リサーチ

Windows 10 で日本語入力が突然不可能になるのは Firefox が原因か?

PC を使っている際、突然、日本語入力ができなくなることがある。

IME のアイコン上は日本語入力モードになっているにもかかわらず、実際には直接入力になってしまう。

特定のアプリケーションのみで入力できなくなるのではなく、アプリケーションにはよらない。

IME は普段は ATOK を使っているが、MS-IME に切り替えても、やはり入力できないままである。

一旦キーボードの USB を抜いて、再度 USB を挿しても、入力できないままである。

ところが、起動している Firefox(50.1.0)を終了させると、日本語入力が可能となった。

Firefox が何らかの影響を及ぼしていそうな感じがする。

ちなみに OS は Windows 10 Pro 64 ビット。

CORE SERVER / バリューサーバー / XREA 比較メモ

同じ GMO グループで提供しているレンタルサーバーで、価格帯も似ていて、違いがよく分からなかったので、比較メモを整理してみた。

CORE SERVER
CORE-MINI
バリューサーバー
エコ
XREA
Plus
初期費用無料1,000 円無料
月額(12 ヶ月契約時)198 円167 円191 円
ディスク容量
60GB
50GB
10GB
転送量上限(月)
100GB
150GB
90GB
CRON ジョブ



MySQL
10
1
5
マルチ・サブドメイン
50
25
40
共有 SSL



商用利用
不明


再販


×

XREA Plus が 1 番の項目は無いので、XREA Plus は選ばない方が良いのかと思う。

CORE とバリューを比較すると、価格面では、初期費用を考えると CORE の方がお得。その他もだいたい CORE の方が優れている。

というわけで、ほとんどの場合は CORE を選ぶ方が良さそう。

耀脈の効果・発動条件を検証(暁の軌跡)

対スコット戦英雄伝説暁の軌跡のクオーツとして登場する「耀脈」(おそらく読み方は「ようみゃく」)。敵の落とす地・水・火・風属性のセピスが属性ごとに 3 個増えるというありがたいクオーツだが、詳しい効果というか、発動条件というかが分からなかったので、検証してみた。

主に知りたかったのは、
  • 控え(編成の 5 人目~8 人目)キャラが耀脈を持っていていも効果は出るのか
  • 複数人が耀脈を持っていると効果が重複するのか

の 2 点だったのだが、意外な結果になった。

検証に使用したバトルフィールドは、戦闘訓練序章「先輩遊撃士の特訓 (1)」のバトル 24。敵が 1 体(スコット)のみ登場するので、検証しやすかったため。

耀脈なしの場合

耀脈なしまずは、耀脈がない状態の結果を確認。誰にも耀脈を付けずに、バトル 24 を 7 回戦った。

結果は右の図の通り(耀脈の影響を受けない時・空・幻は省略)。

セピスゲット得られるセピスの数が一定ではないことがわかる。得られる数は 0~3 のようだが、飛行船の支援で増えている可能性はある。

耀脈あり(耀脈持ちが倒す)の場合

リースに耀脈次に、耀脈の効果がきちんと出ると思われるパターン、「耀脈を持ったキャラが、敵にとどめを刺す」場合の結果を確認。

先頭キャラのリースに「耀脈 1+5」(確率 45% で 3 個増加)を持たせ、リースがトドメを刺すようにして 7 回戦った。

耀脈ありA結果は右の図の通り。

5~7  回目の試行では、耀脈なしではありえなかった 4 個以上のセピスが落ちており、耀脈の効果が出ているとみて良い。

耀脈の説明文「属性ごとに 3 個増える」の解釈だが、耀脈の効果が発動した場合に
  • 問答無用で 3 個増える
  • 敵が落とすセピスが 3 個増える(1 個落とすと 4 個になるが、0 個なら 0 個のまま)
の 2 パターンのうちどちらなのだろう、と疑問に思っていたが、結果を見る限りでは「問答無用で 3 個増える」ようだ(0 個セピスがないため)。

耀脈が発動したのかどうか微妙なのが、1 回目の結果だ。耀脈無しでも 3 個のセピスを落とすことはあるため、耀脈が発動せずにたまたますべてのセピスが 3 個おちたのか、それとも、元々 0 個のセピスだったのに耀脈が発動して 3 個になったのか、どちらの可能性もある。

とはいえ、耀脈無しのセピスの落ち方から見て、元々 0 個のセピスだったものが耀脈の効果で 3 個になった可能性の方が高そうなので、ここでは、耀脈発動扱いとする。

以上により、7 回中 4 回耀脈が発動した。スペック通りの 45% の発動確率ならば、7 回中 3~4 回発動となるので、スペック通りの発動といえる。

耀脈あり(耀脈持ち以外が倒す)の場合

次に、パーティーに耀脈持ちを組み込むが、耀脈持ち以外が敵にトドメを刺した場合の結果を確認した。

先頭キャラのリースに「耀脈 1+5」を持たせた上で、リースはトドメを刺さず、他のシェラザード・エンネア・クロエのいずれかがトドメを刺すようにして、7 回戦った。

耀脈ありB結果は右の通り。

驚きである。1 回も耀脈が発動していない。

つまり、耀脈を発動させるためには、耀脈持ちのキャラが敵にトドメを刺す必要があるということだ。

理論上、1.5% 程度の確率((1-0.45)^7)で、「耀脈持ち以外がトドメを刺しても効果が発動する仕様だけど、運悪くたまたま発動しなかった」だけであったとも考えられるが、それよりは、耀脈持ち以外がトドメを刺しても発動しないと考える方が妥当だろう。

まとめ

今回の検証の結果、以下の結論とする。
  • 耀脈を持っているキャラが敵にトドメを刺した場合のみ、所定の確率で耀脈の効果が発動する
また、当初知りたかった事柄についても、自動的に導き出される。
  • 控えのキャラが耀脈を持っていても効果は無い(途中で交代してトドメを刺す場合を除く)
  • 複数人が耀脈を持っていても効果は重複しない(トドメを刺せるキャラが増えるというメリットはある)
なお、今回の検証は 2016/09/20 に行ったものなので、今後の仕様変更等で変わる可能性はある。

願わくば、パーティーの誰かが耀脈を持っていれば、耀脈の効果が発動するように仕様変更されて欲しい……。

Windows 10 で Visual Studio が動かない

Windows 10 に Visual Studio 2015 Community をインストールしたところ、何度やってもうまく動かないので、症状を整理しておく。

PC 環境はこちらの通りで、OS を Windows 7 Professional から Windows 10 Pro にアップグレードし、その際、クリーンインストールしている。

第 1 回インストール

LP初回は、Windows 10 インストール後、もろもろ必要なソフトをインストールした後に、VS 2015 をインストール。当時はまだ VS 2015 Update 2 の時だった。

英語版をインストールが無事に完了し、引き続いて Language Pack をインストールしたところ、Language Pack のインストールが終了しないという事態に。中止することもできず、強制終了させても、再起動すると再びインストールが始まって終了しないの繰り返しなので、やむなく Windows 10 を再インストールすることに。

第 2 回インストール

Windows 10 再インストール後、同じ手順を繰り返したが、やはり Language Pack のインストールがうまくいかない。

システムの回復で、Language Pack をインストールする前の状態に戻し、VS 2015 Update 2 を英語の状態で運用する羽目になった。

第 3 回インストール

時は進み、VS 2015 Update 3 が登場。

ここで再び、VS 2015 の英語版と Language Pack のインストールを試みた。

しかしやはり、Language Pack のインストールが完了しない。

第 4 回インストール

ここで、vs_community_JPN.exe(最初から日本語版)があることに気付く。

記憶が曖昧だが、VS 2015 英語版がインストールされている状態で日本語版をインストールしてみたところ、インストールが上手くいかず、では英語版をアンインストールしようとしたら、アンインストールもうまくいかず、だったと思う。

仕方が無いので Windows 10 をまた再インストールし、何はともあれ最初にと、他のソフトを入れる前にいの一番で VS 2015 日本語版をインストール。

するとインストールが無事に完了し、めでたしめでたし。

Splash……と思いきや、起動してみると、スプラッシュスクリーンの状態から進まない。

試しに、2 つ目のインスタンスを起動してみたところ、今度は普通に起動した。

2 回起動すれば良いなら、それで我慢するか、とも思ったが、よく見ると、1 つ目のインスタンスが CPU 1 つをフルロードにしている。しかも、2 つ目以降のインスタンスは、終了させるとゾンビになってやはり CPU をフルロードにしてしまう。

これでは実用にならない。

第 5 回インストール

実環境はあきらめて、仮想環境の Windows 10 に Visual Studio 日本語版を入れてみた。

するとすんなりインストール&起動できた。

仕方なく、今はこれで使っているが、やはり仮想環境での VS はかなりストレスである。

第 4 回その後

VSIXAutoUpdateいつの間にか、VS が 1 つ目のインスタンスから起動するようになっていた。

とはいえ、終了後にゾンビ化して CPU を食うのは相変わらず。

また、VS を起動しなくても、VSIXAutoUpdate.exe が CPU 1 つ分を消費している。




唄詠での moresampler の使い方

UTAU 音源自動トークツール「唄詠」で、音声合成エンジンに moresampler を使う方法のまとめです。唄詠 Ver 7.24、moresampler 0.7.0 にて確認しています。

moresampler をダウンロード・解凍します。

moresampler を解凍すると含まれている「moreconfig.txt」をメモ帳などで開き、「Output settings」のところを「resampler-compatibility on」に修正します(デフォルトでは off になっている)。
# === Output settings ===
output-sampling-rate 44100
output-bit-depth 16
resampler-compatibility on

唄詠を起動し(管理者権限で起動することを推奨します)、「新規登録」ボタンをクリック。

音源の新規登録音源の新規登録ウィンドウが開きますので、oto.ini に好きな音源の oto.ini を指定します。

続いて、調声プラグイン(やまなみ)の「設定」ボタンをクリック。

やまなみやまなみの設定ウィンドウが開きますので、「wavtool の場所」では、UTAU に付属している wavtool.exe を指定します。

「resampler の場所」では、先ほど解凍したファイルに含まれている moresampler.exe を指定します。

「試聴」ボタンをクリックすると、moresampler で合成された音声を聞くことができます。

「OK」ボタンをクリックして、音源を登録すれば完了です。

唄詠と moresampler を使った HANASU の例を以下に挙げます。

なお、音声合成エンジンを moresampler にすると、本家 UTAU での合成ではなくなります。UTAU 音源の利用規約に「本家 UTAU でのみ使用可」のような制限がある場合は moresampler は使えませんので、個々の UTAU 音源の利用規約を確認してお使いください。

黒ウィズのバッテリー持ちメモ

黒猫のウィズをやっていると、バッテリーががんがん減っていくが、何時間連続プレイできそうか、ざっくりと計算したメモ。

新型 AQUOS PAD(SH-05G)

黒猫のウィズ_SH05G右のバッテリーグラフで、一番右の傾斜の急なところが、黒ウィズをやっているところ。

傾斜を測定すると、横 146 ピクセル進んで縦 381 ピクセル下がっている。

縦軸の 100% は 1,229 ピクセルなので、単純に比率計算(146:381=x:1229)すると、バッテリーを 100% 消費するのに横軸は 471 ピクセル進むことになる。

横軸は 1 時間当たり 80 ピクセルなので、471 ピクセルは 5 時間 53 分。

というわけで、6 時間弱バッテリーが持ちそう。

旧型 AQUOS PAD(SH-08E)

黒猫のウィズ_SH08E右のバッテリーグラフで、一番右に近い傾斜の急なところが、黒ウィズをやっているところ。

傾斜を測定すると、横 140 ピクセル進んで縦 512 ピクセル下がっている。

縦軸の 100% は 1,188 ピクセルなので、単純に比率計算(140:512=x:1188)すると、バッテリーを 100% 消費するのに横軸は 325 ピクセル進むことになる。

横軸は 1 時間当たり 90 ピクセルなので、325 ピクセルは 3 時間 36 分。

というわけで、3 時間半程度バッテリーが持ちそう。

旧型はもう 2 年くらい使っていて、だいぶバッテリーもへばっているから少ないのだろう。

それ以前に黒ウィズがバッテリー食い過ぎなのではあるが。

AQUOS PAD(SH-05G)使用感メモ

AntutuNTT docomo 2015 夏モデルの 7 インチタブレット「AQUOS PAD」(SH-05G、シャープ製)について、格安 MVNO SIM(IIJmio)で 1 ヶ月半程度使った感想を。

全体的な使い勝手としては、軽くて薄くてコンパクト、電池も長持ちというところで、満足感は非常に高い。今までに使った 7 インチタブレットとしては Nexus 7(2012)と旧型 AQUOS PAD(SH-08E)があるが、今回の AQUOS PAD が一番良い。

AnTuTu スコアは電源接続時で 43,528 と、今時のスマホ類の中では高いわけではないだろう。

性能面は実用十分ではあるものの、バッテリー動作時は、3D 系がちょっと引っかかる動きをすることがある。自分が使っている 3D 描画は黒猫のウィズくらいなので、ちょっと動作が引っかかっても全く問題ないが……。

バッテリー何も操作をせずに放置した状態での、バッテリーの減り具合は右のような感じ。

Android 5 はバッテリー駆動時間が表示されないが、グラフ上、13:00~21:00 のおよそ 8 時間で、バッテリーは 1% しか減っていない。1 時間当たり 0.1~0.2% 程度の消費。

単純計算で、1 日 3% バッテリーが減ると 33 日間バッテリーが持つことになり、かなりの長寿命タブレットと言える。

なお、メールと連絡先以外の Google アカウント同期は OFF にしてあり、docomo のプリインストールアプリも多くをアンインストールまたは無効化してある。

SH-05G は MVNO SIM でもテザリングができる貴重な機種だが、テザリングの性能については不満あり。テザリングされてつながったほうの端末(子機側)でパケ詰まりのような症状が発生する。ブラウザ(Chrome)でのインターネット閲覧も微妙な感じだが、特に黒猫のウィズの通信がひどく、かなり通信時間がかかったり、頻繁にタイムアウトしたりする。テザリング性能については改善を望みたい。

その他、ハードウェア面では、クレードルでの充電ができないのは残念。旧型 AQUOS PAD はクレードルに挿せば充電できたので、USB ケーブルをさすよりも手軽だった。

というわけで、不満ゼロというわけにはいかないが、軽くて長持ちという基礎部分が非常に良いので、5 段階評価でいえば文句なく最高値 5 のレベル。

AQUOS PAD で MVNO テザリングできた

SH05GNTT docomo 2015 夏モデルの 7 インチタブレット「AQUOS PAD」(SH-05G、シャープ製)を入手。

AQUOS PAD のスペックは公式サイトに記載があるが、主なものは、
  • ディスプレイ:7.0 インチ IGZO(1200×1920)
  • CPU:Snapdragon 810(MSM8994)オクタコア(2GHz×4+1.5GHz×4)
  • メモリ:2GB
  • ストレージ:32GB
  • 重量:216g
  • 防水・防塵

テザリングの様子docomo のタブレット・スマホは、格安 SIM だとテザリングできないものがほとんどだが、AQUOS PAD(SH-05G)は格安 SIM(IIJmio)でテザリングができた。

右の写真は、AQUOS PAD(左側)をルーター側としてテザリングし、Wi-Fi 接続しかできない Nexus7-2012(右側)でインターネットアクセスしている様子。

手順は以下。写真類はクリックで拡大する。

手順

  1. WiFiテザリングを設定AQUOS:[Android 設定→無線とネットワーク→もっと見る→テザリング→Wi-Fi テザリングを設定]で、あらかじめルーターとしての設定を行っておく。ネットワーク名とパスワードを好きに設定する。
  2. APNAQUOS:[Android 設定→無線とネットワーク→もっと見る→モバイルネットワーク→アクセスポイント名]で、APN が MVNO(IIJmio)になっていることを確認する。
  3. テザリングONAQUOS:画面上部のドロワーで Wi-Fi テザリングを ON にする。この時、(テザリングではないほうの)Wi-Fi は OFF になるが気にしなくて良い。
  4. Nexus7:[Android 設定→無線とネットワーク→Wi-Fi]で、手順 1 で設定したネットワーク名を探し、接続する。

テザリング中以上で、テザリングにより、Nexus7 でインターネットにアクセスできるようになった。

もちろん、引き続き AQUOS もインターネットにアクセスできる。右の写真で、左上の渦巻きがテザリング中であることを示している。

接続中Nexus7 が AQUOS に接続すると、AQUOS 側のドロワーの表示が「Wi-Fi テザリングが有効です:1 台接続中」となる。

テザリング中のモバイルネットワークテザリング中は、AQOUS の[Android 設定→無線とネットワーク→もっと見る→モバイルネットワーク]で、「アクセスポイント名」がグレーアウトされて変更できないようになっている。

なお、一度、AQUOS のインターネットアクセスができなくなってしまったことがあった(Nexus7 もダメ)。この時は、APN 設定が sp モードに変更されていた。APN を IIJmio に戻すことで解決した。

余談だが、旧型の AQUOS PAD(SH-08E)は MVNO でのテザリングができない。

おすすめプログラミング言語を考える(UTAU プログラマー向け)

「UTAU プラグインを作ろうと思うんだけど、プログラミング言語は何が良いんだろう?」

このようなお悩みをたまに見かけますので、今回はそれを考えてみます。

ちなみに、UTAU 以外で既に十分なプログラミング経験のある方は、普段お使いの言語で作れば問題ありません。プラグインの仕様や、各言語での実装例(半音上げプラグイン大会のエントリーなど)を見れば、あっという間に作れるでしょう。

ここでは、あまりプログラミング経験のない方のために考えることにします。

言語選びのポイントは以下です。
  • 世間で人気の言語であること
  • GUI が作りやすいこと
  • プラグイン利用者側の追加ソフトインストールが不要であること
各項目について、次節以降で詳しく見ていきます。

世間で人気の言語であること

夢も希望もない話かもしれませんが、初心者であるほど、長いものに巻かれるほうが無難です。

世間で人気の言語(利用者が多い言語)であれば、入門書や入門サイトも数多く存在しますし、ハウツーやトラブル対策の情報も豊富です。あなたがトラブルに見舞われたとして、人気の言語ならば、他にも多くの人が似たような経験をしているはずなので、すぐに対応策を探せるでしょう。

逆に、マイナー言語の場合、そもそも開発環境自体のバグが残っていたりすることもあり、余計なトラブルに巻き込まれかねません。

TOIBE_201601人気の言語は、TOIBE が定期的に測定しています。クローズドソースも含め、世界で使われている言語を推定しているランキングです。古めの言語の順位が上がってしまう傾向にありますが、十分参考になります。2016 年 1 月のランキングでは、以下の順位です。
  1. Java
  2. C
  3. C++
  4. C#
  5. Python
  6. PHP
  7. Visual Basic .NET
  8. JavaScript
  9. アセンブラ
  10. Ruby
Java は最近ずっと 1 位をキープしています。パソコンの世界だけ見ると Java で作られたアプリはそこまで多く感じられませんが、スマホ(Android)アプリは Java がメインであり、スマホ開発が盛んになっていることの現れでしょう。

C と C++ は順当に高ランキングを獲得していますね。歴史の長い言語なので、直近の勢いという意味ではそれほどではありませんが、しっかりしたライブラリなどの多くは C/C++ ですし、普段使っているようなパソコンソフトだけではなく、裏方(ドライバ、ライブラリ、ファームウェア等)としても様々な場面で使われています。

4 位の C# はメジャー言語の中では後発組です。短期間でランキング上位にのしあがったのは、マイクロソフトの影響力が大きいです。とはいえマイクロソフトの影響力 があるのはパソコンの世界の話で、スマホではあまり影響力はありません。スマホ全盛の時代に高ランキングを獲得しているのは、C# そのものの良さがあるからでしょう。

5 位の Python は、日本ではそこまでメジャーではありません。プロの求人ランキング(横軸)を見ても、マイナー言語と同等の求人件数しかありません。しかし、世界に目を向ければ、Google 先生が Python 押しであることが大きな追い風となり、ホットな言語と言えます。

