前後で推移しており、平均を上回っている。

すごいのは、御徒町~秋葉原間の 12.78Mbps。7/3 に測定した時は 7.38Mbps、7/23 は 18.17Mbps とばらついているが、走行中のことなので、ばらつくこと自体はさもありなんという感じ。全体として高いレベルを維持しているのがすごいと思う。他の駅や駅間もこのレベルになってくれると文句ないのだけれど。

逆に、あまり良くないばらつきを見せているのが巣鴨~大塚間。同日の外回りと内回りで測定して、片方は 19Mbps 近いのに、もう片方は測定不能。さすがに測定不能はどうかと思う。

いろいろ書いたが、平均 5.39Mbps というのは、実用上は悪くない速度だと思う。ニコニコ動画の高画質動画は 1Mbps なので、コメントや Twitter などがバックグラウンドで通信しているとしても、十分に視聴可能だ。

ばらつきの多い無線環境の速度測定において、1 駅あたり 1~2 件という測定結果の数は決して十分ではない。WiMAX ユーザーの方は、WiMAX 鉄道スピードテストに追加登録をお願いします。

WiMAX 鉄道スピードテストのよもやま話

既に日常日記の方で報告したように、WiMAX エリアマップの鉄道版とも言える「WiMAX 鉄道スピードテスト」を公開。UQ も力を入れている鉄道での WiMAX エリア化について、スピードテストの実測値をみんなで共有するサイトなので、WiMAX ユーザーの方は是非、速度を測定して結果をご登録下さい。

さて、こちらは PC 日記なので、WiMAX 鉄道スピードテストの仕組み的なところなどを。

大まかな流れは、予め路線&駅のデータベースを用意しておき、ユーザーの結果登録の際には、選択肢から路線や駅を選んでもらう。結果が投稿されたら、データベースに登録すると共に、駅別・路線別での集計を行う。

基本的な設計思想は、「なるべくサーバーに負担をかけない」。無料レンタルサーバーなので、重い処理をやらせると本当に重くなってしまいそうだったのと、下手するとアカウントを消されてしまいそうなので。

そのため、集計ページにアクセスされる度にデータベースを読んで、ダイナミックにページを生成する方式は却下。本当は、ダイナミックに生成する方が、最近 3 ヶ月だけの結果を表示するとか、いろいろなことができそうなんだけど、我慢我慢。測定結果登録時に静的 HTML を生成する方式とした。

測定結果登録時、カテゴリ・鉄道会社の選択によって路線の選択肢が変わるようになっているが、こういうインタラクティブな部分も、極力 JavaScript の実装にして、サーバーに負担を掛けないようにしている。

鉄道会社のカテゴリのうち、JR は 1 社 1 カテゴリになっているのも、実は負荷軽減のため。測定結果が登録された場合、最終的にはカテゴリの路線一覧を更新する必要があるが、JR 全体を 1 カテゴリにまとめてしまうと、路線数がかなり多くなってしまい、更新に時間がかかってしまう。

右側メニューの「最近の登録」は、実はインラインフレーム。正攻法でいくと、測定結果が登録されたら、既存の全てのページの「最近の登録」を書き換えないといけないが、これはとてもとても重すぎる。そこで、「最近の登録」を集めた HTML 1 つのみを更新し、他の全てのページは、この HTML をインラインで読み込んでいる。

ブログシステムは「最近の記事」をどうやって処理してるんだろう。さすがに記事登録ごとに全ページ更新はやっていないのではと思うのだけど。キャッシュ機構を導入して、初回表示時に「最近の記事」を合成する、とかなのかな。

負荷以外の面で言えば、路線ごとのつながりをちゃんと管理しているのがポイント。例えば、山手線では、大崎駅で埼京線などに乗り換えができる旨の表示を行い、ワンクリックでその路線の結果を見ることができるようになっている。

表示で苦労したのは、速度の棒グラフ。グラフ自体は簡単なんだけど、グラフに数字を重ねるというのが難しい。毎回グラフの長さが違うので、グラフを背景画像にするというわけにはいかない。いろいろ試行錯誤した結果、棒グラフと数字を 2 行で表示し、棒グラフは行半分だけ下にずらし、数字は逆に行半分だけ上にずらすことで、重ね合わせを実現している。この方法であれば、乗り換えセルが複数行になっても、棒グラフはきちんと重ね合わせが維持される。

