2014年09月

イラスト・動画作成に役立つ「プログレスバー素材メーカー」を公開

ProgressBarMaker_MainWindowイラストや動画などを製作する際の素材としてプログレスバーを使いたいときに役に立つアプリ、「プログレスバー素材メーカー」を公開しました。

キャプションなどがないのっぺらぼうなウィンドウに、プログレスバーがついているだけのシンプルなアプリです。

スペースキー・Esc キーなどでプログレスバーの進捗をコントロールできるので、スクリーンショットを撮影したり、画面キャプチャソフトで録画したりした後に、文字を合成することで、イラストや動画などを制作することができます。

ダウンロードは以下のサイトからどうぞ。

なお、ウィンドウサイズや動作 OS にこだわらないのであれば、ニコニ・コモンズにアップしてある「Windows プログレスバー進捗素材動画」(nc97907)をお使い頂くのが手軽です。

唄詠 Ver 6.45 を公開

音源登録情報の修正「唄詠」(うたよみ)の新バージョン、Ver 6.45 を公開しました。

唄詠は UTAU 音源による自動ナレーションツールで、UTAU 音源によるおしゃべり「HANASU」を手軽に行うことができるようになります。

今回はマイナーバージョンアップで、音源登録画面に音素種別(連続音音源など)が表示されるようになったり、マルチスレッド対応が少しだけ強化されたりしています。

唄詠の設定で「唄詠の最新情報・更新版を自動的に確認する」を有効にしている場合、3 日以内に自動的に今回の最新バージョンにアップデートされます。

すぐにアップデートしたい場合は、「今すぐ最新情報を確認する」ボタンをクリックすれば、アップデートを開始することができます。

手動でアップデートしたい場合や、新規にインストールしたい場合は、下記サイトからどうぞ。

RAID 1 対応で高速な NAS はどれだ?

今使っている外付け HDD がいっぱいになってきたので、新たな製品を探しているが、外付け HDD だけではなく NAS も探してみよう。

2 ベイ(2 ドライブ)の RAID 1(ミラーリング)対応製品で、4TB+4TB の高速な物が欲しい。

高速さはさておき、容量で探すと以下の物がでてきた。

LS420D0802 が 8TB。60,000 円~66,000 円程度。CrystalDiskMark での実測速度は(恐らく RAID 0 と思われるが)シーケンシャルリード・ライト共に 70MB/s 程度。

ディスクレスだが、最大 8TB 搭載可能。TS-220 単体の価格は 27,000~30,000 円程度だが、4TB の HDD を 2 つ買うと 35,000 円程度かかるので、合計 62,000~65,000 円程度。実測速度はシーケンシャルリード 59MB/s、ライト 71MB/s 程度。友人の環境で R=40、W=60MB/s 程度。

QNAP は他にも 2 ベイ NAS をラインナップしているが、TS-251 は高いし(本体だけで 7 万円程度)、HS-251/210 はオーディオ向けっぽいので今回はパス。

ディスクレスだが、最大 12TB 搭載可能。HDD 込み換算で 61,000~63,000 円程度。実測速度はシーケンシャルリード 90MB/s 程度、ライト 70MB/s 程度。

ディスクレスだが、最大 12TB 搭載可能。価格は他のより高く、HDD 込み換算で 76,000 円前後。実測速度はシーケンシャルリード・ライト共に 111MB/s 程度と有線 LAN の限界に近い速度。

Synology は他にも 2 ベイ NAS をラインナップしているが、DS713+ はさすがに高いし(本体だけで 6.6 万円程度)、DS214+/DS214play は DS214+ よりパフォーマンスが出なさそうなのでパス。

ちなみに、Synology の機種間パフォーマンス比較(公式)はこちら

IO データは 8TB をラインナップしていない。

お高い DS214+ を除く 3 機種で見ると、速度では Synology DS213j がわずかに速い。安心感で選ぶならやはり QNAP。

奮発するなら、パフォーマンスの高いDS214+ か。NAS でこの速度はすごい。外付け HDD に迫るとまでは言わないが、十分高速と言える。

値段と速度で言えば外付け HDD なのだが、将来性は NAS のほうがあるかもしれない。うーむ。


2 ベイ / RAID 1 対応の大容量外付け HDD を調査

メインマシンで使っている外付け HDD の残量が少なくなってきた。残り 100GB 程度。新しいのが欲しい。

CG-HDC4EU3500現在は、eSATA 接続のコレガ CG-HDC4EU3500 を使用。1TB HDD 3 基を RAID 5 で運用しているので、運用容量は 2TB。2009 年当時の価格で合計 46,140 円。性能は、シーケンシャルリード・ライト共におよそ 120MB/s。

新しい HDD の希望スペックは、運用容量を一挙に 2 倍に拡大する 4TB。また、RAID 5 は万が一データが破損した場合に復帰が困難なので、シンプルな RAID 1 で運用したい。というわけで、4TB+4TB の外付け HDD が欲しい。