6~10 位は、アセンブラを除いてお手軽系の言語が並んでいます。

これら 10 言語をおすすめ言語候補として、以降でさらに絞り込んでいきましょう。

GUI が作りやすいこと

ほとんどの UTAU プラグインには GUI(ウィンドウやボタンなどの画面)が必要になってきます。GUI を簡単に作れるかどうかは、生産性に大きく影響します。

言語ランキング 1 位の Java は初期の頃から GUI に力を入れてきており、GUI は作りやすいと言えるでしょう。私自身は Java での GUI 開発経験はありませんが、例えば Java の統合開発環境として使える Eclipse であれば、RAD ツール(GUI をドラッグアンドドロップで簡単に設計できるツール)の Swing Designer が標準搭載されているようです。

言語ランキング 2 位の C での GUI 開発は地獄です。仕事でやむを得ずというのならともかく、UTAU プラグインの GUI を作るために C を用いるのは正気の沙汰ではありません。

言語ランキング 3 位の C++ での GUI 開発は微妙です。

C++ 開発環境の鉄板である Visual Studio において、GUI 開発は以前よりはマシになりました。RAD ツール付きの Visual Studio が無償で利用できるようになったためです。しかし、付属の C++ ライブラリの使い勝手は悪く、慣れるまでにかなりの時間を要するでしょう。

別の C++ 開発環境として C++Builder が挙げられます。優秀な RAD ツールで、効率的に GUI 開発が行えます。しかし、価格が高いこと、バグが多くサポート力も弱いこと(昔のセキュリティーホールが放置されたままになってたります)、(言語としてではなく)ツールとしてのユーザー数が少ないことから、おすすめはできません。

言語ランキング 4 位の C# および 7 位の Visual Basic .NET(以降 VB.NET)は GUI の開発がやりやすくなっています。開発環境は C++ の時と同じく Visual Studio ですが、使い勝手は大きく異なります。C#・VB.NET の場合は GUI が作りやすいように整備されており、また、付属のライブラリ(.NET)も扱いやすいです。

言語ランキング 5 位の Python は、標準では GUI の開発は大変です。RAD ツールとしては Monkey Studio が利用できるようですが、日本語の情報がほとんどありません。しかし、IronPython という、.NET と組み合わせたバージョンの Python は、GUI を開発しやすくなっています。ただし、日本語の情報はあまり多くないようですので、プログラミングに不慣れな人が挑戦しようとすると困難が待ち受けるでしょう。

言語ランキング 6 位の PHP と 8 位の JavaScript はウェブ専用のプログラミング言語なので、今回は除外します。

言語ランキング 9 位のアセンブラでの GUI の開発は……理論上は可能ですね。しかし現実は無理でしょう。

言語ランキング 10 位の Ruby での GUI 開発は、Python と似たような状況です。標準では GUI は作りづらいものの、.NET と組み合わせた IronRuby があります。ただし、IronRuby の開発は止まっており、Python よりも状況は悪いです。

以上により、人気の言語でかつ、標準で GUI 開発を行いやすいのは、Java、C#、VB.NET であることがわかりました。

プラグイン利用者側の追加ソフトインストールが不要であること

UTAU プラグインを使うために、プラグイン以外にも別途あれもこれもソフトをインストールしてください、だと、プラグイン利用者としては不便ですし、インストール作業を面倒くさがってプラグインの利用を諦めてしまうことも多いでしょう。

まず Java ですが、実行ファイルを生成することはできず、別途、JRE(Java Runtime Environment)と呼ばれる追加ソフトが必要となります。残念。

とはいえ、ウェブブラウザのプラグインをインストールする際に一緒に JRE を入れている利用者もいますので、減点要素はそこまで大きくありません。

C#、VB.NET は実行ファイルを生成できます。別途 .NET Framework という追加ソフトが必要となるのですが、Windows に初めからインストールされていたり、あるいはすでに別のソフトを使う際に利用者が自分でインストールしていたりと、たいていの場合はインストールされていることでしょう。とはいえ、.NET Framework のバージョン違いによってインストールが必要になることもあり、減点要素はゼロではありません。

以上により、これまで絞り込んだ言語の中で、この項目を完璧に満たせる言語はありません。

総合評価

ここまでで、有力候補は Java、C#、VB.NET の 3 つに絞られました。この 3 つに順位を付ける場合、私は以下のようにします。
  1. C#
  2. VB.NET
  3. Java
Java は実行ファイルを生成できないので 3 位。実際に UTAU プラグインを配布する際に、一手間必要になってきます。それとは別に、Java は起動が遅いので(一度起動してしまえば早いのですが)、プラグイン利用者がちょっとイライラするかもしれません。

C# と VB.NET を比較すると、機能としては同等なのですが、C# の方が簡潔にプログラムを記述できます。また、よく言われることとして、VB プログラマーの質が低いというのがあります。VB で開発していると、ネットの「知恵」が実は微妙な情報で、それを信じてドツボにハマる、というリスクがあります。

以上により、UTAU プラグインをこれから開発するなら、最もオススメのプログラミング言語は「C#」という判断にいたします。

懸念事項としては、「プログラミング経験の少ない人が C# にチャレンジするのはハードルが高くないか」という問題です。順当に C やあるいは軽量系スクリプト言語の方が習得しやすいかもしれません。とはいえ、UTAU プラグインを作るのが目的であれば、それらの言語では目的を達成するのが困難というのがこれまでの流れです。

これから C# を勉強しはじめる場合、きちんとした書籍を購入して、体系的に C# を理解するのが結局は一番近道だと思います。C# に限りませんが、プログラミングの概念をきちんと理解するのはなかなか大変で、ウェブの Tips をつまみ食いした程度ではその場しのぎの知識しか手に入りません。

とはいえ、まず少し作ってみたいんだ、という場合は、
はいかがでしょうか。GUI アプリを C# で実際に作ってみることができます。また、
の C# の実例(エントリー 3、15、22、27(GUI))も参考になるかと思います。C# 言語の詳細については、プログラミングの基礎的な知識を前提としていますが、

がオンラインの情報としてはまとまっていると思います。


余談

今回は C# 押しということになりました。確かに C# は素晴らしい言語です。
  • 他の言語の良いところを取り入れていて使いやすい
  • GUI・ネットワーク・同期プログラミングなど周辺のライブラリも充実かつ整理されている
  • Visual Studio の支援機能がずば抜けて強力(他の環境を使う気になれないくらい)
しかし、つまるところプログラミング言語なんて何でも良いというのもまた一理あるところです。

最初にメジャー言語で絞り込みましたが、情報収集にもっと労力を注ぎ、不足するところは自分で考えることにすれば、マイナー言語でもいいわけです。例えば Lazarus は無料で GUI を簡単に構築できます。Lazarus に限定するとユーザー数は多くありませんが、Lazarus は言語としては Object Pascal でありそこそこの順位にいますから、悪くない選択肢かもしれません。

今回 1 位と 2 位の C# と VB.NET を比較した場合、VB.NET の良いところは一つも無いと言っても過言ではありませんが、C# と 3 位の Java を比較した場合、UTAU プラグイン以外にも目を向ければ、Java のいいところもたくさんあります。将来 Android アプリも作りたい、ということであれば、その準備を兼ねて Java を選択する、ということも考えられます(逆に Android アプリを C# で作る方法もありますが)。

世界の潮流で言えば、Python は「来てる」言語です。Google のクラウドサービスで何かしようとしたら Python は有力でしょう。その意味では、IronPython も挑戦しがいがあるかもしれません。

C# ももちろんですが、他の言語にも是非目を向けてみてください。

Windows Phone(Windows 10 Mobile スマホ)12 機種比較

Windows 10 Mobile を搭載した Windows Phone がついに発売された。

発売済み、および発売予定の 12 機種について、現時点で判明している部分を整理して比較表にまとめてみた。Microsoft 謹製の Windows Phone は日本では発売されないとのことなので、グレーアウトし除外している。

下の表は、クリックすると拡大する。

WindowsPhone比較

EveryPhone(ヤマダ電機)

everyphone 突如登場し、日本での Windows Phone 発売第一号の座をさらった。

HD ディスプレイ、メモリ 2GB、ストレージ 32GB を備える。全体的なスペックはミドルレンジながら、直近で発売される Windows Phone の中では最も高スペックな機種。その代わり、約 43,000 円(税込)と価格も一番高い。

KATANA 01/02(FREETEL)

発売第二号は、katana02FREETEL の KATANA 01。

驚くべきはその価格。当初は 2 万円程度が見込まれていたが、一気に値下げし、14,000 円に。この価格で買えるスマホは、Android 機でもそうそう無いのではないだろうか。

スペックは、CPU が Snapdragon 210、メモリ 1GB、ストレージ 8GB。ディスプレイは 4.5 インチ 854×480 ピクセル。ローエンドであるが、実用に耐えるレベルで動作するようである。

KATANA 01 はすでに発売されたが、上位機種の KATANA 02 は来年 1 月発売予定。HD ディスプレイと 2GB メモリ、ストレージ 16GB と、ミドルレンジの性能になるようである。

MADOSMA Q501A/Q501AO(マウスコンピューター)

既存の(Windows 8.1 の)Windows Phone を Windows 10 に進化させたもの。

スペック的には、メモリやストレージがローエンド、CPU やディスプレイはミドルレンジな感じだ。

Q501A が通常モデル、Q501AO は Office 365 付属モデル。

Q501A/AO よりも大きなサイズのスマホも登場するという話であるが、こちらについては詳細情報が無い。

Diginnos Mobile DG-W10M(サードウェーブデジノス)

ドスパラの DG-W10M は、クアッドコア CPU 搭載。CPU 型番は不明ながらも、プレスリリースに「お求めになりやすい価格」と書かれていることから、ハイクラスの CPU ではなさそう。価格を 2~3 万円程度に抑えるつもりなのだろう。

LTE のサポート状況も上々。docomo のトリプルバンドをサポートしているので、docomo 系 MVNO の SIM を使えば、全国どこでも繋がりやすい(docomo のバンドについてはこちらの記事を参照)。

Liquid M330/M320(日本エイサー)

日本エイサー の Liquid M330/M320 は、CPU 型番が明確になっている。MSM 8909 と 8209 の違いがよく分からないが、統合モデムが LTE か 3G かというだけで、CPU コアは一緒かもしれない。

M330 の価格はユーロベースを単純に為替換算しているが、日本での正式価格は不明だ。

Jade Primo(日本エイサー)

日本エイサーのハイエンドモデル。フル HD ディスプレイとヘキサコア CPU を搭載。その他もハイスペックだが、まだ不明な点も多い。

NuAns NEO(トリニティ)

デザイン性の高いスマホ。

まだ市場に出回っていない新 CPU「Snapdragon 617」(8 コア)を搭載する予定。まだ不明な点も多いが、ミドルレンジ~ハイエンドの性能になりそうだ。

WPJ40-10(geanee)

wpj40-10_img_00_p geanee の WPJ40-10 は、判明している中では最もディスプレイのサイズがコンパクト。スペックも全体的に低めなので、買いやすい価格になるのではないだろうか。

VAIO

VAIO については情報が全くない。機種名すら不明。ハイスペックな機種を出してきたりすると面白いのだが。

(番外)Lumia 550/950/950XL

Lumia-950-XL-hero-jpg 日本では発売されない Lumia シリーズについても一応。

Lumia 950 と 950XL は 2560×1460 ピクセルのディスプレイを備えるハイスペックスマホ。明示的には記載されていないものの、下位の 550 が LTE をサポートしていることから考えても、当然 LTE はサポートであろう。

最上位の 950XL が搭載する CPU は Snapdragon 810 で、発熱に問題のある CPU だが、水冷で対応するとのことなので、発熱問題もクリアしてくる可能性がある。


参考リンク

エクセルワンポイント Tips:ファイル名から日付を読み取る(関数で)

Microsoft Excel で資料を作る際、ファイル名に日付を入れている人は多いと思う。
仕様書_2015_11_28.xlsx
提案資料_20151128.xlsx

修正を行った際に別の日付のファイルが作成されることになるので、過去の資料も見ることができて便利だ。

せっかくファイル名に日付が入っているのであれば、エクセルのセルにも「更新日:2015/11/28」のようにその日付を表示したくなる。

エクセルの関数には、「最終更新日」を取得する関数が無い。「現在時刻(本日)」を取得する Now 関数や、マクロで最終更新日を取得する方法はあるが、ファイル名に日付を入れていれば、関数だけで更新日を取得できる。

yyyy_mm_dd 形式の場合

売上「売上_2015_09_01.xlsx」のように、yyyy_mm_dd 形式でファイル名を付けている場合は、セルに以下の式を入力すれば良い。

=REPLACE(REPLACE(MID(CELL("filename"),FIND(";",SUBSTITUTE(CELL("filename"),"_20",";",(LEN(CELL("filename"))-LEN(SUBSTITUTE(CELL("filename"),"_20","")))/LEN("_20")))+1, 10), 5, 1, "/"), 8, 1, "/")

右の写真のように、セルに日付が入る。

yyyymmdd 形式の場合

稼働率「稼働率_20151001.xlsx」のように、yyyymmdd 形式でファイル名を付けている場合は、セルに以下の式を入力すれば良い。

=TEXT(VALUE(MID(CELL("filename"),FIND(";",SUBSTITUTE(CELL("filename"),"_20",";",(LEN(CELL("filename"))-LEN(SUBSTITUTE(CELL("filename"),"_20","")))/LEN("_20")))+1, 8)), "0!/00!/00")

右の写真のように、セルに日付が入る。

注意点

日付の検索の目印として、年の先頭のアンダースコアを使用しているので、_2015 というように、ファイル名を付ける際、アンダースコアを忘れてはいけない。月および日は必ず 2 桁にする。8 月なら 08。

また、本関数が使えるのは 2099 年までである。





UTAU の文字コードを整理

定期的に UTAU の文字コード周りで問題が出る感があるので、備忘を兼ねて、分かる範囲でまとめておく。

Windows 版 UTAU

UTAUustWindows 版の UTAU が読み書きするファイルの文字コードは、すべてが Shift-JIS。
  • ust
  • oto.ini
  • prefix.map
  • character.txt
  • setting.ini
  • 音声合成時のバッチファイル
Shift-JIS は、Windows が伝統的に使用してきた文字コードだ。

Shift-JIS では、半角文字(半角カナ含む)は 1 バイト、全角文字は 2 バイトで表現される。例えば、「ABあ愛」は 1+1+2+2=6 バイトとなる。

Windows 版 UTAU の内部コード(メニュー・ダイアログ関連)

UTAUダイアログ※通常のユーザーはここを読み飛ばして構わない

UTAU のメニューバーやダイアログなどのリソース関連文字列は、UTAU.exe 内に Shift-JIS として埋め込まれているようだ(Ver 0.4.18 zip 版)。
  • ファイル→名前をつけて保存
  • プロジェクトの設定ダイアログ→プロジェクト名
なお、ダイアログが文字化けする場合は、末尾の参考リンクが解決策になるかもしれない。

Windows 版 UTAU の内部コード(メニュー・ダイアログ以外)

UTAU変更確認※通常のユーザーはここを読み飛ばして構わない

リソース関連以外については、UTAU.exe 内部コードは Unicode(UTF-16-LE)のようだ(Ver 0.4.18 zip 版)。例えば、「プロジェクトは変更されています。変更を保存しますか?」などのメッセージボックスで表示される文字列。

また、このことから、UTAU 実行中にメモリ上に格納される文字列も UTF-16-LE で格納されているものと思われる。

UTF-16 は、すべての文字を 2 バイトで表現する(ホントはすべてじゃないけど細かいことは気にしない)。半角文字も 2 バイトだ。なので、「ABあ愛」は 2+2+2+2=8 バイトとなる。

UTF-16 にも 2 種類あり、通常「Unicode 表」として表記されているのは UTF-16-BE(ビッグエンディアン)。で、UTF-16-BE の 1 バイト目と 2 バイト目を入れ替えたのが UTF-16-LE(リトルエンディアン)。例えば全角カタカナの「プ」は、ユニコード表(16 進数)では 30 D7 の 2 バイトで表されるが、UTAU.exe 内では逆順となり、D7 30 の 2 バイトで表される。

逆になるのは非常に分かりづらいが、これは UTAU の問題ではなく、Intel CPU の伝統なので受け入れるしかない。

UTF16とSJISUTF-16-LE は Shift-JIS との互換性は一切なく、両者で同じ文字コードをを使っている文字は無い。

しかし、バイト列レベルで見ると、半角英数については類似性があり、Shift-JIS のコードにゼロを付加した物が UTF-16-LE となる。例えば「ABC」は Shift-JIS だと 16 進数で 41 42 43 の 3 バイトとなるが、UTF-16-LE だと 41 00 42 00 43 00 の 6 バイトとなる。このため、半角英数を UTF-16-LE で保存して、Shift-JIS だと思って開くと、間延びしたように表示される(右の図をクリックして確認してほしい)。

また、プログラミングの視点で見ると、0x00 を文字列の終端と見なす C 言語などでは、何も考えずに UTF-16-LE の文字列を読み込むと、途中に出現する 0x00 のせいで、文字列が途切れてしまうことがあり、注意が必要となる。

Mac 版 UTAU(UTAU-Synth)

UTAU-Synth はよくわからないが、どうやら、oto.ini と prefix.map は UTF-8、それ以外のファイルは Shift-JIS で出力するようになっている模様。

oto.ini と prefix.map が用いる UTF-8 では、半角英数は 1 バイト、日本語はたいてい 3 バイトとなる。半角カナも 3 バイト。例えば、「ABあ愛」は 1+1+3+3=8 バイトとなる。

UTF-8 と Shift-JIS は、半角英数は同じコードを使っている。つまり、半角英数だけのファイルなら、UTF-8 として扱う UTAU-Synth でも、Shift-JIS として扱う UTAU でも、問題なく開ける。

oto.ini / prefix.map 以外は UTAU-Synth も Shift-JIS なので、UTAU とファイルを共用できることになる。ただし、Windows の Shift-JIS と Mac の Shift-JIS は方言のようなものが多少異なり、一部の文字に互換性が無い。通常使う範囲ではあまり問題にならないが、記号類は避けた方が良いだろう。

おまけ知識

※通常のユーザーはここを読み飛ばして構わない

この記事でも混同して使っているが、厳密には、文字コードを考える時には、「キャラクターセット」と「エンコーディング」の 2 つに分けて考える必要がある。

キャラクターセットは、「どんな文字を取り扱うか(文字集合)」で、例えば欧米ならアルファベットだけでいいよ、とか、日本なら漢字も入れたいね、という話になる。

エンコーディングは、キャラクターセットで扱う文字を、具体的にどんなバイト列で表現するかを決める。

Shift-JIS の場合は、キャラクターセットとエンコーディングがセットになっている感じなので、キャラクターセットやエンコーディングを意識しなくて良い。

UTF-16-LE と UTF-8 は両方とも、キャラクターセットとしては世界中の文字を扱う Unicode で同じある。同じ文字を、どのようにバイト列にするかの規則(エンコーディング)が違うにすぎない。

UTF-16-LE は「すべて 2 バイト」という処理しやすい規則になっている。一方 UTF-8 は、半角英数という最もよく使われる文字を 1 バイトにして、容量の節約を図っている。同じキャラクターセットを表現するにしても、用途によって適したエンコーディングが変わる、という話である。

参考リンク

今回の話、自分も全部をきちんと理解しているわけではないので、各自ググっていただきたい。誤りや追加情報があったら教えて下さい。


Windows Phone(Windows 10 Mobiel スマホ)13 機種比較

※更新記事を公開しました→Windows Phone(Windows 10 Mobile スマホ)12 機種比較

Windows 10 for phones and tablets や Windows Mobile 10 などとよばれていたモバイル用 Windows 10 の名称が「Windows 10 Mobile」となり、2015 年後半に提供開始される見込みとなった。

それにあわせ、続々と Windows 10 Phone が発表になっている(把握している限りでは 13 機種)。現時点で詳細な情報は少ないが、判明している部分を整理して比較表にまとめてみた。下の表は、クリックすると拡大する。

