2013年09月

大手サイトのパスワード強度をチェック - 三井住友や KDDI などが危険

大手 Web サイトにおける不正ログイン被害や、パスワード・個人情報などの漏洩事件が後を絶たない。Yahoo!gooTwitterCCC(T ポイント)などなど。

我々利用者側でできることは多くないが、最低限の防衛策として、安全なパスワードを設定しておく必要がある。

今の時代だと、パスワードは英大文字・小文字・数字組み合わせて 12 文字以上にしないと、すぐに解読されてしまう。8 文字だとたったの 15 時間だそうだ。

しかし、「長いパスワードを設定しよう」と思っても、Web サイト側で「パスワードは 8 文字まで」というような制限を設けていたら、安全なパスワードは設定できない。

今回は、大手 Web サイトのパスワード制限を調べてみた。どのくらい安全なパスワードを設定できるかの目安になると思う。結果は以下の通り。

★ ポータルサイト
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
Google8 文字以上(上限無し?)英大・英小・数字・記号 34 種(任意の ASCII)-
Yahoo!6~32 文字英大・英小・数字・記号 31 種-
goo8~32 文字英大・英小・数字・記号 32 種-
Microsoft8~16 文字英大・英小・数字・記号 32 種-
★ 金融機関
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
みずほ銀行6~32 文字英大・英小・数字-
三井住友銀行4~8 文字英大・英小・数字危険!
三菱東京 UFJ 銀行8~16 文字英大・英小・数字・記号数種-
SBI 証券6~10 文字 英大・英小・数字危険!
松井証券6~8 文字英大・英小・数字危険!
岡三オンライン証券8~47 文字英大・英小・数字・記号 7 種-
★ ショッピング
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
楽天8 文字以上(上限無し?)英大・英小・数字-
Amazon8 文字以上(上限無し?)英大・英小・数字・記号数種-
★ 通信
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
docomo8~20 文字英大・英小・数字・記号数種-
KDDI4~8 文字英大・英小・数字危険!
ソフトバンク8 文字以上(上限無し?) 英大・英小・数字-
★ SNS
サイト文字数制限使える文字の種類危険判定
Facebook6 文字以上(上限無し?)英大・英小・数字・記号数種-
Twitter10 文字以上推奨(上限無し?)英大・英小・数字・記号数種-
mixi不明不明-

長いパスワードを設定できるサイトも多いが、8 文字までといった短いパスワードしか設定できないサイトが意外と多くて危険だ。

特に、お金を扱うサイトは、長いパスワードを設定できるようにして置いて欲しいところ。

個人的には、25 文字くらいまでは設定できるようにしておいて欲しい。というのも、今のコンピューターの性能だったら 12 文字で安全だが、コンピューターの性能向上と共に 14 文字、16 文字にしないと危険になってくるだろう。

また、16 文字ぴったりのパスワードで、サイト毎に違うパスワードを設定しようと思うと、かなり難しい。ある程度柔軟にパスワードを設定できるようにするためには、上限が緩い方が良い。



Google Play 対応の Android 仮想マシン「Genymotion」の使い方

Genymotion_GoogleMap先日紹介した BuilDroid 以外にも、パソコン上で Android を使う方法があった。その名も Genymotion

サクサク動く上になんと、Google 公式のアプリストア「Google Play」に対応している。導入も手軽だ。

目次

ダウンロード

Genymotion_ダウンロード Genymotion の公式サイトから Genymotion をダウンロードする。ダウンロードするためには、無料のユーザー登録が必要。登録したメールアドレス宛にアクティベーションメールが送られてくるので、メールに記載の URL をクリックして認証する。

認証後のアカウントでログイン後に、ダウンロードページから Genymotion をダウンロードする。

ラインナップはいくつかあるが、オールインワンパッケージの「Windows 32/64 bits (with VirtualBox)」が一番手軽だろう。Genymotion 本体と、PC エミュレーターの VirtualBox がセットになっている。