単純そうなサイトだけど、意外とそれなりに苦労しているのであった。

WiMAX 6150 / 6250 チップの違いについて

※再度まとめなおしました。こちらの記事をご覧ください。

最近の WiMAX 内蔵 PC(WiMAX パソコン)において、WiMAX 通信機能を担っているのは、Intel のチップセット「Intel Centrino Wireless-N + WiMAX 6150」か「Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250」のどちらかであることが多い。

では、6150 と 6250 は何が違うのか?

調べてみようと思ったきっかけは、マイコミジャーナルの記事。6150 の方が性能が良いと紹介されている。しかし通常は、型番の数値が大きい方が性能が良いものだ。しかも、6250 は名前に「Advanced」を冠していて上位っぽいのだが。

結論から言うと、「WiMAX に関しては」6150 の方が高性能ということのようだ。

製品の世代としては、PC Watch の記事にあるように、6250 の方が先に発売されたものだ。6150 は 6250 の廉価版として後から発売されている。

6150 の製品概要6250 の製品概要(いずれも英語の PDF)を見比べてみよう。

WiMAX の速度スペックとしては、6150/6250 とも、下り最大 28Mbps、上り最大 8Mpbs となっており、違いは無い(余談だが、UQ WiMAX の速度スペックは下り最大 40Mbps、上り最大 10Mbps なので、WiMAX パソコンだと、WiMAX の速度を活かし切れないことになる)。

違うのは、マイコミジャーナルの記事にあるように、6150 のみ、Transmit Antenna Selection (TAS) 機能がついており、2 つのアンテナのうち電波状態がよいアンテナをダイナミックに選択してデータ送信してくれる。後発製品ならではの進化点だろう。

ではなぜ 6150 の方が廉価版なのかというと、PC Watch の記事にあるように、6250 はアンテナ構成が 2x2(送信 2、受信 2)なのに対し、6150 は 1x2(送信 1、受信 2)と、送信が 1 つ少なくなっている。

製品概要 PDF を見る限りでは、送信のアンテナの数の違いは WiMAX ではなく Wi-Fi に影響するようだ。6250 の Wi-Fi スペックは Tx(送信)も Rx(受信)も 300Mbps なのに対し、6150 は Tx 150Mbps、Rx 300Mbps と、送信速度が半分になっている。

つまり、Wi-Fi も含めた総合機能としては 6250 の方が高性能なので、6250 の方が上位に位置づけられているものの、6150 は WiMX 的オマケ機能が付いたので、WiMAX に限って言えば、6150 の方が快適に利用できる、という理解でいいようだ。

ただ、謎なのは、スペック上、6150 は送信アンテナが 1 つなのに、なんで TAS 機能を搭載できるのか、というところだ。

1x2 というのはあくまでも Wi-Fi 用のアンテナで、WiMAX 用のアンテナは別な構成になっているということなのだろうか。でも Wi-Fi と WiMAX のアンテナが別なら、Wi-Fi と WiMAX を同時利用できてもいいと思うから、やっぱり Wi-Fi と WiMAX のアンテナは同じなんだろうねぇ……。うーむ。

※再度まとめなおしました。こちらの記事をご覧ください。

ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う(設定編)

※この日記は「ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う」の続きです。

Let's note J10 と極小 USB 無線 LAN の WLI-UC-GNM において、ノート PC を無線 LAN ルーター化する際の設定についてまとめ。

  1. WLI-UC-GNM の付属 CD またはバッファローのサポートサイトからダウンロードしたインストーラーで、 WLI-UC-GNM のドライバーをインストール。
  2. ソフトウェアルーター設定ツールを起動する(管理者権限が必要)と、タスクトレイに常駐する。
  3. タスクトレイのアイコンを右クリックして「ソフトウェアルーターの開始」を選択する。
  4. WAN 側ネットワークの選択画面になるので、WiMAX 回線を選択する。WiMAX 回線は「ローカルエリア接続」として認識されている模様。「ワイヤレスネットワーク接続」は Intel チップセットの無線 LAN と思われる。WLI-UC-GNM_WAN選択
  5. OK をクリックすると、WLI-UC-GNM が親機として動作するようになる。WLI-UC-GNM_親機モード
  6. タスクトレイのアイコンをダブルクリックすると、親機としての動作状況が表示される。AOSS ボタンを押して子機側の AOSS を待てば、子機を繋げるようになる。WLI-UC-GNM_Status