WindowsPhone13機種比較

開示されている情報の範囲では、お手頃価格のエントリー~ミドルレンジ製品が多そうだ。

Diginnos Mobile DG-W10M

ドスパラの DG-W10M は、クアッドコア CPU 搭載。CPU 型番は不明ながらも、プレスリリースに「お求めになりやすい価格」と書かれていることから、ハイクラスの CPU ではなさそう。価格を 2~3 万円程度に抑えるつもりなのだろう。

LTE のサポート状況も上々。docomo のトリプルバンドをサポートしているので、docomo 系 MVNO の SIM を使えば、全国どこでも繋がりやすい(docomo のバンドについてはこちらの記事を参照)。

KATANA 01/02

katana02FREETEL の KATANA 01/02 は、価格がきちんと示されている。

公開情報がドスパラと入りくりになっているが、感触としては、ドスパラ機と同程度のスペックであろう。

Liquid M330/M320

日本エイサー の Liquid M330/M320 は、CPU 型番が明確になっている。MSM 8909 と 8209 の違いがよく分からないが、統合モデムが LTE か 3G かというだけで、CPU コアは一緒かもしれない。

M330 の価格はユーロベースを単純に為替換算しているが、日本での正式価格は不明だ。

WPJ40-10

wpj40-10_img_00_p geanee の WPJ40-10 は、判明している中では最もディスプレイのサイズがコンパクト。スペックも全体的に低めなので、買いやすい価格になるのではないだろうか。

Lumia 550/950/950XL

Lumia-950-XL-hero-jpg Lumia 950 と 950XL は 2560×1460 ピクセルのディスプレイを備えるハイスペックスマホ。明示的には記載されていないものの、下位の 550 が LTE をサポートしていることから考えても、当然 LTE はサポートであろう。

最上位の 950XL が搭載する CPU は Snapdragon 810 で、発熱に問題のある CPU だが、水冷で対応するとのことなので、発熱問題もクリアしてくる可能性がある。

その他

その他の機種は、現時点では情報が無い。NuAns NEO については 11 月に詳細が公開されるようだ。

VAIO については機種名すら不明で、まったくの謎。ハイスペックな機種を出してきたりすると面白いのだが。

参考リンク

NTT docomo LTE の周波数帯(バンド)まとめ

SIM フリースマホと格安 SIM(MVNO)を使おうという時などに気になるのが、docomo の電波が使用している LTE バンド。簡単に整理してみた。

docomoのLTEバンド


docomo のバンドは、カバーエリア(繋がりやすさ)重視の band 1/19 と、通信速度重視の band 3/21 に大別される。

Xi のサービス全体としては 300Mbps などの高速通信が可能だが、これは複数のバンドを同時に利用する CA(キャリアアグリゲーション)で実現している。

band 1:下り 2110 MHz~2170 MHz、上り 1920MHz~1980MHz

LTE(サービス名は Xi(クロッシイ))開始時から使用されているバンド。下り周波数の 2100MHz 帯と呼ばれたり、ざっくり 2GHz 帯と呼ばれたりする。

都市部を中心として広いエリアで使える周波数帯だ。都市部でのスマホ利用を考えているなら、この band 1 をサポートしているスマホを選ぶと良いのではないか。

band 3:下り 1805 MHz~1880 MHz、上り 1710MHz~1785MHz

1800MHz 帯、あるいは 1.7GHz 帯とよばれるバンド。

東京・名古屋・大阪圏限定ながら、最高速で通信可能なバンド。これらの地域に住んでいるならば、band 3 対応のスマホで快適に通信が行える。

逆に、三大都市圏以外では、まったく役に立たない。

band 19:下り 875MHz~890MHz、上り 830MHz~845MHz

郊外を中心として広いエリアで使える周波数帯。

800MHz 帯はいわゆる「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯で、屋内や山間部でも電波が入りやすい。

田舎では band 19 のみ使用可の場合も多いので、田舎でスマホを使いたいなら、band 19 対応のスマホが必須となる。

最近は、都市部でも band 19 が使えるところが広がってきている。

band 21:下り 1495.9MHz~1510.9MHz、上り 1447.9MHz~1462.9MHz

1500MHz 帯、あるいは 1.5GHz 帯と呼ばれるバンド。

高速通信が可能。

以前は、東名阪のみ遅かったが、現在は解消され、全国的に 112.5Mbps での通信が可能となっている。とはいえ、比較的後発のバンドであり、実際のカバーエリアは、まださほど広くないと推測される。

band 28:下り 758 MHz~803MHz、上り 703 MHz~748MHz

将来的にサービス開始される予定だが、現在はまだ利用できない。

2015 年サービスインという話もあったが、後ろ倒しとなり、導入時期未定となっている。

参考リンク



イース 6(ナピシュテムの匣) カルヴァハンド/エルダーオーブ

イースⅥメモ。

忘却の遺跡の中にある、カルヴァハンドとエルダーオーブの取り方。

マップの大まかな位置は、入口下る→T 字路突き当たりを右に→直線の通路を右に→その次くらい。

剣をエリクシル、アクセサリーを虹の欠片装備にした状態にする。

下の画面の位置から右を向いた状態で、エリクシルの剣技(Z 連打)を発動させ、右側にある 4 本柱の中央に落ちる。柱に着地後、左方向にカウンターを入れる方が良い。
柱ダイブ前

柱の中央に落ちると、下の画面に出る。宝箱にカルヴァハンド。
カルヴァハンド

さらに、ちょうど上の画面の位置から、ダッシュジャンプ(上→上+Z→X)で、飛び石に乗れる。飛び石の先でさらにノーマルジャンプが必要。
ゴール

しかし、宝箱を守っている敵がえらく強い……。


Windows 10 Mobile 搭載スマホ 6 社 9 機種比較

※更新記事を公開しました→Windows Phone(Windows 10 Mobiel スマホ)13 機種比較

Windows 10 for phones and tablets や Windows Mobile 10 などとよばれていたモバイル用 Windows 10 の名称が「Windows 10 Mobile」となり、2015 年後半に提供開始される見込みとなった。

それに合わせ、サードウェーブデジノス(ドスパラ)、プラスワンマーケティング(FREETEL)、日本エイサー、マウスコンピューター、トリニティ、VAIO の 6 社から、Windows Mobile 10 搭載のスマートフォンが発売される見通しとなった。

現時点で詳細な情報は少ないが、判明している部分を整理して比較表にまとめてみた。下の表は、クリックすると拡大する。

Windows10Mobile

比較的情報が開示されている 3 社のスペックを見る限りでは、お手頃価格のエントリー~ミドルレンジ製品が多そうだ。

ドスパラの DG-W10M は、クアッドコア CPU 搭載。CPU 型番は不明ながらも、プレスリリースに「お求めになりやすい価格」と書かれていることから、ハイクラスの CPU ではなさそう。価格を 2~3 万円程度に抑えるつもりなのだろう。

FREETEL の KATANA 01/02 は、価格がきちんと示されている。

Liquid M330/M320 は、CPU 型番が明確になっている。MSM 8909 と 8209 の違いがよく分からないが、統合モデムが LTE か 3G かというだけで、CPU コアは一緒かもしれない。M330 の価格はユーロベースを単純に為替換算しているが、日本での正式価格は不明だ。

その他の機種は、現時点では情報が無い。NuAns NEO については 11 月に詳細が公開されるようだ。

VAIO については機種名すら不明で、まったくの謎。ハイスペックな機種を出してきたりすると面白いのだが。

情報元:

歴代の使用 PC を整理

自分が使っていたパソコン達のメモ。CPU の C/T はコア数・スレッド数。HDD 容量は RAID の場合、物理容量ではなく運用可能容量。

使用開始概要価格マシンスペック詳細備考
1999/01Gateway GP6-400不明PentiumII
(1C1T 400MHz)
メモリ 128MB
HDD 10GB
詳細当初はメインマシンとして使用
2005/08 には増強してサーバーとして使用
2001/03LaVie MX LX60T/51EC
約 24 万円Crusoe TM5600
(1C1T 600MHz)
メモリ 128MB
HDD 20GB
詳細モバイルマシン
最長 11 時間駆動
2002/08デュアル Athlon約 15 万円
Athlon MP 1800+ デュアル
(2C2T 1.533GHz)
メモリ 512MB
HDD 80GB
詳細メインマシン
爆音やら動作不調やらいろいろあったマシン
2003/12シングル Athlon差額 3 万円
Athlon MP 1800+
(1C1T 1.533GHz)
メモリ 768MB
HDD 160GB
詳細メインマシン
デュアル Athlon マシンが不調になったためシングル化して再構成
2005/08Turion124,147 円
Turion 64 MT-30
(1C1T 1.6GHz)
512MB
320GB
詳細静音サーバー
2006/04Core Duo160,401 円Core Duo T2500
(2C2T 2.00GHz)
メモリ 2GB
HDD 410GB
詳細メインマシン
マザボ(N4L-VM DH)が地雷だった
2010/05Core i5113,170 円Core i5-750s
(4C4T 2.40GHz)
メモリ 8GB
SSD 128GB
外付け HDD 2TB
詳細メインマシン
2011/03Let's note CF-J10QYBHR164,305 円
Core i5-480M
(2C4T 2.66GHz)
メモリ 6GB
SSD 128GB
詳細モバイルマシン
計画停電対応として購入
2013/01Core i791,051 円
Core i7-3770S
(4C8T 3.1GHz)
メモリ 32GB
SSD 512GB
詳細メインマシン

Gateway マシンは、初めて購入した DOS/V 機(という呼称自体もうアレだが)。友人に見繕って貰い、当時としてはコストパフォーマンスが良かった。しかしそれでも絶対価格は高かったような(覚えてないが 20 万円くらい?)。

LaVie MX はバッテリー至高のノートパソコン。異色の省電力 CPU「トランスメタ社 Crusoe」を搭載。リチウムポリマーバッテリー埋め込みや反射型 TFT 採用など、数々の工夫により、バッテリーの持ちを極限まで高めた真のモバイルノートパソコン。重量 1.37kg での最長 11 時間駆動は、当時としては異様に長かった記憶が。

BeOS のマルチプロセッサ対応を活かそうと構築したのがデュアル Athlon マシン。当時は CPU が 2 つあるなんてレアで、マザーボードの種類も限られていた。そんなマザーボードがどうにも安定動作してくれず、また、Athlon の発熱が凄いためにファンもうるさかった。性能は高かったものの……というマシン。

デュアル Athlon はその不安定性のために、結局マザボを交換し、シングル運用するハメになってしまった。不満ではあったが、お金も無いので我慢の時代。

サーバーマシンというものに憧れて構築したのが Turion マシン。Athlon の爆熱・爆音に懲りたので、省電力・静音構成に(性能は低め)。この時から RAID を導入。5 インチベイに差し込むハードウェア RAID ユニットを使用。ソースリビジョン管理などに使用していたが、最終的にはストレージ用途になっており、2011 年 1 月に NAS を導入したのを機に引退。

シングル Athlon の次のメインマシンが Core Duo。高性能 CPU と言えば、当時はまだ Pentium 4 / Pentium D の爆熱時代で、省電力はまだ注目されていなかった。しかし絶対省電力と決めていたので、省電力かつ高性能な CPU である Core Duo の開発情報を注視。Core Duo がひっそりと発売された時、対応マザーの発売と同時に購入。ところがこのマザーボードが地雷で、結局、最後まで安定稼働しなかった。

その次のメインマシンが Core i5。世の中に省電力の概念が定着し、何の問題も無く省電力マシンを構築できた。安定稼働って素晴らしいと涙したものである。性能的には、スレッド数が倍増、メモリは 4 倍になったほか、初の SSD 導入で快適さが向上。

東日本大震災の計画停電を乗り切るために購入したのが、ノート PC の Let's note。当時は魅力的なタブレットがなかったので、ノート PC にした。Let's note は WiMAX 内蔵というのが非常に便利で、出先でもインターネットが無制限に使える。10 インチのコンパクト筐体の割に高性能なこともあり、なんだかんだで、震災後もかなり活躍してくれた。

Core i5 の次が Core i7。メモリが欲しくて買い換えたようなもので、メモリを 32GB 搭載。スレッド数も 8 になった。引き続き省電力重視なので、最高性能というわけではないが、それでもかなりのものだ。2 年半経った 2015 年 9 月現在でも、省電力の中で買い換えようと思ったら、あまり性能は上がらないくらい、現在でも十二分に使えるマシン。グラボは弱いが……。


Windows 10 をクリーンインストールするとライセンス認証されないメモ

※2015/08/08 追記:クリーンインストール時、「コンピュータの修復」メニューに入り、すべて初期化することで、クリーンインストールできました。すべてのディスクを対象にすると、全ディスクデータが消えてしまうので注意。

無償アップグレード版の Windows 10 において、クリーンインストールにチャレンジしたものの、うまくいかなかった。やった内容をメモしておく。クリーンインストールしたい……。

  1. Microsoft の Windows 10 ISO イメージダウンロードサイトの「ツールを今すぐダウンロード(64ビットバージョン)」リンクから、Windows 10 ISO イメージ作成ツールをダウンロード。
  2. ツールを実行して ISO イメージを作成。
  3. Windows 8.1 Pro 上で、ISO イメージ内のセットアッププログラムを実行。
  4. Windows10_ライセンス認証済みWindows 8.1 Pro が、Windows 10 Pro にアップグレードされた(この段階ではクリーンインストールではない)。ライセンス認証もされている。
  5. PC を再起動し、ISO イメージからブートして、Windows 10 インストールプログラムを起動。
  6. ライセンス認証は「スキップ」ボタンでスキップする(こちらのサイトによれば、スキップで大丈夫とのことなので)。
  7. カスタムインストールを選択し、C ドライブをフォーマットして、アップグレードインストールした Windows 10 を削除した上で、クリーンインストール。

  8. Windows10_ライセンス未認証Windows 10 は起動するが、ライセンス認証されていない。

ちなみに、アップグレードインストール後に、Windows 10 のプロダクトキー(Windows 8.1 のプロダクトキーとは異なる)を調べて、クリーンインストール時にそのプロダクトキーを入力する方法も試してみたが、ライセンス認証されなかった。


また、Windows 8 の時のように、C ドライブに Windows 空フォルダを作っておくやり方も試してみたが、ライセンス認証されなかった。


settings.db では AQUOS PAD はテザリングできなかった話

Xperia は、root 化不要で MVNO テザリングができるという話が載っていた。
adb shell で settings.db を書き換えることにより、root を取らなくても、テザリング時の APN 変更を阻止できるという内容。

AQUOS PAD(SH-08E)でもできるかな? と試してみたが、ダメだった。

そもそも、adb shell(コマンドプロンプトから adb shell で起動)で
settings get global tether_dun_required
とすると null が返ってくるので、値自体が存在しないことが分かる。

それでも、ものは試しと、
settings put global tether_dun_required 0
settings put global tether_message_required 0
settings put global invisible_apn_required 0
settings put global invisible_tether_apn_required 0
あたりを入れてみたが、ダメだった。

settings.db の中身を見られれば、それっぽいキー名を探せるかとも思ったが、settings.db があると思われるパス(/data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db)には読み取り権限すらない模様。

/system/framework/services.odex を修正する方法により、シャープ機で MVNO テザリングできたという話があるので、今度試してみようかな。

無線 LAN ルーター買い換えようか(11ac に)

Wi-Fi ルーターを買い換えようか考え中。11ac にしようかなと。

現在使用している無線 LAN ルーターは NEC の AtermWR8370N(STモデル)。IEEE802.11n 対応(2.4GHz 帯のみサポート)の最大 300Mbps 通信。パターン別のリンク速度は以下のようになるはず。

MIMO ストリーム数\チャネル幅20MHz40MHz(デュアルチャネル)
1 ストリーム72Mbps150Mbps
2 ストリーム144Mbps300Mbps

主な無線 LAN 子機は、使用頻度順に、AQUOS PAD SH-08E(タブレット)、PowerShot S120(デジカメ)、Let's note J10(ノートパソコン)。以前の実験結果からの推測を含むそれぞれの無線 LAN スペックは、

【AQUOS PAD】
  • 802.11n / ac 対応(2.4GHz/5GHz、詳細不明)
  • 11n 接続時は、MIMO 1 ストリーム、チャネル幅 20MHz?
  • 実際の 11n 接続時のリンク速度は常に 65Mbps

【PowerShot S120】
  • 802.11n 対応(2.4GHz 帯のみ、詳細不明)

【Let's note J10】
  • 802.11n 対応(Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250、2.4GHz/5GHz)
  • 11n 接続時は MIMO 2 ストリーム、チャネル幅 40MHz
  • 実際の 11n 接続時のリンク速度は最大 300Mbps(以前はシングルチャネル設定になっていたのを修正)

というわけで、11ac の恩恵を受けるのは AQUOS PAD だけではあるのだが、一番 Wi-Fi を使うのに遅いので、これだけでも改善されるなら、いいかもしれないと思って。

11ac では MIMO 1 ストリームの場合のリンク速度は以下のようだ。

20MHz40MHz80MHz
リンク速度104Mbps?200Mbps433Mbps

11n ではチャネル幅のサポートは 20MHz のみが必須だったが、11ac は 80MHz まで必須となるので、リンク速度が一気に 433Mbps にアップする可能性があり、一気に 7 倍近い速度に。もちろん実際の電波状況によるが……。

というわけで、11ac のルータを買う方向で検討中。

【参考リンク】

C++Builder 脆弱性への対応方法を検討中

既報の通り、C++Builder(および Delphi)にはバッファーオーバーフロー脆弱性がある。C++Builder XE6 で報告されているが、実際には、すべてのバージョンで影響がある。

対応策が公開されているように見えるが、実は、俺が使っている C++Builder XE3 Starter Edition はその方法では修正されない。エンバカデロのサポートからは XE7 を買ってくれと言われたので、つまりは修正するつもりがないということだ。1 年半前まで販売していた製品の欠陥を放置するなんて、ずいぶん酷い話である。

今後どうするか。いくつかの選択肢を検討しているが、どれも一長一短で困った。

選択肢 1:XE7 を買う

CBuilder32 万円の費用がかかるが、今までと同様の開発環境を使えるのがメリット。プロジェクトの修正が最小限で済むため、労力的には一番楽。

しかし、1 年半後に XE7 の欠陥が出た場合は、今回同様放置されることが予想されるため、一時しのぎにしかならないとも言える。一時しのぎに数万円は割に合わないだけでなく、欠陥が出る度に費用がかさむ構図となる。短期的には良い選択肢だが、長期的には下策。

そもそも、欠陥が嫌なら新しいの買えというのは、悪徳商法の香りがするが、消費者庁的にはアリなのだろうか。C++Builder は 15 年以上愛用してきたシリーズなので(初めて使ったのはたぶん初代か XE じゃないほうの 3)、思い入れはあるのだが……。

選択肢 2:Visual Studio Professional を買う

Visual Studio Express は C++ での RAD 開発ができないが、Professional なら RAD 開発ができるようである。

C++Builder と同じく、言語が C++ なので、比較的乗り換えやすいと推測される。

しかし、価格が 6 万円と高いだけではなく、ライブラリが MFC というのがまた使いづらそうである。というかきっと使いづらい。そもそも Visual Studio(当時は別の名前だったと思うが)が使いやすかったら、C++Builder 使ってなかったし……。

選択肢 3:Qt を使う

Linux 由来の GUI ライブラリである Qt を使うというのも一つの手。

Linux の GUI というと重くてダサいという悪いイメージしかなかったが、最近の Qt は、Windows API を直接制御しているので軽くなってきているようだ。

フリーなのでお金がかからず、また、言語も C++ が使えて良い。

難点は、統合開発環境にイマイチ RAD 感がないこと。また、ライセンスが LGPL なので、(ダメだと確定している訳でもないようだが)ライブラリと静的リンクしない方が無難となり、配布ファイルがやたら増えて分かりづらくなる。日本語のドキュメントも少ない。

選択肢 4:C# を使う

Visual Studio Express に含まれるため、フリーの RAD という意味では最有力候補の 1 つ(もちろん VB の方がメジャーだが、さすがに Basic はちょっと)。

豊富なライブラリを擁する .NET 環境において主役に位置づけられているので、やれることは多いだろう。

問題は、俺が C# を全く知らないことで、1 から学習しなくてはならないので、習得までの労力が多大であること。

また、ユーザー環境に .NET が必要となるので、ユーザーさんに .NET をインストールしてもらう手間が生じる。

というわけで

手放しでこれだ、といえる選択肢がない。

そんな中、気持ちとしては C# に傾きつつある。これを機に新しい言語に挑戦してみようか的な感じで。

いろいろ検証しなくてはいけないので時間かかるけど……。

RAID 1 対応で高速な NAS はどれだ?