VirtualBox をすでに持っているのなら、Genymotion 単体のファイルを選べば良い。当初俺は、Genymotion が VirtualBox 用のイメージファイルだと思っていたので、単体のファイルがなぜインストーラー EXE なのかが疑問だった。実は Genymotion はイメージファイルではなく単体アプリで、仮想マシンのエンジンとして VirtualBox を呼びだしている、という構図のようだ。

インストール

インストールはとても簡単。ダウンロードした genymotion-1.2.1-vbox.exe を起動し、指示に従っていくだけだ。

基本設定

Genymotionデバイス作成Genymotion では、複数の Android デバイスを利用できる。

初回起動時は、1 つもデバイスが存在していないので、デバイスの準備から始める。Genymotion を起動するとデバイスを準備するか問われるので、Yes で回答し、続くログイン画面で、Genymotion をダウンロードする際に作成したアカウント情報を入力する。

リストから Android デバイスを選ぶ画面になるので、好きなものを選ぶ。今回は、「WXGA 10.1 Tablet - 4.2.2 - with Google Apps - API 17」にした。

Add ボタンをクリックすると、確認画面の後、Android デバイスがダウンロードされる。

GenymotionメインウィンドウGenymotion のメインウィンドウで、ダウンロードした Android デバイスを選び、Play ボタンをクリックすると、Android が起動する。

初回起動時は ADB(デバッガー)に接続するか聞いてくるが、不要であれば、「Stop asking me」または「No」で回答する。

Genymotion_ようこそたったこれだけの作業で、Android(x86 版)が起動する。

あとは、通常の Android と同じ操作方法だ。

セットアップ時に新しく Gmail アカウントを作ることも出来るし、既存のアカウントを利用することも出来る。

Genymotion_GoogleAppsGenymotion の一番の特徴は、最初に述べたとおり、Google Apps を利用できること。アプリの導入が簡単に行える。

Genymotion_GPS疑似 GPS 機能も備えている。

ウィンドウ右上にある GPS アイコンをクリックすると、現在地を設定するウィンドウが表示される。

MAP アイコンをクリックすると、Google Map 上で現在地を選べる。

まとめ

Genymotion_Antutu非常に手軽に導入できる Android 仮想マシンとして有用性が高い。BuilDroid 導入の手間と比べると圧倒的に簡単だ。

起動時間もなかなか高速で、Android デバイスを選んでから Android のデスクトップ画面が表示されるまではおよそ 17 秒だった(PC のスペックはこちら)。Google 純正 Android エミュレーターよりも遙かに速い。

十分に実用的な高速性を備えるが、BuilDroid よりは遅い。安兎兎ベンチマークの結果は、BuilDroid の 63,089 に対し、Genymotion は 20,634 だった。

というのも、BuilDroid は CPU コア数やメモリ量など仮想マシンの設定を自由に行えるため、PC の性能をフルに活かすことが出来るが、Genymotion では仮想マシンの設定が行えない。テンプレートの選択によりメモリ量などはある程度選べるが、CPU コア数は変更できなかった。実機では 4 コアの Nexus 7 でも、Genymotion では 1 コアとなっているなど、どのテンプレートを選んでも 1 コアになってしまう。

バージョンアップで、リソースの割り当てが自由に出来るようになるといいな。

ちなみに、BuilDroid も Genymotion も、AndroVM から派生しているようなので、両者は親戚同士といっていいかもしれない。


【関連記事】




H.265 HEVC と H.264 MPEG4-AVC の画質比較

次世代動画コーデック H.265(HEVC) が実際に使えるようになった。

H.265 は、現行の動画コーデックである H.264 (AVC) と比較して、ビットレートを 30~40% 落としても同程度の画質を保てるということなので、実際に比較してみた。

比較画像が下の画像。一番左がオリジナル(無圧縮)、真ん中(4 分割の左側)が H.265、右が H.264。4 分割の上下はビットレートの違い。クリックで拡大するので、眺めながら以下の文章をどうぞ。