WLI-UC-GNM_Prefsなお、標準設定では、WPA-PSK/AES 暗号化に設定されているが、暗号化方式を変更したい場合や、SSID(アクセスポイント名)を変更したい場合は、タスクトレイ右クリックメニューから「オプション」を選べば良い。

使用したい暗号化方式を選び、その右側に SSID を入力する。キー(パスワード)は「事前共有キー」の右側に入力する。

もちろん、設定を変更したら、子機側の設定も変更する必要がある。

親機モードに変更する際、「インターネット接続共有中にエラーが発生しました。インターネット接続共有をOFFにしてもう一度やり直してください。」というエラーメッセージが発生した場合は、こちらのサポートサイトの手順に従って設定を行うと良いようだ。

ただし、自分の場合は、上記サイトの手順の途中で、共有を「オン」にした段階で、なぜか繋がってしまった。

WLI-UC-GNM の欠点は、挿した状態で無効にできないこと。Windows のデバイスマネージャから無効かするのは面倒くさい。タスクトレイから親機、子機、無効の 3 状態を簡単に選べるといいのだけど。

# Windows が音引きルールを変えたからそれに合わせて末尾を伸ばすようにしてみたけど、なかなか慣れないな。

※パフォーマンステストの結果をこちらの記事でまとめています。

ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う

現在使っている WiMAX 対応ノートパソコン「Let's note J10」は、手軽に WiMAX が使えて、ヘビーに使ってもバッテリーが長持ちするので良い。

 WiMAX 電波受信の主流はポータブル WiMAX ルーター(WiMAX Speed Wi-Fi)だけど、WiMAX 内蔵のノーパソはいくつかの点でルーターよりも使い勝手が良い。
  • ノーパソだけ持ち歩けば良いので荷物が少なくなる
  • 電源 ON/OFF とバッテリーの管理もノーパソだけで良いので、気を遣う箇所が減る
  • 起動が速い:J10 は 15 秒で起動するが、ルーターはだいたい起動に 1 分くらいかかる
 ただし欠点は、速度が遅いこと。WiMAX の最大速度が 40Mbps/10Mbps なのに対し、ノーパソが内蔵している WiMAX チップセット(Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250)の最大速度は 28Mbps/8Mbps に過ぎないので、WiMAX のポテンシャルを最大限には活用できないことになる。

 とはいえ、WiMAX 理論値の 40Mbps 出る場所はあまりないというのと、28Mbps 出れば通常は十分なので、速度面では、実用上困らない。

 それよりも残念なのは、WiMAX と Wi-Fi(無線 LAN)が同時に使えない点。同時に使えれば、ノーパソを WiMAX ルーターとして使えるのに。これもチップセットの仕様上の問題らしい。

 そこで、極小の無線 LAN アダプタを買ってみた。バッファローの WLI-UC-GNM。


 USB タイプの無線 LAN アダプタで、PC からわずか 8mm しかはみ出さないので、挿しっぱなしでも違和感が無い。ソフトウェアアクセスポイントモードを搭載しており、無線 LAN 親機としても使える。つまり、「インターネット→WiMAX→ノーパソ→アダプタ→無線子機」というようにして、ノーパソをルーター化した。

 早速ネットブック(Acer Aspire One)を Wi-Fi で J10 につないでみたところ、ばっちり接続できた。ただし、スピードはあんまり出ない。自宅では WiMAX のスループットは 5Mbps ほどだが、ネットブックでスピードテストしたら 1.5Mbps ほどだった。

 ソフトウェア AP だから性能が低いのか、それとも、ネットブックが数年前のものだからか、それは不明。機会があったら他の機器も繋げてみよう。

※設定方法については「ノート PC を WiMAX Speed Wi-Fi として使う(設定編)」をご覧ください。

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