今使っている外付け HDD がいっぱいになってきたので、新たな製品を探しているが、外付け HDD だけではなく NAS も探してみよう。

2 ベイ(2 ドライブ)の RAID 1(ミラーリング)対応製品で、4TB+4TB の高速な物が欲しい。

高速さはさておき、容量で探すと以下の物がでてきた。

LS420D0802 が 8TB。60,000 円~66,000 円程度。CrystalDiskMark での実測速度は(恐らく RAID 0 と思われるが)シーケンシャルリード・ライト共に 70MB/s 程度。

ディスクレスだが、最大 8TB 搭載可能。TS-220 単体の価格は 27,000~30,000 円程度だが、4TB の HDD を 2 つ買うと 35,000 円程度かかるので、合計 62,000~65,000 円程度。実測速度はシーケンシャルリード 59MB/s、ライト 71MB/s 程度。友人の環境で R=40、W=60MB/s 程度。

QNAP は他にも 2 ベイ NAS をラインナップしているが、TS-251 は高いし(本体だけで 7 万円程度)、HS-251/210 はオーディオ向けっぽいので今回はパス。

ディスクレスだが、最大 12TB 搭載可能。HDD 込み換算で 61,000~63,000 円程度。実測速度はシーケンシャルリード 90MB/s 程度、ライト 70MB/s 程度。

ディスクレスだが、最大 12TB 搭載可能。価格は他のより高く、HDD 込み換算で 76,000 円前後。実測速度はシーケンシャルリード・ライト共に 111MB/s 程度と有線 LAN の限界に近い速度。

Synology は他にも 2 ベイ NAS をラインナップしているが、DS713+ はさすがに高いし(本体だけで 6.6 万円程度)、DS214+/DS214play は DS214+ よりパフォーマンスが出なさそうなのでパス。

ちなみに、Synology の機種間パフォーマンス比較(公式)はこちら

IO データは 8TB をラインナップしていない。

お高い DS214+ を除く 3 機種で見ると、速度では Synology DS213j がわずかに速い。安心感で選ぶならやはり QNAP。

奮発するなら、パフォーマンスの高いDS214+ か。NAS でこの速度はすごい。外付け HDD に迫るとまでは言わないが、十分高速と言える。

値段と速度で言えば外付け HDD なのだが、将来性は NAS のほうがあるかもしれない。うーむ。


2 ベイ / RAID 1 対応の大容量外付け HDD を調査

メインマシンで使っている外付け HDD の残量が少なくなってきた。残り 100GB 程度。新しいのが欲しい。

CG-HDC4EU3500現在は、eSATA 接続のコレガ CG-HDC4EU3500 を使用。1TB HDD 3 基を RAID 5 で運用しているので、運用容量は 2TB。2009 年当時の価格で合計 46,140 円。性能は、シーケンシャルリード・ライト共におよそ 120MB/s。

新しい HDD の希望スペックは、運用容量を一挙に 2 倍に拡大する 4TB。また、RAID 5 は万が一データが破損した場合に復帰が困難なので、シンプルな RAID 1 で運用したい。というわけで、4TB+4TB の外付け HDD が欲しい。

ところが、そのような製品のラインナップがあまり無い。コレガ、バッファロー、IO データ共に該当無し。

見つけたのは、以下の製品群。

LHR-2BRH80EU3WR が 8TB。価格は 59,800円(税込)。USB 3 / eSATA。実測速度不明。

9000317JE(LCH-2BQ080Q3)が 8TB。価格は 68,000~81,000 円程度。USB 3。型番が違うし Thunderbolt 接続なので参考値だが、実測速度は RAID 1 でシーケンシャルリード 160MB/s、ライト130MB/s 程度。

WDBLWE0080JCH が 8TB。価格は 55,000~60,000 円程度。USB 3。実測速度は RAID 1 でシーケンシャルリード 150MB/s、ライト 110MB/s 程度。

ロジテックの性能が気になるところだ。CrystalDiskMark のわかりやすいスクリーンショットとかあるといいのだけれど。エレコムはちょっと高いかな。WD がバランス良い気もするが、HDD メーカーとしての WD はともかく、ユニットのメーカーとしてはどうなんだろ。

時代としては NAS なので、NAS も調べてみるかなぁ。NAS だとどうしても速度が遅くなってしまうが。

スマホの Gmail でグループ別にメール着信音を設定する方法

Gmailアイコン誰から来たメールなのか、送信者個別に着信音(着メロ・着うた)を設定する。ガラケー時代は普通にやっていましたが、スマホやタブレットで Gmail を使う時代になってから、ぱっと見ではやり方が分かりづらくなりましたので、整理してみました。

やり方は、分かってしまえば難しいものではなく、大きく分けて
  1. 送信者(グループ)別にラベルを付ける
  2. ラベルの通知設定をする
の 2 段階でいけます。

着信音専用アプリの類も不要で、Google 謹製の Gmail アプリのみで着信音振り分け(鳴り分け)が可能です。

さらに言えば、送信者(個人・グループ)だけではなく、メールの内容(件名・本文)に応じて着信音を変えることもできます。

以下でやり方をまとめます。右側のスクリーンショットは、クリックで拡大します。手順や画面は 2014 年 8 月現在のものですが、今後多少画面が変わっても、大筋では同じやり方でできるでしょう。

Step1: ラベル付け(フィルタ設定)

Gmailログイン特定の送信者個人やグループから来たメールに対し、自動的に「ラベル」が付くようにするため、「フィルタ」の設定を行います。

スマホの画面で説明しますが、パソコンを持っている方は、パソコンでやった方が効率的です。

Chrome などのウェブブラウザで、Gmail のページにログインします。

三アイコンモバイル UI での表示になっているのを、デスクトップ UI に変更します。Google のロゴのすぐ下にある「三」のようなボタンをクリック。

デスクトップUIメインやプロモーションなどの受信トレイが一覧表示されますので、画面を一番下までスクロールし、デスクトップをクリック。

設定画面右上の方の歯車のアイコンをクリックし、表示されるメニューから、「設定」をクリック。

フィルタ設定項目がたくさん表示されますので、そのなかから、「フィルタ」をクリック(「ラベル」ではないのでご注意)。

フィルタ作成一番下の方に表示される「新しいフィルタを作成」をクリックすると、フィルタを作成するウィンドウが表示されます。

From 欄に、着信音を設定したい人のメールアドレスを入力します。

メールアドレスを 1 つだけ入力すれば、個人別に着信音を設定できますし、複数のメールアドレスを OR で区切って入力すると、グループに対して着信音を設定できます。

例えば、会社の同僚に山田さんと高橋さんと鈴木さんがいるなら、
yamada@example.com OR takahashi@example.com OR suzuki@example.com

のように入力します。

Google のアドレス帳を登録している場合は、日本語で名前を入れると名前とメールアドレスがサジェストされますが、名前が混じっているとフィルタがうまく機能しないことがあるようなので、名前は削除してメールアドレスのみを残すことをお薦めします。

Google のアドレス帳に登録しているグループ名を入力すると、グループに含まれる人の名前とメールアドレスが一気にサジェストされます。こちらも同様に、メールアドレスのみを残すことをお薦めします。

余談ですが、From 欄ではなく、件名欄に「至急」と入力すれば、至急という文字を含む件名のメールだけ着信音を鳴らすといった設定もできるようになります。このあたりはガラケーより便利になりますね。

メールアドレスを入力し終えたら、「この検索条件でフィルタを作成」をクリックします。

フィルタ作成2指定のメールアドレスから来たメールに対し、どのような処理を行うか、を設定する画面になります。

今回はラベルを付けたいので、「ラベルを付ける」をクリックします。

新しいラベルを作れますので、例えば「会社の同僚」などの分かりやすい名前を付けておきます。

ついでに、「迷惑メールにしない」にもチェックを入れておくと、間違って迷惑メール扱いされてしまうことがなくなります。

「フィルタを作成」をクリックすれば Step 1 は完了です。

Step 2: ラベルの通知設定(着信音の設定)

Step 1 でラベル付けがなされるようになったので、今度は、ラベルの付いたメールが来たときに、着信音が鳴るように設定します。

ラベルを管理スマホの Gmail アプリを起動します。

メニューから「ラベルを管理」を選びます。写真はシャープ端末なのでメニューボタンが画面下にありますが、一般的には、右上の検索ボタンの隣あたりにメニューボタンがあると思います。

同期設定ラベルを管理する画面が表示され、画面の左側に、先ほど作成した「会社の同僚」などのラベルが表示されます。

ラベル名をクリックすると、そのラベルの詳細を設定できるようになります。

一番上に「メールの同期」が表示されますので、クリックし、「同期:過去 30 日分」を選びます(すべてでも構いません)。

通知設定同期する設定にすると、ラベル通知の設定が行えるようになります。

ラベル通知にチェックを入れます。

着信音をクリックして、着信音を選びます。

着信音を選択するアプリにもよるかもしれませんが、システムに標準で用意されている着信音だけではなく、端末に自分が入れた任意の音声ファイル(WAVE、MP3 など)を指定できます。ただ、長い音楽ファイルを指定すると、曲がおわるまでずっと着信音が鳴り続けることになりますので、10 秒程度のメール着信用の音声ファイルを指定するのが良いでしょう。

以上で、Step 2 が完了です。

着信音を指定したい個人(またはグループ)の分だけ、Step 1、2 を繰り返せば、着信音の個別設定が完了します。

注意点

メインフォルダを同期する設定にしている方は多いと思います(相手がメール送信したと同時に着信するガラケーのような使い勝手にするため)。

メインフォルダを同期させていても大丈夫ですが、メインフォルダに対してはラベル通知(着信音)は設定しないでください。メインフォルダに着信音を設定してしまうと、一瞬だけ「会社の同僚」用の着信音が鳴ってからメインの着信音が鳴るようになってしまい、意図しない鳴り方になります。

メインフォルダに着信音を設定したい場合(指定したグループ以外のその他のメール全部に着信音が欲しい場合)は、フィルタを作成する際、「受信トレイをスキップする(アーカイブする)」にチェックを入れて下さい。

ただし、これをやると、会社の同僚などのメールがメインフォルダから消えてしまうので、個人的にはあまり好きではありません。



同人イベントでクレカ販売する方法まとめ(Coiney 決済編)

カードご利用頂けます 【ボーパラ・UTA パラ等のイベントでクレカ販売する方法まとめ】

アプリの準備

Coineyスプラッシュ前回までで、クレジットカード決済のメリット・デメリットと、スマホ決済を提供しているサービス各社の特徴を紹介し、Coiney を例に申し込みのやり方を紹介した。

Coiney の加盟店審査を無事に通過し、メール便でカードリーダーが送られてきたら、早速試してみよう。

まずは、「スマホをレジにする」ためのアプリをインストールする。Android と iOS それぞれにアプリが用意されているので、自分の端末に合ったアプリをインストールしよう。

俺の場合は、所持している端末が SHARP のタブレット(AQUOS PAD SH-08E)なので、Android 用のアプリをインストール。

練習

アプリを起動するとオープニング画面が表示されるので、右下のログインをタップ。申し込みの際に登録したアカウント情報(メールアドレスとパスワードでログインする)。

早速、カードをこする練習をしよう。アプリ初回起動時は自動的に練習モードになったと記憶している。レジ画面(電卓のような画面)が表示されている場合は本番モードなので、画面左上の辺りをタップしてメニューを表示させ、「読み取り練習」を選ぶ。

練習モードの指示に従い、送付されてきた小型のカードリーダーをイヤホンジャックに挿す。挿した後、ボリュームは最大にしておこう。

カードスキャン位置関係画面の指示に従ってクレジットカードをこする。カードの上下、裏表を間違えないようにしよう。クレジットカード表面に記載されている「▶」という方向指示マークが、Coiney カードリーダーの「C」から入っていくような感じだ。

やってみると、(俺が不器用なだけなのかもしれないが)最初はなかなかうまく認識してくれない。成功率が高まるまで繰り返そう。

俺の場合は、自分がイメージしていたのよりもだいぶ速いスピードでこするとうまくいった。カードが通過し終わるまでカードとカードリーダーの溝がきちんと接触していることも重要だ。

練習その 2

カードスキャン練習モードで上達したらそこで終わりにしてもよいのだが、せっかくだから、本当に決済してみて、実際の決済を体感すると良いのではないか。

つまり、自分のクレジットカードで、自分にお金を支払うということである。コイニーは最低 100 円で決済できる。100 円支払って後で戻ってくるお金は(手数料で 3 円ほど取られるので)97 円になるが、体感には 3 円以上の価値はあると思う。練習モードではカードのこすり方しか練習できないが、実際に決済すれば、その前後の処理も学べる。ある意味必要経費だ。

メニューから「カード決済」を選ぶと、電卓のようなレジが表示される。

商品情報入力電卓に商品の金額(ここでは 100)を入力する。このままでも決済は可能だが、必要に応じて、商品名も入力できる。下段の小さい方の文字の 100 をタップすると、編集ボタンが表示されるので、ここをタップすると、商品名を入力できる。

入力し終えたら、カードをこすって決済。さきほどの練習の成果を試すときだ。

決済完了(取引詳細)_サインありうまく認識できたら、サイン。今度はお客さん役として、自分の名前をスマホに指でなぞってサインしよう。

サインが終わると決済完了だ。

リザルト画面の一番下に、メールアドレスを入力する欄がある。レシートが欲しいお客さんには、ここにメールアドレスを入れてもらうと、そのメールアドレス宛にレシートメールが送られる。これもせっかくだから試してみて、どんなレシートメールが来るのか、確認しよう。

サインレスなどの設定

一通りのやり方がわかったら、各種設定を見直しておくのも良い。

一部の設定は、アプリから行える。すべての設定は、コイニーのホームページにログインして変更可能だ。

設定は好みによる部分も大きいので、これが正解というのはないが、サインレスは検討に値すると思う。スマホやタブレットに指でサインするというのはなかなか大変なものだ。サインレスになれば、お客さんの負担は減るし、決済速度も速くなる。

レシートの内容も変更できる。決めゼリフやオススメ商品の PR など、自分好みにしてみよう。

現地での販売

準備が整ったら、いよいよクレジットカードでの販売を開始。

その前に、あらかじめ、ホームページなどでクレジットカードが使えることを告知しておこう。多くのお客さんは現金でしか払えないと思い込んでいる。クレジットカードが使える先進的なお店であることを PR すべし。

当日も告知は重要。

コイニーからもらった「カードご利用いただけます」の立て札を立てるとともに、口頭でもお伝えしよう。

イベントも後半になってくると、お客さんも軍資金が尽きてくる。クレジットカードであれば手元現金の有無にかかわらず購入可能なので、クレジットカード利用可能というのが効果を発揮するところ。

実際にクレジットカードで購入頂けたら、練習でやった通りに落ち着いて処理しよう。うまくカードがこすれなかったりしたら、「こんな小さなリーダーでカード決済できるんですよ」などと説明すれば、イライラするよりもむしろ興味を持ってくれるかもしれない。

入金

イベント当日の売上は、後日入金手続きをすることにより、自分の銀行口座に入金される。

入金手続きは、月 6 回の締め日(入金カレンダーにて確認可能)以降に行う。コイニーのホームページにログインし、「引き出し」ページで手続きをすると、1~2 営業日で振り込まれる。

なお、残高が 1,000 円以上にならないと引き出せないので注意。

おわりに

スマホによるモバイルクレジットカード決済について、一連の流れを追ってみたが、いかがだろうか。

俺自身についていえば、この仕組みを活用できる機会は少ないかもしれない。

しかし、よくイベントに出展されている皆様にとっては、大きな力になってくれるのではないだろうか。

個人など門前払いに等しかったクレジットカード業界において、スマホ決済の仕組みはイノベーションであると感じる。この仕組みを活用して楽しいイベントライフを過ごせる人が、一人でも多く増えることを願っている。

なお、本稿を動画にまとめたので、そちらも参照されたい。




同人イベントでクレカ販売する方法まとめ(Coiney 申し込み編)

カードご利用頂けます 【ボーパラ・UTA パラ等のイベントでクレカ販売する方法まとめ】

最短 2 日で登録完了

前回までで、クレジットカード決済のメリット・デメリットと、スマホ決済を提供しているサービス各社の特徴を紹介した。

スマホ決済のサービス会社を選んだら、実際の申し込み作業に入る。

ここでは Coiney(コイニー)を例に作業を進めていくが、他のサービスでも、必要な情報を送って加盟店認可してもらうという大筋は同じなので、参考になると思う。

申し込みはオンラインで行う。Coiney のサイトに行き、サービス内容を確認したうえで、トップページ右上の「自分もはじめる(無料)」クリック。

メールアドレスとパスワードを入力して Coiney のアカウントを作成するのがスタートだ。

事業情報の入力

事業情報作成したアカウントでログインし、申し込みフォームに必要事項を記入していく。

最初に法人か個人かを選択する。ここを読んでおられる方は個人の場合が多いだろう。選択すると、事業情報以下が入力可能になる。

  • 事業名/事業名フリガナ……個人の場合は、特に事業名というものは無いので、適当に好きな名前を入力する。サークル名などでも良いだろう。フリガナはカタカナで入力する。
  • 住所/電話番号……自宅の住所(免許証など、本人確認資料に記載されている住所)と、連絡の付きやすい電話番号を、枠で指定された通りに入力する。

店舗情報の入力

店舗情報事業情報の次は、店舗情報。ここの情報は重要だ。

  • 業種……イベントでの販売であれば、小売のカテゴリから選ぶことになる。「本・雑誌」「DVD・音楽・ゲーム」など、いくつかの選択肢があるので、自分が売りたいものに合わせて選ぼう。例えばキャラクターキーホルダーなどはカテゴリに迷うが、「文房具」や「生活用品」など、近そうなもので対応しよう。
  • 主なご利用場所……店舗外を選ぶ。
  • 主に販売するもの……販売するものが固定であればその名称を入力すれば良いし、いろいろあるなら「同人グッズ」などのようにまとめると良いだろう。
  • 店舗名(屋号)……お客さんの目に触れる名称なので特に重要な項目だ。
    まず、「名称」に入力した項目は、お客さんに送られる電子レシート(E メール)のタイトルになる。「【Coiney】○○○へのお支払い控え」といった具合だ。サークル名や自分の名前など、お客さんにとってわかりやすい名前を入力しよう。
    「フリガナ」には店舗名をカタカナ表記にして入力する。この内容がお客さんのクレジットカード明細に記載される。「(コイニ―)△△△」といった具合だ。
    「英語表記」には店舗名を英語(あるいはローマ字)に直して入力する。
  • ホームページ……サークルのホームページがある場合は入力しておくと良い。
  • 店舗住所……事業情報(自宅)と同じにしておく。ここで指定した住所に、後日カードリーダーが送られてくる。

代表者情報の入力

代表者情報次は代表者情報。ここは迷わないだろう。

  • 氏名/フリガナ……自分の名前を入力する。
  • 代表者自宅住所……事業情報と同じを選択。
  • 電話番号……連絡の付きやすい番号を入れる。事業情報で入力したものと同じになるだろう。
  • 生年月日/性別……自分の情報を入力する。

ご入金先口座情報の入力

ご入金先口座情報ここも迷わないはずだ。

自分の銀行口座の情報を入力すれば良い。

これを間違えると、せっかくの売上が台無しになってしまうので、預金通帳を見ながら、くれぐれも慎重に入力しよう。

事業内容資料の入力

事業内容資料ここは任意項目なので入力しなくても構わないが、入力しておく方が、コイニー側にイメージが伝わりやすいだろう。

規約上、取扱いが禁止されているものが含まれている場合は教えてもらえるだろうし、そういう意味でも、ここを入力しておく方が、トラブルを未然に防げる。

同人関連で注意が必要そうな点は、「アダルト関連商品」が禁止項目に含まれていることだ。どこからがアダルト関連なのか不明確なので、R-18 などを標榜する商品を扱っている人は、申し込み完了後、サポートに問い合わせるのが確実だろう。「著作権侵害」も NG なので、二次創作の方は注意されたい。

資料の入力方法だが、画像ファイルを添付する形となる。商品をデジカメで撮影しても良いし、価格表を画像形式にしても良いだろう。

ちなみに、現在は改善されているかもしれないが、俺が入力した時は、PDF 可能と書いてあるにもかかわらず、PDF は添付できなかった。

本人確認資料の入力

本人確認資料本人確認資料の画像を添付する。

運転免許証や日本国パスポートなど、記載されているもののなかから好きなものを選び、デジカメ等で撮影したものを添付すれば良い。

代表者情報で入力した住所と一致していることを確認しよう。

古物商・飲食・旅行業の方

古物商古物商などではないので不要だ。

キャンペーンコードの入力

キャンペーンコード例えば、タブレットをプレゼントしてくれるなど、Coiney 側でキャンペーンを実施していることも多い。

コイニーのサイトを注意深く眺め、キャンペーンを実施しているかどうか確認し、実施されていたら、そのコードを入力しよう。

お申し込み前の確認

お申し込み前の確認代表者住所と本人確認資料の住所が同じであることを再確認し、「同じです」にチェックを入れる。

以上を入力し終えたら、確認画面に進み、内容が良ければ、申し込む。

アカウント登録時に入力したメールアドレス宛に、「【Coiney】お申し込み完了のお知らせ」というメールが届くので確認しよう。

加盟店審査に合格すれば、最短 2 日で、「【Coiney】加盟店審査通過のお知らせ」というメールが届き、続いて、クレジットカードリーダーが自宅宛に送られてくる。

次はいよいよ決済だ。

【ボーパラ・UTA パラ等のイベントでクレカ販売する方法まとめ】

同人イベントでクレカ販売する方法まとめ(Coiney/Square/楽天/PayPal 比較編)

カードご利用頂けます 【ボーパラ・UTA パラ等のイベントでクレカ販売する方法まとめ】

選択肢は?