ところが、そのような製品のラインナップがあまり無い。コレガ、バッファロー、IO データ共に該当無し。

見つけたのは、以下の製品群。

LHR-2BRH80EU3WR が 8TB。価格は 59,800円(税込)。USB 3 / eSATA。実測速度不明。

9000317JE(LCH-2BQ080Q3)が 8TB。価格は 68,000~81,000 円程度。USB 3。型番が違うし Thunderbolt 接続なので参考値だが、実測速度は RAID 1 でシーケンシャルリード 160MB/s、ライト130MB/s 程度。

WDBLWE0080JCH が 8TB。価格は 55,000~60,000 円程度。USB 3。実測速度は RAID 1 でシーケンシャルリード 150MB/s、ライト 110MB/s 程度。

ロジテックの性能が気になるところだ。CrystalDiskMark のわかりやすいスクリーンショットとかあるといいのだけれど。エレコムはちょっと高いかな。WD がバランス良い気もするが、HDD メーカーとしての WD はともかく、ユニットのメーカーとしてはどうなんだろ。

時代としては NAS なので、NAS も調べてみるかなぁ。NAS だとどうしても速度が遅くなってしまうが。

PowerShot の Wi-Fi 接続は専用ソフト不要だった件のまとめ

PowerShotS120キヤノンのデジカメ、PowerShot S120 を購入。

暗い場所でもきれいに撮影できたり、秒間 12 コマ以上の高速連写ができたりする高性能なコンデジ。

便利機能として、Wi-Fi も付いている(無線でパソコンなどに写真を転送できる)。カメラ本体に Wi-Fi が付いている機種を買ったのは初めて。

PowerShotS120WiFiマニュアルキヤノンの Wi-Fi 説明サイトや、マニュアルの Wi-Fi の箇所(右図)を見ると、必ず「CameraWindow」という専用ソフトが登場する。専用ソフトをインストールするの面倒くさいし、標準ソフトで通信したいなぁと思っていたが、結論から言うと、CameraWindow を使わなくても通信できた。S120 素晴らしい。

要は、マニュアルの CameraWindow の箇所をすっ飛ばせばいいのだが、以下に整理しておく。写真はクリックで拡大する。

  1. 再生ボタンと上ボタン写真を撮影した後、デジカメの再生ボタンを押してから、十字キーの上ボタンを押し、Wi-Fi メニューに行く。
  2. ニックネーム初めて Wi-Fi メニューに行くと、カメラのニックネームを登録することになる。橙の枠をタッチする(液晶はタッチパネルになっている)と、ニックネームを入れられる。
  3. QWERTYニックネームは、ガラケー風のキーボードで入力しても良いし、パソコン風のキーボードで入力しても良い。
  4. 接続機器選択ニックネームを入力すると、接続する機器の選択画面になるので、上段右のパソコンを選択(タッチ)。
  5. 「接続先の機器の登録」→「簡単設定(WPS 接続)」→「プッシュボタン方式」と進む。
  6. WPSWPS 接続画面になるので、無線 LAN ルーターの WPS ボタン(ルーターの機種によって、らくらくスタートボタンなど呼び方が違う)を長押しして WPS モードにしてから、デジカメの「次へ」をタッチする。デジカメと無線 LAN ルーターはなるべく近づける。
  7. 接続先の機器の選択うまくいけば、無線 LAN ルーターにつながっているパソコンの名前が表示されるので、画像転送先のパソコンを選ぶ。
  8. デバイスの追加初めて接続する時は、パソコンのコントロールパネルを開き、デバイスの追加をクリック。
  9. デバイスの追加完了自動的にデジカメが検出されるので、選択して次へをクリックすると、パソコン側でのデジカメ登録が完了する。
  10. エクスプローラーパソコンのエクスプローラーを起動すると、ポータブルデバイスの中にデジカメがいる。
  11. 画像ファイルフォルダをたどっていくと、撮影した写真があるので、パソコンにコピー(あるいは移動)すれば、写真をパソコンに転送できる。便利。

初回は多少面倒くさいが、一度接続してしまえば、次回からは、機器の名前を選ぶだけで接続できる。

ただし、接続先の機器の検出力は弱いかもしれない。

無線 LAN ルーターと有線で繋がっているデスクトップパソコン(Windows 7)は、接続先として選べたが、無線 LAN ルーターと無線で繋がっているノートパソコン(同じく Windows 7)は、接続先リストに表示されなかった。また、デスクトップパソコンの中で仮想 PC として起動している Windows 8.1 も接続先リストに表示されなかった。

また、WPS による自動接続だとうまく繋がったが、手動接続だとうまく繋がらなかった。

安定性は向上させて欲しいところだ。



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