H.264 でエンコードされた動画と、H.265 でエンコードされた動画をそれぞれ再生した時の、CPU / GPU 負荷がどれくらいか、のメモ。

再生環境は NEC LAVIE Hybrid ZERO で、CPU は Intel Core i7-7500U(2 コア 4 スレッド)、GPU は内蔵の Intel HD グラフィックス 620(QSV 6 搭載)。H.264 / H.265 のデコードは GPU のハードウェア支援がある。

セカンドディスプレイに Full HD のモニターを接続し、セカンドディスプレイで動画を再生した時の負荷を計測。動画プレーヤーは MPC-BE。結果は以下。

Decode


第 7 世代の Core プロセッサーでは、CPU 負荷・GPU 負荷ともに、H.264 と H.265 でほとんど差が無いようだ。

以下に、CPU 負荷の推移のグラフを貼っておく。赤線部分が動画を再生している時の負荷。

H264_HDH.264 / HD

H264_FHDH.264 / Full HD (30 fps)

H264_FHD_60H.264 / Full HD (60 fps)

H264_4KH.264 / 4K2K

H265_SDH.265 / 640 x 360

H265_HDH.265 / HD

H265_FHDH.265 / Full HD

H265_4KH.265 / 4K2K