概要編で紹介したクレジットカード決済のメリットに魅力を感じ、VOCALOID PARADISE などのイベントでスマホ決済しようと決めたら、次にやることは、どのサービス会社を利用するのかを決めることだ。

日本において提供されている、スマホによるクレジットカード決済サービスは、主に以下の 4 つ。

どのサービスも、
  1. スマホ(やタブレット)のイヤホンジャックに、小型のカードリーダーを差し込む
  2. スマホアプリに商品の金額を入力
  3. カードリーダーでお客さんのクレジットカードを読み取って決済
  4. 後日、売上金がサービス会社から振り込まれる
という大まかな流れは変わらない。

内容比較

各サービスの内容を表にして比較すると、以下のようになる。

サービス名CoineySquare楽天スマートペイPayPal Here
概要提供元コイニー株式会社Square, Inc楽天株式会社日本 PayPal 株式会社
本格サービス開始2013 年 4 月2013 年 5 月2012 年 12 月2013 年 3 月
企業略歴日本の専業ベンチャーTwitter の創始者が設立IT 企業ソフトバンクなどの合弁
カード業務提携先クレディセゾン三井住友カード楽天カード、JCB不明
費用入会金無料無料無料無料
リーダー購入費無料無料無料オープン価格(1,500 円程度)
アプリ購入費無料無料無料無料
月額基本料無料無料無料無料
決済手数料3.24%3.25%3.24%3.24%
利便性対応カードVISA、Master、セゾンVISA、Master、AMEXVISA、Master、JCB、AMEX などVISA、Master、AMEX
サインレス決済対応(1 万円以下)不可不可不可
アプリ OSAndroid、iOSAndroid、iOSAndroid、iOSAndroid、iOS
入金サイクル月 6 回最短翌営業日最短翌日週 1 回
特記事項--楽天銀行と連携顔パス支払い対応

まず、費用については横並びと言って良い。PayPal Here のみカードリーダーを有料で販売しているが、同程度の金額をキャッシュバックするキャンペーンを行っており、キャンペーンが続く限りは、実質的に無料と言って良いだろう。なお、2 台目以降のカードリーダーの扱いについては、サービス毎にルールがあるようだ。

サービスによっては、月額料金を取る代わりに決済手数料が安くなるものもあるが、一時イベントでの利用においては、月額無料の方が良いケースが多いので、ここでは掲載していない。

利便性(サービス内容)については特徴が出る。

利用できるクレジットカードの豊富さで一歩リードしているのが楽天スマートペイ。JCB をサポートしているのが魅力だ。ちなみに Coiney も、セゾン系の JCB カードなら対応している。

サインレス決済に対応しているのは Coiney。他のサービスは、お客さんにレジ代わりのスマホに手書きでサインを書いてもらうことになる。慣れないスマホサインは時間がかかることになるので、サインレスは魅力だ。

ユニークなのは PayPal Here の顔パス支払い。入店前に顔写真をお店に送っておくようなイメージで、レジの時にはクレジットカードは不要だ。顔パスアプリの操作が必要なので決して楽ではないかもしれないが、新しいもの好きのお客さんを取り込めるかもしれない。

入金サイクルについてはスペック上は違いがあるが、一時的なイベントでの販売程度であれば、実務上は大きな差は出ない。

もう 1 つ重要な比較軸は、会社の信頼性。定量的な比較はできないため上の表では記載していないが、金銭のやり取りをお願いする以上、避けては通れない。参考までに、個人的な主観だと以下のようになる。

コイニーは、ペイパルでの経験を積んだ社長が起業したベンチャー。スマホ決済を専業としているため、他の事業に集中するためという理由でこの業界から撤退する可能性は低いだろう。日本の商習慣に理解もある。ただ、やはりベンチャーと言うことで、企業体力という意味では不安が残る。

Square Inc は日本でのサービス開始こそ最後発だが、もともとスマホ決済自体はアメリカで拡大したサービスであり、そのアメリカでの実績は十分。アメリカの他にカナダでも事業を行っており、スマホ決済のノウハウを豊富に持っているだろう。一方で身売りも噂されており、欧米と文化の異なる日本でどこまで事業継続できるかは未知数だ。

楽天は大手 IT 企業であり、企業の体力としては安心できる。グループに銀行も抱えており、金融関係の経験値も豊富だろう。一方で、最近もセールにおける不正疑惑を起こしているし、全体的に対応が良くないという噂はあるので、特にトラブルがあった場合に真摯に対応してもらえるかが不安だ。

日本 PayPal には、NTT を抜いて業界トップの利益を稼ぎ出したソフトバンクがバックに付いている。ソフトバンクはグループにヤフーを抱え、決済関係のノウハウもあるだろう。一方で古くは ADSL 時代から、現在も携帯電話事業で強引な商法が問題となるなど、楽天同様企業としてのモラルに不安が残る。

というわけで、ここなら完璧という企業はないかもしれない。

以上のような事柄を総合的に勘案して、利用するサービスを決めよう。

ちなみに俺は Coiney にした。サインレス対応という大きな利点がある他、専業ベンチャーということでこの事業にかける意気込みを応援する気持ちもある。

サービスを決めたら、いよいよ申し込みに入る。上記の理由で、例として Coiney になるが、他のサービスでも、必要な情報を送って加盟店認可してもらうという大筋は同じなので、参考になると思う。

【ボーパラ・UTA パラ等のイベントでクレカ販売する方法まとめ】
【参考文献】




ボーパラ等の同人イベントでクレカ販売する方法まとめ(概要編)

カードご利用頂けますほんの少し前まで、個人がクレジットカード決済販売を行う(買う方じゃなくて売る方)なんて考えられなかったが、ここにきて新しいサービスが次々と立ち上がり、個人でもクレジットカード決済販売を行えるようになった。俗に言う、「スマホがレジになる」というやつだ。

スマホのイヤホンジャックに小型のカードリーダーを挿すことで、クレジットカード決済が可能になる。

これならば、VOCALOID PARADISE などの一時的なイベントのように、趣味でやっている販売でも使えるほど手軽だ。この新しいサービスについてまとめてみようと思う。

そもそもクレカ販売のメリットは?

現金で支払ってもらう代わりに、クレジットカードで支払ってもらうメリットは何だろうか。

一番大きいのは、現金盗難リスクを回避できることだと思う。

盗難リスク256特にイベント会場というものは、自分の販売場所のテリトリーが狭い上にオープンな状態であり、売上金を盗まれやすい。実際、Twitter などでは「売上を盗まれました。みなさんも気をつけて下さい」などという呼びかけをよく見かける。クレジットカードで支払ってもらえば、現金が手元に来ないので、売上金盗難の心配は無い。

また、お釣りの準備を軽減できるのもメリットだろう。

クレジットカードで支払ってくれる人が増えてくれば、お釣りの準備金を減らせる。お釣り準備金の盗難の危険性が減るだけでは無い。事前にお釣りを準備するための手間や、大量に両替する際の手数料も削減できる。

お客さんにとってもメリットはある。

イベントでの購入時は、なるべくお釣りが少なくなるよう、小銭などを準備することが推奨されている。小銭を準備すると言うことは、販売側がお釣りを準備するのと同じ作業をするということであり、クレジットカードで支払えれば、これにかかる負担が減る。会場内でジャラ銭を多量に持ち歩かなくて済むのもメリットだ。

逆にデメリットは?

最大のデメリットは、サービス会社に手数料を支払う必要があること。

どのサービスもだいたい、売上の 3% 少々を手数料として支払う必要がある。1,000 円の販売をしても、手残りは 970 円弱ということになる。

また、このサービスの認知度が低いうちは、決済後にお客さんが疑問に思うことがあるかもしれない。

サービス提供会社にもよるかもしれないが、お客さんのクレジットカード明細には、自分のサークル名ではなく、サービス提供会社の名前で販売記録が残される。「こんなところで買い物してないぞ?」と思われるかもしれない。

メリットにもデメリットにもなりえる部分

決済スピードは、現金のほうが速いことも、クレジットカードの方が速いこともあるだろう。

お客さんが予め、販売金額ぴったりの小銭を用意してくれている場合、現金決済は高速だ。一方で、財布の中から小銭を探していたりすると時間がかかる。

カード払いは、カードをこするだけなので高速だ(小額ならサインレスにできるサービスもある)。しかし、カード操作に慣れないうちは、戸惑ったりして時間がかかるだろう。また、レシートメールを要求された場合も時間がかかる。

まとめ

メリット・デメリットそれぞれあるが、個人的には、現金取扱の手間とリスクを軽減できるのは魅力だと思う。

クレジットカードを導入しようと決めたら、次は、「どのサービス提供会社に申し込むか?」を選ぼう。スマホ決済を取り扱っている会社は 4 つほどある。サービス内容を比較して、納得してから申し込むのが良い。

【ボーパラ・UTA パラ等のイベントでクレカ販売する方法まとめ】


グラフで分かる、パズドラのバッテリー消費量

パズドラをやっていると、タブレットのバッテリーがガンガン減っていく。というのは常に体感しているが、実際のところ、どのくらいバッテリーを食っているのか、グラフで見てみた。

ついでに、いろんな状態でのバッテリー使用量を調べてみた。使用機種は、AQUOS PAD(SH-08E)。

各種バッテリー消費量右の画像がバッテリー消費量のグラフ。クリックで拡大する。

まず、何もしていない状態(スリープ状態で放置)が 1 のエリア。画面は消えており、Wi-Fi も(設定としては ON だが)ほとんどの時間で自動的にオフになっている。

この時は、1 時間当たり、0.3% のバッテリー消費となっている。

単純計算すると、AQUOS PAD は、何もせずに放置した状態なら 333 時間(2 週間)バッテリーが持つことになる。かなりの長寿命機種だ。

そんな AQUOS PAD でパズドラをやるとどうなるか、というのが 2 のエリア。

やはりバッテリー消費が激増し、なんと、1 時間当たり 18.3% も消費している。

パズドラをやると 5 時間半しかバッテリーが持たない計算だ。

他の状態も見てみよう。

画面だけオンにした状態(Wi-Fi はオフ)が 4 のエリア。1 時間当たり 8.1% のバッテリーを消費している。

AQUOS PAD のディスプレイは省電力と言われる IGZO だが、それでもかなりの消費量だ。画面を表示しただけでこんなに消費するとは驚き。

画面と一緒に Wi-Fi もオンにした場合が 3 のエリア。1 時間当たり 8.2% のバッテリーを消費している。

Wi-Fi は設定をオンにしただけで、実際にダウンロードなどをしているわけではない。単に Wi-Fi がオンになっているというだけであれば、誤差程度のバッテリー消費しかしないことがわかる。この程度なら、電池をケチるために Wi-Fi を手動でオフにするということはしなくて良いだろう。

アプリ別バッテリー消費量動画を再生するとどうなるか、というのが 6 のエリア。1 時間当たり 11.7% のバッテリーを消費している。

よくカタログスペックで動画再生時のバッテリー持続時間が表記されているが、AQUOS PAD の実測では 8 時間半となる。ただ、俺の AQUOS PAD は半年以上使用しているものなので、新品で測定すればもう少し長時間となりそうだ。

ここで改めてパズドラのバッテリー消費量を見てみると 18.3% なので、動画再生よりもはるかに多くバッテリーを消費していることがわかる。

ところで、画面をオンにしただけでかなりバッテリー消費が増えたが、逆に、動画再生で画面をオフにしたらどうなるか(音だけ聴く)、というのが 5 のエリア。

結果は 1 時間当たり 3.6% の消費。画面表示しながらだと 11.7% なので、画面の分は 8.1%。4 のエリアのバッテリー消費量とだいたい一緒となり、妥当な結果と言える。

画面オフでの動画再生は 28 時間近くできることになる。ウォークマン代わりに音楽を聴く場合に、わざわざ音声データを準備しなくても、動画再生でも十分実用的だ。

なお、動画の再生は MX 動画プレーヤーで行っており、再生した動画は 640x360 ピクセル、30fps の MP4 だ。

全体的な補足だが、今回のバッテリー消費量チェックは普段俺が使っている環境でそのまま測定したものなので、厳密な測定環境を整えているわけではない。Google アカウントでメールと連絡先は同期させているので、Wi-Fi オンの時にこれらの通信をしている可能性はある。



新旧 AQUOS PAD 比較(SH-08E vs SH-06F)

NTT docomo 向け SHARP 製タブレット、AQUOS PAD の新型(SH-06F)が発表された。

現在分かっている情報で、現行 AQUOS PAD(SH-08E)と比べてどこが進化しているか確認してみた。

項目現行(SH-08E)新型(SH-06F)差異
サイズ高さ 190mm × 幅 107mm × 厚さ 9.9mm(最厚部 10mm)高さ 175mm × 幅 106mm × 厚さ 8.4mm(最厚部 8.8mm)短く薄くなった
質量288g233g55g(19%)軽くなった
連続通話時間3G:1,210 分/GSM:1,220 分不明
実使用時間81.3 時間不明
連続待受時間(静止時)LTE:750 時間/3G:850 時間/GSM:750 時間不明
バッテリー容量4,200mAh4,200mAh
ディスプレイ7.0インチ IGZO(1,200×1,920ドット WUXGA)7.0インチ IGZO(1,200×1,920ドット WUXGA)バックライトの改善で省電力化
カメラ(外側/内側)800/200 万画素 CMOS810/210 万画素 CMOS 裏面照射型暗所でも綺麗に撮影可能と思われる
CPUSnapdragon 600 APQ8064T 1.7GHz(クアッドコア)Snapdragon 801 MSM8974AB 2.3GHz(クアッドコア)2014 年発表の新型 CPU を採用
OSAndroid 4.2Android 4.4.2KitKat を採用
メモリ(RAM/ストレージ)2GB/32GB2GB/32GB
microSDHC/SDXC○/○(64GB まで)○/○(128GB まで)対応容量がアップ
LTE 通信速度Xi 下り 100/上り 37.5 MbpsXi 下り 150/上り 50 Mbps高速化された
Wi-Fi(無線 LAN)IEEE 802.11a/b/g/n/acIEEE 802.11a/b/g/n/ac
おサイフケータイ/NFC×/○○/○おサイフケータイに対応
ワンセグ/フルセグ/NOTTV○/○/○○/○/○
防水/防塵○/○○/×防塵ではなくなった
クレードル充電×スタンドで充電はできない

AQUOSPAD大きさ比較一番の違いは、画面サイズを変えないまま、本体サイズが小さく軽くなったことだろう。

右の写真は今俺が使っている現行機種で、緑の枠のサイズだ。これが新型になると、およそ赤枠くらいまで小さくなる。横幅はもともとほぼ縁なしだったのであまり変わらないが、長さがかなり短くなり、3 辺縁なしとなった。

液晶ディスプレイバックライトの省電力化が図られたのも嬉しい。もともと AQUOS PAD のバッテリーの持ちは良いが、さらに伸びるのに越したことはない。

CPU も順当に強化。現行機種も十分すぎるほど強力な CPU を積んでいるが、さらに高速化されている。

クアルコムの CPU(Snapdragon)は、型番 800 番台がプレミアム向けクラスのハイパフォーマンス CPU、型番 600 番台がミドルレンジとなっている。現行機種が採用する 600 は一世代前のミドルレンジ、新型が採用する 801 はハイパフォーマンスの最新世代だ。

おサイフケータイが搭載された点も歓迎だ。

一方で、退化した部分もある。

防塵がなくなり、クレードルでの充電もできなくなった。

現行機種のクレードルは、置きづらい(滑りやすい)という欠点はあったものの、USB ケーブルを挿すよりははるかに便利だっただけに、クレードル充電がなくなってしまったのは残念。

その他の懸念点としては、現行機種は、一部の液晶保護シート・ケースと相性が悪く、タッチに不具合が生じることがあったが、新型では解消されているのかが気になるところ。

以上、一部に気になるところはあるものの、優秀な機種な予感がする。


Sony の File Manager for WG-C20 が電池を大量消費

バッテリー急減最近、AQUOS PAD(SH08E)のバッテリーがやたら減るようになっていた。

何も操作せずに放置しているだけで、バッテリーが 1 時間当たり 2% 程度減っていく。

今までとは明らかに違う消費量で、何かがおかしい。

アプリ別の消費量を見てみると、トップは Android OS。そのときそのときで割合は変わるが、50% を越えることもある。これは今まではなかった現象だ。今までは、ディスプレイやパズドラが消費電力の大半を占めていた。

Android OS は何故そんなに電池を食うのか? 詳細を見ても、非スリープモードの時間が表示されるだけで、手がかりはない。

よく分からないので、セルスタンバイ問題かと思った。今までよりも圏外時間が多くなっている気がしたからだ。これまでは幸い、セルスタンバイ問題は発生していないと考えられたが、何らかの原因で、セルスタンバイ問題が発生するようになったのだろうか……。

しかし、実行中のアプリ一覧を再確認したときに犯人が発覚。

起動していないはずの File Manager for WG-C20 が勝手に動いている!