H265_H264_比較

まず、動画の元ネタだが、ニコニコ動画の【Minecraft】水カーテンの中を走るトロッコ【三段ジャンプ】



無圧縮 AVI の状態から、H.265 については DivX Converter Ver 10.0.0 にてエンコード。H.264 については、夏蓮根 Ver 1.91 にてエンコード。

元々 640×360 の動画なのだが、なぜか H.265 でエンコードすると、映像サイズを指定しているにもかかわらず 700×394 になってしまった。このため、比較画像上では、リサイズして 640×360 にしている。

結果の画像を見て最初に気づくのは、H.265 がややくすんだ色あいになっているということ。カラーフィルタが微妙なのかもしれない。しかし今回は、主に圧縮の上手さを見たいので、色合いは横に置いておく。

4 分割の上段、1000kbps について、H.265 と H.264 を比べてみる。いずれもオリジナルと比べるとかなり画質が落ちてはいる(特に草のテクスチャー)ものの……。

茶色の土ブロックが、緑色の草の部分に落としている影に注目してみると、H.264 は緑と黒がかなり汚く混ざっているのに対し、H.265 は比較的忠実にオリジナルを再現している。

しかし一方で、右の方に生えているすすき(?)のディテール感は H.264 のほうがあるように感じる。

全体的に、H.265 はなめらかで、H.264 はくっきりな感じ。方向性が違うこともあり、1000kbps 同士で比較した場合、明確に H.265 の方が綺麗、とは言いづらいというのが正直な感想。また、1000kbps の H.264 と、ビットレートを 35% 落とした 650kbps の H.265 が同程度の画質かというと、これも今ひとつよく分からない。

ただ、1000kbps→650kbps に落とした場合、H.264 はテクスチャーが壊滅的でのっぺりするのに対し、H.265 はまだ耐えているといった印象はある。

なのでやはり、ポテンシャルとしては H.265 はかなりの力を秘めていると思われる。ただ、まだ登場したばかりで、ノウハウが溜まっていないのかもしれない。今後のバージョンアップに期待したい。



WiMAX 2+ 続報、エリアなど公開

WiMAX2Plusサービス概要下り最大 110Mbps の高速モバイル通信 WiMAX 2+。

7/29 のニュースリリースのみで詳細が不明だったが、9/2 に開催された MVNO(回線業者)向けの資料が公開されたことで、詳細が見えてきた。

サービス提供開始は 10/31。当初のカバーエリアは、東京の環状七号線の内側(山手線を含むエリア)だ。2013 年度内に、東名阪に基地局を 7,000 局開設する。

既報の通り、現行 WiMAX と互換性があり、WiMAX 2+ エリア内では WiMAX 2+ 接続、エリア外では現行 WiMAX と接続する。

オプションで FD-LTE の提供を検討中とあるので、恐らく、現行の WiMAX+au サービスと似たイメージで、KDDI の LTE がセットになったプランが登場するのだろう。

1 つ大きな注意点としては、利用制限(大量通信による速度制限)を検討中とのこと。現行 WiMAX の大きなメリットの 1 つとして利用制限ナシが掲げられており、他社のモバイルサービスとの差別化につながっていたのだが、WiMAX 2+ でこれが覆されてしまうのだろうか。

気になる料金はまだ発表されていないが、大胆に推測するならば、

定額プラン(期間縛りナシ)月額 5,500 円程度
定額プラン(2 年縛り)月額 4,500 円程度

といったところか。というのも、現行 WiMAX では、MVNO 向け卸価格が期間縛りナシ/ありでそれぞれ 3,300 円/2,720 円なのに対し、ユーザー向け価格は 4,480 円/3,880 円。それぞれ 1,180 円/1,160 円のアップだ。今回発表された WiMAX 2+ の MVNO 向け料金がそれぞれ 4,220 円/3,220 円なので、同程度のアップだとすると、上記の表のようになる。

ただ、キャンペーン価格が設けられていることから、実際にはもっと安い価格で登場する可能性もある。

具体的な端末情報を含むさらなる続報に期待したい。


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