WG-C20 は、SONY のポータブルワイヤレスサーバー。無線 LAN 接続の SD カードリーダーだ。File Manager は、スマホやタブレットから WG-C20 にアクセスする(SD カードに読み書きする)ためのアプリ。

タスクマネージャーから殺しても、ゾンビのように生き返る File Manager。やむなくアンインストールした。

バッテリー良好すると、バッテリーの状態が改善。1 時間当たり 0.2% 程度の消費となり、10 分の 1 の消費量になった。

厳密に言えば、File Manager のアンインストールと一緒に、お天気ウィジェットも無効化しているので、その効果もあるかもしれない。しかし、お天気ウィジェットは AQUOS PAD 購入当初から動いていて、今までバッテリーが異常に減っていたわけではないので、やはり主犯は File Manager であろう。

結果的に、アプリ別の消費量グラフで主犯となっていた「Android OS」とは全く別のところに原因があったことになり、原因を突き止めるのに時間がかかった。

バックグラウンドで動いている必要性があるのか、SONY File Manager……。

無線 LAN が遅いと思ったら、Android の SMB だった

タブレット(ファイル転送AQUOS PAD)を使い始めて以来、我が家の無線 LAN(Wi-Fi)稼働率が大幅に向上。

しかし、どうにも速度が遅い。AQUOS PAD とパソコンの間でファイルをやり取りしているのだが、転送速度が 8Mbps 前後しか出ていない。

何が原因でこんなに遅いのか。ちょっと調べてみた。

ネットワーク構成我が家のネットワーク構成は、大まかに右のようになっている。

ルーター配下に 3 台のデバイスがある。デスクトップパソコン(メインマシン)は有線 LAN(1Gbps)で接続されており、ノートパソコンと AQUOS PAD は無線 LAN で接続されている。

ルーターは NEC の AtermWR8370N(ST モデル)。2.4GHz 帯のみのサポートで、802.11n デュアルチャネルで 300Mbps、シングルチャネルで 130Mbps のリンク速度をサポート。

デバイス側の性能は、ノートパソコンが 802.11n(恐らく 2,4GHz 帯のみのサポート、最大速度不明)、AQUOS PAD は 802.11ac も 5GHz 帯もサポートしているが、うちのルーターとは 802.11n 2.4GHz 帯でしか接続できない(その場合の最大速度は恐らく 65Mbps)。

まずはリファレンスとなる転送速度の測定と言うことで、デスクトップパソコンとノートパソコンの間の転送速度を測定。Wi-Fi のリンク速度は 130Mbps。

デスクトップパソコンで FTP サーバー(FileZilla Server)を立てて、ノートパソコンの FTP クライアント(FFFTP)から接続。640MB のファイルを転送したところ、下り 60.3Mbps、上り 56.3Mbps の速度が出た。FTP クライアントを Web ブラウザ(Firefox)にしてもだいたい似たような結果。

ちなみに、無線 LAN ルーターの設定で、使用チャネルは自動にしているが、空いてそうなチャネルを使用すれば速度が上がるのかと、固定チャネルにしたが、誤差程度の速度差しかなかったため、以降も自動チャネルで使用している。

続いて、Windows 共有(SMB/Samba)のテスト。デスクトップパソコンの共有フォルダに、ノートパソコンからアクセスしてみた。

結果は、下り 70.2Mbps。SMB は遅いイメージがあったが、意外にも FTP より速い。

デスクトップ←→ノートの FTP 速度を見る限り、無線 LAN 環境自体はそこそこ良好で、SMB にも問題が無い。

環境の測定ができたところで、いよいよ AQUOS PAD での測定。AQUOS PAD の無線 LAN リンク速度は 65Mbps となっており、ノーパソの半分だ。

ブラウザ(Chrome)で FTP アクセスすると、下り 32.0Mbps の速度が出た。リンク速度がノーパソの半分なので、実行速度もノーパソのおよそ半分というのは、納得のいく数値だ。

では、Windows 共有(SMB/Samba)はどうか。ES ファイルエクスプローラーでデスクトップパソコンの共有フォルダにアクセスしてみたところ、下り 7.0Mbps しか出ない。

4 パターンの測定結果を整理すると、以下のようになる。

測定結果

AQUOS PAD の SMB だけが異常に遅いことがわかった。

SMB が遅い原因が、Android 側にあるのか、それとも、アプリの ES ファイルエクスプローラー固有のものなのかは、今後追加検証が必要。

UTAU resampler.exe のパラメーター解説

歌唱合成ツール UTAU に付属する resampler.exe に渡すパラメーター(コマンドライン引数)について、最近のバージョンの情報を網羅的にまとめているサイトが見当たらなかったので、ここでまとめてみた。UTAU 0.4.16 に付属の resampler.exe Ver14.02r について記している。

本稿は公式なものではなく、間違っている情報があるかもしれないことに注意。間違いを見つけた方は教えていただけると助かります。

resampler.exe を起動する際のパラメーターの構文は、
resampler.exe <input file> <output file> <pitch percent> <velocity> [<flags> [<offset> <length require> [<fixed length> [<end blank> [<volume> [<modulation> [<pitch bend>...]]]]]]]
[] で括られたパラメーターは省略可能。<flags>~<pitch bend> までを全部省略することもできるし(一番外側の [] を省略)、<flags> を残して <offset>~<pitch bend> までを省略することもできる(2 番目の [] を省略)。省略できるのは後方のパラメーターのみなので、<flags> を省略して次の <offset> は省略しない、というようなことはできない。

各パラメーターについて


名前概要
input file文字列原音ファイル名
C:\Voice\春歌ナナ\か.wav

UTAU 音源の原音ファイル。歌唱したい歌詞に対応した原音 WAVE ファイルを指定する。

連続音音源なら「C:\Voice\ぱみゅ\_かかきかく.wav」などとなる。

名前概要
output file文字列出力ファイル名
C:\Project\春風ソング.cache\1_か_C4_wNAwRt.wav

歌唱合成結果を保存する WAVE ファイル。

名前概要
pitch percent文字列音高
G#4

PitchPercent歌唱する音程を指定する。

表記は UTAU の GUI(左側のピアノロール)と同じで、音名とオクターブ数字を用いる。オクターブ数字は、大きい方が高い音となる。

名前概要
velocity小数子音速度
100

子音部(固定範囲)の伸縮率。0~200 の範囲で指定可能で、100 で伸縮なし。

値が大きいほど速度が上がり、時間軸上では縮小される。子音速度 0 で時間軸上 2 倍、200 で半分。

UTAU では、子音速度の比率で STP・先行発声・オーバーラップを伸縮している模様。また、食い込み補正(後述)の計算は伸縮後に行う。

名前概要
flags文字列フラグ
g-3Y90

音符のプロパティで指定できるフラグの他、下記が使用できる模様。
  • N: No formant filter
  • G: (Re)Genetate frequency list
  • T: Export text frequency list

名前概要
offset小数オフセット
5.0

原音設定の左ブランクに相当する。単位はミリ秒。

名前概要
length require整数音長
550

音の長さをミリ秒単位で指定する。

例えば、テンポ 60 において四分音符であれば、音符としての長さは 1,000 ミリ秒となる。UTAU ではこの他に、以下のような要素を加味して length require を算出している模様。
  1. 音符としての長さ+先行発声(食い込み補正前)-後続先行発声(食い込み補正後)+後続オーバーラップ(食い込み補正後)+50
  2. 計算結果が fixed length より小さい場合は fixed length にする
  3. 50 単位で四捨五入(24 捨 25 入)する

名前概要
fixed length小数子音部
115.0

原音設定の子音部に相当する。単位はミリ秒。

名前概要
end blank小数右ブランク
247.0

原音設定の右ブランクに相当する。単位はミリ秒。

名前概要
volume小数音量
100

音量を % 単位で指定する。

名前概要
modulation小数モジュレーション
0

原音の音の揺らぎをどれだけ残すかを % 単位で指定する。

0 を指定すれば、原音の音程が揺らいでいても、<pitch percent> で指定した音程で安定する。

名前概要
pitch bend文字列ピッチベンド
!120 AA#88#ABAKAbA0BSB2Cc

ピッチ曲線を「!<テンポ> <ピッチ文字列>」で表現する。

ピッチ文字列は、2 文字で 1 つのピッチベンド点を表す。<pitch percent> で指定した音高からのピッチのずれ(セント単位)を 12 ビット符号付き整数(マイナス値の場合は、4096-n で OK)で表した上で、Base 64 エンコードをして ASCII 2 文字にする。

例えば、1 セント高いピッチの場合は、
1(10 進数)→ 000000 000001(12 ビット 2 進数)→ AB(Base64)
となり、逆に、1 セント低いピッチの場合は、
-1(10 進数)→ 4096-1 = 4095(10 進数)→ 111111 111111(12 ビット 2 進数)→ //(Base64)
となる。

ピッチ指定の間隔は四分音符の 96 分の 1 で、その間隔ごとのピッチベンド点を、ASCII 2 文字で連ねていく。

例えば、<pitch percent> が C4 で、ピッチ文字列が AAABAC なら、
ド→ドより 1 セント高い音→ドより 2 セント高い音
のように推移していく。

同じ高さの点が続く場合は、Base64 の直後に「#回数#」を付加する。

例えば、1 セント高い音が 50 回続くなら、
AB#50#
となる。

ピッチ文字列が 2 文字の場合は、末尾に AA を付与するかもしれないが未確認。

ピッチベンドの先頭の位置は、音符の先頭 - 先行発声 - STP。

食い込み補正について

食い込み補正先行発声が大きく、直前の音符の長さが短い場合、直前の音符よりも先に発声されてしまうという状況が発生する可能性がある。

例えば、テンポ 360 で四分音符の「あ」「い」が続いている場面を考える。テンポ 360 において四分音符は 167 ミリ秒の長さがあるが、「い」の先行発声が 200 ミリ秒だとすると、「い」の方が先に発生されてしまう(ここでは「あ」の先行発声は 0 ミリ秒と仮定する)。

そういうおかしな状況が発生しないよう、UTAU では、直前の音符の半分の長さ以上に先行発声が食い込んでいる場合は、直前の音符が半分生き残るように、先行発声などの長さを調整する。

例の状況では、先行発声を約 83 ミリ秒にして、「あ」が半分発生されるようにする。

この補正のことを、(俺は勝手に)食い込み補正と呼んでいる。食い込み補正の処理は以下。

◆食い込み補正の発動条件

先行発声-オーバーラップ > 直前の音符の長さの半分
であれば発動

◆食い込み補正率

食い込み補正率 = 直前の音符の長さの半分÷(先行発声-オーバーラップ)

◆食い込み補正後の数値

食い込み補正後の先行発声 = 補正前の先行発声×食い込み補正率
食い込み補正後のオーバーラップ = 補正前のオーバーラップ×食い込み補正率
食い込み補正後の STP = 補正前の先行発声-補正後の先行発声

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参考 URL


更新履歴

  • 2014/03/23 デルタさん・masao さんのアドバイスを含め length require について加筆。その他いくつか更新。




唄詠の高速化について

自動 HANASU ツール「唄詠」について、高速化すべく作業中。

手法としてはよくある方法で、UTAU のツールを複数同時起動するというもの(いわゆるマルチスレッドレンダリング)。

で、実際のところ、どのくらい速くなるのか。数人のテスターの方に協力して頂いた結果が以下。

マルチスレッドレンダリング

表の見方だが、CPU の「コア」は物理コア数、「スレ」はスレッド数。Intel 系はハイパースレッディング(SMT)を実装していることがあり、物理コア数の 2 倍のスレッドを同時に走らせることができる。

「Temp」はテンポラリフォルダがあるデバイスの種類。ここが「HDD」なら、ハードディスク上にテンポラリフォルダがある。

測定結果の「半スレ」「全スレ」はそれぞれ、UTAU ツールを 1 つだけ起動して音声合成した場合と比べて何倍のスピードになったかを記している。「半スレ」であれば、CPU が同時に走らせられるスレッド数の半分の数だけ UTAU ツールを起動している(CPU のスレッドが 8 なら 4 個起動、小数点以下切り捨て)。「全スレ」はスレッド数と同じだけ起動(CPU のスレッドが 8 なら 8 個起動)。

結果を見ると、やはりマルチスレッドレンダリングは速い。例えば、Core i7-2670QM は最大 5 倍近い速度で合成できている。

テンポラリフォルダのアクセスによるボトルネックを心配していたが、結果を見る限り、そこはあまりボトルネックにはなっていないようだ。UTAU ツールは結果をディスクに出力するので、現在の唄詠はそれをテンポラリフォルダに出力させるようにしている。テンポラリフォルダのアクセス速度が遅いとマルチスレッドレンダリングしても効果が無いかと思ったが、遅い HDD でも効果が出ている。

ハイパースレッディングによってスレッド数を倍にしている場合、物理コアと違ってスレッドを処理する能力はあまり上がらない。なので、半コアと全コアを比較すると処理速度はさほど向上していない(逆に下がる場合もある)。デフォルト設定を半コアにするか全コアにするかは悩ましいところだ。

なお、この測定に限らないが、マルチスレッドの効果測定は、他のプロセスも多く動いている中では、不確定要素が多い。あくまでも目安となる。

それでもなるべく妥当な結果になるように、テスターの方には同じ測定を 5 回ずつ行って頂き、20% トリム平均(要は極端な上下を除き、中間 3 回の結果の平均)で結果を算出している。

ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

また、これからテストにご協力いただけるという方がいらっしゃいましたら、SHINTAまでご連絡下さい。

IIJmio LTE vs WiMAX スピードテスト

以前に IIJmio のスピードテストをした際は、LTE 区間で平均 1 Mbps ちょっとしかスピードが出なかったので、「格安 MVNO SIM はスピードは遅いのだなぁ」などと思っていたが、最近、だいぶスピードが上がってきたと感じている。

そこで、再度、スピードテストをしてみた。

ついでに、WiMAX とも比較してみた。

結果は以下の通り。

IIJvsWiMAX

テストは、docomo 向け 7 インチタブレット、AQUOS PAD(SH-08E)を用い、RBB TODAY SPEED TEST にて通信速度を測定。測定時間帯は、土曜日の昼頃。

MVNO LTE の測定時は、AQUOS PAD に IIJmio の SIM を挿して LTE 通信。

WiMAX の測定時は、URoad-Aero で WiMAX の電波を受信し、Wi-Fi で AQUOS PAD と通信。

スピードテストはそれぞれ 3 回ずつ行い、その平均値を表にしている。

LTE体感通り、IIJmio の通信速度は以前よりも大幅に向上している。下り平均 13Mbps の速度は快適だ。

月額 1,000 円弱でこの速度は素晴らしい。さらに、4 月からはバンドルクーポン(無料高速通信)の量が 1GB へと引き上げられる(クーポンを使い切ると 200kbps に速度制限)。

WiMAX一方の WiMAX も、下り平均 9Mbps 弱と、実用十分。IIJmio の LTE よりは遅いが、これだけ出れば通常は問題ない。PING が遅いのは残念だがしかたない。

WiMAX の魅力は速度ではなく、ノーリミット。月額は 4,000 円弱と高いが、高速通信が無制限にできる。特にパソコンを持ち歩いてネットするなら、事実上 WiMAX 一択と言って良い。



Genymotion(仮想 Android マシン)で色々なアプリを動かしてみた

Genymotion先日インストール方法などを紹介した、パソコン上で簡単に Android を使えるエミュレーター「Genymotion」。

今回は、Genymotion 上に色々な Android アプリをインストールし、動くかどうかを確認してみた。

Warning環境は、Genymotion Ver 2.0.1。仮想 Android デバイスは、Google Apps 対応の WXGA 10.1 Tablet(Android 4.2.2)。仮想 Android デバイスは本来 Genymotion 1.3.0 用なので、Genymotion のバージョンに相違が生じているが、現時点で、Genymotion 2.0.1 用の Google Apps 対応デバイスが無かったので、これを使用している。

問題なく使えるアプリは○、一部制限のあるアプリは△、起動しない・実用に耐えないアプリは×。スクリーンショットはクリックで拡大する。

地図・位置アプリ

GoogleMapマップ(Google):○

雨っす:○

駅探乗換案内駅探★乗換案内:○

バスいまどこバスいまどこ?(西鉄、都営...他):○

コミュニケーションアプリ

K9MailK-9 Mail:○……プッシュ通知も動作

Gmail:○……プッシュ通知も動作

TwitterTwitter 公式アプリ:○

Twitter するやつ(α):○

Skype:△……チャットは可能だが、Genymotion に音声を入力する方法が不明

インターネット・ネットワーク

FirefoxFirefox:○

Chrome:○

RBBTODAYRBB TODAY SPEED TEST:○

Speedtest.net:○

3G Watchdog:○

WiFi File Transfer:×……表示される IP アドレスや Genymotion タイトルバーの IP アドレスを入力してもアクセスできない。ホストパソコンから仮想 Android にアクセスする際の IP アドレスが不明。

音楽・動画

MX動画プレーヤーMX 動画プレーヤー:○……バックグラウンド再生も動作

ニコブラウザ:○

システム周り

NovaNova Launcher:○

ATOKATOK(Passport 版):○……ジェスチャー入力(フラワー)、フリック入力、ガラケー風入力(「あ」を 2 度打ちで「い」)、いずれも動作

ES ファイルエクスプローラー:○……LAN 経由(Windows 共有)でホストパソコンのフォルダにもアクセス成功

CPUZCPU-Z:○

AnTuTuAntutu:△……3D 表示のテストが完了せず、その部分のスコアが 0 になる。

aNdClip クリップボード拡張:○

ゲーム

DQドラゴンクエストポータル/ドラゴンクエスト:○

魔法使いと黒猫のウィズクイズ RPG 魔法使いと黒猫のウィズ:△……遊べるが、時間と共に画面がカクカクしてくる

パズル&ドラゴンズ:×……起動しない

その他

FlipboardFlipboard:○

スマートアラーム Free:○

日本のカレンダー(CrossFact):○

QuickNoteQuickNote:○

マクドナルドマクドナルド公式アプリ:○

Genymotion 標準アプリ

音楽音楽:○……特段の設定はしていないが、音楽を再生すればパソコンから音が出た

ブラウザ:○

メール:○

カレンダー:○

ギャラリー:○

ダウンロード:○

メッセージ:○……普段使っていないのでよく分からないが、とりあえず起動はした

トーク:○……普段使っていないのでよく分からないが、とりあえず起動はした

時計時計:○

電卓:○

連絡帳:○

ASTRO:○

Google:○

Google 設定:○

設定設定:○

Play ストア:○

API Demos:○

Genymotion Configuration:○……起動はしたが、特段の設定変更は試していない

Gestures Builder:○……起動はしたが、特段の設定変更は試していない

Superuser:○……起動はしたが、特段の設定変更は試していない

ニュースと天気ニュースと天気:△……ニュースは表示されたが、仮想 GPS をオンにしてもなぜか天気予報が表示されなかった。

カメラ:×……起動はするが、仮想カメラをオンにしても何も写らない。

ボイスダイヤル:×……Genymotion に音声を入力する方法が不明

音声検索:×

電話:×

Movie Studio:×……新規プロジェクトを作ろうとすると落ちる

エラー残念ながら、Genymotion はまだ不安定なところがあり、実行していると、エラーダイアログが表示された後、落ちてしまうことがある。

しかしそれでも、かなりのアプリが実行できるというのは便利だ。



京王線全線で IIJmio スピードテスト

月額 945 円というリーズナブルな価格で LTE が使えるサービス、IIJmio 高速モバイル D。毎月 500MB までなら、高速な LTE で通信でき、500MB を越えると、低速の 200kbps 通信となる。

安価ながら、docomo 網を利用しているのでサービスエリアも広い。

高速 LTE 時の通信速度はどれほど出るのか、京王線に乗りながらスピードテストしてみた。

先に結果を示すと、下の表のようになった。

IIJmioスピードテスト(京王線)

テストは、docomo 向け 7 インチタブレット、AQUOS PAD(SH-08E)で行った。AQUOS PAD に IIJmio の SIM を挿し、RBB TODAY SPEED TEST にて通信速度を測定。主に電車内での測定だが、一部ホーム上での測定もある。また、複数回測定している箇所は、必ずしも同一日付での測定とは限らない。

docomo の LTE(Xi)はクアッドバンド LTE として、800MHz 帯(band19)、1.5GHz 帯(band21)、1.7/1.8GHz 帯(band9)、2/2.1GHz 帯(band1)の電波でサービス提供されている。AQUOS PAD はこのうち、1.7(1.8)GHz 帯を除く 3 つの電波に対応しているようだ。

IIJmioスピードテスト(京王線)集計結果測定結果を集計すると右のようになる。

全地点での平均下り速度は 1.48Mbps となり、LTE としては物足りない結果となった。一部の地点では LTE が入らず 3G となったが、LTE の平均が 1.48Mbps、3G の平均が 1.46Mbps と、LTE なのに 3G と変わらないスピードという悲しい結果である。

よく雑誌などで携帯各社の LTE 速度を比較しているが、docomo 純正の SIM だと 10Mbps 程度は出ていることが多いので、IIJmio が 1.48Mbps しかでないのは、IIJmio 用の帯域が狭いとかあるのだろうか?

一般に、IIJmio のような MVNO の SIM だと、docomo 純正の SIM よりも速度が遅いと言われるが、それが裏付けられた形だ。

調布周辺の地下区間では、上り速度がかなり向上した。何かあるのだろうか?

高幡不動RBB余談だが、今回のように多くの地点でスピードテストを行う際、AQUOS PAD 搭載の手書きメモアプリ、「書」ノートは大いに役立つ。

測定結果のスクリーンショットだけ保存しておいても、後で見返したときに、どこの地点の測定結果かわからなくなってしまう。

「書」ノートで画面の上に駅名などを手書きで書いておけば、後からでも分かりやすい。おまけに、保存ボタンのタップでスクリーンショット(+手書き)を保存できるので、電源ボタン+音量下げというアクロバティックな同時押しをしなくてすむ。


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ガラケーとタブレットのカメラ画質を比較してみた

実際のところ、どのくらい違うのかな? ということで、ガラケー(フィーチャーフォン)とタブレットで同じものを撮影して、画質を比べてみた。

今回比べたのは、以下の機種。

カテゴリブランド機種名メーカー発売時期画素数
ガラケーauURBANO AFFAREソニーモバイル2011 年秋冬810 万画素
タブレットdocomoAQUOS PAD (SH-08E)シャープ2013 年夏810 万画素
タブレットGoogleNexus 7 (2012)ASUS2012 年 7 月120 万画素
(参考)デジカメキヤノンPowerShot S90キヤノン2009 年 10 月1,000 万画素

Web 掲載にあたり画像を縮小しているので、厳密な比較ではないけれど、縮小によるディーティールの差が問題にならないくらい、大きく画質に開きがあった。

PowerShotS90まずは参考用として、キヤノンのデジカメ、PowerShot S90。4 年前の機種である。写真はクリックで拡大する。

カタログスペックとしては 1,000 万画素だが、普段から M2 モードと呼ばれる低画素モード(400 万画素)で撮影しており、今回も 400 万画素で撮影している。

さすが本業のデジカメで、低画素で撮影しても、一番、見た目に近い印象で写真を撮影している。

スポンジの網目もきちんと撮れているし、クリームの質感もある。

いつもの設定で、露出を落として撮影してしまったので、全体的に暗くなっているが、標準で撮ればもっと明るい。

URBANO_AFFARE比較の本題に入ると、ガラケーとタブレットのうち、画質が良かったのは 2011 年のガラケー、URBANO AFFARE。

ピントが甘い、スポンジのディティールが無い、クリームがもやっとしているなど、デジカメと比べてしまうと画質は劣るが、全体的な絵としては十分に見られるクオリティだと思う。

AQUOS_PAD最新のタブレットである AQUOS PAD は、残念ながらガラケーに及ばない結果に。お気に入りなんだけどなー。

これまでの撮影の印象から、ガラケーを上回る結果になるかもと思っていたのだが、比べてみると下回る結果に。

全体的にぼんやりしているし、背景にはかなりノイズが乗っている。

Nexus7最下位はタブレット界に旋風を巻き起こした Nexus 7。

低価格でありながら非常に有用なタブレットだが、こと写真に関しては、コメントできないほど悲しい結果。

120 万画素だしね……。

おまけにインカメラしかないので、かなり撮影しづらい。アクロバティックな操作が要求される。

というわけで、カメラ対決は、タブレットではなくガラケーに軍配。



AQUOS PAD (SH-08E) 使用感レビュー

AquosPad_SH-08ENTT docomo 2013 夏モデルの AQUOS PAD(SH-08E)を使い始めて 3 週間ほどになるが、かなり良いタブレットだ。

AQUOS PAD のスペックはこちらにまとめられているが、主なところは
  • 7.0 インチ IGZO ディスプレイ(1920×1200)
  • CPU:Snapdragon 600(APQ8064T)1.7GHz(クアッドコア)
  • メモリ:2GB
  • 重量:288g
  • 防水
という感じ。

AquosPadとNexus7AQUOS PAD に触れてまず感じるのは、そのコンパクトさ。今まで 7 インチタブレットの Nexus 7(2012)を使っていたが、横幅がスリムになると共に、重量も軽くなった。

IGZO 液晶は鮮やかな発色で綺麗だ。鮮やかすぎて多少きつい感じがすることもあるが、写真を見るときなどは良く見える。

書メモ手書き関連が充実しているのも良い。

画面下(他の端末だと戻るなど 3 つのアイコンが並んでいるところ)に鉛筆のアイコンがあり、ここをクリックすると、メモモードになる。手書きで画面上に落書きできる。

画面と落書きは合わせて保存でき、専用アプリの「書」ノートで後から参照することができる。

落書きはもちろん指でも可能だが、AQUOS PAD 本体に収納されているタッチペンを使うとさらに書きやすい。

黄金味噌カメラの画質も実用レベル。Nexus 7 のひどい画質と比べたら雲泥の差。

タブレット自体に通信機能(LTE)が内蔵されているというのは、想像以上に便利だ。電源を入れてすぐにインターネットに繋がる。Nexus 7 は Wi-Fi のみだったため、WiMAX ルーターと併用していたが、ルーターの起動を待ったり、ルーターのバッテリー管理をしたりと、手間が多かった。AQUOS PAD はそういう手間が無く、使いやすい。

バッテリーの持ちはなかなかだと思う。今まで使っていた Nexus 7(LTE 無し)と比べると、LTE が付いているため放置しているだけでバッテリーが減っていく。しかし、実際に使っている時のバッテリーの減りは、Nexus 7 よりも少ない印象だ。

充電はクレードルでできる。接触型ではあるが、USB ケーブルを挿さずに充電できるというのは便利だ。

AnTuTu以上を含め、AQUOS PAD の良いところをまとめると、
  • コンパクト(細い、薄い)で軽い
  • IGZO 液晶がきれい
  • 手書き画面メモが使いやすい
  • タッチペン内蔵
  • カメラの画質もほどほど良い
  • LTE 対応
  • バッテリーがなかなか持つ
  • クレードル付属
  • microSD カード対応

温度上昇逆に、不満なところは、
  • クレードルのハマりが悪い(かなり慎重に本体を挿さないと滑って落ちる)
  • 本体がツルツルしているので手から落としてしまいそうになる
  • タッチが誤動作する(ファームを 03 にしてもまだ変、ちょっと画面が汚れるとダメな感じ)
  • 傾きセンサーに敏感に反応しすぎて、すぐに画面の縦横が回転してしまう
  • しばらく使っていると温度が上昇して警告が表示される
  • Wi-Fi ダイレクトの対応がイマイチな感じ(Wi-Fi ルーターとの接続が切れてしまう、Nexus 7 と通信できない)
  • フルセグが邪魔(TV 見ないので、アンテナのスペースをバッテリーにするなり、コストカットするなりして欲しい)
  • おサイフケータイ非対応(NFC には対応している)
  • スクリーンショットを撮るときの音が下品(Nexus 7 はもっと上品な音だった。というかそもそも、スクリーンショットで音を出すのは誤解の元なのでやめて欲しい)
不満なところもいろいろあるが、全体としてみればかなり良いタブレットで、気に入っている。


【更新情報】
  • 2013/11/03 温度警告について追記。

【関連記事】

Wi-Fi 内蔵 SD カード「FlashAir」を使ってみた

FlashAir8Gオープンソースカンファレンス(OSC)に行ったら、FlashAir(8GB)をもらえた。表面の絵柄は OSC 販促専用だと思う。

FlashAir とは、無線アクセス機能を内蔵した SD カード(SDHC カード)。

通常、デジカメで撮影した写真をパソコンに取り込むには、デジカメから SD カードを取り出して、パソコンのカードリーダーに挿さなければならない。SD カードスロットが無いスマホだとお手上げだ。

しかし FlashAir なら、デジカメに挿したままで、無線 LAN 経由でパソコンに写真を取り込める。Wi-Fi だからスマホやタブレットでもアクセスでき、写真を撮ったその場でみんなのスマホ/タブレットに共有することも可能。

なんとも夢の広がる SD カードである。

……が、実際に使ってみた感想としては、「う~ん、今ひとつ」というところ。

今回は、キヤノンのデジカメ PowerShot S90 で試してみた。S90 の SD カードとして FlashAir を使い、撮影した写真を Wi-Fi で転送する、という使い方だ。

FlashAirSSIDタブレット(Android)からのアクセスは簡単。

デジカメの電源を予め入れておき、タブレットに FlashAir アプリをインストールして起動。SSID の選択画面が現れる。

FlashAir が Wi-Fi のアクセスポイントになっており、flashair_ で始まる SSID を提供しているので、それを選択してパスワード(初期値は 12345678)を入れると FlashAir に接続できる。

FlashAirFiles接続すると、SD カード(FlashAir)内のファイルを閲覧できる。DCIM フォルダをタップすれば、撮影した写真の一覧が表示される。欲しい写真を選択してダウンロードすれば、タブレットの中に写真が転送される、という仕組みだ。

しかしなんとなく、FlashAir アプリの使い勝手が良くない気がする。写真をダウンロードした後に外部アプリで写真を見ることが出来るのだが、FlashAir アプリに戻ると、FlashAir との接続が切られている。他の写真を見ようと思うと、接続からやり直し。

そもそも、FlashAir は独自規格(専用 API)でアプリと通信する。独自規格ではなく、Windows 共有をサポートしてくれていれば、普段使っている ES ファイルエクスプローラでサクサク閲覧・転送できるのに……。

また、デジカメはしばらく操作しないと省エネのために電源が切れるが、そうすると当然、FlashAir から切断されてしまう。切断されないようにするには、デジカメの何かのボタンを一定間隔で押さなければならず、これが結構面倒くさい。

続いて、Wi-Fi を内蔵していないデスクトップ PC からのアクセス。

これをするには、FlashAir をステーションモードにする必要がある。やり方はここに載っている。

ブラウザ経由でコマンドを送ってもできるらしいが、今回は、一度デジカメから FlashAir を抜いて、PC のカードリーダーに挿し、直接、設定ファイルを書き換えた。

ここで問題が発生し、設定ファイルにアクセスしようとしても、アクセスが完了せず、カードリーダーのアクセスランプが付きっぱなしになった。PC 再起動で設定ファイルの書き換えが可能になったが……。

ともあれ、設定ファイルを書き換てステーションモードにすれば、PC からブラウザでアクセスできるようになった。

しかしである。ステーションモードだと、出先でみんなで写真を共有する最初の方法が使えなくなってしまう。このへんがイマイチ。

ステーションモードで起動して、自宅の Wi-Fi に繋げなかったら自動的にアクセスポイントモードに戻るくらいの配慮は欲しかった。

というわけで、ちっこい SD カードに機能が凝縮されてすごいシロモノなんだけど、実用まではあと一歩。

FlashAir 用のアプリの作り方はここで公開されているので、積極的にアプリを作っていけば、ある程度状況は改善されるかもしれない。




大手サイトのパスワード強度をチェック - 三井住友や KDDI などが危険

大手 Web サイトにおける不正ログイン被害や、パスワード・個人情報などの漏洩事件が後を絶たない。Yahoo!gooTwitterCCC(T ポイント)などなど。

我々利用者側でできることは多くないが、最低限の防衛策として、安全なパスワードを設定しておく必要がある。

今の時代だと、パスワードは英大文字・小文字・数字組み合わせて 12 文字以上にしないと、すぐに解読されてしまう。8 文字だとたったの 15 時間だそうだ。

しかし、「長いパスワードを設定しよう」と思っても、Web サイト側で「パスワードは 8 文字まで」というような制限を設けていたら、安全なパスワードは設定できない。

今回は、大手 Web サイトのパスワード制限を調べてみた。どのくらい安全なパスワードを設定できるかの目安になると思う。結果は以下の通り。

★ ポータルサイト
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
Google8 文字以上(上限無し?)英大・英小・数字・記号 34 種(任意の ASCII)-
Yahoo!6~32 文字英大・英小・数字・記号 31 種-
goo8~32 文字英大・英小・数字・記号 32 種-
Microsoft8~16 文字英大・英小・数字・記号 32 種-
★ 金融機関
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
みずほ銀行6~32 文字英大・英小・数字-
三井住友銀行4~8 文字英大・英小・数字危険!
三菱東京 UFJ 銀行8~16 文字英大・英小・数字・記号数種-
SBI 証券6~10 文字 英大・英小・数字危険!
松井証券6~8 文字英大・英小・数字危険!
岡三オンライン証券8~47 文字英大・英小・数字・記号 7 種-
★ ショッピング
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
楽天8 文字以上(上限無し?)英大・英小・数字-
Amazon8 文字以上(上限無し?)英大・英小・数字・記号数種-
★ 通信
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
docomo8~20 文字英大・英小・数字・記号数種-
KDDI4~8 文字英大・英小・数字危険!
ソフトバンク8 文字以上(上限無し?) 英大・英小・数字-
★ SNS
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
Facebook6 文字以上(上限無し?)英大・英小・数字・記号数種-
Twitter10 文字以上推奨(上限無し?)英大・英小・数字・記号数種-
mixi不明不明-

長いパスワードを設定できるサイトも多いが、8 文字までといった短いパスワードしか設定できないサイトが意外と多くて危険だ。

特に、お金を扱うサイトは、長いパスワードを設定できるようにして置いて欲しいところ。

個人的には、25 文字くらいまでは設定できるようにしておいて欲しい。というのも、今のコンピューターの性能だったら 12 文字で安全だが、コンピューターの性能向上と共に 14 文字、16 文字にしないと危険になってくるだろう。

また、16 文字ぴったりのパスワードで、サイト毎に違うパスワードを設定しようと思うと、かなり難しい。ある程度柔軟にパスワードを設定できるようにするためには、上限が緩い方が良い。



Google Play 対応の Android 仮想マシン「Genymotion」の使い方

Genymotion_GoogleMap先日紹介した BuilDroid 以外にも、パソコン上で Android を使う方法があった。その名も Genymotion

サクサク動く上になんと、Google 公式のアプリストア「Google Play」に対応している。導入も手軽だ。

目次

ダウンロード

Genymotion_ダウンロード Genymotion の公式サイトから Genymotion をダウンロードする。ダウンロードするためには、無料のユーザー登録が必要。登録したメールアドレス宛にアクティベーションメールが送られてくるので、メールに記載の URL をクリックして認証する。

認証後のアカウントでログイン後に、ダウンロードページから Genymotion をダウンロードする。

ラインナップはいくつかあるが、オールインワンパッケージの「Windows 32/64 bits (with VirtualBox)」が一番手軽だろう。Genymotion 本体と、PC エミュレーターの VirtualBox がセットになっている。

VirtualBox をすでに持っているのなら、Genymotion 単体のファイルを選べば良い。当初俺は、Genymotion が VirtualBox 用のイメージファイルだと思っていたので、単体のファイルがなぜインストーラー EXE なのかが疑問だった。実は Genymotion はイメージファイルではなく単体アプリで、仮想マシンのエンジンとして VirtualBox を呼びだしている、という構図のようだ。

インストール

インストールはとても簡単。ダウンロードした genymotion-1.2.1-vbox.exe を起動し、指示に従っていくだけだ。

基本設定

Genymotionデバイス作成Genymotion では、複数の Android デバイスを利用できる。

初回起動時は、1 つもデバイスが存在していないので、デバイスの準備から始める。Genymotion を起動するとデバイスを準備するか問われるので、Yes で回答し、続くログイン画面で、Genymotion をダウンロードする際に作成したアカウント情報を入力する。

リストから Android デバイスを選ぶ画面になるので、好きなものを選ぶ。今回は、「WXGA 10.1 Tablet - 4.2.2 - with Google Apps - API 17」にした。

Add ボタンをクリックすると、確認画面の後、Android デバイスがダウンロードされる。

GenymotionメインウィンドウGenymotion のメインウィンドウで、ダウンロードした Android デバイスを選び、Play ボタンをクリックすると、Android が起動する。

初回起動時は ADB(デバッガー)に接続するか聞いてくるが、不要であれば、「Stop asking me」または「No」で回答する。

Genymotion_ようこそたったこれだけの作業で、Android(x86 版)が起動する。

あとは、通常の Android と同じ操作方法だ。

セットアップ時に新しく Gmail アカウントを作ることも出来るし、既存のアカウントを利用することも出来る。

Genymotion_GoogleAppsGenymotion の一番の特徴は、最初に述べたとおり、Google Apps を利用できること。アプリの導入が簡単に行える。

Genymotion_GPS疑似 GPS 機能も備えている。

ウィンドウ右上にある GPS アイコンをクリックすると、現在地を設定するウィンドウが表示される。

MAP アイコンをクリックすると、Google Map 上で現在地を選べる。

まとめ

Genymotion_Antutu非常に手軽に導入できる Android 仮想マシンとして有用性が高い。BuilDroid 導入の手間と比べると圧倒的に簡単だ。

起動時間もなかなか高速で、Android デバイスを選んでから Android のデスクトップ画面が表示されるまではおよそ 17 秒だった(PC のスペックはこちら)。Google 純正 Android エミュレーターよりも遙かに速い。

十分に実用的な高速性を備えるが、BuilDroid よりは遅い。安兎兎ベンチマークの結果は、BuilDroid の 63,089 に対し、Genymotion は 20,634 だった。

というのも、BuilDroid は CPU コア数やメモリ量など仮想マシンの設定を自由に行えるため、PC の性能をフルに活かすことが出来るが、Genymotion では仮想マシンの設定が行えない。テンプレートの選択によりメモリ量などはある程度選べるが、CPU コア数は変更できなかった。実機では 4 コアの Nexus 7 でも、Genymotion では 1 コアとなっているなど、どのテンプレートを選んでも 1 コアになってしまう。

バージョンアップで、リソースの割り当てが自由に出来るようになるといいな。

ちなみに、BuilDroid も Genymotion も、AndroVM から派生しているようなので、両者は親戚同士といっていいかもしれない。


【関連記事】




H.265 HEVC と H.264 MPEG4-AVC の画質比較

次世代動画コーデック H.265(HEVC) が実際に使えるようになった。

H.265 は、現行の動画コーデックである H.264 (AVC) と比較して、ビットレートを 30~40% 落としても同程度の画質を保てるということなので、実際に比較してみた。

比較画像が下の画像。一番左がオリジナル(無圧縮)、真ん中(4 分割の左側)が H.265、右が H.264。4 分割の上下はビットレートの違い。クリックで拡大するので、眺めながら以下の文章をどうぞ。

H265_H264_比較

まず、動画の元ネタだが、ニコニコ動画の【Minecraft】水カーテンの中を走るトロッコ【三段ジャンプ】



無圧縮 AVI の状態から、H.265 については DivX Converter Ver 10.0.0 にてエンコード。H.264 については、夏蓮根 Ver 1.91 にてエンコード。

元々 640×360 の動画なのだが、なぜか H.265 でエンコードすると、映像サイズを指定しているにもかかわらず 700×394 になってしまった。このため、比較画像上では、リサイズして 640×360 にしている。

結果の画像を見て最初に気づくのは、H.265 がややくすんだ色あいになっているということ。カラーフィルタが微妙なのかもしれない。しかし今回は、主に圧縮の上手さを見たいので、色合いは横に置いておく。

4 分割の上段、1000kbps について、H.265 と H.264 を比べてみる。いずれもオリジナルと比べるとかなり画質が落ちてはいる(特に草のテクスチャー)ものの……。

茶色の土ブロックが、緑色の草の部分に落としている影に注目してみると、H.264 は緑と黒がかなり汚く混ざっているのに対し、H.265 は比較的忠実にオリジナルを再現している。

しかし一方で、右の方に生えているすすき(?)のディテール感は H.264 のほうがあるように感じる。

全体的に、H.265 はなめらかで、H.264 はくっきりな感じ。方向性が違うこともあり、1000kbps 同士で比較した場合、明確に H.265 の方が綺麗、とは言いづらいというのが正直な感想。また、1000kbps の H.264 と、ビットレートを 35% 落とした 650kbps の H.265 が同程度の画質かというと、これも今ひとつよく分からない。

ただ、1000kbps→650kbps に落とした場合、H.264 はテクスチャーが壊滅的でのっぺりするのに対し、H.265 はまだ耐えているといった印象はある。

なのでやはり、ポテンシャルとしては H.265 はかなりの力を秘めていると思われる。ただ、まだ登場したばかりで、ノウハウが溜まっていないのかもしれない。今後のバージョンアップに期待したい。



WiMAX 2+ 続報、エリアなど公開

WiMAX2Plusサービス概要下り最大 110Mbps の高速モバイル通信 WiMAX 2+。

7/29 のニュースリリースのみで詳細が不明だったが、9/2 に開催された MVNO(回線業者)向けの資料が公開されたことで、詳細が見えてきた。

サービス提供開始は 10/31。当初のカバーエリアは、東京の環状七号線の内側(山手線を含むエリア)だ。2013 年度内に、東名阪に基地局を 7,000 局開設する。

既報の通り、現行 WiMAX と互換性があり、WiMAX 2+ エリア内では WiMAX 2+ 接続、エリア外では現行 WiMAX と接続する。

オプションで FD-LTE の提供を検討中とあるので、恐らく、現行の WiMAX+au サービスと似たイメージで、KDDI の LTE がセットになったプランが登場するのだろう。

1 つ大きな注意点としては、利用制限(大量通信による速度制限)を検討中とのこと。現行 WiMAX の大きなメリットの 1 つとして利用制限ナシが掲げられており、他社のモバイルサービスとの差別化につながっていたのだが、WiMAX 2+ でこれが覆されてしまうのだろうか。

気になる料金はまだ発表されていないが、大胆に推測するならば、

定額プラン(期間縛りナシ)月額 5,500 円程度
定額プラン(2 年縛り)月額 4,500 円程度

といったところか。というのも、現行 WiMAX では、MVNO 向け卸価格が期間縛りナシ/ありでそれぞれ 3,300 円/2,720 円なのに対し、ユーザー向け価格は 4,480 円/3,880 円。それぞれ 1,180 円/1,160 円のアップだ。今回発表された WiMAX 2+ の MVNO 向け料金がそれぞれ 4,220 円/3,220 円なので、同程度のアップだとすると、上記の表のようになる。

ただ、キャンペーン価格が設けられていることから、実際にはもっと安い価格で登場する可能性もある。

具体的な端末情報を含むさらなる続報に期待したい。


MS-DOS バッチファイル Tips

今時 MS-DOS のバッチファイル(.bat)を使う機会があったので備忘録を兼ねてメモ。

今日の日付を取得

バッチファイル実行時の日付を取得するには、以下のようにすれば良い。

@echo off

set YYYY=%date:~-10,4%
set MM=%date:~-5,2%
set DD=%date:~-2,2%

echo 今日は %YYYY% 年 %MM% 月 %DD% 日です。

なお、バッチファイルを作成する際は、文字コードを Shift JIS、改行コードを CR+LF にする必要がある。

head

UNIX コマンドの head のように、テキストファイルの先頭数行を表示するには、以下の内容を head.bat として保存する。

@echo off

setlocal enabledelayedexpansion

SET /a counter=0

for /f "usebackq delims=" %%a in (%1) do (
if "!counter!"=="%2" goto exit
echo %%a
set /a counter+=1
)

:exit

使い方は、

head.bat SomeFile.txt 10

のように、表示したいファイル名と行数を引数で渡す。なお、他のバッチファイルの中で head.bat を呼びだす際は、

call head.bat SomeFile.txt 10

というように call コマンドを使う。

tail

head とは逆に、テキストファイルの最後の部分を表示したい場合(UNIX の tail コマンドに相当)は、以下の内容を tail.bat として保存する。

@echo off

for /F "tokens=1,2,3 USEBACKQ" %%A in (`find /V /C "" %1`) do set FL=%%C
set /A TAIL=%FL%-%2
more +%TAIL% %1

使い方は、

tail.bat SomeFile.txt 10

のように、表示したいファイル名と行数を引数で渡す。


WiMAX 2+ に見る WiMAX のこれまでとこれから

WiMAX を提供する UQ コミュニケーションズが、新たな 2.5GHz 帯の電波を獲得した。

審査結果限りある資源である電波帯域は国からの割り当てによって事業者に配分されており、新しい 2.5GHz 帯の割り当てには、KDDI 系の UQ とソフトバンク系の WCP が獲得に名乗りを上げていた。7 つの基準による電波監理審議会・総務省の審査の結果、3 対 1 で UQ が勝ち、7 月 26 日、UQ への電波割り当てが認定された

認可を受けて UQ は、下り 110Mbps の WiMAX 2+ を 2013 年 10 月末にサービスインするとしている。

競争に負けたソフトバンクは怒り心頭で大暴れの様相を呈しているが、UQ 勝利は前評判通りで、携帯三社への電波割り当て状況を鑑みても妥当なところと言えるだろう。

ここで、WiMAX のこれまでの動きを振り返ってみよう。

400万契約突破下り 40Mbps、上り 15.4Mbps(以前は 10Mbps)の高速無線通信サービス「UQ WiMAX」は、2009 年 7 月に正式サービスを開始。2013 年 2 月に契約数が 400 万を突破するなど、ゼロからスタートした新参サービスとしてはかなり急速に普及してきている。

利用可能エリアは、サービス開始当初は首都圏・京阪神・名古屋地区のみだったが、2012 年 6 月には主要都市で 99% を超え、全国平均でも 90% となっている。

プロバイダ満足度ランキング2012顧客満足度も高く、価格.com のプロバイダ満足度ランキング 2012 において 1 位、MMD 研究所の調査でも 1 位となっているなど、各種調査で好評価を獲得している。

WiMAX の特徴の 1 つとして、オープンなビジネスモデルを採用していることが挙げられる。携帯電話の場合、回線や端末をキャリア(サービス提供会社)が統制しているので、docomo から KDDI に乗り換えると端末は使えなくなってしまう。

WiMAXプロバイダ一覧WiMAX の場合は、本家 UQ の他に、MVNO と呼ばれるサービス提供会社が多数あるが、利用者はどの会社と回線契約を結んでも良い。回線契約を乗り換えても端末は使い回せる(一部の MVNO は自社専用端末を提供しているので注意)ので自由度が高い。また、端末も、WiMAX 機能を内蔵したパソコン(WiMAX PC/すぐネットパソコン)の他に、ルータータイプ(WiMAX Speed Wi-Fi)、USB タイプなどさまざまなものが、さまざまな会社から発売されており、どれでも好きなものを使える。

実際俺も、WiMAX プロバイダをワイヤレスゲート(ヨドバシ)→BIGLOBE→@Nifty と変えているし、端末も Let's note J10、WM3600RURoad-Aero を使っているが、どれも問題なく使えている。

WiMAX の競合サービスとしては、携帯各社が提供する LTE がある。LTE の詳細は各社によって少しずつ異なるが、WiMAX と LTE の特徴を比較すると、

WiMAX比較項目LTE

下り 40Mbps、上り 15.4Mbps
通信速度△~○
下り 37.5~112.5Mbps、上り 12.5~25 Mbps(docomo)
下り 75Mbps、上り 25Mbps(KDDI)
下り 76Mbps、上り 10Mbps(ソフトバンク)
下り 37.5~75Mbps、上り 12.5~25Mbps(EMOBILE)
×
100ms 程度
遅延
数十 ms 程度
×
つながりにくい
屋内利用
つながりやすい

無し
通信制限×
有り(一定以上の通信で激遅になる)

月額 3,880 円
利用料金×
6,000~7,000 円程度(一般的なスマホの場合)

2012/11 - 94%
エリア(人口カバー率)×~○
2013/03 - 75%(docomo)
2013/05 - 1~97%(KDDI)
2013/06 - 192%(ソフトバンク)
2013/02 - 94%(EMOBILE)

自由
乗り換え×
制限有り(MNP で乗り換えても原則として端末は使い回せない)

となる。いろんな意味で自由度の高い WiMAX であるが、LTE と比べると速度が遅いのが欠点だった。

そんな中での WiMAX 2+ である。ここからは WiMAX 2+ について見ていこう。

WiMAX2フィールドテスト通信速度の問題については UQ も早くから取り組んでおり、2011 年 7 月には WiMAX 2 のフィールドテストを公開。カタログスペック 165Mbps の WiMAX 2 において、実効速度で 150Mbps という驚異の記録を達成した。

しかし、WiMAX 2 には大きな問題があった。世界的な流れとして WiMAX ではなく LTE がブーム。世界規模で見ると WiMAX から撤退する事業者が増えており、WiMAX がガラパゴス化する危険があった。

そこで WiMAX 陣営が編み出した苦肉の策が WiMAX Release 2.1 規格。初代 WiMAX および WiMAX 2 に加えて、LTE(TD-LTE)を包含する。WiMAX の名を冠してはいるが、事実上の LTE 化と言えるだろう。これにより LTE の潮流に乗ることができるようになり、端末や基地局設備などを安価に調達できる見込みがたった。

今回 UQ が発表した WiMAX 2+ も、WiMAX Release 2.1 規格をベースにしている。WiMAX 2+ の「プラス」の部分に、LTE 互換という意味を込めているのだろう。

1GbpsOverWiMAX 2+ は最初に述べたように下り 110Mbps の速度となる(上りはまだ公表されていない)。docomo 以外の 3 社の LTE の速度を追い越し、docomo と肩を並べるトップクラスの速度だ。単に速度が向上するだけではなく、新幹線などの高速移動にも対応する。これまでの WiMAX も新幹線の中で通信できたものの、実効速度が数百 kbps 程度とかなり遅かったが(繋がるだけでもすごいのだが)、これが改善されるだろう。プレスリリースでは明言されていないが、遅延(レイテンシ)も改善されると思われる。

WiMAX 2+ は初代 WiMAX を包含するので、これまでの WiMAX も問題なく使える。もちろん速度は最大 40Mbps のままだが、初代 WiMAX ユーザーが WiMAX 2+ に移行していくにつれて電波利用効率が高まるので、初代 WiMAX も実効速度が上がるかもしれない。

ただし、WiMAX 2+ になっても、屋内(建物内)の繋がりにくさは改善されない。WiMAX/WiMAX 2+ が使用している 2.5GHz 帯の電波は反射しやすいため、壁に当たると跳ね返ってしまって屋内に届きにくい。一方、LTE の携帯各社はプラチナバンドと呼ばれる 800MHz 帯の電波を保有しており、屋内にも電波が届く。この点については、親会社の KDDI の電波を使わせてもらうなどの抜本的な対策をしない限り、現状のままとなる。

WiMAX 2+ は、7 月末の電波認定からわずか 3 ヶ月でサービス開始となる。これまでの UQ の準備が着実に行われていた証といえよう。端末や料金などの詳細はまだ発表されていないので、早めの発表を期待したい。TD-LTE 互換であることから、次期 iPhone で WiMAX 2+ が使えるかもしれないという噂をちらほら見かけるが、単に規格上の互換性だけで実際に使用可能になるのかはまだ分からない。

110Mbps でのスタートとなる WiMAX 2+ だが、2017 年には下り 1Gbps オーバーを狙っていく構想のようだ。将来的にサービスを高度化していくためにも、まずは足元のサービス固めが重要になるだろう。


※本記事の写真は、リンク先からの引用です。


Android ←→ PC のファイル送受信(共有)に便利な wifi file transfer

Android 端末とパソコン間でデータをやり取りする方法はいくつかある。

パソコン内のファイルを、Android 側から読み書きするには、パソコン上で Windows 共有フォルダ(SMB)の設定をしておき、Android から ES ファイルエクスプローラー(無料)などのファイラーでアクセスすれば良い。

今回試したのはその逆。Android 端末内のファイルを、パソコン側から読み書きする方法。

Android アプリの wifi file transfer(無料)を使えば簡単にできる。手順は以下の通り。

  1. あらかじめ、Android 端末とパソコンを同じネットワーク内につないでおく(同じ無線 LAN ルーターに接続する)。
  2. WifiFileTransfer_起動Android 側で、wifi file transfer を起動する。

  3. WifiFileTransfer_URL_Windowwifi file transfer の start ボタンをタップすると、URL が表示される。

  4. WifiFileTransfer_ファイル一覧パソコン側でブラウザを起動し、wifi file transfer に表示されている URL を表示すると、Android 内のファイルを一覧できる。

  5. WifiFileTransfer_ダウンロード一覧表示されているファイル名の隣に表示されている「download」リンクをクリックすると、Android 内のファイルをパソコン側にダウンロード(受信)できる。

  6. WifiFileTransfer_アップロード逆に、パソコン内のファイルを Android 側へアップロード(送信)したい場合は、ブラウザ右側の「Transfer files to device」にある「select files...」をクリックして、アップロードしたいファイルを選択したのちに、「Start upload」をクリックすれば、アップロードできる。
  7. Android 内には書き込み禁止(アップロード不可)のフォルダがある。アップロードできない場合は、別のフォルダに移動してから再度試してみよう。
というわけで、パソコン側からはブラウザで簡単に転送の操作ができる。

注意点としては、Android 内のすべてのファイルが丸見えになってしまうこと。同じネットワークにいる端末なら誰でもアクセスできてしまう。

WifiFileTransfer_Settingswifi file transfer の Settings 画面で、Access Password を設定しておけば、ブラウザでのアクセスの際にパスワードが必要になる。

WifiFileTransfer_ログインこれで、パスワードを知っている人しかアクセスできなくなる。


Twitter クライアント百花繚乱

TwitterClientsTwitter のタイムラインを眺めていると、みんな実にいろいろなクライアント(投稿アプリ)を使ってるんだなと思う。

過去約 1 日分の TL を遡ってみて、みんなが使っている Twitter クライアントを集めてみた。

bot、サービス連携(ニコニコ動画からの自動投稿など)、Web 投稿(Tweet Button 含む)は除外してある。また、同一人物が複数のクライアントを使っていることもある。

クライアントプラットフォーム使用者数コメント
TweenWindows12 人オーソドックスな作りで使いやすい。UserStream 対応。うちの TL ではダントツでユーザー数が多い。自分もコレ。
ついっぷるAndroid / iOS6 人カラー指定など見やすさ重視の模様。写真加工機能もある。
TwitterWindows / MacOS / Android / iOS など6 人Twitter 公式アプリ。Windows Phone などのマイナープラットフォームもサポートしていて、幅広い環境で使える。
JanetterWindows / MacOS / Android / iOS4 人引っ張るとリロードなど、面白い UI のクライアント。PC 版は複数列表示。
EchofonAndroid / iOS3 人通知を最適化してくれるらしい。
OpenTweenWindows3 人Tween のオープンソース版。
twiccaAndroid3 人地図上でのジオタグ機能なるものがあるようだ。
夜フクロウMacOS3 人マルチアカウント対応。
SaezuriAIR2 人ミニマルな Twitter クライアント。
TweetDeckWindows / MacOS2 人複数列表示。
HootSuiteブラウザ1 人Twitter だけでなく複数の SNS 関連をサポート。
KrileWindows / Windows Phone
1 人超越者向けの Twitter クライアント。
mikutterLinux1 人複数列表示。
SeesmicAndroid1 人Twitter と Facebook をサポート。
SOICHAAndroid / iOS / AIR1 人様々な Web サービスと連携。
SylfeediOS1 人本体は Google リーダーで、アドオンで Twitter をサポート。
TweetCasterAndroid / iOS1 人統計機能や郵便番号除外機能があるらしい。
TweetListiOS1 人リスト重視。
TweetlogixiOS1 人オシャレで多機能らしい。
Twilメール1 人メール送信でツイート。
TwitWindows1 人開発終了。
TwitterrificiOS1 人シンプルでエレガントらしい。
ツイッターするやつAndroid1 人UserStream 対応。Android ではコレ使ってる。
モバツイ touchAndroid1 人Web 投稿「モバツイ」のアプリ版。

上記の他、クライアント名を自由に設定できるクライアントを使っている人もいる。

クライアント名を自由に設定できるのは、昼おっぱいOpenTweenWNTwit など。

URoad-Aero WiMAX ルーターの設定

URoad-Aeroシンセイコーポレーションのモバイル WiMAX ルーター(WiMAX Speed Wi-Fi)「URoad-Aero」をゲット。

USB メモリよりも薄く、それでいて 12 時間駆動が可能というすぐれもの。シースルークレードルも素敵。

早速設定。


電池を入れる


URoad-Aero_電池カバーURoad-Aero 購入時、電池は本体に差し込まれていないので、まずは電池を本体に入れる。URoad-Aero の設定の中で、これが一番難関かも。本体が薄いので、電池カバーも華奢でやりづらい。

URoad-Aero と書いてある面の上部に切り欠きがあるので、爪を入れてカバーを引き上げる。

説明書を見る限りでは引き上げればカパッと開きそうに見えるが、実際は、本体横側にもツメがあって引き上げられない。強引に引き上げるとカバーが折れそうな気がする。

指を入れる隙間を確保した後は、指を横滑りさせて、本体横側(左右とも)のツメを外す方が良いのではと思う。

URoad-Aero_オープンカバーを外したら、電池を入れて、カバーを閉める。

初回起動


30 分ほど充電してから(充電しながらでも大丈夫な気はするが、説明書にそう書いてあるので)、URoad-Aero の電源を入れる。電源ボタンは本体横にある。

しばらく待って、4 つある LED のうちの真ん中 2 つが赤点滅になったら起動完了。

既に WiMAX プロバイダーとの契約が終わっている場合は、両側 2 つの LED が付く。

WiFi接続パソコンなど、手持ちの機器から、URoad-Aero に接続する。Windows 7 の場合は、タスクトレイにある無線接続のアイコン(無線アイコン)をクリックして、接続先(URoad-なんちゃら)を選ぶ。接続に必要な SSID と暗号化キーは、添付のシールに書いてあるほか、電池を入れたところの上部にも記載がある。

WiMAX プロバイダーとの契約が完了している場合は、URoad-Aero と接続できた段階で、既にインターネットが使える状態になっている。

WiMAX統合ポータルWiMAX プロバイダーとの契約が無い場合は、ブラウザを起動して適当なサイトを見ようとすると、自動的に契約ページに転送されるので、手続きをする。契約はしているが機器登録がまだの場合は、契約ページのプロバイダー一覧から契約したプロバイダーを選び、機器登録・切替などのメニューを選ぶ。

URoad-Aero の設定


URoad-Aero_システム管理既にインターネットに接続できるが、必要に応じて URoad-Aero の設定を行う。

ブラウザで http://uroad.aero/ もしくは http://192.168.100.254/ にアクセスすると、URoad-Aero の設定画面になる。

特に設定しなければいけない項目もないので、基本的には設定を変更せずに使えば良いと思う。

ただ、ワイヤレス設定を行う場合は、[システム管理→システム設定]で USB 接続を「有効」に変更してから、無線ではなく USB で URoad-Aero に接続するほうが安定する。設定を変更すると URoad-Aero は自動的に再起動されるが、無線接続だと、しばらく繋がらないことがあった。

電源 ON/OFF とスリープ


URoad-Aero を使い終わったら、スリープボタン(表面のくぼみ)を長押しすると、URoad-Aero がスリープモードになる。再度スリープボタンを押せばすばやく復帰する。

ずっと使わない場合は、本体横の電源ボタン長押しで電源 OFF にすると良い。再度電源ボタン長押しで再び電源を入れることができる。


VMWare Player で UEFI ブートができた

いつの間にか VMWare が UEFI(マザボメーカーは UEFI BIOS と呼ぶようだが……)をサポートしているらしい。

無料版の VMWare Player でもサポートされているのかな? と実験してみた。

VMWareUEFIBoot結果は OK で、UEFI で VMWare が起動。UEFI が OS を探す様子が見て取れる。

やり方は簡単。仮想マシン設定ファイル(vmx ファイル)に
firmware = "efi"
という行を追加するだけ。efi は小文字でないとダメらしい。

VMWareUEFIブートデバイスが見つからないと、UEFI Shell が起動する。

シェル上で help -b と入れれば、シェルコマンドの一覧(ページ毎に一時停止)が見られる。

VMWare Player 5.0.1 にて確認。



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